252 / 682
本編
521 大空からの眺め
しおりを挟むグウン──!
押しつぶされるかのような圧力が体に伝わり、床に縫い付けられる。
「にゃああああ?! な、なんやああああ!」
「床に吸いつけられるし! んむむむぅー!」
おそらく、一気に上昇かましたからだろう。
みんな耐えきれず床に這いつくばっていた。
「く、ぅ……」
俺はすっ転んだのだが、イグニールはなんとか堪えていた。
なんだかんだ、イグニールって運動神経あるっぽいもんな。
「……きゃっ!」
だが、結局は押し負けて俺の顔面にすっ転んで来た。
ゴッとイグニールの肘座俺の腹部にクリーンヒット。
「ぐはっ」
「ご、ごごご、ごめんトウジ! 大丈夫!?」
「だ、大丈夫……じゃないかもしれん」
HPが3割減って焦った。
今のイグニールって、俺並みの攻撃力持ってるからね……。
ネトゲみたいに、魔法職には攻撃力は乗らないとかそういう仕様はまったく存在せず。
実はイグニールって魔法スキルもえげつない威力に追加して、攻撃力もべらぼうなんだ。
「くっ、ま、まだまだ上昇してる! これは不味いわよ、トウジ!」
「ふがふがふが」
「ちゃんと喋りなさい!」
「ふがー」
何が不味いのって聞きたいんだけど。
イグニールがそのまま俺の上に抱き合うようにして覆いかぶさっていて喋れない。
今の俺は全神経をイグニール側に集中させている。
だから後ろから刺されても死なない気がした。
「ライデンくん! 失神してるみたいだから! なんとかしないと!」
「えっ!」
なんとかもぞもぞ顔を横に動かしてライデンの方を向くと。
イグニールの言う通り、白目を剥いて失神していた。
「……ぶくぶくぶく……」
「ライデン!?」
そうか、彼は一番レベルも下だし装備も整っていない。
この急な圧力に耐えきれなかったらしい。
「バカ、オスロー止めろ! 早くガルーダ止めろって!」
「……わ、私もこの早さは想定外だった……ちーん……」
オスローの方を見ると、彼女も失神したようだ。
ゴレオに支えられてはいるものの、白目を剥いて泡を吹いている。
せっかく美少女に生まれ変わったと言うのに……不憫だ。
まあ、俺の周りの女性ってだいたいが品がない奴らばっかりだからなあ。
泡吹いて気絶するくらいじゃ、気にもならんか。
「ゴレオ! レバーを下に下げてくれ!」
「……!」
コクリと頷いたゴレオがレバーを太い指でクイーっと下げていく。
すると、俺たちを押し付けていた力は少しずつ弱まっていった。
「お、おさまった……」
よし、ゴレオナイス!
すぐに体を起こして、ライデンの状態を確認する。
「しっかりしろライデン!」
「う、ぅぅ……」
よかった、息はある。
しかし、グループに入れてレベルを確認すればまだ24。
初めてあった時より1レベルだけ上がっていた。
自己鍛錬だけだと聞くから、上がらないのもさもありなんってところだろう。
こいつの装備製作とかレベル上げも今後の課題にして行こうと思った。
「オスローもしっかり」
「うぅ、すまない……想定していたよりも浮遊スピードが早かったようだ……」
ゴレオとイグニールに抱えられたオスローは、額を抑えてフラつきながらそう呟く。
「小型機じゃ、微弱な供給からしかできないから最高高度がどのくらいか確かめたかったのだ」
「なるほどね」
クッションを敷いても無意味になる可能性が高い。
ワシタカくんを持つ俺なら有事の際も問題ないと立会いに呼んだとのこと。
「さすがに危険過ぎるから、やる時は俺一人だけでやるよ……」
ゴレオ、ワシタカくんがいたらダメージカットが大分効く。
万が一のことがあっても耐えれるだけのVITもあるのだから。
「いや、初めての高高度。私は自分の目で、見てみたかったのだよ」
そう言いながら、操縦室の窓からオスローは地上を見下ろした。
「……これが、空からの景色か」
合わせて、俺たちも地上を見る。
「おお……ごっつええ景色やあ……」
「おおおお! すごいです! これが空ですか!」
俺やイグニールたちは、ワシタカくんに乗っての移動で空に見慣れている。
しかし、オスローやマイヤー、ライデンは初めての景色に感動しているようだった。
眼下に広がるのは、小さくなってしまったギリス首都。
南西には、港町と大海原。
北には色んなことがあったギリス中央山脈の山々。
「本当に、いい景色だな……」
俺も今までゆっくりと景色を見ている余裕はなかったから、ちょっと感動。
「なに言うてんトウジ。散々見慣れとるやろ?」
「あのねマイヤー、トウジって今まで空飛ぶ時、気絶してたから実は見たことないんだし!」
「ほんま? 高い所苦手なんやな?」
「まあな」
今までは寝てると自分を納得させていたが、もう自分を偽らない。
そう、俺は気絶していたんだ。
「でも、高い所が苦手じゃなくてだな……高い所からもし落ちたらって考えるのが怖いだけだぞ?」
「一緒やん。それを高所恐怖症って言うんやで」
「ぐ……」
確かに。
「それにしても、あの一瞬でこんなに高いところまで浮かぶって……すごいわね」
「そうだな」
イグニールの言葉に頷いておく。
目算だが、長距離飛行をするワシタカくんと同じ高度くらいにまで上昇していた。
なお、それでもまだまだ余力を残している。
ヒヒイロカネを使った浮遊結晶おそるべしだ……。
「これはミニサイズの試作機だからここまで飛んだが、本来予定している大きさのガルーダは、トウジの要望通り、快適な生活空間と客席に追加して、予備の部品に外側を武装や装甲で固める予定だから大きさは10倍、総重量でいうと30倍くらいになる」
「へえ、装甲はなんとなくわかるけど、武装ってどんな?」
「急な突風対策の武装、ワイバーン等の対空域魔物用の武装……色々だ」
色々かー。
なんとなくでっかいレーザーみたいなのは欲しいと思った。
大火力を出せるようになれば、俺の武器としてかなり有用……。
──ん? 武器?
ちょっと閃いてしまったんだけど。
飛空船の設計図が武器として認識された場合、どうなる?
職人技能の装備製作で武器として作れたりするのだろうか?
俺が作れる装備に、射出する武器として弓やクロスボウが存在する。
そんな感じのものを船に取り付けるというか。
設計に組み込むことによって壊れてもすぐに作れる可能性が浮上した。
設計図の武装部門をライデンが書き込むことによって。
強力な武器として認識されれば、これワンチャンいけるかもしれんぞ!
胸熱。
「武器積もう、ぜひ積もう、どでかい一撃必殺の主砲みたいなのがいい」
「む? よくわからん食いつき方だな……あまり武装に凝り過ぎると、積載量などの観点から限られてくるのだが?」
「ヒヒイロカネなら、今後も俺が量産するから気にせず作ってくれ。なんなら竜樹もまだまだいっぱいあるし」
「ふむ……素材と金に糸目をつけない、か。了解した。それを加味して製作に当たるとしよう」
いや、金に糸目をつけないとは一言も言ってないんだが……。
まあいい、金をかけることで素晴らしいものができるなら、今後を考えても正解だろう。
今後ずっと使っていくものだと思うし、一点ものなら最高最強のものを作るのがいいのだ。
「しかし、こうして飛んで見ると色々な課題が見えて来た」
空に飛ぶ夢の第一歩を叶えたオスローは、熱のこもった視線を眼下に向けながら言う。
「浮遊結晶の性能は申し分ない。次は二歩目だ。操縦桿の出力を見るに、まだまだ余力を残した上でのこの高度はなかなか良いデータが取れたと言える。さっそく、今日からこのデータを元に設計を見直そう」
「あ、なら設計にライデンも加えてくれない?」
「え? ぼ、僕ですか?」
唐突に話を振られたライデンは、おろおろとした様子を見せた。
「ぼ、僕はまだ簡単な魔導機器しか作れないですし、こ、こんな大掛かりなものなんてそんな……」
「いや、オスローが何をやってるのかとか見て、自分で真似して設計図を書いてみるだけでもいい」
「そ、そうですか……? でも落ちこぼれって言われたやつですよ?」
「まあ自信がないのはわかるけど、負けずに頑張れる努力の才能はあると思うよ」
その気持ちを、俺は汲み取ってあげたい。
もっとも、そうやって真似して武器を乗っけて見た設計図が欲しい。
さすがにそれは黙っておくけど。
「トウジさん……」
ライデンの視線が、最近熱こもりっぱなしだけど。
さすがに大丈夫だよな……?
俺、いくら美しい美少年だとしても男はNGだ。
「ってことでオスロー頼むわ」
「いいだろう」
さっさと話を切り替えると、オスローは頷いてくれた。
「トウジがそれだけ肩入れするのならば、私が面倒みて扱き使ってやろう」
「よ、よろしくお願いします!」
「まあ、お手柔らかにな?」
32
お気に入りに追加
30,171
あなたにおすすめの小説
無名の三流テイマーは王都のはずれでのんびり暮らす~でも、国家の要職に就く弟子たちがなぜか頼ってきます~
鈴木竜一
ファンタジー
※本作の書籍化が決定いたしました!
詳細は近況ボードに載せていきます!
「もうおまえたちに教えることは何もない――いや、マジで!」
特にこれといった功績を挙げず、ダラダラと冒険者生活を続けてきた無名冒険者兼テイマーのバーツ。今日も危険とは無縁の安全な採集クエストをこなして飯代を稼げたことを喜ぶ彼の前に、自分を「師匠」と呼ぶ若い女性・ノエリ―が現れる。弟子をとった記憶のないバーツだったが、十年ほど前に当時惚れていた女性にいいところを見せようと、彼女が運営する施設の子どもたちにテイマーとしての心得を説いたことを思い出す。ノエリ―はその時にいた子どものひとりだったのだ。彼女曰く、師匠であるバーツの教えを守って修行を続けた結果、あの時の弟子たちはみんな国にとって欠かせない重要な役職に就いて繁栄に貢献しているという。すべては師匠であるバーツのおかげだと信じるノエリ―は、彼に王都へと移り住んでもらい、その教えを広めてほしいとお願いに来たのだ。
しかし、自身をただのしがない無名の三流冒険者だと思っているバーツは、そんな指導力はないと語る――が、そう思っているのは本人のみで、実はバーツはテイマーとしてだけでなく、【育成者】としてもとんでもない資質を持っていた。
バーツはノエリ―に押し切られる形で王都へと出向くことになるのだが、そこで立派に成長した弟子たちと再会。さらに、かつてテイムしていたが、諸事情で契約を解除した魔獣たちも、いつかバーツに再会することを夢見て自主的に鍛錬を続けており、気がつけばSランクを越える神獣へと進化していて――
こうして、無名のテイマー・バーツは慕ってくれる可愛い弟子や懐いている神獣たちとともにさまざまな国家絡みのトラブルを解決していき、気づけば国家の重要ポストの候補にまで名を連ねるが、当人は「勘弁してくれ」と困惑気味。そんなバーツは今日も王都のはずれにある運河のほとりに建てられた小屋を拠点に畑をしたり釣りをしたり、今日ものんびり暮らしつつ、弟子たちからの依頼をこなすのだった。
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています

スキルを得られない特殊体質の少年。祠を直したらユニークスキルもらえた(なんで??)
屯神 焔
ファンタジー
魔法が存在し、魔物が跋扈し、人々が剣を磨き戦う世界、『ミリオン』
この世界では自身の強さ、もしくは弱さを知られる『ステータス』が存在する。
そして、どんな人でも、亜人でも、動物でも、魔物でも、生まれつきスキルを授かる。
それは、平凡か希少か、1つか2つ以上か、そういった差はあれ不変の理だ。
しかし、この物語の主人公、ギル・フィオネットは、スキルを授からなかった。
正確には、どんなスキルも得られない体質だったのだ。
そんな彼は、田舎の小さな村で生まれ暮らしていた。
スキルを得られない体質の彼を、村は温かく迎え・・・はしなかった。
迫害はしなかったが、かといって歓迎もしなかった。
父親は彼の体質を知るや否や雲隠れし、母は長年の無理がたたり病気で亡くなった。
一人残された彼は、安い賃金で雑用をこなし、その日暮らしを続けていた。
そんな彼の唯一の日課は、村のはずれにある古びた小さな祠の掃除である。
毎日毎日、少しずつ、汚れをふき取り、欠けてしまった所を何とか直した。
そんなある日。
『ありがとう。君のおかげで私はここに取り残されずに済んだ。これは、せめてものお礼だ。君の好きなようにしてくれてかまわない。本当に、今までありがとう。』
「・・・・・・え?」
祠に宿っていた、太古の時代を支配していた古代龍が、感謝の言葉と祠とともに消えていった。
「祠が消えた?」
彼は、朝起きたばかりで寝ぼけていたため、最後の「ありがとう」しか聞こえていなかった。
「ま、いっか。」
この日から、彼の生活は一変する。
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
【完結】魔物をテイムしたので忌み子と呼ばれ一族から追放された最弱テイマー~今頃、お前の力が必要だと言われても魔王の息子になったのでもう遅い~
柊彼方
ファンタジー
「一族から出ていけ!」「お前は忌み子だ! 俺たちの子じゃない!」
テイマーのエリート一族に生まれた俺は一族の中で最弱だった。
この一族は十二歳になると獣と契約を交わさないといけない。
誰にも期待されていなかった俺は自分で獣を見つけて契約を交わすことに成功した。
しかし、一族のみんなに見せるとそれは『獣』ではなく『魔物』だった。
その瞬間俺は全ての関係を失い、一族、そして村から追放され、野原に捨てられてしまう。
だが、急な展開過ぎて追いつけなくなった俺は最初は夢だと思って行動することに。
「やっと来たか勇者! …………ん、子供?」
「貴方がマオウさんですね! これからお世話になります!」
これは魔物、魔族、そして魔王と一緒に暮らし、いずれ世界最強のテイマー、冒険者として名をとどろかせる俺の物語
2月28日HOTランキング9位!
3月1日HOTランキング6位!
本当にありがとうございます!

5歳で前世の記憶が混入してきた --スキルや知識を手に入れましたが、なんで中身入ってるんですか?--
ばふぉりん
ファンタジー
「啞"?!@#&〆々☆¥$€%????」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
五歳の誕生日を迎えた男の子は家族から捨てられた。理由は
「お前は我が家の恥だ!占星の儀で訳の分からないスキルを貰って、しかも使い方がわからない?これ以上お前を育てる義務も義理もないわ!」
この世界では五歳の誕生日に教会で『占星の儀』というスキルを授かることができ、そのスキルによってその後の人生が決まるといっても過言では無い。
剣聖 聖女 影朧といった上位スキルから、剣士 闘士 弓手といった一般的なスキル、そして家事 農耕 牧畜といったもうそれスキルじゃないよね?といったものまで。
そんな中、この五歳児が得たスキルは
□□□□
もはや文字ですら無かった
~~~~~~~~~~~~~~~~~
本文中に顔文字を使用しますので、できれば横読み推奨します。
本作中のいかなる個人・団体名は実在するものとは一切関係ありません。

ハイエルフの幼女は異世界をまったりと過ごしていく ~それを助ける過保護な転移者~
まぁ
ファンタジー
事故で亡くなった日本人、黒野大河はクロノとして異世界転移するはめに。
よし、神様からチートの力をもらって、無双だ!!!
ではなく、神様の世界で厳しい修行の末に力を手に入れやっとのことで異世界転移。
目的もない異世界生活だがすぐにハイエルフの幼女とであう。
なぜか、その子が気になり世話をすることに。
神様と修行した力でこっそり無双、もらった力で快適生活を。
邪神あり勇者あり冒険者あり迷宮もありの世界を幼女とポチ(犬?)で駆け抜けます。
PS
2/12 1章を書き上げました。あとは手直しをして終わりです。
とりあえず、この1章でメインストーリーはほぼ8割終わる予定です。
伸ばそうと思えば、5割程度終了といったとこでしょうか。
2章からはまったりと?、自由に異世界を生活していきます。
以前書いたことのある話で戦闘が面白かったと感想をもらいましたので、
1章最後は戦闘を長めに書いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。