21 / 35
21 救い
しおりを挟む
パチリと目覚めたリトスは、ぼんやりと天井を見ていた。
屋敷に来てからというものすっかり目覚めがよくなったはずなのに、今日はなぜかうまく起き上がれない。早く起きてフワフワの髪の毛と格闘しなければいけないのに、全身が怠くて頭もぼんやりしていた。
(早く起きて、クシフォス様のお茶を用意しないと……)
何とか起き上がろうとしてカクンと力が抜けた。「あれ?」と首を傾げ、すぐに「あっ」と思い出す。
(昨日、僕はバシレウス様と……)
正真正銘の番になった。そう思った途端に体の奥がズクンと疼いた。散々いじられた翌日でもこんなふうになったことがないのに、「初めて種をもらったんだ」と思うだけで体がジクジクと熱くなる。
(そ、そんなこと思い出してたら駄目だ)
とにかく起きて、それから仕事をしなければ。そう思って頭を振ったところで扉を叩く音がした。
「リトス、もう起きてる?」
「ク、クシフォス様!」
慌てて起き上がろうとして失敗した。ぺしゃんとベッドに背中から倒れたところで扉が開く。
「あぁ、そのままでいいから」
「……すみません」
入ってきたクシフォスが「バシレウスが相手なら仕方ないよ」と苦笑した。
「狼族は精力旺盛だからね。それに念願叶っての夜だったんだ、バシレウスに手加減できるはずがない。全身おいしく食べられても仕方がないさ」
「それは、あの、」
「それに……うん、発情の残り香がする。思ったとおりだ」
「え?」
「リトスは間違いなくバシレウスの子を孕むよ。他の兎族よりずっと濃い発情の匂いがしているからね。ここ数日でとくに強くなっていたから、そろそろじゃないかとは思っていたんだ」
「……僕はアフィーテなのに、発情なんて……それに適齢期になっても何もなかったし……」
信じられないとリトスが俯くと、クシフォスが「兎族の中にいたから発情しなかっただけなんじゃないかな」と口にした。
「え?」
「子を孕む兎族の雄は、狼族とつがって初めて完璧な発情を迎えると聞いたことがある。だから雄同士の兎族だと生まれる子の数が少ないだろう? まぁはっきりしたことは梟族にもわからないらしいけど、あながち間違ってはいないんじゃないかな。その証拠に僕には濃い匂いがはっきと感じられる」
「でも、アフィーテは……」
「きっとアフィーテは狼族の番に特化した兎族なんだ。長く続く狼族と兎族の関係で、そういうふうに進化した兎族が出てもおかしくない」
「でも、華街に行ったアフィーテにそんな話はなかったと思います」
「華街の華たちはみんな孕まないように薬を飲むからね。強い避妊薬の服用を続けると発情を阻害すると聞いたことがあるから、きっとそのせいだろう」
初めて聞く内容に、リトスは紺碧の目を瞬かせた。もしその話が本当なら、アフィーテがこんなにもずっと苦しみ続けることはなかったんじゃないだろうか。
(……いや、兎族がそう簡単に考えを変えたりはしないか)
ずっと昔、何度も土地を追われて他の種族に攫われてきた兎族は、自分たちを守るために集団で生活してきた。一族郎党で暮らすのが普通で、そんな中では新しい考え方や価値観が生まれることはきっとない。
そんな故郷から出たことでリトスは外の世界のことを知った。想像していた以上の恐怖を感じたり自分がいかに何もできないのかも痛感させられた。
(そして、どこに行ってもアフィーテはアフィーテだということもわかった)
他の種族の間でもこれだけ深く根付いていることが簡単に変わるわけがない。
(だけど、僕の存在を認めてくれる人たちもいる)
アフィーテということを気にしない狼族に出会えた。あのまま故郷にいたら出会えなかった人たちだ。そして美しい狼族の番になることもできた。
(僕には十分すぎる)
最初に手を差し伸べてくれた麗しい主に感謝しながら「クシフォス様はすごいですね」と顔を上げる。
「狼族なのに、僕よりずっと兎族のことに詳しいです」
「これでも月の宴を取り仕切る役目を担っているからね。それに僕の嗅ぎわける力は絶対だ。アスピダからリトスの匂いがしたときから、バシレウスと最高に相性がいい兎族だとわかっていた」
言いながら近づいてきた美しい顔にクンと嗅がれ、リトスの頬が真っ赤になる。
「あの、その匂いがわかるというのは、クシフォス様だけなんですか?」
「そうだよ。狼族で子宮を持っているのは僕だけだからね」
「え? あの、子宮って」
「子を授かる場所のこと。それが僕のここにあるんだ」
ここと言いながらクシフォスが右手でお腹を撫でている。
「でも、クシフォス様は雄……ですよね」
兎族は雌雄ともに子宮を持っている。雄のほうが成熟しづらいものの子を孕むこともできる。しかし他の種族の雄にあるという話は聞いたことがなかった。
「そう、体は雄だ。それでも僕には子宮がある。そういう狼族が一世代に一人は生まれる。きっと狼族の種族的な本能なんだろう。子が生まれなければ種族として絶えてしまうからね」
(そっか、だから不思議な感じがしたんだ)
初対面のとき、リトスはクシフォスに雌のような感覚を抱いた。その理由がようやくわかった。
「だから僕はアスピダと番になれる。本当はもっと早くに番になりたかったんだけど、周りがうるさくてさ」
「うるさい……?」
「僕の母親も子宮持ちだったんだけど、子を生んでから匂いを嗅ぎわける力がなくなってしまったんだ。だから子を作るのは禁止、当然番になるのも待て状態だ」
ハァとため息をついたクシフォスだが、すぐにパァッと表情を明るくする。
「でも、最後の役目も果たした。これで心置きなく子作りできる」
「え? 最後のって、子作り? え?」
「僕に課せられた最大の役目は、次の長になるバシレウスに最高の番を見つけることだ。それもこうして見つかった。バシレウスはぞっこんだしリトスも惹かれている。違う?」
「そ、れは……」
「ははっ、大丈夫。身も心もバシレウスに蕩けるように愛されればいい。それがリトスにできることだ。さて、これで僕も思う存分アスピダから種を搾り取ることができる。ま、これまでも搾り取ってはきたけどね」
クシフォスのあからさまな言葉にリトスの顔がますます赤くなった。
「それより体は大丈夫? まったく、バシレウスときたら破瓜のことも知らないなんて、とんだ勉強不足だ。そのせいで朝早くに叩き起こされてしまったよ」
「……っ」
「しかも最初からコブまで入れたなんてねぇ。それで怪我をさせてしまったのかと慌てたみたいだけど、我が弟ながら情けなさすぎる。いくら発情の兆候があったとしても、最初は十分慣らしてほぐしてからだと適齢期を迎えた狼族なら誰もが知っているっていうのにね」
垂れ耳がぷるぷると震え出した。バシレウスがどこまで話したかはわからないものの、クシフォスにすべてを知られているような気がして頭から湯気が出そうになる。
「僕がしっかりバシレウスに言い聞かせておいたら、次はもっと優しくトロトロにしてもらえるはずだよ」
「……ク、クシフォス様は少し、あの……破廉恥じゃないでしょうか」
「破廉恥?」
金色に近いオレンジの目が見開かれた。そうしてすぐに「ぷっ」と噴き出し、続けて「あははっ、ははははっ」と笑い声が響く。
「ははっ、あはははっ! リトスはやっぱり可愛いなぁ。花嫁候補になる兎族は大体が経験済みだっていうのに、これじゃあバシレウスが赤くなったり青ざめたりするのもわかる気がする」
「ぼ、僕は、」
「大丈夫。きみはアフィーテだということを気にしているようだけど、蓋を開ければ他の兎族のほうがよほど厭らしいんだ。いや、それだけ種族的な本能が強いということなんだろう。だからきみたちは狼族とつがうことができるし、僕たちは子を残すことができる。性欲旺盛な狼族の相手もしてもらえる。何ら恥じることも卑下することもない」
優しく笑う主の顔には、からかったり蔑んだりしているような雰囲気はない。
(そうだ、どんな僕でもバシレウス様もクシフォス様も否定したりしない)
アスピダやロンヒもきっと同じだろう。それがどれだけ救いになっているか、リトスは胸を押さえ温かい人たちにじっと感謝した。
屋敷に来てからというものすっかり目覚めがよくなったはずなのに、今日はなぜかうまく起き上がれない。早く起きてフワフワの髪の毛と格闘しなければいけないのに、全身が怠くて頭もぼんやりしていた。
(早く起きて、クシフォス様のお茶を用意しないと……)
何とか起き上がろうとしてカクンと力が抜けた。「あれ?」と首を傾げ、すぐに「あっ」と思い出す。
(昨日、僕はバシレウス様と……)
正真正銘の番になった。そう思った途端に体の奥がズクンと疼いた。散々いじられた翌日でもこんなふうになったことがないのに、「初めて種をもらったんだ」と思うだけで体がジクジクと熱くなる。
(そ、そんなこと思い出してたら駄目だ)
とにかく起きて、それから仕事をしなければ。そう思って頭を振ったところで扉を叩く音がした。
「リトス、もう起きてる?」
「ク、クシフォス様!」
慌てて起き上がろうとして失敗した。ぺしゃんとベッドに背中から倒れたところで扉が開く。
「あぁ、そのままでいいから」
「……すみません」
入ってきたクシフォスが「バシレウスが相手なら仕方ないよ」と苦笑した。
「狼族は精力旺盛だからね。それに念願叶っての夜だったんだ、バシレウスに手加減できるはずがない。全身おいしく食べられても仕方がないさ」
「それは、あの、」
「それに……うん、発情の残り香がする。思ったとおりだ」
「え?」
「リトスは間違いなくバシレウスの子を孕むよ。他の兎族よりずっと濃い発情の匂いがしているからね。ここ数日でとくに強くなっていたから、そろそろじゃないかとは思っていたんだ」
「……僕はアフィーテなのに、発情なんて……それに適齢期になっても何もなかったし……」
信じられないとリトスが俯くと、クシフォスが「兎族の中にいたから発情しなかっただけなんじゃないかな」と口にした。
「え?」
「子を孕む兎族の雄は、狼族とつがって初めて完璧な発情を迎えると聞いたことがある。だから雄同士の兎族だと生まれる子の数が少ないだろう? まぁはっきりしたことは梟族にもわからないらしいけど、あながち間違ってはいないんじゃないかな。その証拠に僕には濃い匂いがはっきと感じられる」
「でも、アフィーテは……」
「きっとアフィーテは狼族の番に特化した兎族なんだ。長く続く狼族と兎族の関係で、そういうふうに進化した兎族が出てもおかしくない」
「でも、華街に行ったアフィーテにそんな話はなかったと思います」
「華街の華たちはみんな孕まないように薬を飲むからね。強い避妊薬の服用を続けると発情を阻害すると聞いたことがあるから、きっとそのせいだろう」
初めて聞く内容に、リトスは紺碧の目を瞬かせた。もしその話が本当なら、アフィーテがこんなにもずっと苦しみ続けることはなかったんじゃないだろうか。
(……いや、兎族がそう簡単に考えを変えたりはしないか)
ずっと昔、何度も土地を追われて他の種族に攫われてきた兎族は、自分たちを守るために集団で生活してきた。一族郎党で暮らすのが普通で、そんな中では新しい考え方や価値観が生まれることはきっとない。
そんな故郷から出たことでリトスは外の世界のことを知った。想像していた以上の恐怖を感じたり自分がいかに何もできないのかも痛感させられた。
(そして、どこに行ってもアフィーテはアフィーテだということもわかった)
他の種族の間でもこれだけ深く根付いていることが簡単に変わるわけがない。
(だけど、僕の存在を認めてくれる人たちもいる)
アフィーテということを気にしない狼族に出会えた。あのまま故郷にいたら出会えなかった人たちだ。そして美しい狼族の番になることもできた。
(僕には十分すぎる)
最初に手を差し伸べてくれた麗しい主に感謝しながら「クシフォス様はすごいですね」と顔を上げる。
「狼族なのに、僕よりずっと兎族のことに詳しいです」
「これでも月の宴を取り仕切る役目を担っているからね。それに僕の嗅ぎわける力は絶対だ。アスピダからリトスの匂いがしたときから、バシレウスと最高に相性がいい兎族だとわかっていた」
言いながら近づいてきた美しい顔にクンと嗅がれ、リトスの頬が真っ赤になる。
「あの、その匂いがわかるというのは、クシフォス様だけなんですか?」
「そうだよ。狼族で子宮を持っているのは僕だけだからね」
「え? あの、子宮って」
「子を授かる場所のこと。それが僕のここにあるんだ」
ここと言いながらクシフォスが右手でお腹を撫でている。
「でも、クシフォス様は雄……ですよね」
兎族は雌雄ともに子宮を持っている。雄のほうが成熟しづらいものの子を孕むこともできる。しかし他の種族の雄にあるという話は聞いたことがなかった。
「そう、体は雄だ。それでも僕には子宮がある。そういう狼族が一世代に一人は生まれる。きっと狼族の種族的な本能なんだろう。子が生まれなければ種族として絶えてしまうからね」
(そっか、だから不思議な感じがしたんだ)
初対面のとき、リトスはクシフォスに雌のような感覚を抱いた。その理由がようやくわかった。
「だから僕はアスピダと番になれる。本当はもっと早くに番になりたかったんだけど、周りがうるさくてさ」
「うるさい……?」
「僕の母親も子宮持ちだったんだけど、子を生んでから匂いを嗅ぎわける力がなくなってしまったんだ。だから子を作るのは禁止、当然番になるのも待て状態だ」
ハァとため息をついたクシフォスだが、すぐにパァッと表情を明るくする。
「でも、最後の役目も果たした。これで心置きなく子作りできる」
「え? 最後のって、子作り? え?」
「僕に課せられた最大の役目は、次の長になるバシレウスに最高の番を見つけることだ。それもこうして見つかった。バシレウスはぞっこんだしリトスも惹かれている。違う?」
「そ、れは……」
「ははっ、大丈夫。身も心もバシレウスに蕩けるように愛されればいい。それがリトスにできることだ。さて、これで僕も思う存分アスピダから種を搾り取ることができる。ま、これまでも搾り取ってはきたけどね」
クシフォスのあからさまな言葉にリトスの顔がますます赤くなった。
「それより体は大丈夫? まったく、バシレウスときたら破瓜のことも知らないなんて、とんだ勉強不足だ。そのせいで朝早くに叩き起こされてしまったよ」
「……っ」
「しかも最初からコブまで入れたなんてねぇ。それで怪我をさせてしまったのかと慌てたみたいだけど、我が弟ながら情けなさすぎる。いくら発情の兆候があったとしても、最初は十分慣らしてほぐしてからだと適齢期を迎えた狼族なら誰もが知っているっていうのにね」
垂れ耳がぷるぷると震え出した。バシレウスがどこまで話したかはわからないものの、クシフォスにすべてを知られているような気がして頭から湯気が出そうになる。
「僕がしっかりバシレウスに言い聞かせておいたら、次はもっと優しくトロトロにしてもらえるはずだよ」
「……ク、クシフォス様は少し、あの……破廉恥じゃないでしょうか」
「破廉恥?」
金色に近いオレンジの目が見開かれた。そうしてすぐに「ぷっ」と噴き出し、続けて「あははっ、ははははっ」と笑い声が響く。
「ははっ、あはははっ! リトスはやっぱり可愛いなぁ。花嫁候補になる兎族は大体が経験済みだっていうのに、これじゃあバシレウスが赤くなったり青ざめたりするのもわかる気がする」
「ぼ、僕は、」
「大丈夫。きみはアフィーテだということを気にしているようだけど、蓋を開ければ他の兎族のほうがよほど厭らしいんだ。いや、それだけ種族的な本能が強いということなんだろう。だからきみたちは狼族とつがうことができるし、僕たちは子を残すことができる。性欲旺盛な狼族の相手もしてもらえる。何ら恥じることも卑下することもない」
優しく笑う主の顔には、からかったり蔑んだりしているような雰囲気はない。
(そうだ、どんな僕でもバシレウス様もクシフォス様も否定したりしない)
アスピダやロンヒもきっと同じだろう。それがどれだけ救いになっているか、リトスは胸を押さえ温かい人たちにじっと感謝した。
53
お気に入りに追加
810
あなたにおすすめの小説
完結・オメガバース・虐げられオメガ側妃が敵国に売られたら激甘ボイスのイケメン王から溺愛されました
美咲アリス
BL
虐げられオメガ側妃のシャルルは敵国への貢ぎ物にされた。敵国のアルベルト王は『人間を食べる』という恐ろしい噂があるアルファだ。けれども実際に会ったアルベルト王はものすごいイケメン。しかも「今日からそなたは国宝だ」とシャルルに激甘ボイスで囁いてくる。「もしかして僕は国宝級の『食材』ということ?」シャルルは恐怖に怯えるが、もちろんそれは大きな勘違いで⋯⋯? 虐げられオメガと敵国のイケメン王、ふたりのキュン&ハッピーな異世界恋愛オメガバースです!
虐げられている魔術師少年、悪魔召喚に成功したところ国家転覆にも成功する
あかのゆりこ
BL
主人公のグレン・クランストンは天才魔術師だ。ある日、失われた魔術の復活に成功し、悪魔を召喚する。その悪魔は愛と性の悪魔「ドーヴィ」と名乗り、グレンに契約の代償としてまさかの「口づけ」を提示してきた。
領民を守るため、王家に囚われた姉を救うため、グレンは致し方なく自分の唇(もちろん未使用)を差し出すことになる。
***
王家に虐げられて不遇な立場のトラウマ持ち不幸属性主人公がスパダリ系悪魔に溺愛されて幸せになるコメディの皮を被ったそこそこシリアスなお話です。
・ハピエン
・CP左右固定(リバありません)
・三角関係及び当て馬キャラなし(相手違いありません)
です。
べろちゅーすらないキスだけの健全ピュアピュアなお付き合いをお楽しみください。
***
2024.10.18 第二章開幕にあたり、第一章の2話~3話の間に加筆を行いました。小数点付きの話が追加分ですが、別に読まなくても問題はありません。
幽閉王子は最強皇子に包まれる
皇洵璃音
BL
魔法使いであるせいで幼少期に幽閉された第三王子のアレクセイ。それから年数が経過し、ある日祖国は滅ぼされてしまう。毛布に包まっていたら、敵の帝国第二皇子のレイナードにより連行されてしまう。処刑場にて皇帝から二つの選択肢を提示されたのだが、二つ目の内容は「レイナードの花嫁になること」だった。初めて人から求められたこともあり、花嫁になることを承諾する。素直で元気いっぱいなド直球第二皇子×愛されることに慣れていない治癒魔法使いの第三王子の恋愛物語。
表紙担当者:白す(しらす)様に描いて頂きました。
【完結】極貧イケメン学生は体を売らない。【番外編あります】
紫紺
BL
貧乏学生をスパダリが救済!?代償は『恋人のフリ』だった。
相模原涼(さがみはらりょう)は法学部の大学2年生。
超がつく貧乏学生なのに、突然居酒屋のバイトをクビになってしまった。
失意に沈む涼の前に現れたのは、ブランドスーツに身を包んだイケメン、大手法律事務所の副所長 城南晄矢(じょうなんみつや)。
彼は涼にバイトしないかと誘うのだが……。
※番外編を公開しました(10/21)
生活に追われて恋とは無縁の極貧イケメンの涼と、何もかもに恵まれた晄矢のラブコメBL。二人の気持ちはどっちに向いていくのか。
※本作品中の公判、判例、事件等は全て架空のものです。完全なフィクションであり、参考にした事件等もございません。拙い表現や現実との乖離はどうぞご容赦ください。
※4月18日、完結しました。ありがとうございました。
【完結】冷血孤高と噂に聞く竜人は、俺の前じゃどうも言動が伴わない様子。
N2O
BL
愛想皆無の竜人 × 竜の言葉がわかる人間
ファンタジーしてます。
攻めが出てくるのは中盤から。
結局執着を抑えられなくなっちゃう竜人の話です。
表紙絵
⇨ろくずやこ 様 X(@Us4kBPHU0m63101)
挿絵『0 琥』
⇨からさね 様 X (@karasane03)
挿絵『34 森』
⇨くすなし 様 X(@cuth_masi)
◎独自設定、ご都合主義、素人作品です。
【完結】第三王子は、自由に踊りたい。〜豹の獣人と、第一王子に言い寄られてますが、僕は一体どうすればいいでしょうか?〜
N2O
BL
気弱で不憫属性の第三王子が、二人の男から寵愛を受けるはなし。
表紙絵
⇨元素 様 X(@10loveeeyy)
※独自設定、ご都合主義です。
※ハーレム要素を予定しています。
【完結】雨降らしは、腕の中。
N2O
BL
獣人の竜騎士 × 特殊な力を持つ青年
Special thanks
illustration by meadow(@into_ml79)
※素人作品、ご都合主義です。温かな目でご覧ください。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる