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第三話 第四章
第七節
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『対戦終了。対戦終了』
『勝者は【星団】『創世神』と『星炎騎士団A』の混成チーム。騎士ウルフ、夜剣・ミコとなります』
『お疲れさまでした』
終わりを第三者に告げる様に鳴り響いたアナウンス。
同時に現れた道から晴菜達がやって来た。
「ミコ!」
「……晴菜さん…」
「スゴイじゃない!大活躍よ!!」
「へへ…ッ……」
嬉しそうな晴菜。その反応にミコもややはにかむ。
『大金星ですねミコ。【星】二名相手にまさか単独で立ち回るなんて……』
「…いえいえ……ただ相性が良かっただけですよ……」
『それでもですよ…それにまさか馬鹿一号の【演目】を模倣するとは………』
「……見よう見真似…ですけれど一応は……担いだ剣での抜刀術で納刀も不完全で斬撃の制度も天と地ほどの差があってとても完全再現とは言えませんが……」
『ふむ…』
そう評したミコ。だが、睦美はそうは思わない。
おそらく門司と行動を共にしたことで不完全でも再現可能なレベルまで脳内に染みつけたのだろう。そして鍛錬を繰り返し習得したのだと睦美は分析する。
(それでも…まだ【星】に覚醒していない者が不完全ながらも【星】それも【銘付き】の【演目】を再現できるなんて……)
将来彼女はとんでもなく化けるのではないかという片鱗を見せられたそんな思いであった。
「…それに……操られてもなお抗ってくれたお二方のおかげの部分もあります……そんなお二方に慕われている……ウルフ……さんの……」
「おッ、おい!?」
そこで言葉が途切れてしまったミコ。どうやら完全に気を失ってしまったようである。
「たった一人であんな大立ち回りをしていたもの、仕方がないわね…」
「ですがここに置いて行くわけにもいきません。誰かが運ぶ必要がありますね…」
「俺に担がせてくれ、何にも出来なかったからせめてこれぐらいは……キィルとレェナも安全な場所までは連れて行かねぇと…」
「そうですね…頼みましたよウルフ卿」
ミコを背負っただけでなくキィルとレェナの二人もそれぞれ抱えたウルフ。
そうして晴菜達は先程のアナウンスの際に現れた新しい道を通り先へと進む。
進んだ先、冷やかな石段上った先に辿り着いたのは先程まで晴菜達が集まっていた大広間であった。
「ようやくここまで戻って来れたわね……」
感慨深く呟いた晴菜。広間には幾つかの気配を感じることが出来るが、先の地下での一件により疑心暗鬼に陥っているのだろう。コチラの様子を伺うばかりで姿を見せない。
とそこでR・Rからのアナウンスが入った。
『地下での競争お疲れ様だったな……ここが中間地点だ……』
「けッ、一体どの口がほざいていやがるんだかコイツは……」
『さて、ここからは後半戦だが、ここからも競争だ……前に言ったがここまでふるいにかけた全20チーム。その内、俺の元に辿り着いた最初の一チームだけが俺と相対することが出来る』
「一気に一つの椅子とは…かなりシビアですね……」
『勿論すでに始まっていて先着組は進んでいるぞ、先に着いたアドバンテージぐらいはきっちり与えておかないとな不公平だ……』
「げ!?俺達の到着順って何番だ!?」
「……落ち着きなさいウルフ卿。ここで先程と同じ轍を踏むつもりですか…」
「そうでした…」
『ちなみに今回は俺も全力で妨害させてもらう。後半戦だからな当然だ…』
『…ふむ、妨害に参加するとなったら、コレは少々不利になるかもしれませんね…ゲームマスターとはいえ彼も『魔女の旅団』の構成員……同じ陣営の側には手心を加えるかもしれません』
『そんな事を考えているならもうとっくにやっている。このゲーム俺はフェアを心掛けているんだ。そんな真似はしないさ……わかったか?』
『……ッ!?』
明らかに通信機の声も聞こえているようなR・Rの言葉。通信機の会話を割り込まれ聞かれた事に睦美は思わず声を強張らせる。
『それじゃあ、ずっと話で足止めさせるのもコレはコレでフェアじゃあない。スタートしても良いよ…月並みだが俺と会えるように頑張ってくれ』
そう言ってR・Rのアナウンスは途切れた。
「全く…人気アイドルみたいな事言って、アンタみたいな悪趣味な奴の握手会なんてこっちから願い下げよ…」
『晴菜、愚痴はそこまでに…取り敢えず先に進みましょう。こちら側も向こうの場所の情報を何とか探ります。今度は通信に入り込まれないよう慎重に行くので、いつもより手間取りそうですが…』
「構わないわ、有益な情報が分かり次第教えて…」
『あと逆探されないよう新たな通信機の周波コードも発行しておきます。暗号化して送りましたのでセッティングしてください』
「ありがとう………これで良いかしら?」
『ふむ、問題なしですね……では探ってみます』
そうして睦美との通信を終えた晴菜。
そこに少し場から離れていたウルフがやって来た。
「様子を伺っていた連中の中に俺達の仲間がいたからミコ達の事を任せておいた。消耗していたからここで待機していると快く応じてくれたぜ」
「そうありがとう」
これで一安心できた晴菜。R・Rが提示したルール2〈チームの人数は欠けてはならない〉に抵触する危険性はあるが、脱落はしておらず別行動をしていると押し切る事に決めている。
現にこちらを監視する状態なのに何の咎めも無いという事は容認しているという事なのだろう。
「それじゃあ行きましょ…」
こうしてウルフとウォーロックの三名で進む晴菜。大広間奥の扉を開け先へと向かう。
「そういえば…城の地上階部分は貴方達の【星団】が普段使いしていたのよね?R・Rが居そうな場所って見当がつく?」
「そうですね…普通に考えれば最奥に在る元城主の私室とかでしょうか?別の場所という事も考えられそうですが……」
「これまでの所業や先行組の動きが見えないのを見る限り、何かを仕込んでいるのは十二分にありえそうね……まあ睦美の情報を待ちつつひとまずはその元城主の私室に向かいましょうか」
「まあ場所は安心してくれ『爆炎』。勝手知ったる俺達の拠点だ。目的地まで最短で案内してやるよ」
そう言って扉を開けたウルフ。
扉の先は厨房であった。
「古城っぽい見た目だけれど、こういう部分は新しいのね。古民家の外装で中身最新型にリノベーションした形かしら」
何の変哲もない厨房を見つつ呟く晴菜。
「え…え?」
だがそんな晴菜とは別にウルフとウォーロックは戸惑いの表情を浮かべている。
「どうしたのよ?」
「私から説明します晴菜殿。この部屋の位置じゃあこの部屋は元衛兵の詰所なんです。だった筈なんです……それが何故厨房に…?」
ウォーロックのその説明だけで察した晴菜。つまりは城内の部屋がバラバラに入れ替えられているという訳である。
「……勝手知ったる連中が侵入者側だから当然と言えば当然よね……」
だが連中がこの古城を奪ったのは僅か数日前である。そんな短時間でこの巨大な建築物の中身を弄ったのだ。それだけでR・Rの【星】としての力量と御法川・トワに『将』を任されている理由をこれでもかと理解出来た。
(何かの【演目】?そうでなきゃ考えられないわね……)
壁を触ってみた晴菜。そこであることに気づく。
壁には無数の傷跡が付いていた。
『勝者は【星団】『創世神』と『星炎騎士団A』の混成チーム。騎士ウルフ、夜剣・ミコとなります』
『お疲れさまでした』
終わりを第三者に告げる様に鳴り響いたアナウンス。
同時に現れた道から晴菜達がやって来た。
「ミコ!」
「……晴菜さん…」
「スゴイじゃない!大活躍よ!!」
「へへ…ッ……」
嬉しそうな晴菜。その反応にミコもややはにかむ。
『大金星ですねミコ。【星】二名相手にまさか単独で立ち回るなんて……』
「…いえいえ……ただ相性が良かっただけですよ……」
『それでもですよ…それにまさか馬鹿一号の【演目】を模倣するとは………』
「……見よう見真似…ですけれど一応は……担いだ剣での抜刀術で納刀も不完全で斬撃の制度も天と地ほどの差があってとても完全再現とは言えませんが……」
『ふむ…』
そう評したミコ。だが、睦美はそうは思わない。
おそらく門司と行動を共にしたことで不完全でも再現可能なレベルまで脳内に染みつけたのだろう。そして鍛錬を繰り返し習得したのだと睦美は分析する。
(それでも…まだ【星】に覚醒していない者が不完全ながらも【星】それも【銘付き】の【演目】を再現できるなんて……)
将来彼女はとんでもなく化けるのではないかという片鱗を見せられたそんな思いであった。
「…それに……操られてもなお抗ってくれたお二方のおかげの部分もあります……そんなお二方に慕われている……ウルフ……さんの……」
「おッ、おい!?」
そこで言葉が途切れてしまったミコ。どうやら完全に気を失ってしまったようである。
「たった一人であんな大立ち回りをしていたもの、仕方がないわね…」
「ですがここに置いて行くわけにもいきません。誰かが運ぶ必要がありますね…」
「俺に担がせてくれ、何にも出来なかったからせめてこれぐらいは……キィルとレェナも安全な場所までは連れて行かねぇと…」
「そうですね…頼みましたよウルフ卿」
ミコを背負っただけでなくキィルとレェナの二人もそれぞれ抱えたウルフ。
そうして晴菜達は先程のアナウンスの際に現れた新しい道を通り先へと進む。
進んだ先、冷やかな石段上った先に辿り着いたのは先程まで晴菜達が集まっていた大広間であった。
「ようやくここまで戻って来れたわね……」
感慨深く呟いた晴菜。広間には幾つかの気配を感じることが出来るが、先の地下での一件により疑心暗鬼に陥っているのだろう。コチラの様子を伺うばかりで姿を見せない。
とそこでR・Rからのアナウンスが入った。
『地下での競争お疲れ様だったな……ここが中間地点だ……』
「けッ、一体どの口がほざいていやがるんだかコイツは……」
『さて、ここからは後半戦だが、ここからも競争だ……前に言ったがここまでふるいにかけた全20チーム。その内、俺の元に辿り着いた最初の一チームだけが俺と相対することが出来る』
「一気に一つの椅子とは…かなりシビアですね……」
『勿論すでに始まっていて先着組は進んでいるぞ、先に着いたアドバンテージぐらいはきっちり与えておかないとな不公平だ……』
「げ!?俺達の到着順って何番だ!?」
「……落ち着きなさいウルフ卿。ここで先程と同じ轍を踏むつもりですか…」
「そうでした…」
『ちなみに今回は俺も全力で妨害させてもらう。後半戦だからな当然だ…』
『…ふむ、妨害に参加するとなったら、コレは少々不利になるかもしれませんね…ゲームマスターとはいえ彼も『魔女の旅団』の構成員……同じ陣営の側には手心を加えるかもしれません』
『そんな事を考えているならもうとっくにやっている。このゲーム俺はフェアを心掛けているんだ。そんな真似はしないさ……わかったか?』
『……ッ!?』
明らかに通信機の声も聞こえているようなR・Rの言葉。通信機の会話を割り込まれ聞かれた事に睦美は思わず声を強張らせる。
『それじゃあ、ずっと話で足止めさせるのもコレはコレでフェアじゃあない。スタートしても良いよ…月並みだが俺と会えるように頑張ってくれ』
そう言ってR・Rのアナウンスは途切れた。
「全く…人気アイドルみたいな事言って、アンタみたいな悪趣味な奴の握手会なんてこっちから願い下げよ…」
『晴菜、愚痴はそこまでに…取り敢えず先に進みましょう。こちら側も向こうの場所の情報を何とか探ります。今度は通信に入り込まれないよう慎重に行くので、いつもより手間取りそうですが…』
「構わないわ、有益な情報が分かり次第教えて…」
『あと逆探されないよう新たな通信機の周波コードも発行しておきます。暗号化して送りましたのでセッティングしてください』
「ありがとう………これで良いかしら?」
『ふむ、問題なしですね……では探ってみます』
そうして睦美との通信を終えた晴菜。
そこに少し場から離れていたウルフがやって来た。
「様子を伺っていた連中の中に俺達の仲間がいたからミコ達の事を任せておいた。消耗していたからここで待機していると快く応じてくれたぜ」
「そうありがとう」
これで一安心できた晴菜。R・Rが提示したルール2〈チームの人数は欠けてはならない〉に抵触する危険性はあるが、脱落はしておらず別行動をしていると押し切る事に決めている。
現にこちらを監視する状態なのに何の咎めも無いという事は容認しているという事なのだろう。
「それじゃあ行きましょ…」
こうしてウルフとウォーロックの三名で進む晴菜。大広間奥の扉を開け先へと向かう。
「そういえば…城の地上階部分は貴方達の【星団】が普段使いしていたのよね?R・Rが居そうな場所って見当がつく?」
「そうですね…普通に考えれば最奥に在る元城主の私室とかでしょうか?別の場所という事も考えられそうですが……」
「これまでの所業や先行組の動きが見えないのを見る限り、何かを仕込んでいるのは十二分にありえそうね……まあ睦美の情報を待ちつつひとまずはその元城主の私室に向かいましょうか」
「まあ場所は安心してくれ『爆炎』。勝手知ったる俺達の拠点だ。目的地まで最短で案内してやるよ」
そう言って扉を開けたウルフ。
扉の先は厨房であった。
「古城っぽい見た目だけれど、こういう部分は新しいのね。古民家の外装で中身最新型にリノベーションした形かしら」
何の変哲もない厨房を見つつ呟く晴菜。
「え…え?」
だがそんな晴菜とは別にウルフとウォーロックは戸惑いの表情を浮かべている。
「どうしたのよ?」
「私から説明します晴菜殿。この部屋の位置じゃあこの部屋は元衛兵の詰所なんです。だった筈なんです……それが何故厨房に…?」
ウォーロックのその説明だけで察した晴菜。つまりは城内の部屋がバラバラに入れ替えられているという訳である。
「……勝手知ったる連中が侵入者側だから当然と言えば当然よね……」
だが連中がこの古城を奪ったのは僅か数日前である。そんな短時間でこの巨大な建築物の中身を弄ったのだ。それだけでR・Rの【星】としての力量と御法川・トワに『将』を任されている理由をこれでもかと理解出来た。
(何かの【演目】?そうでなきゃ考えられないわね……)
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