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ギシッ・・・・二人の重みでベッドのスプリングが音をたてて二人を飲み込んでいく。

ベッドの真ん中に降ろされてペタンと座ると、頭上から視線を感じて恥ずかしくなり、顔を上げることが出来なかった。
すると、庵君が膝立ちになるように手を伸ばしていき、膝立ちにさせられる。
部屋の中を少しだけ、静寂が支配したが、すぐにその静寂は私の甘い声によってかき消された。
「んん・・・・・・」
庵の指が夜神の耳朶を擽ると、そのまま首筋、鎖骨と伝い、黒いレースで覆われた胸まで行くと、庵の大きな手でも足りない豊かな膨らみを掴み下から押し上げるようにグニグニと揉んでいく。

「い、おりくん!」
「悪魔だけあって黒色なんですね。この前の白のベビードールも良かったですけど、今日の下着も凄い攻めてますよね?流石、式部大尉です」
感謝だなぁ~と、言いながらも夜神の胸への行為はやめない。
そして、そのせいで気持ちよくなって腰を軽く動かすと、ショーツに施されたパールの部分が感じる所に当たり、既に滴り始めた自分の分泌液のせいで、滑りが良くなったそのパールは容赦なく攻めていく。
「んぁぁっ!ん・・・・・・」
チュクと音をたてる。夜神は恥ずかしくなって益々、顔を赤くしていく。既に瞳は赤くなり「気持ちよくなっている」と庵に教えている。

夜神の腰がビクビクしながらも、動いているのを見て庵は、少し安心してしまった。これなら最後まで残りの二つを使用出来るのかも知れない。
バスローブのポケットには七海中佐と相澤中佐チョイスの「大人の玩具」がその存在感を示している。
七海中佐は分かるが何故、相澤中佐?と泣きたくなるが、きっと彼女の野村大尉のせいだろう。
そして、野村大尉の親友は式部大尉。式部大尉の彼氏は七海中佐・・・・この三人が脅せば相澤中佐も従うしかないかもしれない。
相澤中佐も可愛そうな人だよ・・・・

庵は頭の中で相澤中佐に合掌して、今は目の前の事に集中することに切り替える。
顔を赤らめて、熱のこもったため息と喘ぎ声を出しながら、庵の愛撫で腰を動かしている痴態を見て、庵の熱が下半身に集まりだしてくる。
微かに聞こえる水音が、夜神の今の状態を教えてくれているようで嬉しくなる。

「凪さん・・・・このリボンはなんですか?解けたりしますか?」
ブラのカップに当たる部分にリボンが結んであり、それを解くと乳首が出てくる使用になっている。
けど、今の夜神にはそれがどうなるのか理解できるはずもなく、頭を軽く左右に振りながら「分からない」と言うしかなかった。
「そうなんですね?じゃあ、解いてみましょうよ」
「やぁぁ、無理・・・・」
「お願いですよ?なら手伝いますよ」
無理だと伝えているのに、庵は両手を持ってリボンのある所まで持ってくると、リボンの端を持たせると手を離す。
あくまでも自分で解かせようとする。

「ほら?そのまま引っ張ればいいんですよ?」
「ふっぅ・・・・・」
そのまま固まってしまったが、庵が耳元で囁いてくる。
「凪さん??」
「うぅぅ・・・・・」
小刻みに手を震わせながら引っ張っていく。するとリボンは解けたが結び目がまだ残っていた。そこに尖りきった頂が見え隠れする。

黒いリボンと桜色の頂のコントラストで、目眩がおきそうになった。庵は吸い込まれるように、その痛いぐらいに尖った頂を口に含む。
「ふぅ・・・んん~・・・・やぁっ!!」
チュと吸い出すと、さらにプックリ尖ってくる。その尖りを咥え込んだ舌でクルクルと舐めていく。
何かに掴まらないと体勢の維持が難しくなった夜神は、目の前の庵の肩に両手をついてしまう。
そのせいで、庵の口にさらに胸を押し付けてしまう。
「んん━━━はぁ・・・・・」
「気持ちいいですか?でもリボンだなんてまるでプレゼントみたいですね?そうなると凪さんがプレゼントになるわけですね」
下から夜神を見るその顔は、嬉しいのか口角を上げている。
「なら、こっちは俺が解かないと駄目ですね?」
そう言いながらまだ、解かれていないリボンの端に手を伸ばして、解いていく。
「だめぇ!!」
拒否は無視されてしまう。黒色のリボンから桜色の頂が覗き出す。それに手を伸ばすと人差し指と中指で挟み擦りだす。
先程まで口に含んでいた頂も、もう一度含み吸ったり、舌で押したりしていく。

「んんんっ!ああぁ・・・・両方は、だ、め・・・・」
胸だけの愛撫なのにいつも以上に感じてしまうのは、着ている下着のせいなのかも知れない。隠す気一切ナシで、かろうじて隠しているものは、動くたびに卑猥な刺激を与えられる。
その刺激は今も続いている。胸の刺激が耐えきれなくて腰を動かすたびに、感じる部分に当たり夜神を追い込んでいく。
ジッと、出来ればいいのかもしれないが、今の夜神には出来ない事だった。
「んん、ああぁぁ!・・・・?!だめ!!やぁぁぁ!ひぃ・・・・ああぁぁぁ━━━━!」
空いているもう片方の庵の手が、下着のパールの部分に伸びてそれを抑えつけるようにしてクルクルと回していく。
ビクビクと腰を反らせ、ガクガクに震えながら必死に膝たちを継続する夜神に、庵は更に追い込んでいく。

桜色の頂を吸い上げながら舌で刺激を与えていく。指で摘み、クリクリ擦ったり、時々ピィン!と、弾いたりしていく。
パールでの刺激をやめて、直接、指での愛撫に変える。
カリカリと掻いたり、抑えつけたりしていく。
その度に、抑えきれない嬌声が聞こえてくる
「だ、め!もう・・・・・・」
庵は返事の代わりに、更に蜜粒の刺激を強める。

その刺激で夜神は絶頂に達してしまった。
「んぁあああぁぁぁぁ━━━━━!!」
目の前が白くなり、腰を中心に全身に痺れが広がる。
庵によって膝たちにされたが、それを維持する力がなくなり、ガクッとベッドに座り込んでしまう。
庵に抱きついたまま息を整えようと、肩で息をする。
そんな夜神を慰めるように庵は背中を優しく撫でていく。

「気持ちよかったですか?いつも以上に感じているように見えましたが、下着のせいですか?」
笑いを含んだ声で言われる。その内容は間違いではなく本当の事だったので、夜神は否定も出来ず、けど、認めることも恥ずかしくて、更に庵に抱きついてしまった。

庵は強まった圧迫感を肯定と受け取る。
そして、更に気持ちよくなってもらおうと、ポケットに意識を持っていく。
そこには二人の男性中佐からのプレゼントがある。

「もっと気持ちよくなって下さい」
庵は夜神の甘い匂いがする髪に顔を埋めながら呟いた。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

式部大尉は、凄い下着をプレゼントしたようで・・・絶対、楽しんでますよね。特に姐さんふたりは(式部・野村大尉)それに付き合わされた(?)男性二人(七海・相澤中佐)はどんな気分だったのやら(笑)

でも、一番の被害は庵?夜神?と考えるとやっぱり夜神大佐でしょう。なんだかんだで、庵君は楽しんでますから!

まとめ能力皆無なので、次もR回です。
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