装備製作系チートで異世界を自由に生きていきます

tera

文字の大きさ
上 下
232 / 682
本編

501 宿直と学院七不思議・その4 水島ァ

しおりを挟む
「ポロオオオオオオン!!」

 もはやピアノの音でもなんでもない、怒りの声が音楽室に響いた。
 暗がりの中、ぼんやりの何かがピアノの正面に形作る。

「キュ!」

「あれは音の精霊の眷属だって、水島が!」

 音の精霊……、そんな精霊もいるのか。
 神様だったらウーラニア、精霊だったらセイレーン。
 音に関するもので、思い浮かぶのはそのあたりか。
 他にもいたかもしれないけど、他は知らん。
 別の存在だったら、それもそれで別になんでも良い。

「ポロォォォーーーーーッ!」

「キュィィィーーーーーッ!」

 音の精霊とイルカのおっさん。
 それぞれの音波攻撃の応酬が、音楽室に響き渡る。

 いずれにせよ。
 音楽室に居座るこいつをなんとかするしかない。

 宿直初日で音楽室がボロボロになるのは不味い。
 俺の責任問題となる。
 それだけはご勘弁願いたいのだ。

「水島! 精霊とかそういう類ならウネウネくん出すぞ!」

「キュイ!」

「そっちの方が教室ぐちゃぐちゃになるってさ!」

「確かに」

 巨大キングさんやワシたかくんの前には霞むけど、あいつもそれなりに大きい。
 考えなしに召喚したら、逆に教室を荒らしてしまうことになる。

「だったら窓開けて外に出すのは?」

「キュッ!」

「近所迷惑になるって!」

「うーむ……非常事態ならしかないと思うけど……」

 なんか魔物出て来て戦いましたって扱いなら許される。
 あ、でも。
 これで学院が一時休校とかそんな扱いになったら、2000万がお釈迦?
 いや、さすがに不測の事態だったら仕方ないと思うけどなあ……。

「キュイ!」

「秘策があるから任せてくれだって」

「あ、そう? だったら早めに──」

 ──バサバサバサバサ!
 その時、俺の顔面にナニカが大量にまとわりついて来た。

「うわっ」

「トウジ!? あ、あれは七不思議の一つ、目が光る肖像画だし!」

 顔に飛んで来た正体。
 それは音楽室の壁に飾られている肖像画たちだった。
 本当に目が光っている。
 そして、古い紙に描かれた顔が怪しく笑っている。

「あれも精霊の類?」

「たぶんそうだし!」

 いっぱいいるなあ……。

「これさ、無闇にぶった斬ったら器物破損扱いになったりするかな?」

「そんなこと言ってないでさっさと倒すし!」

「別にダメージ全く受けてないから、倒せるには倒せるけど……」

 なんか水島が最初の一撃を与えて怒り出した。
 だから、放置でも良いんじゃないかと思った。

 その七不思議とやらの言い伝えでは夜しか出ない。
 さらに今までも生徒に被害はないんだろ?

「もう面倒だから逃げようぜ」

 そんでもってドア閉めて封印だ、封印。
 もしかしたら、こいつらは単純にピアノが弾きたいだけなのかもしれない。
 古紙に描かれたおっさんの目から生徒を見守りたいだけなのかもしれない。

「いや、さすがにそれはダメだし」

「やっぱり?」

「普通に考えて、今までは運が良かっただけだし。七不思議の噂で生徒が怖がって、夜の音楽室に入らなかったから今まで何もおこならなかっただけだと思うし」

「でも宿直で普通に巡回するコースだぞ」

「人は襲わない精霊だったとしても、攻撃して刺激して怒らせちゃったのはトウジだし、そうなったらこれから宿直で回る人がもしかしたら攻撃を受けることになるかもしれないし、なんにせよ明確な敵意持ってるみたいだから、このまま放置って言うわけにはいかないし」

「うぐっ」

 珍しく長いセリフだと思ったら、至極真っ当なことを言いやがる。
 パンケーキ師匠に論破された瞬間だった。
 確かにもう引き金は引いてしまったから、ケリをつけるしかない。

「生徒たちの安全は、学院の平和は、あたしたちが守るし!」

「それ誰目線の発言なんだよ……」

「宿直!」

「まあ、得体の知れないものを放置しておくのもアレだし、きちんと倒しておくしかないか」

 インベントリから霧散の秘薬を取り出して、向かってくる紙連中に一気に振りまいた。
 どうせ精霊が取り付いたもんだったら、これで剥がれる。
 濡れてしまうけど、なんか湿気でやられてましたって言えばなんとかなるか。
 最悪弁償になっても、高価な楽器とかじゃない限りどうにでもなる。

 もっとも、楽器とか複雑な構造じゃない限り。
 こういう肖像画とか売ってるところにお邪魔して、適当な装備にカナトコするのさ。

「ポロ」「ポロロ」「ポロン」「ポロリ」

 肖像画から強制的に剥がされた音の精霊たちが、水島と音波合戦している音の精霊に集まっていく。
 ピアノを弾いていた振りをしていた精霊はどうやら周りの精霊の親玉的存在だったようだ。

「──ポロロオオオオオオオ!!」

 集まって一回り大きくなった音の精霊が叫ぶ。
 水島の相殺音波をかき消して、音楽室全域に激しい振動。
 至近距離にいた水島は、勢いに圧されてぶっ飛ばされた。

「ぐっ……!」

 膝をつく。
 まるでキングさんの雄叫びを至近距離で受けた様な気分だ。
 あれほどの破壊力はないにせよ。
 装備を貫通して、なんか体の芯に響いた気がする。

「トウジ! 大丈夫だし!?」

「まあね、とっさに耳塞いでくれてありがと」

「あたしは異常状態食らっても別に影響ないし、当然!」

 耳を塞いで効果があるのかはわからない。
 しかし、ジュノーがフードにいるだけで、それだけで。
 なんとなくバフがかかった気が……しないでもない。

「ど、どうするしトウジ!? でっかくなっちゃったし!?」

「大丈夫だろ」

 そのまま片手剣で敵を斬りつけても良いのだけど。
 水島が、俺がやると言わんばかりの表情をしている。
 そんな強い意志が伝わってくる。

「──水島ァ、秘策があるんだろ、水島ァ!」

「キュイ!」

 立ち上がった水島が、音の精霊に肉薄する。
 行く手を阻む様に、さらなる音波攻撃が水島に襲いかかるが……トゥルン。
 水島のトゥルトゥルの体表面から、なんかヌルヌルした液体が出た。

 まるで、音の中を泳ぐ様に動く水島。
 なんだあれ、なんだこいつ!
 激しく気持ち悪い動きだが、俺は嫌いじゃない。

「キュイィィ!」

 そして、手から生み出したドロドロの液体が精霊を取り囲んだ。
 さらになんだあれ!
 イルカのおっさんから出た脂汗にしか思えないのだけど。
 それによって音の精霊の音波攻撃が封じ込められていた。

「キュイ」

「音波系を遮断する体液だってさ、つまり水島の脂汗だし」

 脂汗なんだ……?
 やっぱり?

「キュイ」

「最初のエコーロケーションで、いっぱい居るのがわかったからひと塊りになるまで待ってたんだって」

「なるほど」

 やるじゃん水島。
 俺はお前はできる子だって、最初からわかっていたぞ。

「お疲れ水島」

「キュ、キュイ……」

 トゥルパァン。
 ヌルヌルの手とハイタッチしたら、水島がプルプルと震えだした。

「どうした水島!?」

「キュィィ」

「これで封じるのが精一杯だから、倒すのは頼みますだって、あと5秒持たないらしいし」

「うおおおおお! 水島ァーーー!」

 音の精霊は、俺が脂汗の玉の中に手を突っ込み滅多斬りにしてなんとかなった。








=====

 一方その頃、別箇所担当の宿直のおじさんは……。

「……ん? なんかすごい音がした様な気がするが……気のせいか……クラブ棟はおっかなくて仕方ないなあ……」

 校舎からでた生徒玄関先で、呑気に葉巻を吸っていた。
しおりを挟む
感想 9,834

あなたにおすすめの小説

無名の三流テイマーは王都のはずれでのんびり暮らす~でも、国家の要職に就く弟子たちがなぜか頼ってきます~

鈴木竜一
ファンタジー
※本作の書籍化が決定いたしました!  詳細は近況ボードに載せていきます! 「もうおまえたちに教えることは何もない――いや、マジで!」 特にこれといった功績を挙げず、ダラダラと冒険者生活を続けてきた無名冒険者兼テイマーのバーツ。今日も危険とは無縁の安全な採集クエストをこなして飯代を稼げたことを喜ぶ彼の前に、自分を「師匠」と呼ぶ若い女性・ノエリ―が現れる。弟子をとった記憶のないバーツだったが、十年ほど前に当時惚れていた女性にいいところを見せようと、彼女が運営する施設の子どもたちにテイマーとしての心得を説いたことを思い出す。ノエリ―はその時にいた子どものひとりだったのだ。彼女曰く、師匠であるバーツの教えを守って修行を続けた結果、あの時の弟子たちはみんな国にとって欠かせない重要な役職に就いて繁栄に貢献しているという。すべては師匠であるバーツのおかげだと信じるノエリ―は、彼に王都へと移り住んでもらい、その教えを広めてほしいとお願いに来たのだ。 しかし、自身をただのしがない無名の三流冒険者だと思っているバーツは、そんな指導力はないと語る――が、そう思っているのは本人のみで、実はバーツはテイマーとしてだけでなく、【育成者】としてもとんでもない資質を持っていた。 バーツはノエリ―に押し切られる形で王都へと出向くことになるのだが、そこで立派に成長した弟子たちと再会。さらに、かつてテイムしていたが、諸事情で契約を解除した魔獣たちも、いつかバーツに再会することを夢見て自主的に鍛錬を続けており、気がつけばSランクを越える神獣へと進化していて―― こうして、無名のテイマー・バーツは慕ってくれる可愛い弟子や懐いている神獣たちとともにさまざまな国家絡みのトラブルを解決していき、気づけば国家の重要ポストの候補にまで名を連ねるが、当人は「勘弁してくれ」と困惑気味。そんなバーツは今日も王都のはずれにある運河のほとりに建てられた小屋を拠点に畑をしたり釣りをしたり、今日ものんびり暮らしつつ、弟子たちからの依頼をこなすのだった。

誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!

ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく  高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。  高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。  しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。  召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。 ※カクヨムでも連載しています

スキルを得られない特殊体質の少年。祠を直したらユニークスキルもらえた(なんで??)

屯神 焔
ファンタジー
 魔法が存在し、魔物が跋扈し、人々が剣を磨き戦う世界、『ミリオン』  この世界では自身の強さ、もしくは弱さを知られる『ステータス』が存在する。  そして、どんな人でも、亜人でも、動物でも、魔物でも、生まれつきスキルを授かる。  それは、平凡か希少か、1つか2つ以上か、そういった差はあれ不変の理だ。  しかし、この物語の主人公、ギル・フィオネットは、スキルを授からなかった。  正確には、どんなスキルも得られない体質だったのだ。  そんな彼は、田舎の小さな村で生まれ暮らしていた。  スキルを得られない体質の彼を、村は温かく迎え・・・はしなかった。  迫害はしなかったが、かといって歓迎もしなかった。  父親は彼の体質を知るや否や雲隠れし、母は長年の無理がたたり病気で亡くなった。  一人残された彼は、安い賃金で雑用をこなし、その日暮らしを続けていた。  そんな彼の唯一の日課は、村のはずれにある古びた小さな祠の掃除である。  毎日毎日、少しずつ、汚れをふき取り、欠けてしまった所を何とか直した。  そんなある日。  『ありがとう。君のおかげで私はここに取り残されずに済んだ。これは、せめてものお礼だ。君の好きなようにしてくれてかまわない。本当に、今までありがとう。』  「・・・・・・え?」  祠に宿っていた、太古の時代を支配していた古代龍が、感謝の言葉と祠とともに消えていった。  「祠が消えた?」  彼は、朝起きたばかりで寝ぼけていたため、最後の「ありがとう」しか聞こえていなかった。  「ま、いっか。」  この日から、彼の生活は一変する。

解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る

早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」 解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。 そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。 彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。 (1話2500字程度、1章まで完結保証です)

間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。 間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。 多分不具合だとおもう。 召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。 そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます ◇ 四巻が販売されました! 今日から四巻の範囲がレンタルとなります 書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます 追加場面もあります よろしくお願いします! 一応191話で終わりとなります 最後まで見ていただきありがとうございました コミカライズもスタートしています 毎月最初の金曜日に更新です お楽しみください!

【完結】魔物をテイムしたので忌み子と呼ばれ一族から追放された最弱テイマー~今頃、お前の力が必要だと言われても魔王の息子になったのでもう遅い~

柊彼方
ファンタジー
「一族から出ていけ!」「お前は忌み子だ! 俺たちの子じゃない!」  テイマーのエリート一族に生まれた俺は一族の中で最弱だった。  この一族は十二歳になると獣と契約を交わさないといけない。  誰にも期待されていなかった俺は自分で獣を見つけて契約を交わすことに成功した。  しかし、一族のみんなに見せるとそれは『獣』ではなく『魔物』だった。  その瞬間俺は全ての関係を失い、一族、そして村から追放され、野原に捨てられてしまう。  だが、急な展開過ぎて追いつけなくなった俺は最初は夢だと思って行動することに。 「やっと来たか勇者! …………ん、子供?」 「貴方がマオウさんですね! これからお世話になります!」  これは魔物、魔族、そして魔王と一緒に暮らし、いずれ世界最強のテイマー、冒険者として名をとどろかせる俺の物語 2月28日HOTランキング9位! 3月1日HOTランキング6位! 本当にありがとうございます!

5歳で前世の記憶が混入してきた  --スキルや知識を手に入れましたが、なんで中身入ってるんですか?--

ばふぉりん
ファンタジー
 「啞"?!@#&〆々☆¥$€%????」   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  五歳の誕生日を迎えた男の子は家族から捨てられた。理由は 「お前は我が家の恥だ!占星の儀で訳の分からないスキルを貰って、しかも使い方がわからない?これ以上お前を育てる義務も義理もないわ!」    この世界では五歳の誕生日に教会で『占星の儀』というスキルを授かることができ、そのスキルによってその後の人生が決まるといっても過言では無い。  剣聖 聖女 影朧といった上位スキルから、剣士 闘士 弓手といった一般的なスキル、そして家事 農耕 牧畜といったもうそれスキルじゃないよね?といったものまで。  そんな中、この五歳児が得たスキルは  □□□□  もはや文字ですら無かった ~~~~~~~~~~~~~~~~~  本文中に顔文字を使用しますので、できれば横読み推奨します。  本作中のいかなる個人・団体名は実在するものとは一切関係ありません。  

ハイエルフの幼女は異世界をまったりと過ごしていく ~それを助ける過保護な転移者~

まぁ
ファンタジー
事故で亡くなった日本人、黒野大河はクロノとして異世界転移するはめに。 よし、神様からチートの力をもらって、無双だ!!! ではなく、神様の世界で厳しい修行の末に力を手に入れやっとのことで異世界転移。 目的もない異世界生活だがすぐにハイエルフの幼女とであう。 なぜか、その子が気になり世話をすることに。 神様と修行した力でこっそり無双、もらった力で快適生活を。 邪神あり勇者あり冒険者あり迷宮もありの世界を幼女とポチ(犬?)で駆け抜けます。 PS 2/12 1章を書き上げました。あとは手直しをして終わりです。 とりあえず、この1章でメインストーリーはほぼ8割終わる予定です。 伸ばそうと思えば、5割程度終了といったとこでしょうか。 2章からはまったりと?、自由に異世界を生活していきます。        以前書いたことのある話で戦闘が面白かったと感想をもらいましたので、 1章最後は戦闘を長めに書いてみました。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。