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第9話 『姫を追う影』
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それは、ガーゴイルのアロエが姫の策略により初めてのノンレム睡眠で大脳を休める頃であった。姫しかいないはずの牢獄に、低くしわがれた男の声が響く。
「見事なり。サンデリアーナ姫よ、ついに人心を惑わす術を身に着けたな」
サンデリアーナ=ドラセナが、声の出どころである天井を見上げると、そこには忍び装束の男が張り付いていた。
「くっ、変態め遂に現れたか」
身構える姫の前に、男は音もなく着地した。
男は、頭巾から脚絆まで、全身を青で統一された忍び装束を身にまとっており、その姿は、薄暗いダンジョンのなかにあっては酷く視認しがたい。目前にいる、姫をもってしても集中しなくては見失ってしまいそうなほどだ。
衣の上から見ても、男の体躯は見事に引き締まっており、頭巾よりわずかにのぞく死んだ魚のように濁った眼も相まって、男が真面な素性ではないことは明らかであった。
この男の名は、《ガジュ丸》という。
かつて、ペディランサスが草原にて対峙した姫を追う変態、その人である。
「……連れ戻しに来たの?」
問いかける姫を無視し、ガジュ丸は牢獄の格子へと近寄り鍵に触れた。鍵は、ガジュ丸が触れたか否か、音もなく開いた。この男、一挙手一投足において一切の音を排することができるのである。
「看守が目を覚ましても困る。姫、外へ行こう」
あまりに素早く静かなピッキングに、姫はぐぬぬと歯を食いしばりながらガジュ丸に続いた。
ガジュ丸は、入り組んだダンジョン内をまるで我が家のように軽やかに進んでいく。更に、どういうわけか巡回をしているはずの魔物達とも一切会うことがなく、二人はすんなりと運動場まで出ることができた。
「ここなら、多少騒いでも問題あるまい」
言うやいなや、ガジュ丸は振り返ると同時に一瞬で姫との間合いを詰め姫を抱きしめた。
「会いたかったぞ~~~姫~~~!!!」
ガジュ丸は、抵抗する姫なんのそので自身の頬を姫へとすりつける。
「やめろ爺っ! やめてって!」
たまらず姫が声をあげるが、ガジュ丸は一向に力を緩めない。
「心配したんだぞ~~~!!!」
頬を強くすりつけたせいで、ガジュ丸の頭巾が徐々にずれ落ちていく。
頭巾の下から、現れたガジュ丸の顔はその鍛え上げられた体躯からは信じられないほど老いた男のものであった。
目を潤わせ、鼻水をズズズっとすすりながら姫に抱き着き続けるこの男。
実のところ、ただの変態ではなく。王家付きの忍びの者であり、姫のお目付け役兼ボディガードなのであった。
嫌がる女にしがみつく男。一読すると、甚だ変態著しいものであるが、姫とガジュ丸の関係は男女のそれとはあまりにかけ離れており、言うなれば、若君と爺やの関係にあった。それゆえか、姫も抵抗が無駄であることを悟ったのち、遂にはガジュ丸の為すがままに任せてしまっていた。
◆
しばしの間、ガジュ丸は泣きじゃくりながら姫を力いっぱい抱きしめようやく落ち着きを取り戻した。そして、食堂からくすねてきたのであろう風呂敷に包まれたお茶請けセットをとりだし、運動場の真ん中に二人は陣取った。
「しかし、なかなか難度の高いダンジョンであるな」
お茶をすすりながら、ガジュ丸がポツリと呟いた。
「よもや、忍び込むのにこれほどの時間がかかるとは思いもせんかったわ。どうだ、聞きたいか? ワシがどれほど苦労したか」
姫は、首を横に振る。
「言わないで。このダンジョンは私自身の力で攻略したいから」
ガジュ丸が、ニヤリと笑う。
「そうじゃな。ネタバレはマナー違反じゃものな。しかし、なかなかに儂の教えた術を駆使しているようじゃのう」
ガジュ丸は、姫のお目付け役兼ボディガード、さらに言えば脱獄の師でもあった。
姫は、幼き頃より王族という立場から徹底的な英才教育を受けてきた。日が昇るより早く、机に向かい日が暮れてもなお机に向かう。庶民の子であれば、外を駆けまわる年頃だというのに姫は城から一歩も出ずに一日を終える。
そんな姫を不憫に思ってか、ガジュ丸は姫に夜毎、外の世界の話をよく語って聞かせた。南の大陸に住まう魔物達との戦い、大海の果てにある海底都市、古代文明が気づきあげた巨大な大陸間橋。城内のことしか知らぬ姫にとって、それらの冒険譚は大いに好奇心を沸かせることとなった。
いつしか姫は、外の世界に憧れ頻繁に城内より脱走を図るようになった。しかし、所詮は幼子の脱走。お目付け役であるガジュ丸が手を下すことなく、あっさりと衛兵に捕まる始末であった。
姫が捕まる度に、ガジュマルはその都度、丁寧に失敗の理由を姫に教え込んだ。鍵の開け方に始まり、事前準備の重要性、気配の探り方に消し方、人の心の操り方。
そこには、子のおらぬガジュ丸にとって己の技を世に残したいという願いもあったのかもしれない。
本来であれば、脱走を阻止すべきお目付け役という立場でありながら、自身が持ちうる全ての忍びの技を姫へと伝えた。
いつしか、姫の脱走は衛兵の手に負えなくなり師でありお目付け役であるガジュ丸との戦いに代わっていった。ガジュ丸と姫の戦いは、常人にはとても思い及ばぬ苛烈なものであった。しかし、いかに姫が風のように城内を駆けようと、ガジュ丸は音もなく追いついて見せる。
姫は連戦連敗を重ね続け、そしてそのたびに鍛錬を積み重ねていった。
そして、姫とペディランサスが出会ったあの日。姫は、ついにガジュ丸の隙をつき王都からの脱走を果たし、遂にはペディランサスの助けによってガジュ丸の追撃もかわして見せたのであった。
◆
「ダンジョン内で魔物たちの話を盗み聞いた限り、それほど悪い暮らしはしていないようだな」
「まあ、みんな優しくしてくれてる」
「扱いがあまりにひどければ連れだそうとも考えておったのだが」
「父上のところに、連れ帰るの?」
姫が、不安そうにガジュ丸の顔を見つめた。
普段、パキラ嬢を除く魔物たちの前では決して見せぬ表情だ。姫は、それだけガジュ丸に心を許しているという証である。
「残念ながら、ワシは首になった。姫に逃げられ、目の前で魔物にさらわれたんじゃさもあらん」
「……ごめんね」
「なに気にするでない。一所に根を張らず世を浮かぶが、もともとのワシの本分よ。姫のことがあったからこそ、ワシは王国に留まっていたのだ。だが、懸念であった姫の無事も確かめたし。ワシも、そろそろ自由に生きることとしよう」
ガジュ丸が、お茶請けを包んでいた風呂敷を懐にしまいスッと立ち上がった。
「いままで、ありがとう爺」
「達者でな、姫」
ガジュ丸は、いつぞや姫が昇った内壁を素早く駆けのぼっていく。
あまりの速さに、その様はまるで壁を走っているかのように見えた。
そして、壁を登りきると風呂敷を大きくムササビのように広げ、山を流れる風を捕らえ空へと舞い上がり月夜に消えていった。
「まだまだ、勝てそうにないな」
姫は、そう独り言ちると運動場で大の字になって寝ころんだ。
満点の星空の下、何に捕らわれることもなく、姫は瞼を閉じるのであった。
ちなみに、翌朝。洗濯物を干しに来たスライムによって姫は捕まりました。
「見事なり。サンデリアーナ姫よ、ついに人心を惑わす術を身に着けたな」
サンデリアーナ=ドラセナが、声の出どころである天井を見上げると、そこには忍び装束の男が張り付いていた。
「くっ、変態め遂に現れたか」
身構える姫の前に、男は音もなく着地した。
男は、頭巾から脚絆まで、全身を青で統一された忍び装束を身にまとっており、その姿は、薄暗いダンジョンのなかにあっては酷く視認しがたい。目前にいる、姫をもってしても集中しなくては見失ってしまいそうなほどだ。
衣の上から見ても、男の体躯は見事に引き締まっており、頭巾よりわずかにのぞく死んだ魚のように濁った眼も相まって、男が真面な素性ではないことは明らかであった。
この男の名は、《ガジュ丸》という。
かつて、ペディランサスが草原にて対峙した姫を追う変態、その人である。
「……連れ戻しに来たの?」
問いかける姫を無視し、ガジュ丸は牢獄の格子へと近寄り鍵に触れた。鍵は、ガジュ丸が触れたか否か、音もなく開いた。この男、一挙手一投足において一切の音を排することができるのである。
「看守が目を覚ましても困る。姫、外へ行こう」
あまりに素早く静かなピッキングに、姫はぐぬぬと歯を食いしばりながらガジュ丸に続いた。
ガジュ丸は、入り組んだダンジョン内をまるで我が家のように軽やかに進んでいく。更に、どういうわけか巡回をしているはずの魔物達とも一切会うことがなく、二人はすんなりと運動場まで出ることができた。
「ここなら、多少騒いでも問題あるまい」
言うやいなや、ガジュ丸は振り返ると同時に一瞬で姫との間合いを詰め姫を抱きしめた。
「会いたかったぞ~~~姫~~~!!!」
ガジュ丸は、抵抗する姫なんのそので自身の頬を姫へとすりつける。
「やめろ爺っ! やめてって!」
たまらず姫が声をあげるが、ガジュ丸は一向に力を緩めない。
「心配したんだぞ~~~!!!」
頬を強くすりつけたせいで、ガジュ丸の頭巾が徐々にずれ落ちていく。
頭巾の下から、現れたガジュ丸の顔はその鍛え上げられた体躯からは信じられないほど老いた男のものであった。
目を潤わせ、鼻水をズズズっとすすりながら姫に抱き着き続けるこの男。
実のところ、ただの変態ではなく。王家付きの忍びの者であり、姫のお目付け役兼ボディガードなのであった。
嫌がる女にしがみつく男。一読すると、甚だ変態著しいものであるが、姫とガジュ丸の関係は男女のそれとはあまりにかけ離れており、言うなれば、若君と爺やの関係にあった。それゆえか、姫も抵抗が無駄であることを悟ったのち、遂にはガジュ丸の為すがままに任せてしまっていた。
◆
しばしの間、ガジュ丸は泣きじゃくりながら姫を力いっぱい抱きしめようやく落ち着きを取り戻した。そして、食堂からくすねてきたのであろう風呂敷に包まれたお茶請けセットをとりだし、運動場の真ん中に二人は陣取った。
「しかし、なかなか難度の高いダンジョンであるな」
お茶をすすりながら、ガジュ丸がポツリと呟いた。
「よもや、忍び込むのにこれほどの時間がかかるとは思いもせんかったわ。どうだ、聞きたいか? ワシがどれほど苦労したか」
姫は、首を横に振る。
「言わないで。このダンジョンは私自身の力で攻略したいから」
ガジュ丸が、ニヤリと笑う。
「そうじゃな。ネタバレはマナー違反じゃものな。しかし、なかなかに儂の教えた術を駆使しているようじゃのう」
ガジュ丸は、姫のお目付け役兼ボディガード、さらに言えば脱獄の師でもあった。
姫は、幼き頃より王族という立場から徹底的な英才教育を受けてきた。日が昇るより早く、机に向かい日が暮れてもなお机に向かう。庶民の子であれば、外を駆けまわる年頃だというのに姫は城から一歩も出ずに一日を終える。
そんな姫を不憫に思ってか、ガジュ丸は姫に夜毎、外の世界の話をよく語って聞かせた。南の大陸に住まう魔物達との戦い、大海の果てにある海底都市、古代文明が気づきあげた巨大な大陸間橋。城内のことしか知らぬ姫にとって、それらの冒険譚は大いに好奇心を沸かせることとなった。
いつしか姫は、外の世界に憧れ頻繁に城内より脱走を図るようになった。しかし、所詮は幼子の脱走。お目付け役であるガジュ丸が手を下すことなく、あっさりと衛兵に捕まる始末であった。
姫が捕まる度に、ガジュマルはその都度、丁寧に失敗の理由を姫に教え込んだ。鍵の開け方に始まり、事前準備の重要性、気配の探り方に消し方、人の心の操り方。
そこには、子のおらぬガジュ丸にとって己の技を世に残したいという願いもあったのかもしれない。
本来であれば、脱走を阻止すべきお目付け役という立場でありながら、自身が持ちうる全ての忍びの技を姫へと伝えた。
いつしか、姫の脱走は衛兵の手に負えなくなり師でありお目付け役であるガジュ丸との戦いに代わっていった。ガジュ丸と姫の戦いは、常人にはとても思い及ばぬ苛烈なものであった。しかし、いかに姫が風のように城内を駆けようと、ガジュ丸は音もなく追いついて見せる。
姫は連戦連敗を重ね続け、そしてそのたびに鍛錬を積み重ねていった。
そして、姫とペディランサスが出会ったあの日。姫は、ついにガジュ丸の隙をつき王都からの脱走を果たし、遂にはペディランサスの助けによってガジュ丸の追撃もかわして見せたのであった。
◆
「ダンジョン内で魔物たちの話を盗み聞いた限り、それほど悪い暮らしはしていないようだな」
「まあ、みんな優しくしてくれてる」
「扱いがあまりにひどければ連れだそうとも考えておったのだが」
「父上のところに、連れ帰るの?」
姫が、不安そうにガジュ丸の顔を見つめた。
普段、パキラ嬢を除く魔物たちの前では決して見せぬ表情だ。姫は、それだけガジュ丸に心を許しているという証である。
「残念ながら、ワシは首になった。姫に逃げられ、目の前で魔物にさらわれたんじゃさもあらん」
「……ごめんね」
「なに気にするでない。一所に根を張らず世を浮かぶが、もともとのワシの本分よ。姫のことがあったからこそ、ワシは王国に留まっていたのだ。だが、懸念であった姫の無事も確かめたし。ワシも、そろそろ自由に生きることとしよう」
ガジュ丸が、お茶請けを包んでいた風呂敷を懐にしまいスッと立ち上がった。
「いままで、ありがとう爺」
「達者でな、姫」
ガジュ丸は、いつぞや姫が昇った内壁を素早く駆けのぼっていく。
あまりの速さに、その様はまるで壁を走っているかのように見えた。
そして、壁を登りきると風呂敷を大きくムササビのように広げ、山を流れる風を捕らえ空へと舞い上がり月夜に消えていった。
「まだまだ、勝てそうにないな」
姫は、そう独り言ちると運動場で大の字になって寝ころんだ。
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