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第二話 第三章
第七節
しおりを挟む【演目】 『爆炎 炎銃 両腕 ミニ・ミトラィユーズ』
【演目】 『喜楽・氷 凍矢弾雨』
【演目】 『喜楽・氷 場地凍風』
【演目】 『爆炎 炎銃模倣 ドラゴンブレス』
互いに一歩も引かない【演目】の応酬。
晴菜とタンドラ。炎と氷。双方がぶつかり合う度に激突の中心部では水蒸気を伴う爆発が巻き起こる。
レクリエーションルームも陣取りのように半分は凍結し、もう半分は発火炎上するという世にも珍しい様相となっていた。
「はああッ!」
「ヴぅ!!」
巻き上がる水蒸気の中から飛び出した両者。互いに振るわれた近接攻撃の一撃に双方とも吹き飛ぶ。
(能力は完全に相殺の関係ね…向こうも思っているだろうけれど、やりにくいったらありゃしない…)
内心で愚痴りながら、休まずに炎の拳銃で弾丸を撃ち込む晴菜。氷の壁で作られ防がれる。
だが、これまでの攻防で分かったことが何点かあった。
(奴の氷。それは私のように無から発生させるタイプとは違う、身体を極低温に変えることで凍結させて生まれた副産物。それを操作すること事で氷柱を生み出したり操ったりしている)
管理室での一件やこれまでの攻防。ほぼ全ての【演目】がタンドラの足元や手元を起点に徐々に伝播するようにして凍っている事からそう察する晴菜。
そしてもう一点。
(奴は地面や壁などの固体をメインにしているってことは、空気等の気体は凍らせるのが難しいか…もしくは著しく弱まるということ)
であれば……。
【演目】 『爆炎 炎爆 ASM 対【星】地雷』
生み出した炎の地雷。それをディスクのように地面へ滑らせるように投擲する晴菜。
タンドラは跳ねる様にして躱した。
「そこ!」
即座に炎の拳銃に持ち替え弾丸を叩き込む晴菜。すると先程までのような壁が現れない。
弾丸は全てタンドラの胴体に吸い込まれるようにして命中した。
着弾により炎上するタンドラ。
だが、即座にタンドラを包んでいた炎は掻き消えた。
「ッツ!?」
「ヴ…ヴーん。こご最近…張り合いが無いごとが多かったがら…づい苦手な空中に行ってじまった………ありがどう、『爆炎』……おがげで……目が覚めだ…」
「成程、衣服ね……その厚着を凍らせたことにより鎮火させたということね」
炎が収まったことにより見えた状態からそう察した晴菜。そのエスキモーのような厚着は自分の寒さを防ぐ為でもあり、凍らせ堅牢な鎧に転化する為でもあったのだ。
「ごの服は穴だらげ…使えない……」
そういって服を脱ぎ捨てたタンドラ。上半身が裸になる。
「敵のアタシが言うのもなんだけれど、穴だらけでもアンダーぐらいは一応着ておいたら?その格好で攻撃を受ければ今度こそ終わりよ」
「ヴ?意外ど世話焼き……でも心配ない…もう油断ばじない…………ぞもぞも………」
「……ッ!?」
「お前を殺ずにば…このぐらい必要……」
均衡していたはずが氷一色に一気に変化したレクリエーションルーム。
(それに自身を抑える拘束服もだったって事ッ!?)
先程よりも明らかに凍結速度も範囲も数段近く跳ね上がっているのを見て確信した晴菜。
呼吸する度に肺が凍りそうな冷気が潜り込んで来ようとする。
「ざぁ……遊びば終わりだ…」
「くッ!」
弾丸を撃ち込む晴菜。だが弾丸は先程よりも厚く堅牢な氷の壁により容易く防がれる。
そのまま踏み込むような挙動をしたタンドラ。瞬間、晴菜の足元まで一気に凍結する。
炎を発し防御しようとする晴菜。だが……。
「ぞうじゃあない…」
晴菜を躱すように取り囲む形で作られていく氷。四方全てを取り囲まれる。
【演目】 『喜楽・氷 氷獄凍極』
そのまま氷の牢を作り上げ晴菜を閉じ込めた。
「……………………」
生き物の飼育容器に入れられたみたいに透明な立方体の中の晴菜。声が外に届かない。
「お前の炎は特殊でなぐ…酸素を燃焼させる普通の炎ど同じ……密閉させれば大きくば使えない…ぞれに使えば使うほど窒息の危険ずら高まる……」
そう言って氷の牢に近づくタンドラ。手を牢へと触れる。
「炎で溶がぜば良いど考えるだろうが………こうすれば溶がす度に凍るじ、中の空気ずらも徐々に凍結じ…使えなくなる………」
「…………………………」
「ごれがらお前がずる事…ぞれは苦しみながら無様に死ぬ事……その様子を俺に見せるだげだ……」
いやらしい笑みを浮かべたタンドラ、勝利宣言のようにそう言い放つ。
一方何も言わなくなった晴菜。牢の壁に手をやり俯いたような仕草を見せる。
「ヴ、ぞの表情ッ!絶望を気丈に耐えようとずるぞの表情良いぞッ!もっど見せでぐれぇ!!」
興奮した表情のタンドラ。楽しそうな表情で壁をダンダンと殴りながら叫ぶ。
何も言わなくなっていた晴菜はようやく口を動かす。
「ヴッ!命乞いが!?悲嘆の叫びが!?」
内部を食い入るように見るタンドラ。読唇で何を言っているのかを読み取る。
「何だ?……『………それが…なに…』?」
言葉と共に笑みを浮かべ炎の拳銃を構えた晴菜。引き金を引き絞る。
瞬間、氷の牢は一部を残し跡形もなく砕け散った。
「あヅッ!!?」
「あ~苦しかった……やっぱり娑婆の空気は美味いってね」
「ど、どうやっで?………空気はごくわずかしがなかっだはず…ぞれなのに何故ッ!?」
「酸素が無いと生み出せないのはアンタの読みに間違いはないわ。でもお生憎様…こういう状況への対策は、ネットで売るぐらいに編み出しているの、炎を扱う者として当然の義務としてね」
「グぅ……っ!」
苦虫を噛み潰したような表情を見せるタンドラ。
「それと「どうやって?」だっけ?本来なら企業秘密と考えていたけれど、アンタはバカそうだし……ここできっちりとへし折り叩き潰してやる為に教えてあげる……これよ……」
そう言って晴菜が掲げたモノ。それは彼女が作成する炎の弾丸その一発。
だがその弾丸は遠目で何も知らない者でも理解可能な程の高温を有していた。
「『爆縮弾』アタシはコレをこう呼んでいる。炎を過剰に充填する事で作成できる『爆炎』のみしか作成・使用することが出来ない特殊弾よ」
「特殊弾だど…っ」
見せびらかすように弾丸をくるりと回した晴菜。それだけで弾丸から炎が渦巻く。
「『爆縮弾』の特性はこれまで充填させた炎を少ない空気で撃ち出すことが出来る非常に単純なモノよ」
炎の拳銃に弾丸を装填する晴菜。引き金を引く。
放たれた弾丸は大人一人分の直径の炎柱となり。タンドラの横を掠めた。
「最も充填が必要という意味で数百発単位の作成も出来ないから、マシンガンみたいに乱射は出来ないし…ウチの馬鹿や門司みたいに接近戦主体で高速展開する戦闘にも向かないけれど…アンタみたいな臆病者の殺人鬼にはもってこいってね…」
「グヴヴヴヴヴヴヴぅぅっ……」
「さあ審判の時間よ」
そう言って拳銃を突き付けた晴菜。照準はタンドラの中心に合わせ決して外さないようにする。
「ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ~~っヴヴ!!俺ばまだゴロスンダァ!!」
【演目】 『喜楽・氷 凍極魔神』
全身を極低温にし突撃するタンドラ。晴菜を即凍結させようと抱きしめにかかる。
「いや終わりよ」
【演目】 『爆炎 炎銃 イーグル 爆縮』
冷たくそう言い放ち引き金を絞る晴菜。炎の柱はタンドラの氷を解かすどころか焼き尽くした。
「アタシが執行するのも畏れ多いけれどね……これまでの被害者の恨みと共に地獄の業火に焼かれてきなさい」
全身が黒焦げに焼かれ吹き飛ぶタンドラに晴菜はそう言いつけた。
※10/1は所用により休筆致します。次回更新は10/8予定です。
【演目】 『喜楽・氷 凍矢弾雨』
【演目】 『喜楽・氷 場地凍風』
【演目】 『爆炎 炎銃模倣 ドラゴンブレス』
互いに一歩も引かない【演目】の応酬。
晴菜とタンドラ。炎と氷。双方がぶつかり合う度に激突の中心部では水蒸気を伴う爆発が巻き起こる。
レクリエーションルームも陣取りのように半分は凍結し、もう半分は発火炎上するという世にも珍しい様相となっていた。
「はああッ!」
「ヴぅ!!」
巻き上がる水蒸気の中から飛び出した両者。互いに振るわれた近接攻撃の一撃に双方とも吹き飛ぶ。
(能力は完全に相殺の関係ね…向こうも思っているだろうけれど、やりにくいったらありゃしない…)
内心で愚痴りながら、休まずに炎の拳銃で弾丸を撃ち込む晴菜。氷の壁で作られ防がれる。
だが、これまでの攻防で分かったことが何点かあった。
(奴の氷。それは私のように無から発生させるタイプとは違う、身体を極低温に変えることで凍結させて生まれた副産物。それを操作すること事で氷柱を生み出したり操ったりしている)
管理室での一件やこれまでの攻防。ほぼ全ての【演目】がタンドラの足元や手元を起点に徐々に伝播するようにして凍っている事からそう察する晴菜。
そしてもう一点。
(奴は地面や壁などの固体をメインにしているってことは、空気等の気体は凍らせるのが難しいか…もしくは著しく弱まるということ)
であれば……。
【演目】 『爆炎 炎爆 ASM 対【星】地雷』
生み出した炎の地雷。それをディスクのように地面へ滑らせるように投擲する晴菜。
タンドラは跳ねる様にして躱した。
「そこ!」
即座に炎の拳銃に持ち替え弾丸を叩き込む晴菜。すると先程までのような壁が現れない。
弾丸は全てタンドラの胴体に吸い込まれるようにして命中した。
着弾により炎上するタンドラ。
だが、即座にタンドラを包んでいた炎は掻き消えた。
「ッツ!?」
「ヴ…ヴーん。こご最近…張り合いが無いごとが多かったがら…づい苦手な空中に行ってじまった………ありがどう、『爆炎』……おがげで……目が覚めだ…」
「成程、衣服ね……その厚着を凍らせたことにより鎮火させたということね」
炎が収まったことにより見えた状態からそう察した晴菜。そのエスキモーのような厚着は自分の寒さを防ぐ為でもあり、凍らせ堅牢な鎧に転化する為でもあったのだ。
「ごの服は穴だらげ…使えない……」
そういって服を脱ぎ捨てたタンドラ。上半身が裸になる。
「敵のアタシが言うのもなんだけれど、穴だらけでもアンダーぐらいは一応着ておいたら?その格好で攻撃を受ければ今度こそ終わりよ」
「ヴ?意外ど世話焼き……でも心配ない…もう油断ばじない…………ぞもぞも………」
「……ッ!?」
「お前を殺ずにば…このぐらい必要……」
均衡していたはずが氷一色に一気に変化したレクリエーションルーム。
(それに自身を抑える拘束服もだったって事ッ!?)
先程よりも明らかに凍結速度も範囲も数段近く跳ね上がっているのを見て確信した晴菜。
呼吸する度に肺が凍りそうな冷気が潜り込んで来ようとする。
「ざぁ……遊びば終わりだ…」
「くッ!」
弾丸を撃ち込む晴菜。だが弾丸は先程よりも厚く堅牢な氷の壁により容易く防がれる。
そのまま踏み込むような挙動をしたタンドラ。瞬間、晴菜の足元まで一気に凍結する。
炎を発し防御しようとする晴菜。だが……。
「ぞうじゃあない…」
晴菜を躱すように取り囲む形で作られていく氷。四方全てを取り囲まれる。
【演目】 『喜楽・氷 氷獄凍極』
そのまま氷の牢を作り上げ晴菜を閉じ込めた。
「……………………」
生き物の飼育容器に入れられたみたいに透明な立方体の中の晴菜。声が外に届かない。
「お前の炎は特殊でなぐ…酸素を燃焼させる普通の炎ど同じ……密閉させれば大きくば使えない…ぞれに使えば使うほど窒息の危険ずら高まる……」
そう言って氷の牢に近づくタンドラ。手を牢へと触れる。
「炎で溶がぜば良いど考えるだろうが………こうすれば溶がす度に凍るじ、中の空気ずらも徐々に凍結じ…使えなくなる………」
「…………………………」
「ごれがらお前がずる事…ぞれは苦しみながら無様に死ぬ事……その様子を俺に見せるだげだ……」
いやらしい笑みを浮かべたタンドラ、勝利宣言のようにそう言い放つ。
一方何も言わなくなった晴菜。牢の壁に手をやり俯いたような仕草を見せる。
「ヴ、ぞの表情ッ!絶望を気丈に耐えようとずるぞの表情良いぞッ!もっど見せでぐれぇ!!」
興奮した表情のタンドラ。楽しそうな表情で壁をダンダンと殴りながら叫ぶ。
何も言わなくなっていた晴菜はようやく口を動かす。
「ヴッ!命乞いが!?悲嘆の叫びが!?」
内部を食い入るように見るタンドラ。読唇で何を言っているのかを読み取る。
「何だ?……『………それが…なに…』?」
言葉と共に笑みを浮かべ炎の拳銃を構えた晴菜。引き金を引き絞る。
瞬間、氷の牢は一部を残し跡形もなく砕け散った。
「あヅッ!!?」
「あ~苦しかった……やっぱり娑婆の空気は美味いってね」
「ど、どうやっで?………空気はごくわずかしがなかっだはず…ぞれなのに何故ッ!?」
「酸素が無いと生み出せないのはアンタの読みに間違いはないわ。でもお生憎様…こういう状況への対策は、ネットで売るぐらいに編み出しているの、炎を扱う者として当然の義務としてね」
「グぅ……っ!」
苦虫を噛み潰したような表情を見せるタンドラ。
「それと「どうやって?」だっけ?本来なら企業秘密と考えていたけれど、アンタはバカそうだし……ここできっちりとへし折り叩き潰してやる為に教えてあげる……これよ……」
そう言って晴菜が掲げたモノ。それは彼女が作成する炎の弾丸その一発。
だがその弾丸は遠目で何も知らない者でも理解可能な程の高温を有していた。
「『爆縮弾』アタシはコレをこう呼んでいる。炎を過剰に充填する事で作成できる『爆炎』のみしか作成・使用することが出来ない特殊弾よ」
「特殊弾だど…っ」
見せびらかすように弾丸をくるりと回した晴菜。それだけで弾丸から炎が渦巻く。
「『爆縮弾』の特性はこれまで充填させた炎を少ない空気で撃ち出すことが出来る非常に単純なモノよ」
炎の拳銃に弾丸を装填する晴菜。引き金を引く。
放たれた弾丸は大人一人分の直径の炎柱となり。タンドラの横を掠めた。
「最も充填が必要という意味で数百発単位の作成も出来ないから、マシンガンみたいに乱射は出来ないし…ウチの馬鹿や門司みたいに接近戦主体で高速展開する戦闘にも向かないけれど…アンタみたいな臆病者の殺人鬼にはもってこいってね…」
「グヴヴヴヴヴヴヴぅぅっ……」
「さあ審判の時間よ」
そう言って拳銃を突き付けた晴菜。照準はタンドラの中心に合わせ決して外さないようにする。
「ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ~~っヴヴ!!俺ばまだゴロスンダァ!!」
【演目】 『喜楽・氷 凍極魔神』
全身を極低温にし突撃するタンドラ。晴菜を即凍結させようと抱きしめにかかる。
「いや終わりよ」
【演目】 『爆炎 炎銃 イーグル 爆縮』
冷たくそう言い放ち引き金を絞る晴菜。炎の柱はタンドラの氷を解かすどころか焼き尽くした。
「アタシが執行するのも畏れ多いけれどね……これまでの被害者の恨みと共に地獄の業火に焼かれてきなさい」
全身が黒焦げに焼かれ吹き飛ぶタンドラに晴菜はそう言いつけた。
※10/1は所用により休筆致します。次回更新は10/8予定です。
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