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17 春真っ盛りのこと3
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王様の指がいつもより奥まで入っている。それにいつもよりたくさん動いている気がした。
「んっ」
「奥まで柔らかくなったな」
「んふっ」
「それにこちらも健気に勃起している」
「ぁうっ」
アレを擦られてまた少し漏れた気がする。もう出ないと思っているのに、お尻の奥をグリグリされるとお腹の奥が熱くなる。そのまま大きな手に擦られるとピュピュッと漏れるように出てしまう。
「発情すると体が受け入れやすくなる。男でも濡れるようになる。いずれおまえのここもそうなるだろう」
お尻の奥をグゥッと押されて「んふっ」と声が出た。
「だが、いまはまだ潤滑液が必要だ。できるだけ奥にも馴染ませておく。おまえを苦しめたくはないからな」
「んぁっ」
「指では俺の先端が入るところまでは届かないが、ないよりはましだろう」
「ぁん!」
中を万遍なく擦るように指が動いている。それだけで腰がカクカク揺れて目の前がチカチカした。
はじめは後ろからのほうがいいと言われて四つん這いになった。そのほうがぼくの体に負担が少ないらしい。そこまで言われると少しだけ怖くなる。でも、それ以上にドキドキした。
しばらくは言われたとおり四つん這いでいられた。でも、お尻の奥をグリグリされているうちに力が抜けて顔が枕に突っ伏してしまった。両足もガクガクして何度も倒れそうになる。それでも倒れなかったのは王様がお腹を支えてくれているからで、お尻だけ上げているような恥ずかしい格好になってしまった。
グチュ、クチュ、チュクチュク、グチュ。
目が回りそうなのにエッチな音はしっかり聞こえる。気持ちがよくて体が変になりそうだ。もう何も吐き出せないのに、ぼくのアレからはピチャピチャと何かが漏れている。
(出なくなるまでなんて、初めてだ)
でも、本番はこれからだ。まだ王様のアレが中に入っていない。これからあの大きくて長いものが入ってくる。王様の全部がぼくの中に入ってくる。
「は、やく……フ、リソス、さま、はやく」
もう大丈夫だから早く入れてほしい。これ以上指でいじられると入れる前に気を失いそうな気がする。だから、早く。そう思って、もう一度「はやく」と言った。
グルグルと唸るような声が聞こえた。お尻からチュポンと音を立てて指が抜ける。大きな手が腰を掴んで尻たぶをグワッと拡げるのがわかった。
(王様のが入ってくる)
口から「ハァ」と息が漏れた。枕を掴んでいた手に力が入る。太ももがプルプルしてお尻の孔がキュウキュウと締まるのがわかった。そこに熱いものが当たった。いつもよりずっと熱くて硬い気がする。それがググーッと孔を拡げて少しずつ中に入ってくる。
(入る……入って、くる……っ)
痛くはなかった。でも、いつもよりずっと苦しい。気がついたら「ハッハッ」と走ったあとの牧羊犬みたいに息を吐いていた。それでも、きっとまだだ。
「息を止めるな」
「フッ、は、ハッ、はぁ、ハ、はっ」
「そうだ、そのまま呼吸を続けろ」
「ふっ、ふ、は、ハッ、は、は」
「これでいつもと同じくらいだ」
お腹がいっぱいになった。それでもまだ半分なんて、ぼくのお腹は大丈夫だろうか。このまま全部入れたらお腹が破けたりしないだろうか。
「んんっ」
「こっちは大洪水だな。もはや何が出ているのかわからん」
「やっ、さわ、ないで」
大きな手がぼくのアレをニュルニュルと扱いた。そんなことをされたら頭が変になる。腰がガクガクして力が抜ける。膝がカクンと揺れてシーツを擦った。そのままお尻が落ちそうになったときだった。
ズルン。
パンパンになっていたお腹の中に王様のアレが勢いよく入ってきた。一気に奥に入ってきたからか体の内側が押し上げられたような気がした。
「……っ」
お腹が内側から破けそうな気がして息が詰まった。体の中がひっくり返ったような感覚に脂汗が出る。
「アカリ」
王様が耳元でぼくの名前を呼んだ。
ゾワッ。
耳がゾワッとした。体の真ん中までゾクゾクする。怖いのも苦しいのもごちゃ混ぜになって体の中をグルグル回り始める。
「安心しろ。少しずつ奥を開いていく」
「……!」
お腹の中をみっちり埋めていたものがグッグッと動き出した。少しずつ奥に入っていくのがわかる。「息をしろ」と言われて止まっていた息を吐き出した。吐き出した途端に体が震えて鳥肌が立つ。
「はっ、は……ハッ、は」
「奥が開いてきた。もう少しで全部入る」
「ぜ、んぶ」
「俺の全部がアカリの中に入る」
「……!」
また名前を呼ばれた。全身に鳥肌が立ってゾクゾクが止まらない。それなのに体の中はトロトロになってフニャフニャになった。フニャフニャだからか王様のアレがどんどん中に入ってくる。
「気持ちがいいか?」
「ん! ん、ンッ、は、ハッ」
「よさそうだな」
「んんっ!」
耳元で話しかけないでほしい。首がゾワゾワして変な声が出てしまう。
「アカリ」
「ん! だめ、なまえ、でちゃう、からっ」
「おまえのここはもう出ないだろう?」
「ひゃっ!」
アレを握られて全身から力が抜けた。王様が腰を掴んでいなかったらぺしゃんこになっていたはずだ。
「もう勃起すらしていないな」
「だめ、さわら、でちゃ、だめっ」
「それは出るんじゃない」
そんなことはない。だってお腹の奥が熱くてジンジンしているんだ。お尻がゾワゾワして、こうなるとアレからビュウッと出ることをぼくは王様に教えてもらった。
「あっ、んんっ! んぅ……っ!」
変だ。王様の手はもうアレを触っていないのにジンジンしてどうしようもない。何かが出る。出そうなのに出るのとは違う気がしてきた。
(出そう、出る、出ない、違う、ジンジンする、お腹が熱い、熱い!)
どうしよう、どうしよう、お腹が熱くて変になる。
「で、るっ、でちゃ、うっ!」
「そうじゃない。それはここで絶頂する前触れだ」
「~~……!」
奥をググーッと押し上げられた。背中が反り返って息が止まる。目がパチパチして頭の中がグルンと回った気がした。背中を何かがものすごい勢いで駆け上がってくるのがわかった。
「こっちを向け」
「ひぃっ!」
お尻にずっぽり入ったままグルッと体を回転させられた。今度こそ目が回って訳がわからなくなる。
「首に手を回せ」
「ンン! フリ、ソ、さまぁ!」
体がどこかに飛んでいってしまいそうな気がして必死にしがみついた。フワフワの髪の毛ごとギュウギュウと抱きしめる。そんなぼくの太ももを大きな手がグッと掴み上げた。
「さぁ、一緒にいく、ぞッ」
「……っ!」
ドチュンと奥に叩きつけられて背中が浮いた。
「ひぃ、は、ヒッ、いっ」
全身がビリビリして震えが止まらない。頭がグルグルして目の前がチカチカした。
「ハッ、は、気持ちいい、か?」
「きもちい、からっ! うごいちゃ、だめ、ぇっ」
「クッ。すごい食い締めよう、だな」
「おくっ、ごりゅ、てっ。きもちい……! ごりゅ、いぃっ!」
「あぁ、奥に思う存分出してやる」
「ひぃっ! なに、きちゃ、おぉき、のっ! きもち、のっ! きちゃ、ぅ……!」
体の奥をドチュンと突き上げられた。そのまま大きな体にギュウギュウに抱きしめられる。僕は悲鳴のような声を上げながら王様の体を必死に抱きしめた。
「ああ――……!」
目の前がピカピカ光ったかと思ったら、すぐに真っ暗になった。あまりにも気持ちがいいのが怖くて、必死に王様の体を抱きしめた。そうしないと体が粉々になってしまいそうだ。それなのに段々力が抜けてしまう。腕も足もフニャフニャになって力が入らない。腰もお腹もトロトロで体が溶けてしまったのかと思った。
そのまま真っ暗な中にストンと落ちた。王様が何か言った気がするけれど、最後はどうなったのかよくわからなかった。
「んっ」
「奥まで柔らかくなったな」
「んふっ」
「それにこちらも健気に勃起している」
「ぁうっ」
アレを擦られてまた少し漏れた気がする。もう出ないと思っているのに、お尻の奥をグリグリされるとお腹の奥が熱くなる。そのまま大きな手に擦られるとピュピュッと漏れるように出てしまう。
「発情すると体が受け入れやすくなる。男でも濡れるようになる。いずれおまえのここもそうなるだろう」
お尻の奥をグゥッと押されて「んふっ」と声が出た。
「だが、いまはまだ潤滑液が必要だ。できるだけ奥にも馴染ませておく。おまえを苦しめたくはないからな」
「んぁっ」
「指では俺の先端が入るところまでは届かないが、ないよりはましだろう」
「ぁん!」
中を万遍なく擦るように指が動いている。それだけで腰がカクカク揺れて目の前がチカチカした。
はじめは後ろからのほうがいいと言われて四つん這いになった。そのほうがぼくの体に負担が少ないらしい。そこまで言われると少しだけ怖くなる。でも、それ以上にドキドキした。
しばらくは言われたとおり四つん這いでいられた。でも、お尻の奥をグリグリされているうちに力が抜けて顔が枕に突っ伏してしまった。両足もガクガクして何度も倒れそうになる。それでも倒れなかったのは王様がお腹を支えてくれているからで、お尻だけ上げているような恥ずかしい格好になってしまった。
グチュ、クチュ、チュクチュク、グチュ。
目が回りそうなのにエッチな音はしっかり聞こえる。気持ちがよくて体が変になりそうだ。もう何も吐き出せないのに、ぼくのアレからはピチャピチャと何かが漏れている。
(出なくなるまでなんて、初めてだ)
でも、本番はこれからだ。まだ王様のアレが中に入っていない。これからあの大きくて長いものが入ってくる。王様の全部がぼくの中に入ってくる。
「は、やく……フ、リソス、さま、はやく」
もう大丈夫だから早く入れてほしい。これ以上指でいじられると入れる前に気を失いそうな気がする。だから、早く。そう思って、もう一度「はやく」と言った。
グルグルと唸るような声が聞こえた。お尻からチュポンと音を立てて指が抜ける。大きな手が腰を掴んで尻たぶをグワッと拡げるのがわかった。
(王様のが入ってくる)
口から「ハァ」と息が漏れた。枕を掴んでいた手に力が入る。太ももがプルプルしてお尻の孔がキュウキュウと締まるのがわかった。そこに熱いものが当たった。いつもよりずっと熱くて硬い気がする。それがググーッと孔を拡げて少しずつ中に入ってくる。
(入る……入って、くる……っ)
痛くはなかった。でも、いつもよりずっと苦しい。気がついたら「ハッハッ」と走ったあとの牧羊犬みたいに息を吐いていた。それでも、きっとまだだ。
「息を止めるな」
「フッ、は、ハッ、はぁ、ハ、はっ」
「そうだ、そのまま呼吸を続けろ」
「ふっ、ふ、は、ハッ、は、は」
「これでいつもと同じくらいだ」
お腹がいっぱいになった。それでもまだ半分なんて、ぼくのお腹は大丈夫だろうか。このまま全部入れたらお腹が破けたりしないだろうか。
「んんっ」
「こっちは大洪水だな。もはや何が出ているのかわからん」
「やっ、さわ、ないで」
大きな手がぼくのアレをニュルニュルと扱いた。そんなことをされたら頭が変になる。腰がガクガクして力が抜ける。膝がカクンと揺れてシーツを擦った。そのままお尻が落ちそうになったときだった。
ズルン。
パンパンになっていたお腹の中に王様のアレが勢いよく入ってきた。一気に奥に入ってきたからか体の内側が押し上げられたような気がした。
「……っ」
お腹が内側から破けそうな気がして息が詰まった。体の中がひっくり返ったような感覚に脂汗が出る。
「アカリ」
王様が耳元でぼくの名前を呼んだ。
ゾワッ。
耳がゾワッとした。体の真ん中までゾクゾクする。怖いのも苦しいのもごちゃ混ぜになって体の中をグルグル回り始める。
「安心しろ。少しずつ奥を開いていく」
「……!」
お腹の中をみっちり埋めていたものがグッグッと動き出した。少しずつ奥に入っていくのがわかる。「息をしろ」と言われて止まっていた息を吐き出した。吐き出した途端に体が震えて鳥肌が立つ。
「はっ、は……ハッ、は」
「奥が開いてきた。もう少しで全部入る」
「ぜ、んぶ」
「俺の全部がアカリの中に入る」
「……!」
また名前を呼ばれた。全身に鳥肌が立ってゾクゾクが止まらない。それなのに体の中はトロトロになってフニャフニャになった。フニャフニャだからか王様のアレがどんどん中に入ってくる。
「気持ちがいいか?」
「ん! ん、ンッ、は、ハッ」
「よさそうだな」
「んんっ!」
耳元で話しかけないでほしい。首がゾワゾワして変な声が出てしまう。
「アカリ」
「ん! だめ、なまえ、でちゃう、からっ」
「おまえのここはもう出ないだろう?」
「ひゃっ!」
アレを握られて全身から力が抜けた。王様が腰を掴んでいなかったらぺしゃんこになっていたはずだ。
「もう勃起すらしていないな」
「だめ、さわら、でちゃ、だめっ」
「それは出るんじゃない」
そんなことはない。だってお腹の奥が熱くてジンジンしているんだ。お尻がゾワゾワして、こうなるとアレからビュウッと出ることをぼくは王様に教えてもらった。
「あっ、んんっ! んぅ……っ!」
変だ。王様の手はもうアレを触っていないのにジンジンしてどうしようもない。何かが出る。出そうなのに出るのとは違う気がしてきた。
(出そう、出る、出ない、違う、ジンジンする、お腹が熱い、熱い!)
どうしよう、どうしよう、お腹が熱くて変になる。
「で、るっ、でちゃ、うっ!」
「そうじゃない。それはここで絶頂する前触れだ」
「~~……!」
奥をググーッと押し上げられた。背中が反り返って息が止まる。目がパチパチして頭の中がグルンと回った気がした。背中を何かがものすごい勢いで駆け上がってくるのがわかった。
「こっちを向け」
「ひぃっ!」
お尻にずっぽり入ったままグルッと体を回転させられた。今度こそ目が回って訳がわからなくなる。
「首に手を回せ」
「ンン! フリ、ソ、さまぁ!」
体がどこかに飛んでいってしまいそうな気がして必死にしがみついた。フワフワの髪の毛ごとギュウギュウと抱きしめる。そんなぼくの太ももを大きな手がグッと掴み上げた。
「さぁ、一緒にいく、ぞッ」
「……っ!」
ドチュンと奥に叩きつけられて背中が浮いた。
「ひぃ、は、ヒッ、いっ」
全身がビリビリして震えが止まらない。頭がグルグルして目の前がチカチカした。
「ハッ、は、気持ちいい、か?」
「きもちい、からっ! うごいちゃ、だめ、ぇっ」
「クッ。すごい食い締めよう、だな」
「おくっ、ごりゅ、てっ。きもちい……! ごりゅ、いぃっ!」
「あぁ、奥に思う存分出してやる」
「ひぃっ! なに、きちゃ、おぉき、のっ! きもち、のっ! きちゃ、ぅ……!」
体の奥をドチュンと突き上げられた。そのまま大きな体にギュウギュウに抱きしめられる。僕は悲鳴のような声を上げながら王様の体を必死に抱きしめた。
「ああ――……!」
目の前がピカピカ光ったかと思ったら、すぐに真っ暗になった。あまりにも気持ちがいいのが怖くて、必死に王様の体を抱きしめた。そうしないと体が粉々になってしまいそうだ。それなのに段々力が抜けてしまう。腕も足もフニャフニャになって力が入らない。腰もお腹もトロトロで体が溶けてしまったのかと思った。
そのまま真っ暗な中にストンと落ちた。王様が何か言った気がするけれど、最後はどうなったのかよくわからなかった。
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