リアル

hitoshi

文字の大きさ
上 下
7 / 10

霧と霊

しおりを挟む
兵庫県西宮市に名塩という場所がある。

バイトで夜中に名塩にある建物へ向かう途中。
車のカーナビ通りの道を運転していた。

途中で右折って案内が出た。
そのまま真っ直ぐ行って左の道を行けば普通に降りれることは知ってた。

しかし、ナビ通りの道でも他の車も右折してたりするのを見てたりしたので右折することにした。

細い畑みたいな道を案内された。

途中で白いモヤが出てきて霧みたいに辺りが包み込まれた。

内心、ヤバいって思った。

細い道を運転してる時に見てはいけないものを見てしまった。

昔の白い着物を着たお婆さんが畑の所にいた。

顔とか見ずにそのまま通り過ぎた。

無事にバイト先に着いた。

バイト先は1人で仕事しないといけない。

仕事が終わり帰ろうと入り口に行くとあの畑にいた白い着物を着たお婆さんが入口の門の前に立っていた。

怖くなり2階へ上がっていなくなるのを待っていた30分経って様子を見に行くとまだ立っていた。

1時間経ってやっと居なくなった。

戸締まりをして車の停めてる場所へ早足で向かった。

真夜中になると誰も歩いてないので静かで不気味な感じだ。

車に乗って帰ろうとした時に霧が出てきたので早く車を出した。

途中にLAWSONがあるがそのお店は早くに閉まる。

LAWSONの前を通過して前の方を見たら白い着物を着たお婆さんが立っていた。

内心、早く帰りたいと唱えるように思ってた。

お婆さんを通り抜ける時に何か声みたいなのが聞こえた。

連れてってって声が聞こえてきて怖くなった。

霧がなくなって普通の道に出た。

そのまま帰宅できた。

それ以降、ナビに右折の案内が出ても無視して違う道で職場に行くようになった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

逢魔ヶ刻の迷い子

naomikoryo
ホラー
夏休みの夜、肝試しのために寺の墓地へ足を踏み入れた中学生6人。そこはただの墓地のはずだった。しかし、耳元に囁く不可解な声、いつの間にか繰り返される道、そして闇の中から現れた「もう一人の自分」。 気づいた時、彼らはこの世ならざる世界へ迷い込んでいた——。 赤く歪んだ月が照らす異形の寺、どこまでも続く石畳、そして開かれた黒い門。 逃げることも、抗うことも許されず、彼らに突きつけられたのは「供物」の選択。 犠牲を捧げるのか、それとも——? “恐怖”と“選択”が絡み合う、異界脱出ホラー。 果たして彼らは元の世界へ戻ることができるのか。 それとも、この夜の闇に囚われたまま、影へと溶けていくのか——。

逢魔ヶ刻の迷い子2

naomikoryo
ホラー
——それは、封印された記憶を呼び覚ます夜の探索。 夏休みのある夜、中学二年生の六人は学校に伝わる七不思議の真相を確かめるため、旧校舎へと足を踏み入れた。 静まり返った廊下、誰もいないはずの音楽室から響くピアノの音、職員室の鏡に映る“もう一人の自分”——。 次々と彼らを襲う怪異は、単なる噂ではなかった。 そして、最後の七不思議**「深夜の花壇の少女」**が示す先には、**学校に隠された“ある真実”**が眠っていた——。 「恐怖」は、彼らを閉じ込めるために存在するのか。 それとも、何かを伝えるために存在しているのか。 七つの怪談が絡み合いながら、次第に明かされる“過去”と“真相”。 ただの怪談が、いつしか“真実”へと変わる時——。 あなたは、この夜を無事に終えることができるだろうか?

オカルティック・アンダーワールド

アキラカ
ホラー
とある出版社で編集者として働く冴えないアラサー男子・三枝は、ある日突然学術雑誌の編集部から社内地下に存在するオカルト雑誌アガルタ編集部への異動辞令が出る。そこで三枝はライター兼見習い編集者として雇われている一人の高校生アルバイト・史(ふひと)と出会う。三枝はオカルトへの造詣が皆無な為、異動したその日に名目上史の教育係として史が担当する記事の取材へと駆り出されるのだった。しかしそこで待ち受けていたのは数々の心霊現象と怪奇な事件で有名な幽霊団地。そしてそこに住む奇妙な住人と不気味な出来事、徐々に襲われる恐怖体験に次から次へと巻き込まれてゆくのだった。

田舎のお婆ちゃんから聞いた言い伝え

菊池まりな
ホラー
田舎のお婆ちゃんから古い言い伝えを聞いたことがあるだろうか?その中から厳選してお届けしたい。

鈴落ちの洞窟

山村京二
ホラー
ランタンの灯りが照らした洞窟の先には何が隠されているのか 雪深い集落に伝わる洞窟の噂。凍えるような寒さに身を寄せ合って飢えを凌いでいた。 集落を守るため、生きるために山へ出かけた男たちが次々と姿を消していく。 洞窟の入り口に残された熊除けの鈴と奇妙な謎。 かつては墓場代わりに使われていたという洞窟には何が隠されているのか。 夫を失った妻が口にした不可解な言葉とは。本当の恐怖は洞窟の中にあるのだろうか。

だんだんおかしくなった姉の話

暗黒神ゼブラ
ホラー
弟が死んだことでおかしくなった姉の話

すこし奇妙なショートショートたち

長月京子
ホラー
怖かったり、じわっときたり、あるいは不思議だったり、ゾッとしたり、すこし奇妙なショートショートたち。 一つのお話が2000字〜5000字程度の、各話読み切りの掌編です。 少しの暇つぶしになれば幸いです。

【完結】大量焼死体遺棄事件まとめサイト/裏サイド

まみ夜
ホラー
ここは、2008年2月09日朝に報道された、全国十ケ所総数六十体以上の「大量焼死体遺棄事件」のまとめサイトです。 事件の上澄みでしかない、ニュース報道とネット情報が序章であり終章。 一年以上も前に、偶然「写本」のネット検索から、オカルトな事件に巻き込まれた女性のブログ。 その家族が、彼女を探すことで、日常を踏み越える恐怖を、誰かに相談したかったブログまでが第一章。 そして、事件の、悪意の裏側が第二章です。 ホラーもミステリーと同じで、ラストがないと評価しづらいため、短編集でない長編はweb掲載には向かないジャンルです。 そのため、第一章にて、表向きのラストを用意しました。 第二章では、その裏側が明らかになり、予想を裏切れれば、とも思いますので、お付き合いください。 表紙イラストは、lllust ACより、乾大和様の「お嬢さん」を使用させていただいております。

処理中です...