人間観察日記

hitoshi

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集団行動

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日本人の特徴の一つと言えるのが集団行動。

幼稚園などに行ってたら子供の頃から集団行動をするようになると思う。

中学生の頃に先生がある話をした。

船が故障して救助する時に船員がそれぞれの国のお客さんを安心させる言葉を言ったらしい。

イタリア人には落ち着いてたら英雄に見えますよと言った。

アメリカ人には大した問題じゃないので落ち着いてくださいと言った。

日本人には皆んな一緒なので大丈夫ですよと言った。

日本人は集団行動の国という認識だ。

集団行動から外れる人は集団行動する人達にとっては浮いた存在という認識になる。

出る杭は打たれる。

それがいじめという問題になる。

何度も言うが日本人の特徴は集団行動。
もちろん、いじめる時も集団行動だ。

1人では虐めることは困難だ。

虐めも時代が変わるにつれ形を変えている。

結構前は殴ったり蹴ったりする物理的な暴力だった。

時代が新しくなり、机に死ねとか消えろとか書いたり無視したり、靴に押しピンとか入れたりになった。

また時代が進み、教室に居場所がないようにしてトイレで食事をさせたり、水をかけたりゴミをかけたりする様になる。

今はネットで写真をアップしたり、悪口を拡散したり、学校という枠を超えて大人を巻き込んだりする虐めへと変わって行った。

昔より自殺する人も増えた。

これも集団行動の成せる技だということになる。

集団行動は良い方向に使えば素晴らしいものになるけれど悪い方向に使えば殺人に関わったり殺人教唆へと形を変えていく。

それはもう集団行動ではなく共犯ということになる。

海外でも日本の集団行動は評価されている。

しかし、一方でネットで言葉の暴力や精神的暴力などの悪評も増えてきている。

集団行動は良いのか悪いのか。

それはこれからも問題になってくると思う。
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