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お寺で車中泊
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ある日、同級生と岐阜県高山市から地元へ一緒に行く事になった時の話。
車を運転して、地元に着いたのが真夜中だった。
家族は寝てる時間帯だから、実家に寄らずにお寺に車中泊する事にした。
寝る前に外に出ようとした時にいきなりモヤがかかった。
地元の人なら、モヤが出た時は外に出てはいけないって知っているので、車の中でモヤが晴れるのを待つって思えるが、同級生は知らないから外に出ようとしていた。
ドアを開けた同級生に、外に出たらダメだと言おうとした時に1人のお爺さんが現れた。
初めましてと挨拶をしてきた。
俺はそのお爺さんを知っていた。
当時、亡くなって2年が経つ頃だろう。
そのお爺さんが現れた。
俺は言葉を失った。
お爺さんはお寺の売店にいる人の子供の頃の話を語り始めた。
同級生は金縛りで動かないのかピクリともしていない。
お爺さんが話を終えて、そろそろ帰らないと迎えが来るわって言って去っていった。
モヤが晴れて、同級生が動き始めた。
同級生があのお爺さん何者?って言っていた。
きっと、モヤが晴れるまで足止めしてくれていたんだと思った。
不思議な体験だった。
車を運転して、地元に着いたのが真夜中だった。
家族は寝てる時間帯だから、実家に寄らずにお寺に車中泊する事にした。
寝る前に外に出ようとした時にいきなりモヤがかかった。
地元の人なら、モヤが出た時は外に出てはいけないって知っているので、車の中でモヤが晴れるのを待つって思えるが、同級生は知らないから外に出ようとしていた。
ドアを開けた同級生に、外に出たらダメだと言おうとした時に1人のお爺さんが現れた。
初めましてと挨拶をしてきた。
俺はそのお爺さんを知っていた。
当時、亡くなって2年が経つ頃だろう。
そのお爺さんが現れた。
俺は言葉を失った。
お爺さんはお寺の売店にいる人の子供の頃の話を語り始めた。
同級生は金縛りで動かないのかピクリともしていない。
お爺さんが話を終えて、そろそろ帰らないと迎えが来るわって言って去っていった。
モヤが晴れて、同級生が動き始めた。
同級生があのお爺さん何者?って言っていた。
きっと、モヤが晴れるまで足止めしてくれていたんだと思った。
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