24 / 59
・
しおりを挟む
今回はアプリの使える子と使えない子様にそれぞれ、うちわの作り方を説明するよ。
まずは100円均一で道具をそろえます。
会場に持ち込んでも良いサイズの団扇、それより大きいサイズの画用紙、そして単語帳用のOリングと2穴パンチだけ!それに、使いたい人はお好みでグリッターシールシートや蛍光カラーシートなど用意してね。
まずはアプリやプリンターが使える子用!
カメラ機能で団扇の型紙を作成して、文字をうちこみます。
文字の周りを加工用に輪郭を別の色にするよ。
この輪郭は好きな色で作ってね。
そしてさらにその外側に輪郭を設定。
明るい色の団扇は一番外が黒色、暗い色の団扇だと、一番外が明るい色だと見やすいよ。
上手に団扇に収まるように文字の位置を決めてね。
これでいったん完成!
キリン君ピースして☆
この文字を印刷して切り抜き、団扇にはります。
団扇を何枚も持っていくのは大変だよね。
なので、この上にカンペのようにめくれるように団扇と同じ大きさの画用紙を作ります。
団扇の大きさに作りたい枚数の画用紙を置いて、団扇型に切ります。
そして、一番上の部分に穴開けパンチで穴をあけます。
最期に単語帳につかうOリングを穴に通し、画用紙をセットしたら完成!
これで、いろんなメッセージを貼ることができるよ。
キリン君ウサギポーズして(ウサギの形)
キリン君しか勝たん!
キリン君応援してる!!
などなど。
アプリが使えない子は、一緒に文字を切り抜いて行きましょう!
シールの上に文字を書いて、太く、見やすくなるように切り抜きます。
見やすいように、黒や白で囲みます。
この囲みは、シールでつくってもOK!
キリン君バンして☆
さあ、これで完成!ライブに行ける子はコレを持って、行かない子は応援グッズで気分を盛り上げよう!
「で、できたー」
撮影と、編集を終えて、Ltubeにアップする。
時刻はもう夜7時。
団扇を作り終えてすぐに李衣菜ちゃんは帰った。
明日はライブ会場まで一緒に行く約束をしたから、今日みたいに慌てないようにしっかり準備をしておかなくちゃ。
「わーーーー!!」
リビングから聞こえる大声に、私はあわてて部屋から飛び出す。
「どっどうしたのお父さん……って!!凄い煙!!!」
フライパンの中身を焦がしたのか、白い煙がモワモワ立ち込めている。
私は大慌てで窓という窓を開けた。
ジュッ……!!という大きな音が台所から聞こえる。
「ごめん、考え事をしてたら、焦がしちゃってさ……」
「……お父さんが珍しいね。火事にならなくてよかったよ」
お父さんはフライパンをシンクにほ放り投げて水をかけたみたい。
焦げ焦げのハンバーグの残骸がフライパンの中でぷかぷか浮かんでいた。
さっきの音はこのせいだったんだ。
火事にならなくてよかった。
危うく火災報知器が作動するところだよっ!!
「夕ご飯、作り直すよ……」
「お、お父さん、お父さん!!たまにはカップラーメン、食べたいな!!非常食のヤツ!!あれ、気になって仕方なかったんだよねー!ほら、賞味期限切れちゃったらもったいないし!!」
私は、戸棚からカップラーメンを取り出した。
電気ケトルに水を入れて、スイッチオン。
これなら私も自信を持って作れる。
火事の心配もないしね。
「いやー、ほんとごめん。」
「誰でも失敗はあるよー。ほら、今日の学校見学私、あんな派手なトートバック持って行っちゃったんだよ!」
「はは、目立つなあ、あれは。しかし……はあ。」
「ほらほら、このサラダは無事なんだし、立派な夜ごはんだって!それに、家ではカップラーメンってなかなか食べないから、私的にはごちそうだよ!!あっ、お父さんのご飯が一番おいしいけどね?」
「はは、じゃあ、今日はこれ食べようか」
ちょっと煙たい食卓で食べるカップラーメンはお湯が少なかったのか塩辛かった。
「明日、FIZZERのライブ、李衣菜ちゃんと行ってくるね。13時からだから夕飯までには戻ってくるよー」
「うん、楽しんできてー」
ズルズルと音を立てながら麺をすするお父さんは明らかに元気がない。
「ライブ?券持ってたっけ?」って聞かれたら説明しようと思っていたんだけど、聞かれもしなかった。
何でも色々聞いてくれるお父さんからは考えられない行動だったんだけど、今日の事を説明するのはちょっと気が引けたから助かったのも事実。
様子が変なお父さんのことは気になったんだけど、それ以上は聞けなくてめずらしく静かな夕食の時を過ごした。
まずは100円均一で道具をそろえます。
会場に持ち込んでも良いサイズの団扇、それより大きいサイズの画用紙、そして単語帳用のOリングと2穴パンチだけ!それに、使いたい人はお好みでグリッターシールシートや蛍光カラーシートなど用意してね。
まずはアプリやプリンターが使える子用!
カメラ機能で団扇の型紙を作成して、文字をうちこみます。
文字の周りを加工用に輪郭を別の色にするよ。
この輪郭は好きな色で作ってね。
そしてさらにその外側に輪郭を設定。
明るい色の団扇は一番外が黒色、暗い色の団扇だと、一番外が明るい色だと見やすいよ。
上手に団扇に収まるように文字の位置を決めてね。
これでいったん完成!
キリン君ピースして☆
この文字を印刷して切り抜き、団扇にはります。
団扇を何枚も持っていくのは大変だよね。
なので、この上にカンペのようにめくれるように団扇と同じ大きさの画用紙を作ります。
団扇の大きさに作りたい枚数の画用紙を置いて、団扇型に切ります。
そして、一番上の部分に穴開けパンチで穴をあけます。
最期に単語帳につかうOリングを穴に通し、画用紙をセットしたら完成!
これで、いろんなメッセージを貼ることができるよ。
キリン君ウサギポーズして(ウサギの形)
キリン君しか勝たん!
キリン君応援してる!!
などなど。
アプリが使えない子は、一緒に文字を切り抜いて行きましょう!
シールの上に文字を書いて、太く、見やすくなるように切り抜きます。
見やすいように、黒や白で囲みます。
この囲みは、シールでつくってもOK!
キリン君バンして☆
さあ、これで完成!ライブに行ける子はコレを持って、行かない子は応援グッズで気分を盛り上げよう!
「で、できたー」
撮影と、編集を終えて、Ltubeにアップする。
時刻はもう夜7時。
団扇を作り終えてすぐに李衣菜ちゃんは帰った。
明日はライブ会場まで一緒に行く約束をしたから、今日みたいに慌てないようにしっかり準備をしておかなくちゃ。
「わーーーー!!」
リビングから聞こえる大声に、私はあわてて部屋から飛び出す。
「どっどうしたのお父さん……って!!凄い煙!!!」
フライパンの中身を焦がしたのか、白い煙がモワモワ立ち込めている。
私は大慌てで窓という窓を開けた。
ジュッ……!!という大きな音が台所から聞こえる。
「ごめん、考え事をしてたら、焦がしちゃってさ……」
「……お父さんが珍しいね。火事にならなくてよかったよ」
お父さんはフライパンをシンクにほ放り投げて水をかけたみたい。
焦げ焦げのハンバーグの残骸がフライパンの中でぷかぷか浮かんでいた。
さっきの音はこのせいだったんだ。
火事にならなくてよかった。
危うく火災報知器が作動するところだよっ!!
「夕ご飯、作り直すよ……」
「お、お父さん、お父さん!!たまにはカップラーメン、食べたいな!!非常食のヤツ!!あれ、気になって仕方なかったんだよねー!ほら、賞味期限切れちゃったらもったいないし!!」
私は、戸棚からカップラーメンを取り出した。
電気ケトルに水を入れて、スイッチオン。
これなら私も自信を持って作れる。
火事の心配もないしね。
「いやー、ほんとごめん。」
「誰でも失敗はあるよー。ほら、今日の学校見学私、あんな派手なトートバック持って行っちゃったんだよ!」
「はは、目立つなあ、あれは。しかし……はあ。」
「ほらほら、このサラダは無事なんだし、立派な夜ごはんだって!それに、家ではカップラーメンってなかなか食べないから、私的にはごちそうだよ!!あっ、お父さんのご飯が一番おいしいけどね?」
「はは、じゃあ、今日はこれ食べようか」
ちょっと煙たい食卓で食べるカップラーメンはお湯が少なかったのか塩辛かった。
「明日、FIZZERのライブ、李衣菜ちゃんと行ってくるね。13時からだから夕飯までには戻ってくるよー」
「うん、楽しんできてー」
ズルズルと音を立てながら麺をすするお父さんは明らかに元気がない。
「ライブ?券持ってたっけ?」って聞かれたら説明しようと思っていたんだけど、聞かれもしなかった。
何でも色々聞いてくれるお父さんからは考えられない行動だったんだけど、今日の事を説明するのはちょっと気が引けたから助かったのも事実。
様子が変なお父さんのことは気になったんだけど、それ以上は聞けなくてめずらしく静かな夕食の時を過ごした。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
0
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる