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不自由な体勢の拘束と、生花を使われた事へのショックで体が満足に動かせなかったことをいい事に、ルードヴィッヒは肌着を身に着けさせることなく、ドレスのみを着せて、横抱きで温室から、ルードヴィッヒの部屋まで連れて行く。

夜神も何とかして降りようと色々試したが、鼻で笑われ、仕置きと言わんばかりに力を込めて抱き潰す。あまりの痛さに骨が折れるのではないかと錯覚してしまう。

ルードヴィッヒの部屋に入っても、降ろされることなく革張りのソファまで連れて行かれる。そのソファも温室のソファと同じように肘掛けから座面にかけて、クッションのなだらかな山が出来ていた。
つい、先程まで見覚えのある場所に体を預けて、皇帝からの執拗なまでの行為を受け入れていたのだ。胎内には皇帝の飛沫が残っていて、受け止めきれてないものが、ドレスを汚しているのだ。

怖くなって、夜神はルードヴィッヒの顔を見る。そしてその表情を見て悲鳴を出しそうになった。

夜神を抱いているときの表情なのだ。淫楽の顔で下から見上げる夜神を見下ろす。胃のそこから冷たくなり、何かに掴まれたような感覚がしてくる。
この部屋でもきっと皇帝に組み敷かれ、自分の意思とは関係なく声を出し、皇帝の全てを受け入れる行為が待っていると言っているようなものだった。

案の定ソファに横たわるように降ろされてしまった夜神は、逃げようと体を起こそうとしたが、ルードヴィッヒの素早い馬乗りでそれは阻止された。
両手首をクッションの山に縫い止めて、夜神を上から見下ろしていると、その手首を夜神の目の前で一つにして鎖で拘束する。
「なっ、いい加減にもう、やめて!!離して!」
「強気だね。いつまで持つのか・・・・まーでも、すぐにズブズブに惚けてしまうんだろうけど?」
そう言って、一纏めにした手首を夜神の頭上に持っていって、鎖を垂らしてソファの足に括り付ける。

もう一度拘束されてしまった夜神は、無駄だと分かっていてもどうにか出来ないかと、縄抜けを試みるが、まるで生きているみたいに鎖が巻き付いていて、いくら頑張っても抜けないのだ。
そうしているうちに、ルードヴィッヒが胸元を両手で掴むと思いっきり左右にドレスを引き裂く。
ビリビリと音を立てて布が裂けて、白い双丘をさらけ出す
「何をするの?!辞めて!いやぁぁ!!」
ドレスがただの布切れになってしまい、着ているのに胸だけが見えている、破廉恥な格好を隠すこともできず、首を左右にふって「拒絶」の意思表示をするぐらいしか出来なかった。

ルードヴィッヒは露になった胸の淡く色づいた中心を口に含む。チュッと音が出るほど吸いながら、舌で押しつぶしていく。
その刺激に「うっ・・・・」と声を押しつぶして快楽を逃している夜神を、満足気に見つめる。だが、突然、頂の刺激を辞めて、咥えたまま、舌のみを外すと思いっきり牙を胸の柔肌に突き立てる。
「いっっっ━━━━!ぁん━━うぅ、う・・・」
色の牙を使われて、無理矢理快楽を植え付けられる。自分の意思とは関係なく、体を火照らせ、声を出し、体を捩らせる。
何度も何度も与え続けられた、麻薬のような成分は夜神の体を確実に蝕んでいく。

━━━━━快楽の深淵に落とされるように。

「胸に牙を突き刺すと、がどうしても過敏になってしまうね。私はいいのだけど、凪ちゃんは辛いよね?あぁ、片方だけは良くないか?両方同じに可愛がらないとね?」
牙を立てた反対の、固く張り詰めた尖りも同じように咥え、ヂュッと、吸い込んで牙を深々と突き刺していく。

夜神はさらなる快楽に、半分白くなっていた頭で受け止めたが、どうすることも出来ず、声を出し、仰け反って体をルードヴィッヒに捧げる事しか出来なかった。
「あぁぁ━━━━ふぅっ、らめ、だめなの・・・これ、いやなの・・・もう、しないで・・・・・」
「成分の濃度は大丈夫そうだね。まだ、軽く自我が残っているようだね。良かった」
ルードヴィッヒは口を歪めて安心する。約束の日に自我のない夜神を抱いても楽しくないからだ。
熱と快楽に侵された夜神を抱くことに意味があるのだ。

そうして、浅い呼吸を繰り返し、時折体を捩らせる夜神が着ているドレスの残骸を引き抜くため、両袖を裂いて、下から引き抜いていく。
すると露わになる臍のくぼみや、白い和毛、スラリと伸びた足がルードヴィッヒの目の前にさらけ出される。
片方の太腿をゆっくりとなで上げながら、先程までルードヴィッヒの怒張を咥えていた蜜口に指を運ぶと、二本の指をいきなり蜜口にヌチュと突き立てる。
その指は難なく蜜口はズニュュ・・・・と飲み込んでいく。
「あぁぁぁぁ━━━━!」
抵抗する間もなく、いきなりの刺激に声を出すしか出来なかった。

ルードヴィッヒの指を飲み込んでいる、蜜口を何度も抜き差して刺激する。その刺激に呼応するように蜜壁のさらなる奥から、ドロリと蜜が溢れては、ルードヴィッヒの指を濡らしていく。
その蜜がヌチャヌチャと粘着質な音を夜神の耳に響かせながら、革張りのソファに水溜りを作っていく。
ぐるりっと、一周するように蜜壁を往復していた指は下腹部のザラザラしたところを強く刺激する。
「ぃん、っあああ━━━」
「凪ちゃんの感じるところをだね。あぁ、そんなに良かったのかい?ならもっと可愛がってあげるね・・・・・ほら」
夜神の弱いところを熟知した指が動き、感じる部分を追い詰めるように刺激していく。

尿意にも似た感覚が生まれ、夜神は必死になってその感覚をなくそうとするが、ルードヴィッヒは無慈悲に刺激していく。
ルードヴィッヒの長い指が蜜壁を往復するたびに中は収縮して指を締め付ける。頭では感覚を逃したいのに、体は反するようにルードヴィッヒを求める。

「あっ、も、だめ・・・・・イクの!イ゛ッちゃうの!やめ、っあぁぁぁ~~~~っ!」
体は限界を超えてしまい、目の前が白く染まる。体は足の裏から頭上まで雷が駆け巡る。
背中を思いっきり仰け反らせて、頭でクッションを押さえつけるようにして、頤も反らす。体の奥からとめどなく蜜が溢れでる。

数秒、体を反らしながら硬直していたが、やがて力尽きてドサッと、クッションの山に倒れて短い呼吸を繰り返す。胸も下腹部も呼吸に合わせて小刻みに震えている。

ルードヴィッヒはハクハクと呼吸する夜神を見つめる。目は虚ろで、口の端からは感じてしまったのだろう、涎が垂れてている。
短い呼吸に合わせて胸や下腹部が上下して、脚は力無く伸ばされる。夜神から溢れ出たものが、水を弾くソファの上で水溜りをつくっている。

夜神の事後の痴態にルードヴィッヒは悦楽の顔を浮かべる。
心ここにあらずの夜神から、立ち上がり自分が着ていたものを脱いでいく。
軍服の上着もトラウザーズも全て脱ぐと、引き締まった体が露わになる。
線は細いが、しっかりと鍛え上げられた体は必要な筋肉だけが備わっている。

そんな彫刻のような体の中心には、肉茎が上を向いて怒張している。

脱ぎ終わると、意識が朦朧としている夜神の足元に座り、夜神を見つめる。

これから食事の時間なのだ。人間も吸血鬼も食料は違えど、食べなくては生きていけない。
夜神から視線を移して、ルードヴィッヒはテーブルにおいてあるクロッシュを見て薄ら笑いを浮かべた。

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温室での鬼畜行為から、拘束はあるけど普通でした。けど、この皇帝が普通を好む方ではないので、次は・・・・です。夜神中佐生きてるのかしら?
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