8 / 18
1-8
しおりを挟む
「……ぅ、ん」
寝返りを打とうとして、身体をよじらせるとふいに違和感があることに気付いて目が覚めた。
(なに……?)
寝起き特有の怠さを感じながらも重い瞼を開ければ、そこには紅い間縄で全身を戒められてたのだ。縄は複雑な結び目になっていて自分ではほどくことは出来ないだろう。しかしこれはわたしを捕縛するためのものではない。それが証拠に手足にはなんの拘束もない。だがその代わりに少し動こうとすれば、秘部に這わされた硬い感触のした結び目が蕩けた場所を苛み、それと同時に昨日の淫らな行為を思い出させるのだ。それに上の方に視線をやると幾重にもひし形に作られている縄模様は呼吸をするだけでいやらしく緩んだり食い込んだりしてきて、わたしの羞恥を一気に高める。
「ひっ」
あまりの異常な光景に叫びそうになって慌てて口を押える。今わたしの隣で御堂が寝ているのだ。ここで彼を起こせばさらに大変なことになるのは明確だ。
(とりあえず床に散らばった服を着なおして自分の部屋に戻ろう)
幸いなことに身体は自由であるのだ。とりあえずこんな場所に少しも居たくなかった。早く御堂から離れたいという一心で刺激を与えないようにゆっくりと起き上がろうとすれば、それだけで甘い吐息が口から零れる。自分の身体はこんなに淫らだったか。それとも御堂の手によって作り変えられてしまったのか。そんなことを考える自分が嫌いになりそうだ。けれど、今は自己嫌悪に陥っている場合じゃない。
(御堂が起きないウチに早くここから離れないと……)
手を口に当てて声を出さないようにして立ち上がれば、より一層縄がきつくなり息を荒げた。
(どうしよう! これじゃあ歩けない)
立っただけでも甘い痺れが身体を襲うのだ。これで歩いたら間違いなく秘豆にも貼りめぐされた結び目が擦れてわたしを苛むだろう。
(だけどいつまでもここに居たら御堂が起きてしまう)
いつ暴発するか分からない時限爆弾ほど恐ろしいものはない。勇気を出して足を一歩進めた時に背後から声が掛かった。
「私から逃げ出そうとするなんて悪い子ですね」
グイッと後ろから手首を掴まれあっという間に御堂の腕の檻に捕まってしまう。身震いするわたしとは反対に彼は機嫌良さそうにつむじや頬にキスの雨を降らす。それだけでわたしの神経を逆なでされた気分になった。
「……離してください」
「私が貴方を離すと思いますか? それにお嬢さんには勝手に私から離れようとした罰を受けて頂かないと」
「な、に……?」
喉奥で嗤う御堂に昏いものが感じられる。思わず身を固くして警戒するけれど、それよりも早く御堂はわたしの秘部に手をやり『なにか』を挿れた。
「ふふ。一応ローションも用意していたのですが、お嬢さんのナカが濡れているせいであっさりと入りましたね」
「御堂」
なにをしたんです、と問いかけには応じないままに彼は無理やりわたしを立たせ、間縄の上から手際よく和服を着せていく。
「今からお嬢さんには会長に会ってもらいます」
会長――それはわたしの祖父のことだ。
「どうして。そんな予定ないでしょう?」
「いいえ。お嬢さんの口から結婚の報告をして頂かなければいけませんからね」
淡々と話す御堂にゾッとした。
「そんなのわたしが認めるわけないでしょうっ!」
なぜ自分を犯した相手と結婚しなければいけないのか。そんなことわたし自身が許すわけない。それなのに御堂は余裕そうな笑みを浮かべている。
「貴方は認めますよ」
短く呟いた彼の言葉は断定だった。そんなわけない、という思いは胸にあるのにあまりに強い御堂の視線にわたしは押し黙ってしまう。
「ねぇ、お嬢さん。私がなんの策略もなく貴方を抱くと思いますか?」
「どう、いうこと……?」
駄目だ。悪魔の言うことなんか聞いてはいけない。頭の中ではガンガンと警報が鳴っているというのに、聞かないと余計に危ないと本能的に悟り、カラカラに乾いた声で御堂に続きを促してしまう。
「私たちの行為はビデオに撮ってあるのですよ」
驚きで喉がヒュッと鳴る。けれど御堂はわたしに構うことなくパソコンを作動させ、証拠を見せつけようとする。
「いやっ! そんなの見たくありませんっ」
かぶりを振って必至に御堂を止めると彼は溜息をつく。
「せっかく綺麗に撮れていますのに」
「なんでっ……なんでこんなことを!」
「言ったでしょう? お嬢さんが私から逃がさないためですよ」
「こんなの犯罪です……」
幼い子供のようにボロボロと涙を流して彼を責める。けれど、そんなことで御堂はへこたれることはない。むしろ嫌がるわたしが悪いのだと思っているのだろう。
「お嬢さん、ここがどこだか忘れたのですか? 極道の本家ですよ。犯罪なんて今更なことです。嗚呼、泣かないでください。せっかく綺麗に着付けたというのに、剥ぎ取ってまた心ゆくまで貴方を貪りたくなるではありませんか」
獰猛な目つきでわたしを見つめる視線とは裏腹に涙を拭い取る御堂の指がどこまでも優しくて、それが皮肉だと感じた。
「ほらお嬢さん、早く歩かないと会長との約束の時間に遅れますよ?」
着物はただでさえ馴染みがなくて歩きにくい。小股でちょこちょこと歩かねばならないのに、そうすると股縄がわたしを苛んでくるのだ。
「御堂、許して……」
和服ということもあって下着も着けていない。そのせいでもしかしたらわたしの蜜がはしたなく着物を汚してしまうのではないかという不安に駆られてしまう。
「なにを許せというのです? 嗚呼……それとも悪いお嬢さんはわざと会長との話し合いを遅らせようとしているのですか」
「ちがっ、」
眼を細める御堂に慌てて否定しても無駄なこと。彼はスラックスのポケットに入っていたスイッチを取り出した。
「お嬢さん、これがなにか分かりますか?」
そんなの知るわけない。首を横に振ると彼は満足そうに笑みを浮かべる。
「これは貴方のナカに入っているローターのスイッチです。今から貴方が私を困らせるたびに電源を入れてあげますから覚悟してくださいね」
ローター。そんなものがわたしの身体の奥に仕込まれているのか。ざっと顔を青ざめさせても御堂が腕を引っ張って先を促す。わたしは身体を燻る快感を押し殺して彼に従うしかなかった。
「して、御堂。話とはなんだ?」
久しぶりに顔を合わせたというのに、祖父はわたしに見向きすることなく開口一番に御堂に要件を訪ねる。
「会長にお嬢さんとの結婚を認めて頂きたいのです」
祖父は無駄な言い回しを嫌う。だからこそ御堂も短く纏めたのだ。考えるように半分ほど白くなった髭に手をやりながらお前はどうなんだ、とわたしに意思の確認をする。久しぶりに視線を合わす祖父は切れ長の瞳のせいかどこかわたしを責めているように感じる。
「わたしは……」
(本当は嫌だと言ってしまおうか)
御堂だって会長の孫に手を出したとなれば危ういはずだ。しかし、わたしの浅はかな考えはすぐに霧散する。
「……ぁっ!」
小さく零れたのは間違いなくわたしの喘ぎ声だった。ほんの一瞬だったけれど、間違いなく御堂はスイッチを入れたのだ。もしも、わたしが嫌だ、と言えば今度こそ本気で御堂はわたしを追いつめるだろう。無言の脅しにとうとうわたしは降参した。身内の前で快楽に溺れるだなんて正気の沙汰ではない。悔しさで涙を流しながら、わたしも御堂と同じ気持ちですとだけ呟いた。か細い声は祖父に届き、祖父は了承を示し、わたしは絶望によってさらに涙を溢れさせる。
「お嬢さん、嬉しいからって泣かないでください」
頬への柔らかい感触は彼の唇だろう。嬉々として涙を舐めとる御堂に祖父はやれやれと溜息をついた。
「お前がそんなに夢中になるとはな」
「会長だって奥様に夢中ではないですか。血の咎でしょうか……御堂の血を受け継いでいれば、一人の女に心奪われた時、一生その女性を愛するという。わたしも一生お嬢さんを――いいえ桜を離すつもりはありません」
うっとりと語る御堂に頭の隅で、わたしは一生逃げられないのだと悟った。
だってわたしは御堂という狂気に魅入られたのだから。
寝返りを打とうとして、身体をよじらせるとふいに違和感があることに気付いて目が覚めた。
(なに……?)
寝起き特有の怠さを感じながらも重い瞼を開ければ、そこには紅い間縄で全身を戒められてたのだ。縄は複雑な結び目になっていて自分ではほどくことは出来ないだろう。しかしこれはわたしを捕縛するためのものではない。それが証拠に手足にはなんの拘束もない。だがその代わりに少し動こうとすれば、秘部に這わされた硬い感触のした結び目が蕩けた場所を苛み、それと同時に昨日の淫らな行為を思い出させるのだ。それに上の方に視線をやると幾重にもひし形に作られている縄模様は呼吸をするだけでいやらしく緩んだり食い込んだりしてきて、わたしの羞恥を一気に高める。
「ひっ」
あまりの異常な光景に叫びそうになって慌てて口を押える。今わたしの隣で御堂が寝ているのだ。ここで彼を起こせばさらに大変なことになるのは明確だ。
(とりあえず床に散らばった服を着なおして自分の部屋に戻ろう)
幸いなことに身体は自由であるのだ。とりあえずこんな場所に少しも居たくなかった。早く御堂から離れたいという一心で刺激を与えないようにゆっくりと起き上がろうとすれば、それだけで甘い吐息が口から零れる。自分の身体はこんなに淫らだったか。それとも御堂の手によって作り変えられてしまったのか。そんなことを考える自分が嫌いになりそうだ。けれど、今は自己嫌悪に陥っている場合じゃない。
(御堂が起きないウチに早くここから離れないと……)
手を口に当てて声を出さないようにして立ち上がれば、より一層縄がきつくなり息を荒げた。
(どうしよう! これじゃあ歩けない)
立っただけでも甘い痺れが身体を襲うのだ。これで歩いたら間違いなく秘豆にも貼りめぐされた結び目が擦れてわたしを苛むだろう。
(だけどいつまでもここに居たら御堂が起きてしまう)
いつ暴発するか分からない時限爆弾ほど恐ろしいものはない。勇気を出して足を一歩進めた時に背後から声が掛かった。
「私から逃げ出そうとするなんて悪い子ですね」
グイッと後ろから手首を掴まれあっという間に御堂の腕の檻に捕まってしまう。身震いするわたしとは反対に彼は機嫌良さそうにつむじや頬にキスの雨を降らす。それだけでわたしの神経を逆なでされた気分になった。
「……離してください」
「私が貴方を離すと思いますか? それにお嬢さんには勝手に私から離れようとした罰を受けて頂かないと」
「な、に……?」
喉奥で嗤う御堂に昏いものが感じられる。思わず身を固くして警戒するけれど、それよりも早く御堂はわたしの秘部に手をやり『なにか』を挿れた。
「ふふ。一応ローションも用意していたのですが、お嬢さんのナカが濡れているせいであっさりと入りましたね」
「御堂」
なにをしたんです、と問いかけには応じないままに彼は無理やりわたしを立たせ、間縄の上から手際よく和服を着せていく。
「今からお嬢さんには会長に会ってもらいます」
会長――それはわたしの祖父のことだ。
「どうして。そんな予定ないでしょう?」
「いいえ。お嬢さんの口から結婚の報告をして頂かなければいけませんからね」
淡々と話す御堂にゾッとした。
「そんなのわたしが認めるわけないでしょうっ!」
なぜ自分を犯した相手と結婚しなければいけないのか。そんなことわたし自身が許すわけない。それなのに御堂は余裕そうな笑みを浮かべている。
「貴方は認めますよ」
短く呟いた彼の言葉は断定だった。そんなわけない、という思いは胸にあるのにあまりに強い御堂の視線にわたしは押し黙ってしまう。
「ねぇ、お嬢さん。私がなんの策略もなく貴方を抱くと思いますか?」
「どう、いうこと……?」
駄目だ。悪魔の言うことなんか聞いてはいけない。頭の中ではガンガンと警報が鳴っているというのに、聞かないと余計に危ないと本能的に悟り、カラカラに乾いた声で御堂に続きを促してしまう。
「私たちの行為はビデオに撮ってあるのですよ」
驚きで喉がヒュッと鳴る。けれど御堂はわたしに構うことなくパソコンを作動させ、証拠を見せつけようとする。
「いやっ! そんなの見たくありませんっ」
かぶりを振って必至に御堂を止めると彼は溜息をつく。
「せっかく綺麗に撮れていますのに」
「なんでっ……なんでこんなことを!」
「言ったでしょう? お嬢さんが私から逃がさないためですよ」
「こんなの犯罪です……」
幼い子供のようにボロボロと涙を流して彼を責める。けれど、そんなことで御堂はへこたれることはない。むしろ嫌がるわたしが悪いのだと思っているのだろう。
「お嬢さん、ここがどこだか忘れたのですか? 極道の本家ですよ。犯罪なんて今更なことです。嗚呼、泣かないでください。せっかく綺麗に着付けたというのに、剥ぎ取ってまた心ゆくまで貴方を貪りたくなるではありませんか」
獰猛な目つきでわたしを見つめる視線とは裏腹に涙を拭い取る御堂の指がどこまでも優しくて、それが皮肉だと感じた。
「ほらお嬢さん、早く歩かないと会長との約束の時間に遅れますよ?」
着物はただでさえ馴染みがなくて歩きにくい。小股でちょこちょこと歩かねばならないのに、そうすると股縄がわたしを苛んでくるのだ。
「御堂、許して……」
和服ということもあって下着も着けていない。そのせいでもしかしたらわたしの蜜がはしたなく着物を汚してしまうのではないかという不安に駆られてしまう。
「なにを許せというのです? 嗚呼……それとも悪いお嬢さんはわざと会長との話し合いを遅らせようとしているのですか」
「ちがっ、」
眼を細める御堂に慌てて否定しても無駄なこと。彼はスラックスのポケットに入っていたスイッチを取り出した。
「お嬢さん、これがなにか分かりますか?」
そんなの知るわけない。首を横に振ると彼は満足そうに笑みを浮かべる。
「これは貴方のナカに入っているローターのスイッチです。今から貴方が私を困らせるたびに電源を入れてあげますから覚悟してくださいね」
ローター。そんなものがわたしの身体の奥に仕込まれているのか。ざっと顔を青ざめさせても御堂が腕を引っ張って先を促す。わたしは身体を燻る快感を押し殺して彼に従うしかなかった。
「して、御堂。話とはなんだ?」
久しぶりに顔を合わせたというのに、祖父はわたしに見向きすることなく開口一番に御堂に要件を訪ねる。
「会長にお嬢さんとの結婚を認めて頂きたいのです」
祖父は無駄な言い回しを嫌う。だからこそ御堂も短く纏めたのだ。考えるように半分ほど白くなった髭に手をやりながらお前はどうなんだ、とわたしに意思の確認をする。久しぶりに視線を合わす祖父は切れ長の瞳のせいかどこかわたしを責めているように感じる。
「わたしは……」
(本当は嫌だと言ってしまおうか)
御堂だって会長の孫に手を出したとなれば危ういはずだ。しかし、わたしの浅はかな考えはすぐに霧散する。
「……ぁっ!」
小さく零れたのは間違いなくわたしの喘ぎ声だった。ほんの一瞬だったけれど、間違いなく御堂はスイッチを入れたのだ。もしも、わたしが嫌だ、と言えば今度こそ本気で御堂はわたしを追いつめるだろう。無言の脅しにとうとうわたしは降参した。身内の前で快楽に溺れるだなんて正気の沙汰ではない。悔しさで涙を流しながら、わたしも御堂と同じ気持ちですとだけ呟いた。か細い声は祖父に届き、祖父は了承を示し、わたしは絶望によってさらに涙を溢れさせる。
「お嬢さん、嬉しいからって泣かないでください」
頬への柔らかい感触は彼の唇だろう。嬉々として涙を舐めとる御堂に祖父はやれやれと溜息をついた。
「お前がそんなに夢中になるとはな」
「会長だって奥様に夢中ではないですか。血の咎でしょうか……御堂の血を受け継いでいれば、一人の女に心奪われた時、一生その女性を愛するという。わたしも一生お嬢さんを――いいえ桜を離すつもりはありません」
うっとりと語る御堂に頭の隅で、わたしは一生逃げられないのだと悟った。
だってわたしは御堂という狂気に魅入られたのだから。
0
あなたにおすすめの小説
龍王の番〜双子の運命の分かれ道・人生が狂った者たちの結末〜
クラゲ散歩
ファンタジー
ある小さな村に、双子の女の子が生まれた。
生まれて間もない時に、いきなり家に誰かが入ってきた。高貴なオーラを身にまとった、龍国の王ザナが側近二人を連れ現れた。
母親の横で、お湯に入りスヤスヤと眠っている子に「この娘は、私の○○の番だ。名をアリサと名付けよ。
そして18歳になったら、私の妻として迎えよう。それまでは、不自由のないようにこちらで準備をする。」と言い残し去って行った。
それから〜18年後
約束通り。贈られてきた豪華な花嫁衣装に身を包み。
アリサと両親は、龍の背中に乗りこみ。
いざ〜龍国へ出発した。
あれれ?アリサと両親だけだと数が合わないよね??
確か双子だったよね?
もう一人の女の子は〜どうしたのよ〜!
物語に登場する人物達の視点です。
本物の夫は愛人に夢中なので、影武者とだけ愛し合います
こじまき
恋愛
幼い頃から許嫁だった王太子ヴァレリアンと結婚した公爵令嬢ディアーヌ。しかしヴァレリアンは身分の低い男爵令嬢に夢中で、初夜をすっぽかしてしまう。代わりに寝室にいたのは、彼そっくりの影武者…生まれたときに存在を消された双子の弟ルイだった。
※「小説家になろう」にも投稿しています
老聖女の政略結婚
那珂田かな
ファンタジー
エルダリス前国王の長女として生まれ、半世紀ものあいだ「聖女」として太陽神ソレイユに仕えてきたセラ。
六十歳となり、ついに若き姪へと聖女の座を譲り、静かな余生を送るはずだった。
しかし式典後、甥である皇太子から持ち込まれたのは――二十歳の隣国王との政略結婚の話。
相手は内乱終結直後のカルディア王、エドモンド。王家の威信回復と政権安定のため、彼には強力な後ろ盾が必要だという。
子も産めない年齢の自分がなぜ王妃に? 迷いと不安、そして少しの笑いを胸に、セラは決断する。
穏やかな余生か、嵐の老後か――
四十歳差の政略婚から始まる、波乱の日々が幕を開ける。
大丈夫のその先は…
水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。
新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。
バレないように、バレないように。
「大丈夫だよ」
すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
ハイスぺ幼馴染の執着過剰愛~30までに相手がいなかったら、結婚しようと言ったから~
cheeery
恋愛
パイロットのエリート幼馴染とワケあって同棲することになった私。
同棲はかれこれもう7年目。
お互いにいい人がいたら解消しようと約束しているのだけど……。
合コンは撃沈。連絡さえ来ない始末。
焦るものの、幼なじみ隼人との生活は、なんの不満もなく……っというよりも、至極の生活だった。
何かあったら話も聞いてくれるし、なぐさめてくれる。
美味しい料理に、髪を乾かしてくれたり、買い物に連れ出してくれたり……しかも家賃はいらないと受け取ってもくれない。
私……こんなに甘えっぱなしでいいのかな?
そしてわたしの30歳の誕生日。
「美羽、お誕生日おめでとう。結婚しようか」
「なに言ってるの?」
優しかったはずの隼人が豹変。
「30になってお互いに相手がいなかったら、結婚しようって美羽が言ったんだよね?」
彼の秘密を知ったら、もう逃げることは出来ない。
「絶対に逃がさないよ?」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる