詩集Ａ

黒巻雷鳴

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舞い散り墜ちる

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空に舞う　白雪か


宙を漂う　白い花弁のよう


空に謳ウタう　誰の為に



互い見つめて眼マナコに映す



せめて、終わりは


せめて、終わりは



空に舞う


宙を漂う


空に謳ウタう


ただ、見つめる




雪が堕ちて　深く堕ちて



地上に溶けて



流れて　消えて




寄り添い　交わり


儚く、消えた







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