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17 竜妃の秘密2
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わたしは何も言い返せなかった。虹淳様が口にした「竜を殺す人」という言葉を思い出したからだ。
皇帝陛下と竜妃様の間には何かがあるに違いない。それは単に子どものことだけじゃないような気がした。少なくとも虹淳様は男女のことを知らないようだし、別の理由があって「会いたくない」と言った気がする。
それでも大きな問題の一つが子作りだとするなら、無理にそうしなければいいだけの話だ。
「それなら、無理に子どもを作らなければいいんじゃ……」
わたしのつぶやきに「それで済むなら百年前の皇帝もそうしている」と返された。
「竜妃との間に子をもうけることは皇帝としての最大の責務だ。“神と竜の国”であるこの国がそのようにあり続けるには必要なことだ」
「神と竜の国」という言葉は小さい頃に何度か聞いたことがある。この国の人だけじゃなく、よその国から来た行商人たちもそう呼んでいた。この国の皇帝が神様の子孫で、しかも竜の血を引いているということはそう呼ばれるくらい有名な話なのだろう。
「たとえそうだったとしても、別に百年に一度じゃなくてもいいんじゃないですか? たとえば百年後の竜妃様まで待つとか、何か方法が……」
「猶予の百年はとうに過ぎている」
「え?」
「言っただろう? 百年前、竜妃が子を生むことを拒んだから厄災が起きたのだと。つまり、わたしに百年前の竜妃の血は流れていない」
「……あ、」
都を破壊するくらいの竜妃様が、その後おとなしく子どもを生んだとは思えない。つまり、百年前に生まれた皇帝陛下からいまの皇帝陛下まで竜の血は流れていないということだ。
「でも、その前の竜妃様の血が流れているなら問題ないんじゃ……」
「百年で竜の血は消える。そうしなければ人の身では竜の力に耐えられない。だから皇帝は百年に一度竜の化身を妃に迎えて竜の血脈を得る。代わりに皇帝は竜を保護する。これは言霊と同じ神霊の力による重要な契約だ。たとえ神や竜と言えど反故にすることはできない」
「……ええと、難しくてよくわかりません」
男がフッと表情を緩めた。
「だから言っただろう? おまえには理解できないと」
「わからなかったのは最後の部分です。百年前に竜妃様が暴れた理由と、いまの皇帝陛下に竜の血が流れていないことはわかりました」
そして、このままでは何か問題があるということもわかった。
(それにしても、どうして百年前の竜妃様は子どもを生むのをそんなに嫌がったんだろう)
竜のほうも契約だとわかっているなら、そこまで暴れなくてもいいような気がする。
「もう一つ聞いてもいいですか?」
「なんだ?」
「どうして竜妃様は子どもを生むことを拒んだんですか? だって竜妃様のほうも約束だってことはわかってるんですよね?」
「あぁ、そのことか」
一瞬何か考えるような顔をしたものの、「まぁいいか」と言って男がわたしを見た。
「竜の化身が生むのはただの子どもではない。その身に宝珠を宿した竜の子だ。宝珠はすなわち竜の血ということになる。それが百年に渡って皇帝の体に受け継がれる」
「ほうじゅ……って、そういえば虹淳様も体の中にそれがあると言ってました」
「だろうな。それが竜の化身たる証であり竜の命そのものだ。そして宝珠は子を生むとその子に引き継がれる」
「引き継がれる?」
「親から子に宝珠が移るということだ。子を生めば親の竜は宝珠を失い命を落とすことになる」
「……だから嫌がったってことですか」
「竜であっても命は惜しいのだろう」
それは当然だ。いくら子どもを生むためとはいえ、自分の命を引き替えにしたいなんて思うはずがない。たとえば病だとか慕っている相手との子どもだとかならわからなくもないけれど、遠い昔の約束のせいで命を落とすなんて納得できるわけがない。
「ってことは、今回の竜妃様も嫌がると思って閉じ込めたってことですか?」
「それだけじゃない。後宮の外に出せば再び厄災を招きかねないからだ」
「意味がわかりません」
「百年前の竜妃は麗しい少女だったと聞いている。今回の竜妃も似たような感じに見えた。そんな少女が市井に放り出されて無事でいられると思うか?」
虹淳様を思い浮かべ、すぐに「無理だな」と思った。何も知らない少女が生きていけるほど帝都は安全でも親切でもない。
「あぁ、おまえが想像している意味で言ったのではない。竜妃は必ず人心を惑わす姿になる。それも皇帝と交わるために備えられた能力なのだろう。そのような姿をした竜妃に周囲の者たちがどんな行動に出るか、おまえは想像できるか?」
「……男に捕まれば最悪の結果になりますね」
「そうだ、間違いなく陵辱される。そうなれば再び厄災が起きるだろう。それを防ぐには後宮に閉じ込めておくしかない。そして誰にも会わせないのが一番だ」
(……最悪だ)
後宮に閉じ込められることも最悪だけれど、外に出ればそういう目に遭うのが予想できるのも最悪だった。
(想像したくはないけど、そうなるだろうなってことはわかる)
そう思うくらい最近の虹淳様は美少女っぷりに拍車がかかっている。
そこまで考えてハッとした。まだ少し不快そうな顔をしている目の前の男は、いまの虹淳様が百年前の竜妃様と同じ麗しい少女だと認識している。そしてこの男は皇帝陛下だ。
(……確かめないと)
いま思ったことを確かめないと虹淳様の命とわたしの一生が大きく変わってしまう。
「もう一つ聞いてもいいですか?」
「まだ何かあるのか?」
男が不快そうに顔をしかめた。これ以上何か言えばさらに罰を与えられるかもしれない。それでもわたしは言葉を続けた。
「虹淳様を閉じ込めているのは、本当は約束を守るためなんじゃないですか?」
「なんだと?」
「本当はいつか子どもを生ませるつもりなんじゃないのかと聞いているんです」
皇帝陛下と竜妃様の間には何かがあるに違いない。それは単に子どものことだけじゃないような気がした。少なくとも虹淳様は男女のことを知らないようだし、別の理由があって「会いたくない」と言った気がする。
それでも大きな問題の一つが子作りだとするなら、無理にそうしなければいいだけの話だ。
「それなら、無理に子どもを作らなければいいんじゃ……」
わたしのつぶやきに「それで済むなら百年前の皇帝もそうしている」と返された。
「竜妃との間に子をもうけることは皇帝としての最大の責務だ。“神と竜の国”であるこの国がそのようにあり続けるには必要なことだ」
「神と竜の国」という言葉は小さい頃に何度か聞いたことがある。この国の人だけじゃなく、よその国から来た行商人たちもそう呼んでいた。この国の皇帝が神様の子孫で、しかも竜の血を引いているということはそう呼ばれるくらい有名な話なのだろう。
「たとえそうだったとしても、別に百年に一度じゃなくてもいいんじゃないですか? たとえば百年後の竜妃様まで待つとか、何か方法が……」
「猶予の百年はとうに過ぎている」
「え?」
「言っただろう? 百年前、竜妃が子を生むことを拒んだから厄災が起きたのだと。つまり、わたしに百年前の竜妃の血は流れていない」
「……あ、」
都を破壊するくらいの竜妃様が、その後おとなしく子どもを生んだとは思えない。つまり、百年前に生まれた皇帝陛下からいまの皇帝陛下まで竜の血は流れていないということだ。
「でも、その前の竜妃様の血が流れているなら問題ないんじゃ……」
「百年で竜の血は消える。そうしなければ人の身では竜の力に耐えられない。だから皇帝は百年に一度竜の化身を妃に迎えて竜の血脈を得る。代わりに皇帝は竜を保護する。これは言霊と同じ神霊の力による重要な契約だ。たとえ神や竜と言えど反故にすることはできない」
「……ええと、難しくてよくわかりません」
男がフッと表情を緩めた。
「だから言っただろう? おまえには理解できないと」
「わからなかったのは最後の部分です。百年前に竜妃様が暴れた理由と、いまの皇帝陛下に竜の血が流れていないことはわかりました」
そして、このままでは何か問題があるということもわかった。
(それにしても、どうして百年前の竜妃様は子どもを生むのをそんなに嫌がったんだろう)
竜のほうも契約だとわかっているなら、そこまで暴れなくてもいいような気がする。
「もう一つ聞いてもいいですか?」
「なんだ?」
「どうして竜妃様は子どもを生むことを拒んだんですか? だって竜妃様のほうも約束だってことはわかってるんですよね?」
「あぁ、そのことか」
一瞬何か考えるような顔をしたものの、「まぁいいか」と言って男がわたしを見た。
「竜の化身が生むのはただの子どもではない。その身に宝珠を宿した竜の子だ。宝珠はすなわち竜の血ということになる。それが百年に渡って皇帝の体に受け継がれる」
「ほうじゅ……って、そういえば虹淳様も体の中にそれがあると言ってました」
「だろうな。それが竜の化身たる証であり竜の命そのものだ。そして宝珠は子を生むとその子に引き継がれる」
「引き継がれる?」
「親から子に宝珠が移るということだ。子を生めば親の竜は宝珠を失い命を落とすことになる」
「……だから嫌がったってことですか」
「竜であっても命は惜しいのだろう」
それは当然だ。いくら子どもを生むためとはいえ、自分の命を引き替えにしたいなんて思うはずがない。たとえば病だとか慕っている相手との子どもだとかならわからなくもないけれど、遠い昔の約束のせいで命を落とすなんて納得できるわけがない。
「ってことは、今回の竜妃様も嫌がると思って閉じ込めたってことですか?」
「それだけじゃない。後宮の外に出せば再び厄災を招きかねないからだ」
「意味がわかりません」
「百年前の竜妃は麗しい少女だったと聞いている。今回の竜妃も似たような感じに見えた。そんな少女が市井に放り出されて無事でいられると思うか?」
虹淳様を思い浮かべ、すぐに「無理だな」と思った。何も知らない少女が生きていけるほど帝都は安全でも親切でもない。
「あぁ、おまえが想像している意味で言ったのではない。竜妃は必ず人心を惑わす姿になる。それも皇帝と交わるために備えられた能力なのだろう。そのような姿をした竜妃に周囲の者たちがどんな行動に出るか、おまえは想像できるか?」
「……男に捕まれば最悪の結果になりますね」
「そうだ、間違いなく陵辱される。そうなれば再び厄災が起きるだろう。それを防ぐには後宮に閉じ込めておくしかない。そして誰にも会わせないのが一番だ」
(……最悪だ)
後宮に閉じ込められることも最悪だけれど、外に出ればそういう目に遭うのが予想できるのも最悪だった。
(想像したくはないけど、そうなるだろうなってことはわかる)
そう思うくらい最近の虹淳様は美少女っぷりに拍車がかかっている。
そこまで考えてハッとした。まだ少し不快そうな顔をしている目の前の男は、いまの虹淳様が百年前の竜妃様と同じ麗しい少女だと認識している。そしてこの男は皇帝陛下だ。
(……確かめないと)
いま思ったことを確かめないと虹淳様の命とわたしの一生が大きく変わってしまう。
「もう一つ聞いてもいいですか?」
「まだ何かあるのか?」
男が不快そうに顔をしかめた。これ以上何か言えばさらに罰を与えられるかもしれない。それでもわたしは言葉を続けた。
「虹淳様を閉じ込めているのは、本当は約束を守るためなんじゃないですか?」
「なんだと?」
「本当はいつか子どもを生ませるつもりなんじゃないのかと聞いているんです」
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