装備製作系チートで異世界を自由に生きていきます

tera

文字の大きさ
上 下
413 / 682
本編

682 閑話・ドラグーン

しおりを挟む
「トウジ、トウジはいるか」

 ドアを力強く開けて、白衣を身につけた女性が入って来る。
 その女性はシンと静まり返ったリビングを訝しむ。

「……いないのか?」

 やれやれ、とため息をつきながらポケットから手鏡を取り出した。
 何をするかと思えば、自分の化粧を確認し髪を弄り出す。
 目的である人物、アキノトウジからパンダ女と呼ばれていたのはもう過去。
 健康状態も良くなり、目元に多少の隈は残るが、美人となっていた。

「また、どこぞに行ったと言うのか……いや、寝ているのかもしれんな」

 そうだ起こしに行こう。
 と、元パンダ女であるオスローは、ズカズカととある部屋に向かった。

「そうだ、どうせならばベッドに潜り込んで朝の男性の……」

 独り言をぶつくさ言いながらトウジのドアを開けようとしていると。
 後ろから声がかかる。

「……ほくそ笑んで何しとるん、オスロー」

「わっ!?」

 同居人、そして一緒に仕事を行う仲間であるマイヤー・アルバートが背後に立っていた。

「何って、トウジに用事があって私はここへ来たんだ」

「朝の男の部屋に入ったらあかんって、おとん言っとったで」

「ふむ、それが何故かと言うことは聞いているかな?」

「いや聞いてへんけど。男も女同様準備することがあるから失礼やって」

「ふむふむ。まあ、私はパパからそんなこと言われてないから入らせてもらう」

 オスローは問答無用でドアを開ける。

「重要サンプルとして、一つこの目で見てやろうじゃないか!」

「だから、何をやっちゅーねん」

 だが、ガラッとして誰もいない室内に、その勢いは消されてしまった。

「あ、あれ?」

「そうや、トウジたちやったら、たった今飛空船に乗って出てったで?」

「何、飛空船に乗ってだと? どこに何をしに行ったって言うんだ?」

「一番の冒険者を決める大会がデプリであるからやってさ」

「そんな大会が……まあ、竜樹を取ってこれてヒヒイロカネも作り出せる冒険者だから、選ばれるのも当然か」

「せやね、トウジはあの感じでもSランク冒険者やし。懐かしいわぁ、ペーペーやった頃が」

「君は彼と共に旅をしていた時期があったらしいな。それについても色々を話を聞きたいところなのだが……まずいな」

 許可もなくトウジのベッドに入り込んで、そのままシーツを被るオスロー。
 何してるのか、まずいのはお前の行動だろ、という疑問はさておいて。
 マイヤーは尋ねる。

「何がまずいん? なんか研究所でトラブルでも起こったん?」

「いや、私としたことが飛空船に取り付けておくべきだった部品を一つ忘れていたようでね」

「そうなん? でもちゃんと飛んでったから、問題ないんちゃう?」

「飛行性能は問題ないし、あれでほとんど完成されている」

 しかし、と間を開けて枕をクンクンしながらオスローは言った。

「問題は別の部分にあるのだよ」

「別の部分?」

「説明するよりも、手っ取り早く見せた方がいいだろう」

 と、オスローは白衣のポケットから小さな漏斗のような物を採り出した。
 漏斗の四方には小さな浮遊結晶が取り付けられている。
 さながら、四葉のクローバーに漏斗という、なんとも言えないセットだ。

「なんなんそれ?」

「これはピクシー、人工精霊を試験的に用いた自律型浮遊防衛機構の一部だ」

「じんこうせいれい、じりつがたふゆうぼうえいきこう?」

「と、言っても、実際に精霊が中に入っている訳ではないけど、実質守護や庇護を司るそれに近いような形だから、そう呼んでいる。この防衛機構のことをドラグーンと呼び、母体であるドラグーンを元に危険を感知すれば自律展開し驚異を極小サイズの魔力収縮砲で攻撃するという画期的な物だ」

「ごめんごめん、ちょっとゆっくり喋ってもらえる? えっと、端的に言えば危険を感じたら守ってくれるってこと?」

「厳密に言えば、驚異の元を排除するために動き出す、というものだ。竜の名を司る素材で作られた飛空船、それを守護する妖精たちの集まり。ドラグーン、なかなかに良い名前だろう?」

「まあ、そうやね。竜の軍って書いてどらぐーんかいな? 洒落てるやん」

「断じてダジャレではないということをしかと理解して欲しいのだが……まあいい」

 オスローは続ける。

「私が問題点としてあげているのは、とりあえず100個くらいあの飛空船に実装してみたものの、肝心の母体側の設定を一つ間違えていてな、その修正のために今日ここに来た訳なのだ」

「えっ、やばいやん。なんか知らんものが暴走してしまうとか、そんなんなん?」

「いや、基本的にはトウジの意思に従う様に設計してあるから、トウジが誰かに露骨に敵意を向けなければ問題ない。そもそも任意に発動する仕組みをまだ組み込んでなかったからな」

「はあ、だったら安全なんやね?」

「いや、誰かに露骨に敵意を向けなければの範疇で、その条件が満たされれば自律的に起動するようになっている。私の隣にいるピクシーも君に敵意を向ければ行動に移る。もっとも安全装置として言葉による命令でないとある程度は制御されるようにしているがな!」

「また話長いわあ……。まあ、トウジってのほほんとしとるから、大丈夫やろ。本気で殺そうとする奴なんか明確な敵しかおらんやろうしな?」

「だったら良いのだが、問題は発動してからも付きまとう」

「どんな?」

「発動したドラグーンを止める手立てがないのだ」

「あっ」

 その話を聞いて、マイヤーの頭の中には色々と嫌な予感が過った。

「トウジたちにはこの存在をまだ教えてないからな」

「なんでそんな重要なもんを教えんのや!」

「だってまだ完成じゃなかったし。そして今日その完成をお披露目しようと思ったんだもん」

「もん、て……」

 ファサッとトウジのシーツに包まるオスロー。
 マイヤーは呆れて何も言えなかった。

「ちなみに、トウジの船に積んだドラグーンは自律飛行からの各武装の指揮もやるぞ」

「とんでもないもの作っとるやん……」

「天啓が舞い降りたかのように、閃いてしまったのだよ。たまにある」

「は、はあ……」

「虫眼鏡で太陽の熱を集めると紙が燃えるだろう? 鏡を大量に並べて光を一つに集めると目玉焼きだって焼けてしまうだろう? 魔力収縮砲は虫眼鏡みたいな感じで超密度にした魔力を放出する、そしてドラグーンから繰り出されるピクシーの魔力収縮砲は鏡を大量に並べて一つにする感じのイメージで広範囲から一点集中までを補う、私の考えた現状最強武装なのだよ。どうだ、すごいだろう? これでトウジも私を認めるに違いないはず!」

「いや、呆れると思うけど……」

 危険なものを作っておきながら何故か誇らしそうにするオスロー。
 マイヤーはややげっそりとしながら天を仰いだ。

「まあ、引き金となってしまう事柄は現状トウジの敵意のみだ。船を空中に待機させず、その無駄にでかいアイテムボックスの中に入れてある限り、発動はしない。魔物を狩ることに関しては作業みたいな感覚の男だから、そこまで明確な敵意を持つことはないし、心配はいらないだろう」

「せやったら良いけど……なんだかなあ……」

 トウジたちのことを憂いながら、マイヤーも少し顔を赤らめてボフッとトウジのベッドに倒れ込んだ。

「ところでマイヤー」

「なんやねん」

「トウジの枕、なんだかちょっと甘い匂いがするのだが、どうしてだろうか?」

「あー……」

「私の本能的な部分が彼の匂いに、フェロモン的なものに感応して甘い現実を見せているのだろうか、興味深い」

「いや、多分そこでいつもお菓子食ってるジュノーの……」

 そこでマイヤーは言葉を止めた。
 猛烈に枕の匂いを嗅ぎ出したオスローに引いたからである。
 匂いの元はジュノーのよだれなのだが……。
 それを教えずシーツの専有権のみを確保したのだった。

(しばらく寝るとき使わしてもらおっと)

 ペンで端っこに「シーツス」と書かれたトウジの掛け布団、拉致。






=====
オスロー「くんくんくんくんくんくん」
マクラス「やめろおおおおおおお!!」
マイヤー「すんすんすんすんすんすん」
シーツス「お兄ちゃあああああん!!」
しおりを挟む
感想 9,834

あなたにおすすめの小説

無名の三流テイマーは王都のはずれでのんびり暮らす~でも、国家の要職に就く弟子たちがなぜか頼ってきます~

鈴木竜一
ファンタジー
※本作の書籍化が決定いたしました!  詳細は近況ボードに載せていきます! 「もうおまえたちに教えることは何もない――いや、マジで!」 特にこれといった功績を挙げず、ダラダラと冒険者生活を続けてきた無名冒険者兼テイマーのバーツ。今日も危険とは無縁の安全な採集クエストをこなして飯代を稼げたことを喜ぶ彼の前に、自分を「師匠」と呼ぶ若い女性・ノエリ―が現れる。弟子をとった記憶のないバーツだったが、十年ほど前に当時惚れていた女性にいいところを見せようと、彼女が運営する施設の子どもたちにテイマーとしての心得を説いたことを思い出す。ノエリ―はその時にいた子どものひとりだったのだ。彼女曰く、師匠であるバーツの教えを守って修行を続けた結果、あの時の弟子たちはみんな国にとって欠かせない重要な役職に就いて繁栄に貢献しているという。すべては師匠であるバーツのおかげだと信じるノエリ―は、彼に王都へと移り住んでもらい、その教えを広めてほしいとお願いに来たのだ。 しかし、自身をただのしがない無名の三流冒険者だと思っているバーツは、そんな指導力はないと語る――が、そう思っているのは本人のみで、実はバーツはテイマーとしてだけでなく、【育成者】としてもとんでもない資質を持っていた。 バーツはノエリ―に押し切られる形で王都へと出向くことになるのだが、そこで立派に成長した弟子たちと再会。さらに、かつてテイムしていたが、諸事情で契約を解除した魔獣たちも、いつかバーツに再会することを夢見て自主的に鍛錬を続けており、気がつけばSランクを越える神獣へと進化していて―― こうして、無名のテイマー・バーツは慕ってくれる可愛い弟子や懐いている神獣たちとともにさまざまな国家絡みのトラブルを解決していき、気づけば国家の重要ポストの候補にまで名を連ねるが、当人は「勘弁してくれ」と困惑気味。そんなバーツは今日も王都のはずれにある運河のほとりに建てられた小屋を拠点に畑をしたり釣りをしたり、今日ものんびり暮らしつつ、弟子たちからの依頼をこなすのだった。

誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!

ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく  高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。  高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。  しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。  召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。 ※カクヨムでも連載しています

スキルを得られない特殊体質の少年。祠を直したらユニークスキルもらえた(なんで??)

屯神 焔
ファンタジー
 魔法が存在し、魔物が跋扈し、人々が剣を磨き戦う世界、『ミリオン』  この世界では自身の強さ、もしくは弱さを知られる『ステータス』が存在する。  そして、どんな人でも、亜人でも、動物でも、魔物でも、生まれつきスキルを授かる。  それは、平凡か希少か、1つか2つ以上か、そういった差はあれ不変の理だ。  しかし、この物語の主人公、ギル・フィオネットは、スキルを授からなかった。  正確には、どんなスキルも得られない体質だったのだ。  そんな彼は、田舎の小さな村で生まれ暮らしていた。  スキルを得られない体質の彼を、村は温かく迎え・・・はしなかった。  迫害はしなかったが、かといって歓迎もしなかった。  父親は彼の体質を知るや否や雲隠れし、母は長年の無理がたたり病気で亡くなった。  一人残された彼は、安い賃金で雑用をこなし、その日暮らしを続けていた。  そんな彼の唯一の日課は、村のはずれにある古びた小さな祠の掃除である。  毎日毎日、少しずつ、汚れをふき取り、欠けてしまった所を何とか直した。  そんなある日。  『ありがとう。君のおかげで私はここに取り残されずに済んだ。これは、せめてものお礼だ。君の好きなようにしてくれてかまわない。本当に、今までありがとう。』  「・・・・・・え?」  祠に宿っていた、太古の時代を支配していた古代龍が、感謝の言葉と祠とともに消えていった。  「祠が消えた?」  彼は、朝起きたばかりで寝ぼけていたため、最後の「ありがとう」しか聞こえていなかった。  「ま、いっか。」  この日から、彼の生活は一変する。

解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る

早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」 解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。 そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。 彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。 (1話2500字程度、1章まで完結保証です)

間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。 間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。 多分不具合だとおもう。 召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。 そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます ◇ 四巻が販売されました! 今日から四巻の範囲がレンタルとなります 書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます 追加場面もあります よろしくお願いします! 一応191話で終わりとなります 最後まで見ていただきありがとうございました コミカライズもスタートしています 毎月最初の金曜日に更新です お楽しみください!

【完結】魔物をテイムしたので忌み子と呼ばれ一族から追放された最弱テイマー~今頃、お前の力が必要だと言われても魔王の息子になったのでもう遅い~

柊彼方
ファンタジー
「一族から出ていけ!」「お前は忌み子だ! 俺たちの子じゃない!」  テイマーのエリート一族に生まれた俺は一族の中で最弱だった。  この一族は十二歳になると獣と契約を交わさないといけない。  誰にも期待されていなかった俺は自分で獣を見つけて契約を交わすことに成功した。  しかし、一族のみんなに見せるとそれは『獣』ではなく『魔物』だった。  その瞬間俺は全ての関係を失い、一族、そして村から追放され、野原に捨てられてしまう。  だが、急な展開過ぎて追いつけなくなった俺は最初は夢だと思って行動することに。 「やっと来たか勇者! …………ん、子供?」 「貴方がマオウさんですね! これからお世話になります!」  これは魔物、魔族、そして魔王と一緒に暮らし、いずれ世界最強のテイマー、冒険者として名をとどろかせる俺の物語 2月28日HOTランキング9位! 3月1日HOTランキング6位! 本当にありがとうございます!

5歳で前世の記憶が混入してきた  --スキルや知識を手に入れましたが、なんで中身入ってるんですか?--

ばふぉりん
ファンタジー
 「啞"?!@#&〆々☆¥$€%????」   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  五歳の誕生日を迎えた男の子は家族から捨てられた。理由は 「お前は我が家の恥だ!占星の儀で訳の分からないスキルを貰って、しかも使い方がわからない?これ以上お前を育てる義務も義理もないわ!」    この世界では五歳の誕生日に教会で『占星の儀』というスキルを授かることができ、そのスキルによってその後の人生が決まるといっても過言では無い。  剣聖 聖女 影朧といった上位スキルから、剣士 闘士 弓手といった一般的なスキル、そして家事 農耕 牧畜といったもうそれスキルじゃないよね?といったものまで。  そんな中、この五歳児が得たスキルは  □□□□  もはや文字ですら無かった ~~~~~~~~~~~~~~~~~  本文中に顔文字を使用しますので、できれば横読み推奨します。  本作中のいかなる個人・団体名は実在するものとは一切関係ありません。  

ハイエルフの幼女は異世界をまったりと過ごしていく ~それを助ける過保護な転移者~

まぁ
ファンタジー
事故で亡くなった日本人、黒野大河はクロノとして異世界転移するはめに。 よし、神様からチートの力をもらって、無双だ!!! ではなく、神様の世界で厳しい修行の末に力を手に入れやっとのことで異世界転移。 目的もない異世界生活だがすぐにハイエルフの幼女とであう。 なぜか、その子が気になり世話をすることに。 神様と修行した力でこっそり無双、もらった力で快適生活を。 邪神あり勇者あり冒険者あり迷宮もありの世界を幼女とポチ(犬?)で駆け抜けます。 PS 2/12 1章を書き上げました。あとは手直しをして終わりです。 とりあえず、この1章でメインストーリーはほぼ8割終わる予定です。 伸ばそうと思えば、5割程度終了といったとこでしょうか。 2章からはまったりと?、自由に異世界を生活していきます。        以前書いたことのある話で戦闘が面白かったと感想をもらいましたので、 1章最後は戦闘を長めに書いてみました。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。