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第二話 第一章
第一節
しおりを挟む舞台は変わって欧州のとある一国。そこの首都内を運航しているとある鉄道その一角。
通勤に通学日頃数え切れないほどの乗客を運搬し、この国の大動脈ともいえる場所。
その場所が某日未明、激しい爆発が巻き起こった。
横転する車両。漏電した電気に積載されていたガスタンクが引火し燃え上がる駅のホーム。
そんな中、立ち昇る黒煙から飛び出した大和は相対している【星】の一家。ジャルノー4兄弟の長男に接近し打撃を叩き込む。
顔面を捉えられ頬を石を投げ込んだ水面のように波打たせながら長男は吹き飛んだ。
「兄さんッ!!?」
「ぼさっとするな弟よッ!あの『龍王』相手によそ見をするんじゃあねぇ!!」
長男の言葉に即座に動揺を殺す次男、大和の打撃への対応を始める。
とそこに倒れた車両の上に新手が現れる。
現れたのは兄弟の長女であった。
「足止めしておいて!私が仕留める!!」
長銃を構えた長女。大和を狙い引き金を引く。
放たれた弾丸。だが大和に易々と躱された。
「噓でしょ…こっちを見ている気配すら無いのに!」
「怖じるな妹よ!俺達ジャルノー一家の銘を轟かせるんだろ!!大丈夫もうすぐだからそのまま抑え込め!!」
「ッ…うん!!」
長男の言葉に銃撃を再開する長女。長男も復帰し白兵戦に参加する。
3対1の状況。だが大和の方が圧倒していた。
「くぅううううう!…………ッ今だ!!」
「ああ!!」
【演目】『家庭内・直行便』
待っていたものが来て叫ぶ長男。
その言葉と共に【演目】を演った次男。瞬間彼の背が膨れ上がるとそこから人物が飛び出る。
出て来たのは未だに現れていなかった三男であった。
「やれッ!!」
「ウィいいいいい!!」
【演目】『家庭内・緊急会議』
演たれたのは目からの光線。
成人男性の平均身長程の口径を持ち、文字通りの光速で直線に進む。
突然眼前に現れ、ほぼゼロ射程からの不意打ちに躱すことが出来ず直撃する大和。
大きな爆発と共に煙が立ち上った。
「よし完璧だ!」
「やったね兄ちゃん!!」
直撃を確信し思わずガッツポーズを取る長男と三男。
貯め時間が必要な【演目】であるが威力は折り紙付きである。
ましてや今回の貯めた時間は、現在の三男の限界とされる数時間。以前に一度使用したが、その際は大型建造物を容易にくり抜く威力であった。
いくら『龍王』とは言えど、必殺の一撃へと化しているだろう。
「【銘付き】を打倒したとなれば新たな【銘付き】となるかもな……俺たちの時代が来たわけだ兄弟達よ」
そう思いなら晴れていく煙を見る長男。
そこには全く無傷の大和の姿があった。手には剣を一振り携えており、その刀身で受けたようだ。
「なっ、何ぃイ!!?」
「ゲッほゲッほ…びっくりしたぜ、三男がいねぇもんだから何か企んでいるとは思っていたが…まさかこんな手を持っているたぁな……」
「確かに直撃したはずだぞ!?貴様何故生きている!?」
「ああ確かに直撃したな、威力も生命の危険をビンビンに感じたほどだ…まともに食らっちまったら死んでいただろうな……以前の俺なら……」
言って携えた剣を見せる大和。
【星具】『月下の雫』先の争奪戦で獲得した魔剣。
今現在は大和が暫定的に使用しているものである。
「こいつの特性は『吸収・放出』。エネルギーを吸いそれを出すという単純なものだ……これだけでもわかるだろ?」
「まさか…」
「ああ、おたく等の虎の子の必殺ビームだが吸わせてもらったぜ……まさにエネルギーの塊だったからな乾いたナプキンみてーによく吸ったさ」
大和の言葉に愕然とする兄弟達。だが、長男だけは先を見ていた。
吸われた三男の光線。それが今どこに在るのかを……。
「弟達よ!今すぐに散開しろォ!!」
「そんじゃ、お返しだ!」
【演目】『龍桜 『月下の雫』限定接続 鏡面砲』
『月下の雫』を放った大和。落ちる剣の刀身の腹を蹴り上げる。
刀身からは光線エネルギーが散弾の如く乱れ飛ぶ。
それは長女を除く兄弟の全てを飲み込んだ。
「「「ぐぁああああああああ!!!」」」
「兄さん…ッ………よくも!!」
倒れた兄弟達に思わず言葉が漏れる長女。憎しみの形相で大和に銃口を向ける。
だがそんな彼女も次の瞬間、上空からの「ヒュルルルルルル……」という風切り音と共に投下された炎の爆弾により吹き飛んだ。
「馬鹿、油断しすぎ!!」
そんな言葉と共にやって来る晴菜。言うまでもなく先の爆撃は彼女のモノである。
「スマンスマン助かったぜ晴菜」
悪そうとは思わない表情で頭を掻きつつ笑みを浮かべる大和。晴菜もそんな彼に強く言わず「全く…」とため息を吐く。
「それにコイツ等にも手加減をしたでしょ?コイツ等はここの近郊都市で犯罪を犯していたどうしようもない連中よ…斃されても文句は言えないし、そもそも斃さないと報酬がもらえないじゃあない」
「どうしようもないのは俺達も一緒だろ?それに犯罪っていっても悪どい金持ちから金品を巻き上げ、貧民に配る義賊的なことだって聞いたからな、懲らしめる程度で十分だろ?そう思ったからこそお前も手を抜いたんだろうし」
「…ッツ!?さっさと依頼主に報告に向かうわよ!!」
「ほいほい…んじゃお前等もこいつで解散な…回復できた奴から看護してやれ。あとこいつはお節介だが兄弟仲良くな~」
そう言って顔を赤らめて先を進む晴菜を追いかけた大和。
その一時間後、仕事の依頼をしたとある富豪の元へと向かう。
「いや~賊の討伐をしてもらえて、全くありがたい」
「いえいえ、こちらも仕事ですから…」
いつものナリを潜めビジネススマイルのような表情で富豪の言葉に頷く晴菜。
大和は「余所行きの外面」だなぁ……と内心笑いつつ、部屋の調度品を弄る。
「それにしても…よもや『東京変革』の超有名人に来ていただけるとは…」
「……………」
【星具】『月下の雫』の争奪戦からはや数週間。
久弥との相対、イドの策略。最後には元カミ様の『旧支配者』が現れたあの戦い。
その余波による巻き添えで【星】という存在が人々の中で認知され【星】と近づいたあの日を人々は『東京変革』と呼ぶようになった。
これまで存在を秘していた超人たちに世界各国の首脳や機関は協力を大々的に表明。
【星】達もそんな彼らの歩み寄りや変化を感じ取り積極的に表へと打って出るようになる。
そうして新しい世界が幕を開け、今や人類と【星】は隣人として余程の極端な思考の者達以外には好意的に受けいられるようになり、新たな社会秩序を模索し始めたのであった。
「いえ私は大した者では……報酬があるからこそ、其方の依頼を受けた。ただそれだけの事です」
謙遜する晴菜。
その中でも当事者のようにマスメディアにばっちりと映り込んだ晴菜と門司は一躍有名となっており、一般人の知名度は【星】の中では頭一つ抜き出るようになった。
その為、大和達は今後を見越して、一般人に依頼された仕事は彼女等を全面に押し出すようにしたのである。
「しかし…それほどまでに価値のある物なのですな。報酬となりえた物は……」
「……まあ我々にとって重要な物というだけですよ……貴方がた一般の人々には無用どころか余計な問題を引き起こすだけの物です」
「確かに今回の賊もこれを狙っていたという情報もありましたし…仰ることもあながち嘘ではないような……おっと無駄話をしすぎたみたいだ……報酬をご用意しますね」
言って従者に報酬を持ってこさせる富豪。
従者が持ってきた物は手のひら大の赤い宝石であった。
「どうぞお納め下さい。これが報酬の品、貴方がたが言った【星具】と呼ばれる我が家に伝わっていた物。銘を『義の赤躍』と呼ぶものです」
「では……」
赤い宝石を手に取り拝見する晴菜。宝石がまとう雰囲気に【星具】特有のモノを感じ贋作でないと確信した。
「確かに…報酬の【星具】に間違いはない」
「ありがとうございます」
「では我々はこれで…」
目的のモノを手にいれ、もうここに用はないと思った晴菜。その場を後にしようと大和に目配せをする。
大和は指を鳴らした。
「ご主人に晴菜様。お疲れ様ですぅ~」
「おぅ頼むぜ」
どこからともなく現れるチェルシー。大和の言葉に恭しくお辞儀をし、『創世神』の拠点【領域】への鍵を取り出す。
それをこの部屋にある富豪の衣装箪笥に差し込み繋げる。
「なんと…っ……」
「では、これにて…」
突然に現れた異空間に驚愕する大富豪。そんな彼を気にすることなく大和達は【領域】へ戻っていった。
「ふぅ……全く……」
堅苦しい場からようやく【領域】に戻ってきた大和達。表立っていた晴菜からは軽い息が漏れる。
「本当にお疲れちゃんです晴菜お嬢様…肩でもお揉みいたしやしょうか?」
「…………」
ドガン!!
「労をねぎらってやったのに、何も爆破する必要はねぇだろう!?」
「ムカついたのよ、色々と……」
若干茶化した大和を爆撃してやった晴菜。焦げた大和の文句を気にすることなく戦略室へと向かった。
通勤に通学日頃数え切れないほどの乗客を運搬し、この国の大動脈ともいえる場所。
その場所が某日未明、激しい爆発が巻き起こった。
横転する車両。漏電した電気に積載されていたガスタンクが引火し燃え上がる駅のホーム。
そんな中、立ち昇る黒煙から飛び出した大和は相対している【星】の一家。ジャルノー4兄弟の長男に接近し打撃を叩き込む。
顔面を捉えられ頬を石を投げ込んだ水面のように波打たせながら長男は吹き飛んだ。
「兄さんッ!!?」
「ぼさっとするな弟よッ!あの『龍王』相手によそ見をするんじゃあねぇ!!」
長男の言葉に即座に動揺を殺す次男、大和の打撃への対応を始める。
とそこに倒れた車両の上に新手が現れる。
現れたのは兄弟の長女であった。
「足止めしておいて!私が仕留める!!」
長銃を構えた長女。大和を狙い引き金を引く。
放たれた弾丸。だが大和に易々と躱された。
「噓でしょ…こっちを見ている気配すら無いのに!」
「怖じるな妹よ!俺達ジャルノー一家の銘を轟かせるんだろ!!大丈夫もうすぐだからそのまま抑え込め!!」
「ッ…うん!!」
長男の言葉に銃撃を再開する長女。長男も復帰し白兵戦に参加する。
3対1の状況。だが大和の方が圧倒していた。
「くぅううううう!…………ッ今だ!!」
「ああ!!」
【演目】『家庭内・直行便』
待っていたものが来て叫ぶ長男。
その言葉と共に【演目】を演った次男。瞬間彼の背が膨れ上がるとそこから人物が飛び出る。
出て来たのは未だに現れていなかった三男であった。
「やれッ!!」
「ウィいいいいい!!」
【演目】『家庭内・緊急会議』
演たれたのは目からの光線。
成人男性の平均身長程の口径を持ち、文字通りの光速で直線に進む。
突然眼前に現れ、ほぼゼロ射程からの不意打ちに躱すことが出来ず直撃する大和。
大きな爆発と共に煙が立ち上った。
「よし完璧だ!」
「やったね兄ちゃん!!」
直撃を確信し思わずガッツポーズを取る長男と三男。
貯め時間が必要な【演目】であるが威力は折り紙付きである。
ましてや今回の貯めた時間は、現在の三男の限界とされる数時間。以前に一度使用したが、その際は大型建造物を容易にくり抜く威力であった。
いくら『龍王』とは言えど、必殺の一撃へと化しているだろう。
「【銘付き】を打倒したとなれば新たな【銘付き】となるかもな……俺たちの時代が来たわけだ兄弟達よ」
そう思いなら晴れていく煙を見る長男。
そこには全く無傷の大和の姿があった。手には剣を一振り携えており、その刀身で受けたようだ。
「なっ、何ぃイ!!?」
「ゲッほゲッほ…びっくりしたぜ、三男がいねぇもんだから何か企んでいるとは思っていたが…まさかこんな手を持っているたぁな……」
「確かに直撃したはずだぞ!?貴様何故生きている!?」
「ああ確かに直撃したな、威力も生命の危険をビンビンに感じたほどだ…まともに食らっちまったら死んでいただろうな……以前の俺なら……」
言って携えた剣を見せる大和。
【星具】『月下の雫』先の争奪戦で獲得した魔剣。
今現在は大和が暫定的に使用しているものである。
「こいつの特性は『吸収・放出』。エネルギーを吸いそれを出すという単純なものだ……これだけでもわかるだろ?」
「まさか…」
「ああ、おたく等の虎の子の必殺ビームだが吸わせてもらったぜ……まさにエネルギーの塊だったからな乾いたナプキンみてーによく吸ったさ」
大和の言葉に愕然とする兄弟達。だが、長男だけは先を見ていた。
吸われた三男の光線。それが今どこに在るのかを……。
「弟達よ!今すぐに散開しろォ!!」
「そんじゃ、お返しだ!」
【演目】『龍桜 『月下の雫』限定接続 鏡面砲』
『月下の雫』を放った大和。落ちる剣の刀身の腹を蹴り上げる。
刀身からは光線エネルギーが散弾の如く乱れ飛ぶ。
それは長女を除く兄弟の全てを飲み込んだ。
「「「ぐぁああああああああ!!!」」」
「兄さん…ッ………よくも!!」
倒れた兄弟達に思わず言葉が漏れる長女。憎しみの形相で大和に銃口を向ける。
だがそんな彼女も次の瞬間、上空からの「ヒュルルルルルル……」という風切り音と共に投下された炎の爆弾により吹き飛んだ。
「馬鹿、油断しすぎ!!」
そんな言葉と共にやって来る晴菜。言うまでもなく先の爆撃は彼女のモノである。
「スマンスマン助かったぜ晴菜」
悪そうとは思わない表情で頭を掻きつつ笑みを浮かべる大和。晴菜もそんな彼に強く言わず「全く…」とため息を吐く。
「それにコイツ等にも手加減をしたでしょ?コイツ等はここの近郊都市で犯罪を犯していたどうしようもない連中よ…斃されても文句は言えないし、そもそも斃さないと報酬がもらえないじゃあない」
「どうしようもないのは俺達も一緒だろ?それに犯罪っていっても悪どい金持ちから金品を巻き上げ、貧民に配る義賊的なことだって聞いたからな、懲らしめる程度で十分だろ?そう思ったからこそお前も手を抜いたんだろうし」
「…ッツ!?さっさと依頼主に報告に向かうわよ!!」
「ほいほい…んじゃお前等もこいつで解散な…回復できた奴から看護してやれ。あとこいつはお節介だが兄弟仲良くな~」
そう言って顔を赤らめて先を進む晴菜を追いかけた大和。
その一時間後、仕事の依頼をしたとある富豪の元へと向かう。
「いや~賊の討伐をしてもらえて、全くありがたい」
「いえいえ、こちらも仕事ですから…」
いつものナリを潜めビジネススマイルのような表情で富豪の言葉に頷く晴菜。
大和は「余所行きの外面」だなぁ……と内心笑いつつ、部屋の調度品を弄る。
「それにしても…よもや『東京変革』の超有名人に来ていただけるとは…」
「……………」
【星具】『月下の雫』の争奪戦からはや数週間。
久弥との相対、イドの策略。最後には元カミ様の『旧支配者』が現れたあの戦い。
その余波による巻き添えで【星】という存在が人々の中で認知され【星】と近づいたあの日を人々は『東京変革』と呼ぶようになった。
これまで存在を秘していた超人たちに世界各国の首脳や機関は協力を大々的に表明。
【星】達もそんな彼らの歩み寄りや変化を感じ取り積極的に表へと打って出るようになる。
そうして新しい世界が幕を開け、今や人類と【星】は隣人として余程の極端な思考の者達以外には好意的に受けいられるようになり、新たな社会秩序を模索し始めたのであった。
「いえ私は大した者では……報酬があるからこそ、其方の依頼を受けた。ただそれだけの事です」
謙遜する晴菜。
その中でも当事者のようにマスメディアにばっちりと映り込んだ晴菜と門司は一躍有名となっており、一般人の知名度は【星】の中では頭一つ抜き出るようになった。
その為、大和達は今後を見越して、一般人に依頼された仕事は彼女等を全面に押し出すようにしたのである。
「しかし…それほどまでに価値のある物なのですな。報酬となりえた物は……」
「……まあ我々にとって重要な物というだけですよ……貴方がた一般の人々には無用どころか余計な問題を引き起こすだけの物です」
「確かに今回の賊もこれを狙っていたという情報もありましたし…仰ることもあながち嘘ではないような……おっと無駄話をしすぎたみたいだ……報酬をご用意しますね」
言って従者に報酬を持ってこさせる富豪。
従者が持ってきた物は手のひら大の赤い宝石であった。
「どうぞお納め下さい。これが報酬の品、貴方がたが言った【星具】と呼ばれる我が家に伝わっていた物。銘を『義の赤躍』と呼ぶものです」
「では……」
赤い宝石を手に取り拝見する晴菜。宝石がまとう雰囲気に【星具】特有のモノを感じ贋作でないと確信した。
「確かに…報酬の【星具】に間違いはない」
「ありがとうございます」
「では我々はこれで…」
目的のモノを手にいれ、もうここに用はないと思った晴菜。その場を後にしようと大和に目配せをする。
大和は指を鳴らした。
「ご主人に晴菜様。お疲れ様ですぅ~」
「おぅ頼むぜ」
どこからともなく現れるチェルシー。大和の言葉に恭しくお辞儀をし、『創世神』の拠点【領域】への鍵を取り出す。
それをこの部屋にある富豪の衣装箪笥に差し込み繋げる。
「なんと…っ……」
「では、これにて…」
突然に現れた異空間に驚愕する大富豪。そんな彼を気にすることなく大和達は【領域】へ戻っていった。
「ふぅ……全く……」
堅苦しい場からようやく【領域】に戻ってきた大和達。表立っていた晴菜からは軽い息が漏れる。
「本当にお疲れちゃんです晴菜お嬢様…肩でもお揉みいたしやしょうか?」
「…………」
ドガン!!
「労をねぎらってやったのに、何も爆破する必要はねぇだろう!?」
「ムカついたのよ、色々と……」
若干茶化した大和を爆撃してやった晴菜。焦げた大和の文句を気にすることなく戦略室へと向かった。
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