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永遠を誓う話 前編⑤
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前編はこれで終了です
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
お風呂に入り、化粧も髪もさっぱりした里沙は、寝室の鏡の前でドライヤーで髪を乾かしたあと、同じ様にお風呂に入りすっきりした貴大が待っているリビングまでやってくる。
「今日は楽しかったね」
「本当だね。みんなから祝福されて良かったよ・・・・ねぇ、里沙?」
ニコニコと笑う貴大を見て、同じ様に笑う里沙に貴大が問いかける。
「これからも、ずっと、ずっと宜しくお願いしますね?」
「・・・・・・こちらこそ宜しくお願いします・・・ふふふっ」
「ははっ」
ソファに座っていたが、互いに向き合い軽く頭を下げて挨拶するが、面白くなってしまい、里沙が笑い出すと、つられて貴大も笑い出す。
笑い合っていたが、貴大が里沙を抱きしめてしまい、そこで笑うのは終わりになる。
「・・・・・今日は凄く奇麗だった。ねぇ、僕の我儘聞いてもらえない?」
お風呂上がりの、花の匂いのする里沙の耳元に唇を寄せて貴大は「お願い事」をする。
「我儘?ちょ・・・ん・・・・・」
我儘は?と聞く前に、貴大が里沙の耳を舐めていく。
ピチャ、ピチャと粘ついた水音が耳から脳内に伝わる。
生暖かい柔らかい舌が、耳の中に入ったり、耳朶を耳全体を舐めていく。そのゾワゾワした感覚に、腰がゾクゾクとなり、やがて体全体にそのゾクゾクが広がる。
その感覚を散漫させたくて、目の前の貴大の胸を掴んで震える。
「里沙は耳弱いもんね・・・・ねぇ、気持ちいい?」
「っ、ん・・・・いいよ・・・気持ちいいの・・・・」
何とか耐えながら、貴大からの言葉に返事をする。
「良かった。僕の我儘はもう一度、里沙にドレスを着てほしいんだ・・・・・だめ?」
式が終わり、自分達が準備したウェルカムボードや人形、そしてドレスやベールは既に自宅にある。
ドレスやベールは皺にならないように、里沙の部屋に掛けてある。
着ようと思えばすぐにでも着れる。
「けど、式みたいに髪も化粧もしてないよ?」
なんにもしてない状態で着るには、少しばかり抵抗がある。
「いいんだよ。ベールとドレスを着ている里沙が見たいんだ。だって本当はこうやって、ギュウと抱きしめたかったけど、出来なかったからさ。それにもう一度見たいんだ。今度は独り占めしたいんだ・・・・・一生のお願い!!」
目の前でパン!と手を合わせてお願いされると、断る雰囲気でもなくなり、少し迷ったがもう一度着ることを快諾する。
「う~~いいよ。ちょっとだけ待っていてね?」
「もちろん。お風呂に入ったからお化粧とかしなくていいからね」
「うん。それじゃ着てくるね?」
笑ってソファから立つと、貴大さんの目が凄く、凄くキラキラしているような気がする。
気のせい・・・・じゃ、ないみたい。本当にキラキラしていた。
「待ってるからね~~~本当に二人で待ってるね?」
自分の部屋に行った里沙の後ろ姿に、笑いかけながら微笑んだ。ただし、瞳はほの暗くきらめいていた。
貴大に言われた通りドレスを着る。髪は軽くお団子にしてまとめて、そこにベールを付ける。
ドレス用の下着と、太腿までのストッキングで体を整えてドレスを着る。
全く化粧をしないのもどうかと思い、色付きリップで唇だけ塗っておく。少しは華やかになったと思う。
自分の部屋から出ると、リビングの扉の前で貴大さんが何故か待っていて驚いてしまい、慣れないドレスの裾をさばきながら駆け足で駆け寄る。
「どうしたの?こんなところに居て?」
「わ~やっぱり綺麗だなぁ~待ちきれなくて、ここで待っていたんだ」
「も~」
なんだか子供みたい。それとも大きい犬?ブンブンと勢い良く振っている尻尾が見えるような・・・・・?
なんだか可愛くて笑ってしまう。そんな私を貴大さんが抱きしめてくれた。
「あ~幸せ・・・・・・リビング行こう。明るい所で見たいからさ。それに・・・・・・」
「それに?」
なんだか含みのある言い方が気になり、鸚鵡返しで聞いてしまう。
そんな私に貴大さんは笑ってリビングの扉を開けてくれる。肩を抱きしめて入るように促すのでリビングに入ると、目の前に飛び込んできたモノに恐怖し、足がガクガクと震えてしまう。
「あ・・・・・ぃやぁぁぁ!!」
部屋に充満した甘い、甘い蜂蜜の香り・・・・・
ピチャ、ビチャと耳に届くのは粘着質な水の音・・・・・
赤黒い、触手をうねらせてそいつはリビングにいた・・・・・
「いや!いや!いや!!助けて!」
逃げたいのに、貴大さんが逃さないようにガッチリと肩を掴んでいて、上手く逃げられない!!
なんで?どうして?怖い!!怖いから!!
「里沙?触手にも里沙のドレス姿見せてあげよう?」
普段と変わらずニコニコしている貴大さんが怖くて、いつもと変わらない声と口調が何か恐ろしくて、まじまじと貴大さんを見てしまう。
そんなわずかな瞬間に、少し太い触手が里沙の体に巻き付いて、フワッと宙に浮かんだと思ったら、その伸縮を活かして里沙を触手の塊まで引き込んでいく。
「いやぁぁぁ━━━━」
宙を舞う花嫁姿の里沙に「綺麗だぁ・・・」と感嘆の声を出し、貴大は触手から逃げようと、必死に藻掻いている里沙に近づく。
「本当は触手も式に連れて行きたかったんだ・・・・けど、そんな事したらパニックになってしまうからね・・・・里沙が楽しみにしていた式をなくすのは嫌だからね」
体に巻き付いた触手を引き離そうと、掴んでいた手に新たな触手が巻き付いて、段々と体の自由が奪われていく里沙は貴大の言葉を聞く余裕はなかった。
「助けて!やだ!助けて!」
「だから、今度は三人だけの式をここでしょう?僕は永遠に誓うよ?里沙を愛して、愛して、一生愛し続けるよ。ねぇ、里沙は?」
涙が伝い続ける両頬を、優しく包み込むように手を添えると、貴大は里沙の顔を見てうっとりと恍惚した表情を向ける。
その異常さに里沙は動きを止めてしまう。
この人はだれ?
怖い、怖い、怖いっ!!
返事したら、私は・・・・・
私は・・・・・
━━━━━囚われる
何に囚われるかは分からない。いま体の自由を奪う触手からなのか、それとも貴大の歪んだ愛からなのか、それとも別の何かからなのか。分からない。分からないけど・・・・・
「里沙は?里沙は僕の事、僕達の事愛してくれる?教えて?」
「あ・・・・ぁ・・・・・」
まともな言葉が出なくて、意味のない声を出しながら、包み込んだ貴大の両手ごと顔を横に振る。
「神様に誓ったのは嘘なの?里沙、教えて?」
「助けてぇ・・・・怖いよ。貴大さんお願い・・・・」
教えて欲しい貴大と、助けて欲しい里沙の言葉はかみ合わず、いたずらに時が過ぎていく。
そこに痺れを切らした触手が、一本の触手を里沙の口の中に埋め込んでいく
「?!ゔっ・・・・」
「触手?」
喉の奥に入り込んだ触手から粘液が注ぎ込まれる。食道に直接流し込まれるので、拒否することも叶わず受け入れるしかなかった。
甘い、蜂蜜の香りのする粘液は、食道を通る時はアルコールの高い酒のようにカッと焼けるように熱い。
その熱さが胃から体全体に拡がり始める頃には、体は別の反応を始める。
思考が停止したかのように、フワフワとなり始める。
下腹部が甘く疼きだして、その疼きが体全体に広がる。
自分でも分かるぐらいに乳首が固くなり、服と擦れるたび、声を出したくなるぐらい気持ちよくなる。
そして、その刺激のせいなのか、それとも別の何かなのか、下着をはしたないぐらい濡らしてしまう。
全部分かっている事なのに、分かっているのに拒否出来ず、無理矢理注ぎ込まれる粘液に苦しくて、甘いのに苦くて、悔しくて、逃げたくて、けど、逃げられない。
そんな理不尽な事に涙が次々に溢れていく。いつまで続くのか分からない行為に、恐怖を覚え始めた頃にようやく触手が口の中から抜けていく。その時も粘液を撒き散らしていったので、口の中も外も粘液まみれになった。
「里沙?あぁ~気持ちよくなってきたのかな?腰が動いているよ?ふっふふ・・・・お顔もいい感じになってきたね。お目々がトロンてなって・・それにしても触手はお行儀悪いなぁ・・・・里沙の顔が粘液まみれじゃないか」
許して欲しいのか一本の触手を、貴大の顔の近くに伸ばしてうねらせる。
それを見た貴大はため息をして、その触手を軽く握りしめる。
「分かっているよ。触手は僕のためにやったんだよね。安心して怒らないから・・・・・さてと、里沙?教えて?僕は愛してるよ?ずっと、ずっと永遠に愛してるよ。里沙は?」
触手の行動に驚いて手を離してしまったが、もう一度里沙の両頬を優しく包み込む。
貴大を見ているのか分からない瞳が、貴大を見てそして、粘液でテラテラ光る唇が辿々しく言葉を紡ぐ。
「ワタシハ・・・」
ワタシハ・・・・
ワタシハ・・・・
「アイシテマス・・・・」
━━━━━━━━━━━━━━━永遠を誓った
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タイトル通りで終わりました。
次からは中編のスタートです。
二人のドチャ重い愛を沢山受け入れて下さい。里沙ちゃんファイト!!
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お風呂に入り、化粧も髪もさっぱりした里沙は、寝室の鏡の前でドライヤーで髪を乾かしたあと、同じ様にお風呂に入りすっきりした貴大が待っているリビングまでやってくる。
「今日は楽しかったね」
「本当だね。みんなから祝福されて良かったよ・・・・ねぇ、里沙?」
ニコニコと笑う貴大を見て、同じ様に笑う里沙に貴大が問いかける。
「これからも、ずっと、ずっと宜しくお願いしますね?」
「・・・・・・こちらこそ宜しくお願いします・・・ふふふっ」
「ははっ」
ソファに座っていたが、互いに向き合い軽く頭を下げて挨拶するが、面白くなってしまい、里沙が笑い出すと、つられて貴大も笑い出す。
笑い合っていたが、貴大が里沙を抱きしめてしまい、そこで笑うのは終わりになる。
「・・・・・今日は凄く奇麗だった。ねぇ、僕の我儘聞いてもらえない?」
お風呂上がりの、花の匂いのする里沙の耳元に唇を寄せて貴大は「お願い事」をする。
「我儘?ちょ・・・ん・・・・・」
我儘は?と聞く前に、貴大が里沙の耳を舐めていく。
ピチャ、ピチャと粘ついた水音が耳から脳内に伝わる。
生暖かい柔らかい舌が、耳の中に入ったり、耳朶を耳全体を舐めていく。そのゾワゾワした感覚に、腰がゾクゾクとなり、やがて体全体にそのゾクゾクが広がる。
その感覚を散漫させたくて、目の前の貴大の胸を掴んで震える。
「里沙は耳弱いもんね・・・・ねぇ、気持ちいい?」
「っ、ん・・・・いいよ・・・気持ちいいの・・・・」
何とか耐えながら、貴大からの言葉に返事をする。
「良かった。僕の我儘はもう一度、里沙にドレスを着てほしいんだ・・・・・だめ?」
式が終わり、自分達が準備したウェルカムボードや人形、そしてドレスやベールは既に自宅にある。
ドレスやベールは皺にならないように、里沙の部屋に掛けてある。
着ようと思えばすぐにでも着れる。
「けど、式みたいに髪も化粧もしてないよ?」
なんにもしてない状態で着るには、少しばかり抵抗がある。
「いいんだよ。ベールとドレスを着ている里沙が見たいんだ。だって本当はこうやって、ギュウと抱きしめたかったけど、出来なかったからさ。それにもう一度見たいんだ。今度は独り占めしたいんだ・・・・・一生のお願い!!」
目の前でパン!と手を合わせてお願いされると、断る雰囲気でもなくなり、少し迷ったがもう一度着ることを快諾する。
「う~~いいよ。ちょっとだけ待っていてね?」
「もちろん。お風呂に入ったからお化粧とかしなくていいからね」
「うん。それじゃ着てくるね?」
笑ってソファから立つと、貴大さんの目が凄く、凄くキラキラしているような気がする。
気のせい・・・・じゃ、ないみたい。本当にキラキラしていた。
「待ってるからね~~~本当に二人で待ってるね?」
自分の部屋に行った里沙の後ろ姿に、笑いかけながら微笑んだ。ただし、瞳はほの暗くきらめいていた。
貴大に言われた通りドレスを着る。髪は軽くお団子にしてまとめて、そこにベールを付ける。
ドレス用の下着と、太腿までのストッキングで体を整えてドレスを着る。
全く化粧をしないのもどうかと思い、色付きリップで唇だけ塗っておく。少しは華やかになったと思う。
自分の部屋から出ると、リビングの扉の前で貴大さんが何故か待っていて驚いてしまい、慣れないドレスの裾をさばきながら駆け足で駆け寄る。
「どうしたの?こんなところに居て?」
「わ~やっぱり綺麗だなぁ~待ちきれなくて、ここで待っていたんだ」
「も~」
なんだか子供みたい。それとも大きい犬?ブンブンと勢い良く振っている尻尾が見えるような・・・・・?
なんだか可愛くて笑ってしまう。そんな私を貴大さんが抱きしめてくれた。
「あ~幸せ・・・・・・リビング行こう。明るい所で見たいからさ。それに・・・・・・」
「それに?」
なんだか含みのある言い方が気になり、鸚鵡返しで聞いてしまう。
そんな私に貴大さんは笑ってリビングの扉を開けてくれる。肩を抱きしめて入るように促すのでリビングに入ると、目の前に飛び込んできたモノに恐怖し、足がガクガクと震えてしまう。
「あ・・・・・ぃやぁぁぁ!!」
部屋に充満した甘い、甘い蜂蜜の香り・・・・・
ピチャ、ビチャと耳に届くのは粘着質な水の音・・・・・
赤黒い、触手をうねらせてそいつはリビングにいた・・・・・
「いや!いや!いや!!助けて!」
逃げたいのに、貴大さんが逃さないようにガッチリと肩を掴んでいて、上手く逃げられない!!
なんで?どうして?怖い!!怖いから!!
「里沙?触手にも里沙のドレス姿見せてあげよう?」
普段と変わらずニコニコしている貴大さんが怖くて、いつもと変わらない声と口調が何か恐ろしくて、まじまじと貴大さんを見てしまう。
そんなわずかな瞬間に、少し太い触手が里沙の体に巻き付いて、フワッと宙に浮かんだと思ったら、その伸縮を活かして里沙を触手の塊まで引き込んでいく。
「いやぁぁぁ━━━━」
宙を舞う花嫁姿の里沙に「綺麗だぁ・・・」と感嘆の声を出し、貴大は触手から逃げようと、必死に藻掻いている里沙に近づく。
「本当は触手も式に連れて行きたかったんだ・・・・けど、そんな事したらパニックになってしまうからね・・・・里沙が楽しみにしていた式をなくすのは嫌だからね」
体に巻き付いた触手を引き離そうと、掴んでいた手に新たな触手が巻き付いて、段々と体の自由が奪われていく里沙は貴大の言葉を聞く余裕はなかった。
「助けて!やだ!助けて!」
「だから、今度は三人だけの式をここでしょう?僕は永遠に誓うよ?里沙を愛して、愛して、一生愛し続けるよ。ねぇ、里沙は?」
涙が伝い続ける両頬を、優しく包み込むように手を添えると、貴大は里沙の顔を見てうっとりと恍惚した表情を向ける。
その異常さに里沙は動きを止めてしまう。
この人はだれ?
怖い、怖い、怖いっ!!
返事したら、私は・・・・・
私は・・・・・
━━━━━囚われる
何に囚われるかは分からない。いま体の自由を奪う触手からなのか、それとも貴大の歪んだ愛からなのか、それとも別の何かからなのか。分からない。分からないけど・・・・・
「里沙は?里沙は僕の事、僕達の事愛してくれる?教えて?」
「あ・・・・ぁ・・・・・」
まともな言葉が出なくて、意味のない声を出しながら、包み込んだ貴大の両手ごと顔を横に振る。
「神様に誓ったのは嘘なの?里沙、教えて?」
「助けてぇ・・・・怖いよ。貴大さんお願い・・・・」
教えて欲しい貴大と、助けて欲しい里沙の言葉はかみ合わず、いたずらに時が過ぎていく。
そこに痺れを切らした触手が、一本の触手を里沙の口の中に埋め込んでいく
「?!ゔっ・・・・」
「触手?」
喉の奥に入り込んだ触手から粘液が注ぎ込まれる。食道に直接流し込まれるので、拒否することも叶わず受け入れるしかなかった。
甘い、蜂蜜の香りのする粘液は、食道を通る時はアルコールの高い酒のようにカッと焼けるように熱い。
その熱さが胃から体全体に拡がり始める頃には、体は別の反応を始める。
思考が停止したかのように、フワフワとなり始める。
下腹部が甘く疼きだして、その疼きが体全体に広がる。
自分でも分かるぐらいに乳首が固くなり、服と擦れるたび、声を出したくなるぐらい気持ちよくなる。
そして、その刺激のせいなのか、それとも別の何かなのか、下着をはしたないぐらい濡らしてしまう。
全部分かっている事なのに、分かっているのに拒否出来ず、無理矢理注ぎ込まれる粘液に苦しくて、甘いのに苦くて、悔しくて、逃げたくて、けど、逃げられない。
そんな理不尽な事に涙が次々に溢れていく。いつまで続くのか分からない行為に、恐怖を覚え始めた頃にようやく触手が口の中から抜けていく。その時も粘液を撒き散らしていったので、口の中も外も粘液まみれになった。
「里沙?あぁ~気持ちよくなってきたのかな?腰が動いているよ?ふっふふ・・・・お顔もいい感じになってきたね。お目々がトロンてなって・・それにしても触手はお行儀悪いなぁ・・・・里沙の顔が粘液まみれじゃないか」
許して欲しいのか一本の触手を、貴大の顔の近くに伸ばしてうねらせる。
それを見た貴大はため息をして、その触手を軽く握りしめる。
「分かっているよ。触手は僕のためにやったんだよね。安心して怒らないから・・・・・さてと、里沙?教えて?僕は愛してるよ?ずっと、ずっと永遠に愛してるよ。里沙は?」
触手の行動に驚いて手を離してしまったが、もう一度里沙の両頬を優しく包み込む。
貴大を見ているのか分からない瞳が、貴大を見てそして、粘液でテラテラ光る唇が辿々しく言葉を紡ぐ。
「ワタシハ・・・」
ワタシハ・・・・
ワタシハ・・・・
「アイシテマス・・・・」
━━━━━━━━━━━━━━━永遠を誓った
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
タイトル通りで終わりました。
次からは中編のスタートです。
二人のドチャ重い愛を沢山受け入れて下さい。里沙ちゃんファイト!!
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