2 / 7
チケット02「抹茶パフェ」京都宇治②
しおりを挟む今、伊豆の温泉に奥さんと来ています。
夜中に目が覚めちゃって、彼女には悪いけどポチポチ、書いています。
ゴメン、奥さん・・・。
※※※※※※※※※※※※※※※
さて、前回からの続きで「京都宇治編」の2回目です。
添付の写真は大橋から撮影した「宇治川(多分、そう呼ぶよね?)」です。
嵐山とは違う風情で、ノンビリした雰囲気だった記憶です。
川の両岸は対照的で、一方は「お茶」のお店がひしめいていて宇治茶の香りが良い感じに漂っていました。
今と違ってマスクしない旅は、香りも楽しめたんだなぁと、つくづく思います。
橋を渡って対岸はお店も少ないのですが、記念館やらがチラホラ自然に溶け込んでいて、少し道に迷う感じで裏道なんか通っても、小さなお土産屋さんがあったりして楽しいです。
15年前だから記憶もあいまいだし、違ってたらスミマセン。
ここに来たのは「平等院鳳凰堂」がお目当てでしたけど、もう一つありました。
それは、「抹茶パフェ」です。
駅の近くに有名なお店があって、奥さんとワクワクしながら入りました。
それほど待つことなくパフェが運ばれ、いよいよとスプーンを取った時。
隣の席にガヤガヤと。
年配のオバ様連れが。
食べてる間中、機関銃のようにお喋りされていました。
楽しい話題なら、いいんですけど・・・ね。
息子のお嫁さんの話とか、延々と・・・・。
折角の良い景色(大きな窓から良い感じに見えました)と絶品パフェなのに。
勿体ないですよね。
サイトの皆さんのコメントのように、温かい心でお嫁さんに接してあげてください。
そう、あの頃の人達にお伝え申し上げます。m(_ _)m
おかげで有名な「抹茶パフェ」の味を覚えていない(この食い意地が、はった、私が!)ですが、昨日、良いことがありました。
デザートに買ったセブンイレブンの「抹茶パフェ」が大ヒット!
あずきは勿論、クリームや御餅、それも抹茶ゼリーが絶品でした。
これで400円しないのですから、かなりのお勧めです。
殆ど記憶を再現してくれる味で、思い出を堪能できました。
セブンイレブンに感謝です。(^o^)
※※※※※※※※※※※※※※※
おまけです。
最近、「蒼翁(あおいおきな)」さんのエッセイ(あり乾杯!)に、はまってます。
日常の小ネタを上手に料理されていて、笑えますので御勧めです。
ただし、仕事(特に会議中)や授業中に覗くのは危険です。
噴き出してしまうからです。
ためにためて、突然ボケるので超、危険です。
皆さん、カクヨミなんか読まずにマジメに仕事しましょう。(^o^)
と、言うわけで。(何が?)
今回の伊豆旅行のエピソードを2つ。
まず、一つ目。
「ウチの奥さんは自信満々で間違えるので御注意ください。」
三島から伊豆長岡に乗り換える時。
この旅行を楽しみに二週間前からスマホで調べまくっていた奥さん。
私が「ふえぇ~、酔っぱらちったぁ・・・・。」と、いつものように夜中に、部屋からキッチンにさ迷い出すと、真っ暗なリビングに小さな灯り。
目を凝らすと奥さんが、コタツに身体突っ込んで首だけ出してスマホをいじってました。
「びっくりした~!」
という、私のリアクションもスルーするほど、画面に見入ってます。
そう、旅行の下調べに夢中なのです。
実際に行くよりも前の方が旅行は楽しい。
それを地でいく奥さん。
そんな彼女が自信満々で告げる言葉を疑うことは、僕にはできませんでした。
新幹線からの乗り換え通路で、頭上に見える電車の案内に見つけた表示。
「9:03 沼津行き」
「9:03発、これよっ・・・。」
自信満々の表情と声で私に告げます。
新幹線の中でも熱心に乗り換え時間を調べていた奥さん。
私は疑うはずもありません。
でも。
脳裏にチラッと浮かびはしました。
(沼津って・・・名古屋方面じゃなかったっけ・・・?)
でも。
あんなに下調べしてたんだし。
私は疑うはずは・・・なかったのです。
そのまま、二人は電車に乗り込みました。
「うわぁ・・・富士山、綺麗だよ。」
私が窓を指さしても、彼女の顔は固まっていて答えがありません。
「間違えた・・・。」
ジッとスマホを見つめながら、小さく呟きました。
そう、修善寺方面と違う電車に飛び乗ったのでした。
幸い、一駅で気づいたので折り返して40分ほどのロスで済みました。
「旅行あるある」ですね。
「ごめんなさい・・・。」
済まなさそうに言う彼女に、私は笑顔で答えたのです。
「エッセイのネタができたので、許します。」
「げっ・・・書くの?」(はい、書きました)
それからは奥さん、少し、慎重になりました・・・。(^o^)
※※※※※※※※※※※※※※※
二つ目です。
次の日、修善寺に行こうとホームで電車を待っていた時。
線路を挟んだ三島方面の反対側ホームで、大きな黒縁眼鏡のオジサンが私の方に近づいてきました。
昔よくみた「クイズダービー」の「篠なんとか教授」にソックリでした。
何だろう?と、見ていると。
顔をしかめるように、私をにらんできます。
な、なに・・・?
凄ぇ、ビビりました。
無理もないでしょう?
旅行先の駅のホームで、見知らぬ「篠なんとか教授」にしかめ面で睨まれたのです。
でも、よく見ると。
オジサンの右手が何か持って、顔を押さえるように動いていました。
もっと、よく見ると・・・。
それは、電動シェーバーだったのです。
何と、「篠なんとか教授」。
駅で、しかもホームの真ん中でヒゲを剃っていたのです!
私は超、驚いて、超、噴き出しそうで。
慌てて奥さんの手を取って、ホームの端まで逃げました。
だって。
想像してみてください。
旅行先の駅のホームの真ん中で。
「篠なんとか教授」が電動シェーバーで、ヒゲ剃ってるんですよ。
怖いやら、可笑しいやらで。
爆笑したいんだけど、追いかけられたらどうしようか、と。
「どうしたの・・・・?」
小声で聞く奥さんに、私も小声で説明しました。
「どうして、トイレの洗面でしないのかしらね・・・?」
「何で他の人達、冷静なんだ・・・?」
電車に乗った二人は遠ざかるオジサンを見ながら、呟きました。
オジサン、まだ、ヒゲ剃ってました。
しかも・・・。
顔の動きに合わせ、腰をローリングさせていたのです。(^o^)
11
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

愛する貴方の心から消えた私は…
矢野りと
恋愛
愛する夫が事故に巻き込まれ隣国で行方不明となったのは一年以上前のこと。
周りが諦めの言葉を口にしても、私は決して諦めなかった。
…彼は絶対に生きている。
そう信じて待ち続けていると、願いが天に通じたのか奇跡的に彼は戻って来た。
だが彼は妻である私のことを忘れてしまっていた。
「すまない、君を愛せない」
そう言った彼の目からは私に対する愛情はなくなっていて…。
*設定はゆるいです。

【完結】仰る通り、貴方の子ではありません
ユユ
恋愛
辛い悪阻と難産を経て産まれたのは
私に似た待望の男児だった。
なのに認められず、
不貞の濡れ衣を着せられ、
追い出されてしまった。
実家からも勘当され
息子と2人で生きていくことにした。
* 作り話です
* 暇つぶしにどうぞ
* 4万文字未満
* 完結保証付き
* 少し大人表現あり
私は心を捨てました 〜「お前なんかどうでもいい」と言ったあなた、どうして今更なのですか?〜
月橋りら
恋愛
私に婚約の打診をしてきたのは、ルイス・フォン・ラグリー侯爵子息。
だが、彼には幼い頃から大切に想う少女がいたーー。
「お前なんかどうでもいい」 そうあなたが言ったから。
私は心を捨てたのに。
あなたはいきなり許しを乞うてきた。
そして優しくしてくるようになった。
ーー私が想いを捨てた後で。
どうして今更なのですかーー。
*この小説はカクヨム様、エブリスタ様でも連載しております。
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
BL書籍の印税で娘の振り袖買うつもりが無理だった話【取らぬ狸の皮算用】
月歌(ツキウタ)
エッセイ・ノンフィクション
【取らぬ狸の皮算用】
書籍化したら印税で娘の成人式の準備をしようと考えていましたが‥‥無理でした。
取らぬ狸の皮算用とはこのこと。
☆書籍化作家の金銭的には夢のないお話です。でも、暗い話じゃないよ☺子育ての楽しさと創作の楽しさを満喫している貧弱書籍化作家のつぶやきです。あー、重版したいw
☆月歌ってどんな人?こんな人↓↓☆
『嫌われ悪役令息は王子のベッドで前世を思い出す』が、アルファポリスの第9回BL小説大賞にて奨励賞を受賞(#^.^#)
その後、幸運な事に書籍化の話が進み、2023年3月13日に無事に刊行される運びとなりました。49歳で商業BL作家としてデビューさせていただく機会を得ました。
☆表紙絵、挿絵は全てAIイラスです
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。

【完結】王太子殿下が幼馴染を溺愛するので、あえて応援することにしました。
かとるり
恋愛
王太子のオースティンが愛するのは婚約者のティファニーではなく、幼馴染のリアンだった。
ティファニーは何度も傷つき、一つの結論に達する。
二人が結ばれるよう、あえて応援する、と。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる