溢れる気持ち

大学に入ったら恋をする。
そう決めていた。
不登校で6年間引きこもってた青年は恋に恋していた。

揺れる黒髪。つぶらな瞳。水を含んだ赤い唇
誠実で自分だけを見てくれる子が現れることを、青年は夢見ていた。
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