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モブ的な学校生活2
モブ女子の友は大変身
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・・・・・・先日、学校の休校日だったのでバードン先生にお願いした補講実習に参加するはずだったのですがその前日に熱を出して風邪で3日も寝込んでしまったレイリリ・モブーナです。
いつもはノートをセラビーに貸す側だったのですが、ノートを貸して貰う側になりました。
・・・・・・なぜ心の中で実況しているのかと言いますと風邪が治った4日目、学校に通うとピンク色の髪のケイティさんによく似た知らない女の子が隣の席に座っていたからです。
長いピンク色の艷やかな髪をおさげの三編みにして、学校指定の制服を着崩すことなく身につけた可憐な体型。まばらに生えた眉。「おはよう」の挨拶をして席にすわって授業の準備をする私を穴が開きそうなほど睨む射抜くような水色の目。
・・・・・・ケイティによく似た女の子じゃなくて髪型を変えて制服をきたケイティやんかーい。すぐに気付けやーい。前世の記憶でポテチの宣伝をしていた芸人が私の脳内でツッコミを入れる。
休校日を含めてケイティに何があったのか聞きたい。だけどこんなに大きくイメチェンした友達がいない私はイメチェンについて聞いていいものなのか分からない。だって失恋して・・・・・・とか重い理由だったらなんて言えばいいか困るし。わざとらしいくらいに何も気づいていないふりをして自分の席に座っているのだ。
「レイリリ、あのさ。急ぎじゃねーんだけど話したいことがあるんだ。ちょっと時間作ってくれね?」
「うん?いいよ。どうしたの??今、聞こうか?」
「いや、今は皆がいるからダメだ。できれば人がいないほうがいい。聞かれたくないんだ。昼休みか放課後、あけてくんねーか?」
「お昼休みでいいかな。放課後は畑の仕事があるから」
雨季だから作物はないけど熱で3日も畑を放っていたので放課後は手入れにいかないといけない。
「ああ。昼休みな」
予鈴のチャイムがなって私とケイティは昼休みに話す約束をした。
ーーーー
ーーーーーーーー
昼休み、弁当代わりのコロッケパンを持ってケイティに連れて来られたのは体育館の裏だった。これってケイティが先輩に目を着けられて呼び出されたから一人じゃ怖いからついて来て欲しかったとかのフラグではないですか?
内心でビクビクしていた私を見ながらケイティがスカートの裾を指で弄ってモジモジしている。まさか女の子同士での告白?私相手に!?惚れる要素なんてなかったと思うけど?
あっ、もしかしてバター?カツレアさんが同じように私を呼び出したときはジャガイモだったけどケイティはバターが欲しい?
「レイリリ、あたしさ、あんたに聞きたいことがあるんだ」
「な、何?どうしたの?私で応えられそうな話?」
ケイティが俯いてしまった。間をあけて彼女は意を決したように顔を上げる。
いつもはノートをセラビーに貸す側だったのですが、ノートを貸して貰う側になりました。
・・・・・・なぜ心の中で実況しているのかと言いますと風邪が治った4日目、学校に通うとピンク色の髪のケイティさんによく似た知らない女の子が隣の席に座っていたからです。
長いピンク色の艷やかな髪をおさげの三編みにして、学校指定の制服を着崩すことなく身につけた可憐な体型。まばらに生えた眉。「おはよう」の挨拶をして席にすわって授業の準備をする私を穴が開きそうなほど睨む射抜くような水色の目。
・・・・・・ケイティによく似た女の子じゃなくて髪型を変えて制服をきたケイティやんかーい。すぐに気付けやーい。前世の記憶でポテチの宣伝をしていた芸人が私の脳内でツッコミを入れる。
休校日を含めてケイティに何があったのか聞きたい。だけどこんなに大きくイメチェンした友達がいない私はイメチェンについて聞いていいものなのか分からない。だって失恋して・・・・・・とか重い理由だったらなんて言えばいいか困るし。わざとらしいくらいに何も気づいていないふりをして自分の席に座っているのだ。
「レイリリ、あのさ。急ぎじゃねーんだけど話したいことがあるんだ。ちょっと時間作ってくれね?」
「うん?いいよ。どうしたの??今、聞こうか?」
「いや、今は皆がいるからダメだ。できれば人がいないほうがいい。聞かれたくないんだ。昼休みか放課後、あけてくんねーか?」
「お昼休みでいいかな。放課後は畑の仕事があるから」
雨季だから作物はないけど熱で3日も畑を放っていたので放課後は手入れにいかないといけない。
「ああ。昼休みな」
予鈴のチャイムがなって私とケイティは昼休みに話す約束をした。
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昼休み、弁当代わりのコロッケパンを持ってケイティに連れて来られたのは体育館の裏だった。これってケイティが先輩に目を着けられて呼び出されたから一人じゃ怖いからついて来て欲しかったとかのフラグではないですか?
内心でビクビクしていた私を見ながらケイティがスカートの裾を指で弄ってモジモジしている。まさか女の子同士での告白?私相手に!?惚れる要素なんてなかったと思うけど?
あっ、もしかしてバター?カツレアさんが同じように私を呼び出したときはジャガイモだったけどケイティはバターが欲しい?
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「な、何?どうしたの?私で応えられそうな話?」
ケイティが俯いてしまった。間をあけて彼女は意を決したように顔を上げる。
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