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永遠の眠り姫
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そのお姫さまは、大好きなお母さんとお父さん、そして、愛犬のモモと一緒に、夢の中でしあわせに暮らしておりました。
それは、とても長い夢でしたが、とてもしあわせな夢でもありました。
その夢の中では、お姫さまはずっと笑顔です。
その夢の中では、クラスメイトに片親だと馬鹿にされたり、陰湿ないじめをされる事もありません。それに、お母さんとお父さんの仲を切り裂く邪魔な女も赤ん坊もいません。
その夢の中では、お姫さまは家族みんなと笑顔でお花畑の中にある遊園地に遊びに行ったり、愛犬のモモと青空を飛び、白くてフワフワな雲の上にあるお城に行ったりして遊ぶのです。それは、とても楽しくて、素敵な夢なのです。
「お父さ―ん! お母さーん!」
空から元気に手を振れば、地上のふたりは、笑顔で手を振り返してくれます。お姫さまもさらに笑顔になって、大きく手を振って応えました。
お姫さまはその夢の中で、いつまでもずっと、永遠にしあわせに暮らしました。
ずっと、ずっと……
いつまでも、永遠に……
おしまい。
それは、とても長い夢でしたが、とてもしあわせな夢でもありました。
その夢の中では、お姫さまはずっと笑顔です。
その夢の中では、クラスメイトに片親だと馬鹿にされたり、陰湿ないじめをされる事もありません。それに、お母さんとお父さんの仲を切り裂く邪魔な女も赤ん坊もいません。
その夢の中では、お姫さまは家族みんなと笑顔でお花畑の中にある遊園地に遊びに行ったり、愛犬のモモと青空を飛び、白くてフワフワな雲の上にあるお城に行ったりして遊ぶのです。それは、とても楽しくて、素敵な夢なのです。
「お父さ―ん! お母さーん!」
空から元気に手を振れば、地上のふたりは、笑顔で手を振り返してくれます。お姫さまもさらに笑顔になって、大きく手を振って応えました。
お姫さまはその夢の中で、いつまでもずっと、永遠にしあわせに暮らしました。
ずっと、ずっと……
いつまでも、永遠に……
おしまい。
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