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・卒業と私
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「卒業しても、また会えるよね」
「寮に行っても元気でね」
「ちゃんと、返信してよっ!」
「休みの日は、遊ぼうね」
「また、FIZZERのグッズ交換とかとかしようね!また、グッズの作り方も教えて!」
そんな風に言葉が飛び交うのは、今日が小学校の卒業式だから。
どんな色が似合うとか、そんなアドバイスを李衣菜ちゃんがし続けた成果かかわからないけど、クラスの皆は本当におしゃれになったと思う。
皆、似合う色のスーツや袴を来て、教室は一際華やかだ。
思い思いに写真を撮り合い、別れを惜しむ。
ほとんどの人が隣の中学校に進学するけど、中には別の中学校に行くひともいて、そんな子に向かっては特に写真やサイン帳のお願いがひっきりなしだ。
まあ、私と李衣菜ちゃんもその一人なんだけど。
「はーー、なんか、穂香、大きくなったよなーー。」
そんなことを言いながらも、バシャバシャ写真をとっているのはお父さんだ。
お父さんはプロのカメラマン。
その写真の腕は折り紙つき。
というわけで、学校の行事では、ちょっとした有名人で、いろんな人がお父さんに写真をとってもらいたがる。
お父さんはその事をわかっているので、私だけでなく、同級生の写真をバシャバシャとって回っていた。
撮った写真はデータで本人に送ることにしているから、家のパソコンにはほとんどの同級生の連絡先が入っている。
まあ、写真を送るのは、私の仕事なんだけどね。
だって、お父さん、誰がどの子か全然わかってないから。
「何お父さん言っているのーー。あっ、李衣菜ちゃん一緒に写真撮ろう!!」
「あーー、おじさん、また撮ってばっかり!!ママっ!!ちょっとこっち着てっ!!」
薄ピンクの着物に薄紫から濃い紫へと変わるグラデーションの袴を身にまとった李衣菜ちゃんは、今日も今日とて最高に可愛い。髪の毛を全て結い上げて、薄紫のつまみ細工の花を散らすようにつけている。
「あらあら、文月さん、写真ありがとうございます。」
「いえいえ、あ、教室での2ショットとりました?撮りますよ!」
「ママー、あのね、穂香と穂香パパの写真撮ってあげてー。今日もきっとまだ撮ってないの!」
「あら、大変!!私でよかったら、撮りますよ!上手じゃないけど。カメラ、私ので大丈夫かしら。」
「あ、はい、すみませんじゃあお願いします」
お父さんは普段のヨレヨレさは全くない、ビシッとスーツをきてやってきていた。
いつもこうしていれば、格好いいのに。
私はお父さんと並んで黒板の前で写真を撮ってもらう。
お父さんはいつも人を撮るばっかりで、自分を取り忘れることが多いっていうのを李衣菜ちゃんにこぼしたら、李衣菜ちゃんは覚えていてくれたみたい。
「穂香パパ!あとは、入り口の看板の所が映えスポットだから、そこでも写真撮らなきゃだよ!」
「おう、わかったよ李衣菜ちゃん。あ、李衣菜ちゃんとお母さんも写真とりますよー」
お父さんは李衣菜ちゃんのお母さんのカメラとお父さんのカメラで写真を撮る。
「穂香パパっ!!次、李衣菜と穂香のツーショお願いしますーー!!」
私の今日の着物は薄紫、袴は薄いピンクから濃いピンクへと変わるグラデーション。頭の飾りは薄いピンクのつまみ細工の花。そう、李衣菜ちゃんと並ぶと丁度二人の色合いが逆になるものを選んだんだ。
「わーー!!やっぱり、二人並ぶと映えるね!!」
「色合い似ているのに李衣菜は可愛い系!穂香は綺麗系だよね!」
「えへーーー、ママと李衣菜と3人で選びに行ったんだもんねー。」
ありがたいことに、李衣菜ちゃんのお母さんが私と李衣菜ちゃんの衣装を選ぶのに付き合ってくれたんだ。
プロのアドバイスはすごかった。
「ねーー!女子皆で写真撮ろうよ!!穂香パパ!!お願いします―!!」
「はい、じゃー、撮るよーー!」
その後は、もう皆で撮影会。最後は、クラス全員の写真をお父さんに撮ってもらった。
「はーー、穂香は卒業か。なんか、大人になったなって思ったわ」
「何言っているの。もー。まだ、18歳じゃないからね」
家に帰ると、なんだかどっと疲れが出る。
なれない着物と袴は、身体が重く感じた。
今日は朝早く起きて、李衣菜ちゃんの家に行っていたから正直眠い。
李衣菜ちゃんママが着付けも髪のセットもやってくれたんだ。
パーカーとスエットパンツという楽な部屋着に着替えると、やっとふっと一息ついた。
髪だけがセットされていて、そのちぐはぐさに笑えてくる。
「穂香ー、お寿司届いたぞー!」
「はーーい!!って、森乃のおじさんとおばさんっ!あれ、ひー君もっ!!」
「卒業、おめでとーー!!」
チャイムが鳴って届いたのは、お寿司だったんだけど、お寿司を持った森乃家の面々だった。
「今日、久も卒業式だったの!せっかくだから皆でお祝いしましょー!!はい、これ、鳥ベッカーのチキン!ほのちゃんの好物でしょ!」
おばさんはテンション高く色んな食べ物を私に渡してくれた。
サーモンマリネに揚げたチキンにお寿司にプチケーキのタワー。
どれも私とひー君の好物だ。
「わーーー!!ありがとうございますーー!!このケーキのタワーとか久しぶりっ!テーブルに並べますね!」
テーブルには沢山のごちそうと大人にはお酒、私達にはなぜかシャンメリー。
「クリスマスかよ」
「久もほのちゃんも好きな飲み物ってこれなのよ!さ、食べましょー!!」
「「「「「かんぱーいっ!!!」」」」」
皆と別れるのは少し寂しいけど、中学校は李衣菜ちゃんとひー君がいっしょだ。
久々の森乃家とのお祭り騒ぎで、しんみりした気持ちも吹き飛んで、楽しい気持ちで卒業を迎えた。
「寮に行っても元気でね」
「ちゃんと、返信してよっ!」
「休みの日は、遊ぼうね」
「また、FIZZERのグッズ交換とかとかしようね!また、グッズの作り方も教えて!」
そんな風に言葉が飛び交うのは、今日が小学校の卒業式だから。
どんな色が似合うとか、そんなアドバイスを李衣菜ちゃんがし続けた成果かかわからないけど、クラスの皆は本当におしゃれになったと思う。
皆、似合う色のスーツや袴を来て、教室は一際華やかだ。
思い思いに写真を撮り合い、別れを惜しむ。
ほとんどの人が隣の中学校に進学するけど、中には別の中学校に行くひともいて、そんな子に向かっては特に写真やサイン帳のお願いがひっきりなしだ。
まあ、私と李衣菜ちゃんもその一人なんだけど。
「はーー、なんか、穂香、大きくなったよなーー。」
そんなことを言いながらも、バシャバシャ写真をとっているのはお父さんだ。
お父さんはプロのカメラマン。
その写真の腕は折り紙つき。
というわけで、学校の行事では、ちょっとした有名人で、いろんな人がお父さんに写真をとってもらいたがる。
お父さんはその事をわかっているので、私だけでなく、同級生の写真をバシャバシャとって回っていた。
撮った写真はデータで本人に送ることにしているから、家のパソコンにはほとんどの同級生の連絡先が入っている。
まあ、写真を送るのは、私の仕事なんだけどね。
だって、お父さん、誰がどの子か全然わかってないから。
「何お父さん言っているのーー。あっ、李衣菜ちゃん一緒に写真撮ろう!!」
「あーー、おじさん、また撮ってばっかり!!ママっ!!ちょっとこっち着てっ!!」
薄ピンクの着物に薄紫から濃い紫へと変わるグラデーションの袴を身にまとった李衣菜ちゃんは、今日も今日とて最高に可愛い。髪の毛を全て結い上げて、薄紫のつまみ細工の花を散らすようにつけている。
「あらあら、文月さん、写真ありがとうございます。」
「いえいえ、あ、教室での2ショットとりました?撮りますよ!」
「ママー、あのね、穂香と穂香パパの写真撮ってあげてー。今日もきっとまだ撮ってないの!」
「あら、大変!!私でよかったら、撮りますよ!上手じゃないけど。カメラ、私ので大丈夫かしら。」
「あ、はい、すみませんじゃあお願いします」
お父さんは普段のヨレヨレさは全くない、ビシッとスーツをきてやってきていた。
いつもこうしていれば、格好いいのに。
私はお父さんと並んで黒板の前で写真を撮ってもらう。
お父さんはいつも人を撮るばっかりで、自分を取り忘れることが多いっていうのを李衣菜ちゃんにこぼしたら、李衣菜ちゃんは覚えていてくれたみたい。
「穂香パパ!あとは、入り口の看板の所が映えスポットだから、そこでも写真撮らなきゃだよ!」
「おう、わかったよ李衣菜ちゃん。あ、李衣菜ちゃんとお母さんも写真とりますよー」
お父さんは李衣菜ちゃんのお母さんのカメラとお父さんのカメラで写真を撮る。
「穂香パパっ!!次、李衣菜と穂香のツーショお願いしますーー!!」
私の今日の着物は薄紫、袴は薄いピンクから濃いピンクへと変わるグラデーション。頭の飾りは薄いピンクのつまみ細工の花。そう、李衣菜ちゃんと並ぶと丁度二人の色合いが逆になるものを選んだんだ。
「わーー!!やっぱり、二人並ぶと映えるね!!」
「色合い似ているのに李衣菜は可愛い系!穂香は綺麗系だよね!」
「えへーーー、ママと李衣菜と3人で選びに行ったんだもんねー。」
ありがたいことに、李衣菜ちゃんのお母さんが私と李衣菜ちゃんの衣装を選ぶのに付き合ってくれたんだ。
プロのアドバイスはすごかった。
「ねーー!女子皆で写真撮ろうよ!!穂香パパ!!お願いします―!!」
「はい、じゃー、撮るよーー!」
その後は、もう皆で撮影会。最後は、クラス全員の写真をお父さんに撮ってもらった。
「はーー、穂香は卒業か。なんか、大人になったなって思ったわ」
「何言っているの。もー。まだ、18歳じゃないからね」
家に帰ると、なんだかどっと疲れが出る。
なれない着物と袴は、身体が重く感じた。
今日は朝早く起きて、李衣菜ちゃんの家に行っていたから正直眠い。
李衣菜ちゃんママが着付けも髪のセットもやってくれたんだ。
パーカーとスエットパンツという楽な部屋着に着替えると、やっとふっと一息ついた。
髪だけがセットされていて、そのちぐはぐさに笑えてくる。
「穂香ー、お寿司届いたぞー!」
「はーーい!!って、森乃のおじさんとおばさんっ!あれ、ひー君もっ!!」
「卒業、おめでとーー!!」
チャイムが鳴って届いたのは、お寿司だったんだけど、お寿司を持った森乃家の面々だった。
「今日、久も卒業式だったの!せっかくだから皆でお祝いしましょー!!はい、これ、鳥ベッカーのチキン!ほのちゃんの好物でしょ!」
おばさんはテンション高く色んな食べ物を私に渡してくれた。
サーモンマリネに揚げたチキンにお寿司にプチケーキのタワー。
どれも私とひー君の好物だ。
「わーーー!!ありがとうございますーー!!このケーキのタワーとか久しぶりっ!テーブルに並べますね!」
テーブルには沢山のごちそうと大人にはお酒、私達にはなぜかシャンメリー。
「クリスマスかよ」
「久もほのちゃんも好きな飲み物ってこれなのよ!さ、食べましょー!!」
「「「「「かんぱーいっ!!!」」」」」
皆と別れるのは少し寂しいけど、中学校は李衣菜ちゃんとひー君がいっしょだ。
久々の森乃家とのお祭り騒ぎで、しんみりした気持ちも吹き飛んで、楽しい気持ちで卒業を迎えた。
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