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俺の脳内

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 とても面倒くさい事になった。警察にでも通報するべきなのだろうが、いろいろ時間を取られそうだし、親を呼び出されたりしたら厄介だ。


 今、親と顔を合わせるのだけは避けたい。ようやく、口うるさいあの人達から離れられたんだ。


「とりあえず、飯食べない?」


 俺は、なんとか、穏便に彼女を追い出すことに決めた。


「お腹減ってるの?」


「あぁ。お金ないから昼食べてない」


「体に悪いじゃん。食べた方がいい」


 こんな状況なのに、上からで、お節介で苛つく。部屋に上がり、冷蔵庫から弁当を取り出し、レンジに入れた。


 少しして音がなり、弁当を取り出して、小さな机に置く。彼女は相変わらず、体育座りをして動かず、こちらを眺めている。
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