自分の話

hitoshi

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子供の頃2

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小学1年生の頃の話。

今なら自由に行きたい学校を決めれるらしい。

俺の時は区分によって行く学校が決まってた。

皆んな同じランドセルを背負って集団登校してた。

ランドセルは好きじゃなかった。
ちょっとしたアクセサリーとか着けたけどそんなに変わるわけでもない。

小学1年生の時に時計に関しての授業があって紙で時計を作る感じの事をした。

宿題でその時計を使ってやるのがあったけど、学校に忘れて親に怒られて、夜に学校に行って取ってこいって言われた。

何時かは分からないけど学校までの道を歩いた。

途中に173階段と呼ばれる階段があり、その登った先には墓地がある。

階段の方を見ると恐怖心からか階段が炎で燃えてる幻覚を見た。

そこに輪入道みたいなやつが出てきて恐怖心が凄いことになってた。

小学1年生からしたら恐怖でしかない。

立ち尽くしてた。

夜になると誰も通らない道で電気も少ない場所だった。

173階段を避け違うルートで学校まで行った。

学校に着いて、夜だから閉まってる。

そのまま、帰宅して学校が開いてなかったと伝えた。

173階段で見たことを話したけどそんなものはないと強く言われた。

1年生の頃は同級生にブラジルの人とアメリカの人がいた。

ブラジルの人とは結構話したり遊んだりしてた。

夏になってプールの授業があり、ブラジルの人が目の前で蜂に刺された。

先生に蜂に刺されたことを報告した。

今度は俺が狙われて逃げ回って、棒があったから、構えて必死に片手平付きをした。
奇跡的に当たって助かった。

それを見た先生が新選組好きなのか?って聞いてきた。

小学1年生で新選組を知ってるわけがない。

修行を見てて、それを真似ただけのもの。

必死過ぎて助かることしか考えてない。

そのブラジルの人は夏休み開けた時には居なくなってた。
転校したという話だった。

アメリカの人も夏休み開けて少し経ってから転校した。

結構、転校とかが多い学校だった。

仲良くなっても転校で居なくなってしまう。

幼稚園前からの腐れ縁の人も同じ学校で同じクラスだった。

1年生の頃から変わり者だと言われた。

昼休みに一人だけ外で遊ばずに教室を密かに掃除してた。

誰にも見つからずにやってた。
途中から同級生の女子1人に見つかって一緒に掃除するようになった。

その女の子は明るい感じの人だった。
(中学生の頃になると明るい感じが消え去ってしまう事になる)

ある日、先生に見つかり何で掃除をしてるのか聞かれた。

昼休みに掃除をしたら同級生の負担が減るし放課後の時間が増えると思ったと言った。

先生がそのことをホームルームの時間に話した。

俺は1人になれる時間が欲しかった。

掃除をしてるってことを話されたことで1人の時間が奪われてしまった。

俺にとっての貴重な時間が消えてしまった。

俺にとって1番嫌だったのは文化祭。

殴られる役回りだった。
クラスメイトがパンチングマシンをやりたいと言い始めた。

パンチングマシン自体何か分からなかった。

ゲームセンターは親が連れて行ってくれたけどパンチングマシンっていうのを見たことがない。

1年生にパンチングマシンはキツい。

段ボールで的を作り中に入る訳をじゃんけんで決めた。

文化祭だから子供だけじゃない。
大人のパンチも受けないといけない。
しかも点数も付けないといけない。

現在の学校なら確実にアウトなものだ。

痛いし熱いし腹部に入った時は泣いた。

終わった時にはぐったりしてた。

何でこんな目に遭わないといけないのか?
何か悪いことをしたのか?

そんな事を思った。

けど、辛くてもそれを見せたらいけないって思って無理して笑ってた。








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