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第二話 第四章
第五節
しおりを挟む「うぉおおおっとォ!?おいおいダイヤ、とんでもねぇ所に繋がっていたじゃあねぇの!?俺じゃあなかったら死んでるぜアレ!?」
「ヘヘッ…だったらお前だから良いじゃあねぇか。こいつは通常の【領域】間の移動とは違って座標のみでの話ならほぼ運任せだからな…地面の中にいない分幸先良いぜ俺達」
「いしのなかにいる…ってか!?そう考えると良いねぇ。ポジティブシンキング♪」
見事に着地した大和とダイモンドもといダイヤ。門司とアトラスの間に降り立つ。
「お前は『龍王』呉成・大和か……」
「兄弟。現状だが…」
「ああ大丈夫だぜ門司。概ねの部分は婆さんとそこのダイヤから聞いたからなぁ」
「そうか…」
『逆に何故貴方はそこの収容者と行動を共にしているのです?別れた時は敵として戦闘していたでしょうに…』
「ああそいつはちょいと色々あってな…」
そう前置きした上で大和は別行動をとった時の事を話した。
「だらっしゃああああああいぃ!」
飛んできた鎚を勢いよく蹴り返した大和。高速で投擲された鎚は今度はダイヤを襲う。
だがダイヤは事も無げにそれを掴み取った。
晴菜達と別行動をとって数十分、名を明かしたダイヤとの戦闘は二合三合とぶつかり合う内に収容所地下道を飛び出し、屋外の日本山中奥地へと移っていた。
激しい打撃の応酬。拳と鎚が打ち合わさる度に周囲の空気が大きく震える。
「中々やるじゃあないの!こんなに出来るなら初めて会った時あんな手を使わなくてもよかったんじゃあねぇか!?」
「へへッ、こっちも色々あってな……だが搦手の無い真っ直ぐな闘い。気持ちよすぎていけねぇや!」
互いに笑みを浮かべ拳と鎚を振るう両者。
そんな楽しい時間、それを止めたのは第三者の登場であった。
「へぇ…盛り上がっているじゃあないかい」
現れた第三者。それはヒミコであった。
「アンタが『国狂』ヒミコか…会うのは初めてだぜ」
「どうした婆さん。こんな山奥まで……ってかどうやってここを?」
「そりゃ伝えたい事があるアンタがこんな山奥に居るからに決まっているじゃあないかい…通信機を切断したアンタにね…」
「そいつは色々スマン…で俺に伝えたい事って?」
「少し前『郷』が大規模な襲撃を受けたのさ」
「何だって!?いきなりだな!?」
そこで現状を説明するヒミコ。合衆国の収容者が日本の収容者を先導し起こした事、晴菜達の事、門司達待機組が防衛をしている事。
そして敵の中に『巨神』アトラスが存在している事…。
「アトラス…H3050か……」
調査をしていた事もあるが、その銘は知っていた大和。
寧ろそのビックネームが徹底的にノーマークだったのは意図的に隠されていたような異常さを感じる。
もしそれが正しいのなら大和達は気付かない内に第三者の術中に嵌っていた事になるのだろう…。
「……ひょっとしてダイヤ。アンタがそいつの名を騙ったのって…」
そこでダイヤの変わった行動を見てしまった大和。
何とダイヤは大和に対して土下座をしていたのだ。
「おいおいオイオイ!?どしたいきなり!?」
「この国では最大限の謝辞はこの行動で表すと聞いたからな……経緯はこれから話す。だがまずはその前に『龍王』アンタに非礼を詫びさせてほしい」
「非礼?」
「これまでの試すような言動に奇襲、挑発。相対した際の全てだ…」
「ああそういう事…」
「だが、仕方がない事だったんだ!奴に…アトラスの野郎を打倒する為にはどうしても!?」
とそこで理由を語るダイヤ。
元々、新大陸へと向かう船に乗り込んだ移民の中の一人で、合衆国建国時に覚醒した【星】であったダイヤ。
覚醒後も特に大きく行動することも無く。開拓時代に得た土地で牧場を営んでいた。
【星】特有の疎外感や迫害というものはあったが、捻じ曲がる事も無く人々と関わったことにより一般の人々からもある程度の信頼を勝ち得ることが出来たダイヤ。
このまま市井の人々と共に在りながら穏やかに時を過ごしていくものだと思っていた。
だがそれはアトラスが現れたことにより全て壊されてしまった。アトラスが暴れたことで営んでいた牧場は壊され、共に在った人々は全て虐殺され、彼が居た町は地図から消える事になった。
元凶を知りアトラスを探す事を始めたダイヤ。戦闘の腕を磨きながら、自然災害のような奴を見つけ出す旅を始めた。
だが、突発的・感覚的であり予想不能過ぎるアトラスを追い詰めることは出来ず、最後に聞いた情報は奴が合衆国の収容所に自らで収容にされたという情報であった。
それ故にわざと犯罪を起こしたダイヤ。同じ収容所に潜り込んだのであった。
「別に復讐だとかそんな気は最初から無かったさ…衝動に任せたとて、もうあいつ等は還って来ることは無いからな……ただ俺と同じ連中を二度と出したくなかった。それだけさ……」
そこからはアトラスの監視をしていたダイヤ。
だが、収容者の一斉脱獄が発生。多くの収容者が野に放たれてしまう。
多くの【星】の性質上、この変わってしまった世界では戻ることは無いと考えたダイヤ。
そこでアトラスの監視を打倒に改め…そしてその実力を有する者達を探していた。
「そんで大和に目ぇ付けてって訳か……動機はわかったけれどよ、何で奴の名を騙っていたんだ?」
「脱獄が起こってから。どうも奴の存在が意図的に希薄されていくのが感じたんだ…俺みたいな因縁持ちやつるんでいる連中へは効果は薄くはなるが…第三者か奴本人のかはわからねぇが、俺みたいな因縁持ちを増やす為に多少無理してでも騙る必要があったって訳だ」
「成程な…」
概ね今感じた直感と同じ内容であると思った大和。
「挑発も行ったというのも同じ内容だ。その為に行った非礼はいくらでも詫びさせてくれ!だから奴を斃すのを手伝ってくれねぇか!?」
これが別行動の顛末であった。
「まあその後はコイツの頼みを受けて。ここまで来なきゃあいけねぇって事で…【領域】に行く為の扉が無いのと『無間回廊』経由では敵地ど真ん中に出るって事で、ダイヤの【演目】を使って現在に至るって訳よ」
『成程、概ね理解出来ましたよ…通信機さえ使っていれば色々とこちらも考えることが出来たという事も…』
「あ~そいつに関しては…ダイヤとの真剣勝負に余計な外野は無粋というかなんというか…コイツの本音もほら言い難いじゃん?」
『………………』
「すんません…」
見えているわけではないのにバツの悪そうな顔で頭を下げた大和。
『…ふむ、良いですよ…以前のエイプリルの一件を忘れる程の鳥頭なのは知ってはおりましたし……晴菜も後で半殺しと言っておりましたので覚悟しておいてください』
「そうかい…そいつは無事に戻って受けないとなぁ」
そう言って笑みを浮かべた北斗。アトラスと相対する。
「すげぇ圧だな…うっかりしてたらペッシャンコになりそうだ」
「…お前も中々のようだ『龍王』…負傷が無い分『鬼神』より楽しめそうだ…」
「そいつはどうも、でも今俺ァ昂っているからなぁ…油断していたらぱっくりいっちまうぜ」
「ほぅ…」
「というわけだ門司。後は俺に任せてくれ」
「兄弟。ああ…そうさせてもらおう」
安心した表情を見せた門司。その場から退いた。
「ヘヘッ、俺としてはここで会ったが百年目ってな…それじゃあ行こうか呉成」
「そん事だけどよダイヤ。最初は俺一人でやらせてくれねぇかい?」
「おいおいオイオイ何だよ呉成。二対一は卑怯ってか?」
「そんな殊勝な気は無いさ…ただ俺も一度こんなビッグネームに混じり気なしでぶつかってみてぇと思ってな」
「……へへへッ、中々に酔狂だぜアンタも…」
そう笑い後ろに控えたダイヤ。
大和は重心を低くする。
「『龍王』…さてどれ程のモノか……」
「おっ、余裕だねぇ…これまでの【星】生の中で不完全燃焼しかしてこなかったような態度…でもそんな態度で俺の前に立つのは…」
【演目】『龍桜 旋風 春一番』
「ちとおすすめしないぜ」
「…ッ……!?」
初手の【演目】。知覚外の速度により振るわれた打撃はアトラスに血反吐を吐かせるには充分であった。
「ヘヘッ…だったらお前だから良いじゃあねぇか。こいつは通常の【領域】間の移動とは違って座標のみでの話ならほぼ運任せだからな…地面の中にいない分幸先良いぜ俺達」
「いしのなかにいる…ってか!?そう考えると良いねぇ。ポジティブシンキング♪」
見事に着地した大和とダイモンドもといダイヤ。門司とアトラスの間に降り立つ。
「お前は『龍王』呉成・大和か……」
「兄弟。現状だが…」
「ああ大丈夫だぜ門司。概ねの部分は婆さんとそこのダイヤから聞いたからなぁ」
「そうか…」
『逆に何故貴方はそこの収容者と行動を共にしているのです?別れた時は敵として戦闘していたでしょうに…』
「ああそいつはちょいと色々あってな…」
そう前置きした上で大和は別行動をとった時の事を話した。
「だらっしゃああああああいぃ!」
飛んできた鎚を勢いよく蹴り返した大和。高速で投擲された鎚は今度はダイヤを襲う。
だがダイヤは事も無げにそれを掴み取った。
晴菜達と別行動をとって数十分、名を明かしたダイヤとの戦闘は二合三合とぶつかり合う内に収容所地下道を飛び出し、屋外の日本山中奥地へと移っていた。
激しい打撃の応酬。拳と鎚が打ち合わさる度に周囲の空気が大きく震える。
「中々やるじゃあないの!こんなに出来るなら初めて会った時あんな手を使わなくてもよかったんじゃあねぇか!?」
「へへッ、こっちも色々あってな……だが搦手の無い真っ直ぐな闘い。気持ちよすぎていけねぇや!」
互いに笑みを浮かべ拳と鎚を振るう両者。
そんな楽しい時間、それを止めたのは第三者の登場であった。
「へぇ…盛り上がっているじゃあないかい」
現れた第三者。それはヒミコであった。
「アンタが『国狂』ヒミコか…会うのは初めてだぜ」
「どうした婆さん。こんな山奥まで……ってかどうやってここを?」
「そりゃ伝えたい事があるアンタがこんな山奥に居るからに決まっているじゃあないかい…通信機を切断したアンタにね…」
「そいつは色々スマン…で俺に伝えたい事って?」
「少し前『郷』が大規模な襲撃を受けたのさ」
「何だって!?いきなりだな!?」
そこで現状を説明するヒミコ。合衆国の収容者が日本の収容者を先導し起こした事、晴菜達の事、門司達待機組が防衛をしている事。
そして敵の中に『巨神』アトラスが存在している事…。
「アトラス…H3050か……」
調査をしていた事もあるが、その銘は知っていた大和。
寧ろそのビックネームが徹底的にノーマークだったのは意図的に隠されていたような異常さを感じる。
もしそれが正しいのなら大和達は気付かない内に第三者の術中に嵌っていた事になるのだろう…。
「……ひょっとしてダイヤ。アンタがそいつの名を騙ったのって…」
そこでダイヤの変わった行動を見てしまった大和。
何とダイヤは大和に対して土下座をしていたのだ。
「おいおいオイオイ!?どしたいきなり!?」
「この国では最大限の謝辞はこの行動で表すと聞いたからな……経緯はこれから話す。だがまずはその前に『龍王』アンタに非礼を詫びさせてほしい」
「非礼?」
「これまでの試すような言動に奇襲、挑発。相対した際の全てだ…」
「ああそういう事…」
「だが、仕方がない事だったんだ!奴に…アトラスの野郎を打倒する為にはどうしても!?」
とそこで理由を語るダイヤ。
元々、新大陸へと向かう船に乗り込んだ移民の中の一人で、合衆国建国時に覚醒した【星】であったダイヤ。
覚醒後も特に大きく行動することも無く。開拓時代に得た土地で牧場を営んでいた。
【星】特有の疎外感や迫害というものはあったが、捻じ曲がる事も無く人々と関わったことにより一般の人々からもある程度の信頼を勝ち得ることが出来たダイヤ。
このまま市井の人々と共に在りながら穏やかに時を過ごしていくものだと思っていた。
だがそれはアトラスが現れたことにより全て壊されてしまった。アトラスが暴れたことで営んでいた牧場は壊され、共に在った人々は全て虐殺され、彼が居た町は地図から消える事になった。
元凶を知りアトラスを探す事を始めたダイヤ。戦闘の腕を磨きながら、自然災害のような奴を見つけ出す旅を始めた。
だが、突発的・感覚的であり予想不能過ぎるアトラスを追い詰めることは出来ず、最後に聞いた情報は奴が合衆国の収容所に自らで収容にされたという情報であった。
それ故にわざと犯罪を起こしたダイヤ。同じ収容所に潜り込んだのであった。
「別に復讐だとかそんな気は最初から無かったさ…衝動に任せたとて、もうあいつ等は還って来ることは無いからな……ただ俺と同じ連中を二度と出したくなかった。それだけさ……」
そこからはアトラスの監視をしていたダイヤ。
だが、収容者の一斉脱獄が発生。多くの収容者が野に放たれてしまう。
多くの【星】の性質上、この変わってしまった世界では戻ることは無いと考えたダイヤ。
そこでアトラスの監視を打倒に改め…そしてその実力を有する者達を探していた。
「そんで大和に目ぇ付けてって訳か……動機はわかったけれどよ、何で奴の名を騙っていたんだ?」
「脱獄が起こってから。どうも奴の存在が意図的に希薄されていくのが感じたんだ…俺みたいな因縁持ちやつるんでいる連中へは効果は薄くはなるが…第三者か奴本人のかはわからねぇが、俺みたいな因縁持ちを増やす為に多少無理してでも騙る必要があったって訳だ」
「成程な…」
概ね今感じた直感と同じ内容であると思った大和。
「挑発も行ったというのも同じ内容だ。その為に行った非礼はいくらでも詫びさせてくれ!だから奴を斃すのを手伝ってくれねぇか!?」
これが別行動の顛末であった。
「まあその後はコイツの頼みを受けて。ここまで来なきゃあいけねぇって事で…【領域】に行く為の扉が無いのと『無間回廊』経由では敵地ど真ん中に出るって事で、ダイヤの【演目】を使って現在に至るって訳よ」
『成程、概ね理解出来ましたよ…通信機さえ使っていれば色々とこちらも考えることが出来たという事も…』
「あ~そいつに関しては…ダイヤとの真剣勝負に余計な外野は無粋というかなんというか…コイツの本音もほら言い難いじゃん?」
『………………』
「すんません…」
見えているわけではないのにバツの悪そうな顔で頭を下げた大和。
『…ふむ、良いですよ…以前のエイプリルの一件を忘れる程の鳥頭なのは知ってはおりましたし……晴菜も後で半殺しと言っておりましたので覚悟しておいてください』
「そうかい…そいつは無事に戻って受けないとなぁ」
そう言って笑みを浮かべた北斗。アトラスと相対する。
「すげぇ圧だな…うっかりしてたらペッシャンコになりそうだ」
「…お前も中々のようだ『龍王』…負傷が無い分『鬼神』より楽しめそうだ…」
「そいつはどうも、でも今俺ァ昂っているからなぁ…油断していたらぱっくりいっちまうぜ」
「ほぅ…」
「というわけだ門司。後は俺に任せてくれ」
「兄弟。ああ…そうさせてもらおう」
安心した表情を見せた門司。その場から退いた。
「ヘヘッ、俺としてはここで会ったが百年目ってな…それじゃあ行こうか呉成」
「そん事だけどよダイヤ。最初は俺一人でやらせてくれねぇかい?」
「おいおいオイオイ何だよ呉成。二対一は卑怯ってか?」
「そんな殊勝な気は無いさ…ただ俺も一度こんなビッグネームに混じり気なしでぶつかってみてぇと思ってな」
「……へへへッ、中々に酔狂だぜアンタも…」
そう笑い後ろに控えたダイヤ。
大和は重心を低くする。
「『龍王』…さてどれ程のモノか……」
「おっ、余裕だねぇ…これまでの【星】生の中で不完全燃焼しかしてこなかったような態度…でもそんな態度で俺の前に立つのは…」
【演目】『龍桜 旋風 春一番』
「ちとおすすめしないぜ」
「…ッ……!?」
初手の【演目】。知覚外の速度により振るわれた打撃はアトラスに血反吐を吐かせるには充分であった。
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