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第二話 第二章
第六節
しおりを挟む「ふむ、H3050ですか……」
依頼を終え、拠点へと戻った大和とエイプリル。すでに全員依頼を終えて戻ってきていた。
そこで大和は先の件について話す。
「ローリスクハイリターンのただのお守りの依頼と思いましたが、随分と面白いことが起こっていたようで……」
「全く、何もない時が珍しいぐらいに行くところところで、いろいろ起こすわねアンタは…静かに粛々と仕事を終わらせるということを知らないの?」
「へへ…どうもすいやせん」
皮肉る睦美と呆れる晴菜。大和は愛想笑いを浮かべる。
「まあ、H3050の件は報告と同時に情報の提供を呼びかけておきましょう。馬鹿は良いとしてエイプリル達が被害にあったら嫌ですから…」
「んで晴菜。お前のところはどうだったんだよ?」
「お生憎様。トラブルメーカーのアンタと違い。どうもこうも平穏そのものよ、『フツノミタマ』の戦闘に立ち会って特に問題なく終わったわ…」
「ふーん」
「担当した『フツノミタマ』の子も愚直だったけれど悪い奴じゃあなかったわ。アンタもアレ位ちゃんとしていればアタシや睦美の心労も減るんだけれど…」
「おぅ善処する。んで門司は?」
軽く聞き流しこれまで喋っていなかった門司に問いかける大和。
門司は刀の手入れをしていた。
「…俺達か?こちらも平穏そのものだったな…標的が即座に逃走して戦闘担当が見失ったから俺が仕留めたが…それ以外は特に問題は無かったな………なぁミコ?」
同意を求めるように後ろにいるミコに問いかけた門司。
だがそのミコは……。
「………………………………………………………………………」
何も言わずに床に突っ伏していた。
否、「言わない」のでなく「言えない」が正しい。
身につけている衣服はボロボロ。髪もぼさぼさ。何故だか虫も集っている。顔は見えないがおそらくとんでもない状態だろう。
そんな状態のままミコは倒れていた。
御情けなのかクッションは一つ貰っているが、それ以外は固い床の上に打ち捨てられるように無造作に放置されていた。
「そうでしたね門司さん……だそうだ」
「いや門司アンタね、どうやったら幼気な少女がこんな事になるのよ…」
「なに、追跡の際に連れ回っていたからな…疲れているんだろう」
「疲れているだけで蠅が集らないわよ…というよりこれ、本当に生きてるの?」
「よっしゃ!おいちゃんが調べちゃろう…どれどれ………うん大丈夫みたいだぜ」
代表して確かめるように指で突く大和。突いた時に僅かに体を揺らしたことからどうやら生きていることは確かなようであった。
「…まあ疲れているみたいだが…新人研修は成功だぞ皆。最初は悲鳴が多かったが、最後のほうは慣れたのかむしろ涙を流しながらも笑い声まで上げていたし…」
「それは何かがぶっ壊れたからですよ一号。それぐらい察したらどうです」
「うぅ……アンタ等に連れられた時のトラウマを思い出すわ…樹海でのバトルロワイヤル……西瓜のように爆ぜる頭部…マフラーのように首に巻き付いた臓物……うぅ……」
「そんなことがあったのか…大変だったんだなぁ晴菜も…」
「アンタの所為でしょうが!?覚えていたって睦美から聞いているからね!!?」
そう言って顔面を爆破した晴菜。大和は少し頭がチリチリになる。
「まあ、多少ながら鉄面皮の言葉も尤もだな……すまないがチェルシー毛布と何か温かいモノでも用意して手当てしてやってくれ」
「かしこまりましたぁ~…でしたらぁ皆様はその間、お食事でもいただいておいて下さいぃ」
恭しくお辞儀をした後、大量の料理を乗せたカートを持ってきたチェルシー。
肉じゃがに寿司、Tボーンステーキにミネストローネ、麻婆豆腐に餃子、ケーキにパフェ、その他諸々…和洋中甘味満遍なく種類も豊富である。
「んじゃいただきます」
卓に並べられると食べ始める大和達。
食べながらも話は続く。
「そう言ゃあ門司に晴菜、【星具】の方はどうだった?奴さんの中で持っている奴はいた?(もぐもぐ)」
「そうだな…俺達の方はハズレだな……持っていなかった(カチャカチャ)」
「アタシの所もよ、戦闘担当の子は持っていたけれど…ねぇチェルシー(パクパク)」
「そうでしたねぇ」
「って言うか…他人に聞く前にそちらはどうだったのよ、それを先に言いなさいよ」
「俺らか?俺らは持っていたぜ、なあエイプリル?」
「うぃ(もきゅもきゅ)」
白雪と戦ったメイソン。彼は何と【星具】を持っていた。【演目】の際の小型のダガーナイフがそれである。
「【星具】『創作志』脳内で思い浮かべた道具を具現化させる能力を持つらしい。まあ単純な物や所持者の強さ次第で作るものは無尽蔵では無ぇらしいが、メイソンの奴はそれで罠を作り上げ【演目】としていたらしいな」
「ふむ、使い勝手は非常に良さそうな【星具】ですね…(もくもく)」
「ねぇ前から思っていたんだけれど…蒐集した【星具】使ったらどう?保管庫の肥やしになるのはもったいない」
「無論です。その辺りについては適宜運用する予定ですよ…【星具】なんて無くとも自前でどうにかする連中が多いのでそういう状況になっているわけで………」
話を続けながら各々好きな料理を喰らい続ける大和達。
色々なことを決めながら大量にあった料理は一つ一つ空になっていく。
「ふぃ~ごちそうさん」
「うぃ、美味しかったです」
最後の料理を完食した大和。礼儀として手を合わせる。
「ふむ、では今後の予定ですが…」
「ああ、『無にして全』が絡んでいる以上ここで降りるなんて事はしないさ…今回のようなことを警戒しつつ継続して依頼を受け続ける…だろう」
「ええ、その通りです」
大和の頷く睦美。そこでこの場はお開きの次第となった。
依頼を終え、拠点へと戻った大和とエイプリル。すでに全員依頼を終えて戻ってきていた。
そこで大和は先の件について話す。
「ローリスクハイリターンのただのお守りの依頼と思いましたが、随分と面白いことが起こっていたようで……」
「全く、何もない時が珍しいぐらいに行くところところで、いろいろ起こすわねアンタは…静かに粛々と仕事を終わらせるということを知らないの?」
「へへ…どうもすいやせん」
皮肉る睦美と呆れる晴菜。大和は愛想笑いを浮かべる。
「まあ、H3050の件は報告と同時に情報の提供を呼びかけておきましょう。馬鹿は良いとしてエイプリル達が被害にあったら嫌ですから…」
「んで晴菜。お前のところはどうだったんだよ?」
「お生憎様。トラブルメーカーのアンタと違い。どうもこうも平穏そのものよ、『フツノミタマ』の戦闘に立ち会って特に問題なく終わったわ…」
「ふーん」
「担当した『フツノミタマ』の子も愚直だったけれど悪い奴じゃあなかったわ。アンタもアレ位ちゃんとしていればアタシや睦美の心労も減るんだけれど…」
「おぅ善処する。んで門司は?」
軽く聞き流しこれまで喋っていなかった門司に問いかける大和。
門司は刀の手入れをしていた。
「…俺達か?こちらも平穏そのものだったな…標的が即座に逃走して戦闘担当が見失ったから俺が仕留めたが…それ以外は特に問題は無かったな………なぁミコ?」
同意を求めるように後ろにいるミコに問いかけた門司。
だがそのミコは……。
「………………………………………………………………………」
何も言わずに床に突っ伏していた。
否、「言わない」のでなく「言えない」が正しい。
身につけている衣服はボロボロ。髪もぼさぼさ。何故だか虫も集っている。顔は見えないがおそらくとんでもない状態だろう。
そんな状態のままミコは倒れていた。
御情けなのかクッションは一つ貰っているが、それ以外は固い床の上に打ち捨てられるように無造作に放置されていた。
「そうでしたね門司さん……だそうだ」
「いや門司アンタね、どうやったら幼気な少女がこんな事になるのよ…」
「なに、追跡の際に連れ回っていたからな…疲れているんだろう」
「疲れているだけで蠅が集らないわよ…というよりこれ、本当に生きてるの?」
「よっしゃ!おいちゃんが調べちゃろう…どれどれ………うん大丈夫みたいだぜ」
代表して確かめるように指で突く大和。突いた時に僅かに体を揺らしたことからどうやら生きていることは確かなようであった。
「…まあ疲れているみたいだが…新人研修は成功だぞ皆。最初は悲鳴が多かったが、最後のほうは慣れたのかむしろ涙を流しながらも笑い声まで上げていたし…」
「それは何かがぶっ壊れたからですよ一号。それぐらい察したらどうです」
「うぅ……アンタ等に連れられた時のトラウマを思い出すわ…樹海でのバトルロワイヤル……西瓜のように爆ぜる頭部…マフラーのように首に巻き付いた臓物……うぅ……」
「そんなことがあったのか…大変だったんだなぁ晴菜も…」
「アンタの所為でしょうが!?覚えていたって睦美から聞いているからね!!?」
そう言って顔面を爆破した晴菜。大和は少し頭がチリチリになる。
「まあ、多少ながら鉄面皮の言葉も尤もだな……すまないがチェルシー毛布と何か温かいモノでも用意して手当てしてやってくれ」
「かしこまりましたぁ~…でしたらぁ皆様はその間、お食事でもいただいておいて下さいぃ」
恭しくお辞儀をした後、大量の料理を乗せたカートを持ってきたチェルシー。
肉じゃがに寿司、Tボーンステーキにミネストローネ、麻婆豆腐に餃子、ケーキにパフェ、その他諸々…和洋中甘味満遍なく種類も豊富である。
「んじゃいただきます」
卓に並べられると食べ始める大和達。
食べながらも話は続く。
「そう言ゃあ門司に晴菜、【星具】の方はどうだった?奴さんの中で持っている奴はいた?(もぐもぐ)」
「そうだな…俺達の方はハズレだな……持っていなかった(カチャカチャ)」
「アタシの所もよ、戦闘担当の子は持っていたけれど…ねぇチェルシー(パクパク)」
「そうでしたねぇ」
「って言うか…他人に聞く前にそちらはどうだったのよ、それを先に言いなさいよ」
「俺らか?俺らは持っていたぜ、なあエイプリル?」
「うぃ(もきゅもきゅ)」
白雪と戦ったメイソン。彼は何と【星具】を持っていた。【演目】の際の小型のダガーナイフがそれである。
「【星具】『創作志』脳内で思い浮かべた道具を具現化させる能力を持つらしい。まあ単純な物や所持者の強さ次第で作るものは無尽蔵では無ぇらしいが、メイソンの奴はそれで罠を作り上げ【演目】としていたらしいな」
「ふむ、使い勝手は非常に良さそうな【星具】ですね…(もくもく)」
「ねぇ前から思っていたんだけれど…蒐集した【星具】使ったらどう?保管庫の肥やしになるのはもったいない」
「無論です。その辺りについては適宜運用する予定ですよ…【星具】なんて無くとも自前でどうにかする連中が多いのでそういう状況になっているわけで………」
話を続けながら各々好きな料理を喰らい続ける大和達。
色々なことを決めながら大量にあった料理は一つ一つ空になっていく。
「ふぃ~ごちそうさん」
「うぃ、美味しかったです」
最後の料理を完食した大和。礼儀として手を合わせる。
「ふむ、では今後の予定ですが…」
「ああ、『無にして全』が絡んでいる以上ここで降りるなんて事はしないさ…今回のようなことを警戒しつつ継続して依頼を受け続ける…だろう」
「ええ、その通りです」
大和の頷く睦美。そこでこの場はお開きの次第となった。
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