自分の話

hitoshi

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弟の話

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俺には弟がいる。

弟とは1歳違いだ。

弟は一言で言うとしたら頭がすごく良い。

東大、東大院を卒業し、大手の車の会社の開発部門に就職してた。

ただ、人を見下すクセがある。

子供の頃から比べられたし、明らかに勉強で弟には勝てなかった。

この時代は勉強が出来るとか誰かと競わせたり、良い大学に入れば良い就職が出来るとか勝ち組になれるって言われてた。

その点で言えば俺は負け組に入る。

勉強は出来ないし取り柄もない。
3年生~6年生まで先生からの評価が最も低い。

学校自体、学力で言うと1番下だった。
同じ市内の小学校の中で1番下。

弟は公立の中学校よりも私立の中学校に行きたがってた。

その中学校はすごく難しいと言われてた。
弟は受験したけど落ちてしまった。

その学校の小学校は日本中でも有名になってしまった。

悪いニュースとして、全学校のルールを厳しく変えたと思う。

無差別殺人が起こってしまった。

俺や弟が行ってた、幼稚園ではその小学校にお受験させる運動があった。

同じ幼稚園に行ってた人が亡くなったかもしれない。
それを考えると複雑な気持ちになる。

刃物を持った男が子供を襲う。
想像しただけで怖い事だ。

俺や弟が行ってた小学校は元々自由に誰でも出入り出来るようになってた。

門が閉められ、自由に出入り出来なくなってしまった。

事件が起こった小学校には知り合いもいて凄く心配してた。

弟の口癖はアインシュタインを超えるって事だった。

なぜ、アインシュタインなのかは分からないけど、そのために勉強していた。

高校は新学校に入学した。

後に、この学校からプロ野球選手が誕生する。

その学校の学力はすごく高かった。

弟は勉強が好きで合ってたのかもしれない。

弟は自分が頭が良いってすごく思ってた。

しかし、その学校では最下位だった。
弟はショックを受けてますます勉強する様になり朝から夜までずっと勉強してた。

カリキュラムも普通の高校と違い勉強に特化してて普通の学校よりも時間が長かった。

普通の学校なら6限ぐらいがラストだと思う。
しかし、その学校はもっとあった。

勉強するため、部活に入るのも禁止。

スポーツを主体とするクラスは勉強よりもスポーツを優先したらしい。

その結果、プロ野球選手を出した。
プロ野球が好きな人なら誰でも知ってる選手だと思う。

話は変わるが俺や弟が住んでる所はヤクルトスワローズの元選手兼監督を務めた古田選手や、歌手になりそのストーリーがドラマ化された事でも有名になった植村花菜さんやお笑い芸人でえんとつ町のプペルなどで有名な西野さんの故郷だ。

住んでる所は治安が良いかと言われれば分からない。

良いのかもしれないけど、殺人事件は起きてるし微妙な所だ。

それに議員の問題があったりもした。

全国的に有名になったのは会見で泣いた議員だ。

きっと、投票とかあったら選ばれてなかったと思う。
面白そうだから採用したとテレビで言ってた。

弟の話に戻ろう。

弟は高校に入った時はビリだった。

高校3年生の頃には東大を狙えるくらいの学力になってた。

本人は京都大学が良いってギリギリまで思ってたけど最終的に東大を受けた。

その年の東大合格者は1人だった。

現役合格した。

学校が学校新聞か何かでドラゴン桜が咲くと書いてた。

学力が最低だったのが東大を合格出来たって感じなんだろう。

その後は東大、東大院と進んで就職した。

弟は家庭教師のアルバイトをしていて、生徒にこの問題が分かりませんと言われた時に何でこの問題が分からないのかが分からないと言ったらしく教えるのには向いてないって話を親としてた。



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