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第三章 初仕事は蒼へと向かって
束の間の小休止
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「そろそろ頃合いか……おーい、ここらで昼飯にするぞ!」
『ういッス!!』
特に何かしらハプニングに見舞われるようなこともない穏やかな旅路の途中で太陽が空の最も高い位置に昇ったそんな頃、先頭の馬車に乗るダリウスの一声と運び人の威勢の良い返事によって港町を目指す馬車の列は街道を外れ、とある小川の傍で足を止めた。
「テクトぉ!メシの支度だ!あんま寛いでる時間はねぇぞ!他の奴は馬に水と馬草を食わせてやれ!」
「あいよ!っと、先に傭兵さん達にも知らせねぇと……」
今回選出された運び人達の中では新米らしいテクトは最後尾から二番目の馬車から兎らしい身軽さで飛び降り、御者によって馬が離された後の薫達が乗る最後尾の馬車に駆け寄った。
「おーい、傭兵さん達。そろそろ休憩がてらメシに……って、何でそこにいるんだ?」
「…………」
テクトは何故か馬車の中ではなく座り心地の悪い御者台に腰掛けていたヴァルツに声を掛けたが、彼は何も言わずにちらりと荷台を一瞥する。そんな反応にテクトは首を傾げながらも御者台に登った。
「おい、アンタも聞こえたろ。だから外に……おお?」
彼にとっては見慣れたボロボロの馬車の中に顔を入れたテクトだったが、様変わりしたその内装に思わず声を洩らしていた。
乱雑に散らかされていた毛布は埃を叩いた上で隅に畳んで重ねられ、転がっていた酒瓶はまとめて空だった木箱の中に整然と収められていた。馬車の隅では青ざめた顔をして横たわっているアルトを他所に、口元に布を巻いた薫が箒を手に清掃作業に勤しんでいた。
「ああ、ごめんなさい。もう少しで終わりますから先に行ってて下さい」
「もう少しで終わるって……アンタ傭兵だろ?なんでそんなことやってんだ?」
「えっと、深い理由は特に無くて……ちょっと気になっただけですよ」
オブラートに包んだ言い方をしつつも、実際のところ薫は堪えられなかったのだ。アルトが早々にダウンした後、隅で埃を被っていた箒を手に、物言わぬ置物と化していたヴァルツを外に追いやり、寛げはしないものの苦ではない程度まで環境回復に成功していた。
「傭兵のくせに変な奴だなぁ。けど、助かるぜ。本来なら俺がやるべきなんだけど、なかなかそっちまで手が回らなくてよ。礼と言っちゃ何だが、昼飯は腹一杯食ってくれ」
「気にしなくてもいいですよ。お気持ちだけはありがたく受け取っておきますから」
「ははっ、ますます傭兵らしくねぇや。んじゃ、俺は用意しなくちゃならねぇから、また後でな」
テクトが馬車から離れた後、薫も最後に集めた塵を外に捨てて箒を置いた。匂いばかりはどうしようもないが、最初の頃に比べたら断然マシだ。口元の布を取り去り、薫は御者台のヴァルツに顔を出した。
「すみません、ヴァルツさん。簡単に掃除するつもりだったんですけど興が乗ってしまって……とりあえず終わりましーーーわぷ」
「…………」
ヴァルツは無言で薫の頭を撫でて、颯爽と馬車から降りた。
追い掛けようとした薫だったが、ダウンしているアルトの存在を思い出して荷台に戻った。
「アルトさん、ご飯ですって。動けそう……にありませんね」
「ご、ごめん、先に行ってて。少し落ち着いたら行くから……あう」
薫ですら辛い環境だったのだ。犬人のアルトにはさぞかし辛い旅路だっただろう。とはいえ、まだ始まったばかりなのだけれど。
「ごめんね、カオル。僕、先輩なのに頼りないところ見せちゃって……」
「そんなことありませんよ。ゆっくり休んでて下さい。動けないようなら持ってきますから」
申し訳なさそうなアルトの眼差しを感じながらヴァルツから少し遅れて薫も馬車から降りて辺りを見回してみると、小川の近くでは運び人達が馬の世話をしており、その傍ではテクトが石を積んだ釜戸に火を起こそうと悪戦苦闘していた。
「何だが忙しそうですね……だけど、僕達はここで周りを警戒すればいいんですよね?」
「…………」
ヴァルツからの回答は無し。しかし、テンガロンハットに隠れて目元は見えないものの、彼が周囲に気を張っているところを見る限りそれが答えであることは明らかだった。薫も背中に担いでいた剣を手に握りしめ、ヴァルツの隣でキョロキョロとしきりに辺りを見回した。
とはいえ、そう都合良くトラブルが起こるわけもない。最初の十数分は気を張っていた薫だったが、それ以降は集中が途切れてしまった。心地良い微風に癒されながら、大空を横切っていく渡り鳥の群れを見上げていた。
「別に何か起こって欲しいというわけじゃないんですけど……結構暇ですね」
「…………」
護衛の傭兵が何か起きて欲しいと願うのは不謹慎極まりない。しかし、そう思ってしまうほどに薫は暇だった。こんなことなら、この世界の文字の勉強に使っている本でも持ってくれば良かったと思う薫だったが、ふと手元の剣を見下ろした。
「そういえば、ギランさんから貰ったこの剣、なんだか不思議なんですよねぇ。普通の剣じゃないというか……」
剣に施された精巧な装飾を見ると、実戦用な剣というよりは儀礼用とも言うべき印象を受ける。しかも、材質は一応金属なのだが、そうとは思えないほど軽かった。少なくとも鉄じゃない。もっと何か、言うなればファンタジー的なテイストを感じられた。
「まだ真新しいみたいですし、僕って貧乏性ですから何だが使うのが勿体無くなっちゃうんですよね。早く使ってみたいって気持ちもあるんですけど」
「…………」
「でもまぁ、何も起きなければそれに越したことはないですよね。このまま無事に仕事が終わってくれればーーー」
「まだ出来ねぇのかテクトォッ!」
薫がヴァルツと会話(?)をしているところへ響き渡る怒号。見れば、食事の用意をしているテクトがダリウスからお叱りを受けているところであった。
「休暇でピクニックに来てるわけじゃねぇんだぞ!俺達が馬のメシを用意してる間にさっさとやっちまわねぇか!」
「わ、わかってますよ!ちょっと火を着けるのに手間取っちまったんですが、すぐに出来ます!」
ダリウスに急かされながらテクトが取り掛かっているのは野菜の皮剥きだった。しかし、取り掛かるのが遅れてしまったというのは本当らしく、彼の前にはまだまだ大量の野菜が残されている。
ここに居るのは全員で十二人。しかも、薫達を差し引いても運び人達はテクトを除いて全員大柄の獣人達で構成されており、エンゲル係数も相当なものになる模様。そんな全員の腹を満たすだけの食事をたった一人で用意するのは容易ではないだろう。あの様子ではまだまだ時間が掛かりそうだ。
「あれだけの量を一人でなんて……」
あまり慣れていないのか、テクトの皮剥きの手付きもどことなく危なっかしい。急かされるあまり、今にも指を切ってしまいそうだ。
食事を用意してもらう手前、薫も手伝いたいと思ったが、今の彼の仕事は商隊の護衛だ。ここでその役割を放り出してテクトの手伝いをすることは仕事放棄になってしまうのかもしれない。
そんな思考の狭間で揺れる薫。手伝いたいけど、こっちはこっちで仕事がある。思い悩みながら苦戦しているテクトを見つめていた薫だったが、その背中が軽く押し出された。
「わっ……ヴァルツさん?」
「…………」
薫の背中を押したのはヴァルツであった。一歩進んだ位置から振り返る薫からヴァルツは明後日の方向へと視線を向ける。
仮に薫が手伝いに行ったとしても何も見ていないから咎めない、という意思表示だろうか。いや、それしか考えられなかった。
「え、えっと……ごめんなさい、ヴァルツさん。何かあったらすぐに戻りますから!」
薫はヴァルツにペコリと頭を下げて、小走りにテクトの元へと向かっていった。
『ういッス!!』
特に何かしらハプニングに見舞われるようなこともない穏やかな旅路の途中で太陽が空の最も高い位置に昇ったそんな頃、先頭の馬車に乗るダリウスの一声と運び人の威勢の良い返事によって港町を目指す馬車の列は街道を外れ、とある小川の傍で足を止めた。
「テクトぉ!メシの支度だ!あんま寛いでる時間はねぇぞ!他の奴は馬に水と馬草を食わせてやれ!」
「あいよ!っと、先に傭兵さん達にも知らせねぇと……」
今回選出された運び人達の中では新米らしいテクトは最後尾から二番目の馬車から兎らしい身軽さで飛び降り、御者によって馬が離された後の薫達が乗る最後尾の馬車に駆け寄った。
「おーい、傭兵さん達。そろそろ休憩がてらメシに……って、何でそこにいるんだ?」
「…………」
テクトは何故か馬車の中ではなく座り心地の悪い御者台に腰掛けていたヴァルツに声を掛けたが、彼は何も言わずにちらりと荷台を一瞥する。そんな反応にテクトは首を傾げながらも御者台に登った。
「おい、アンタも聞こえたろ。だから外に……おお?」
彼にとっては見慣れたボロボロの馬車の中に顔を入れたテクトだったが、様変わりしたその内装に思わず声を洩らしていた。
乱雑に散らかされていた毛布は埃を叩いた上で隅に畳んで重ねられ、転がっていた酒瓶はまとめて空だった木箱の中に整然と収められていた。馬車の隅では青ざめた顔をして横たわっているアルトを他所に、口元に布を巻いた薫が箒を手に清掃作業に勤しんでいた。
「ああ、ごめんなさい。もう少しで終わりますから先に行ってて下さい」
「もう少しで終わるって……アンタ傭兵だろ?なんでそんなことやってんだ?」
「えっと、深い理由は特に無くて……ちょっと気になっただけですよ」
オブラートに包んだ言い方をしつつも、実際のところ薫は堪えられなかったのだ。アルトが早々にダウンした後、隅で埃を被っていた箒を手に、物言わぬ置物と化していたヴァルツを外に追いやり、寛げはしないものの苦ではない程度まで環境回復に成功していた。
「傭兵のくせに変な奴だなぁ。けど、助かるぜ。本来なら俺がやるべきなんだけど、なかなかそっちまで手が回らなくてよ。礼と言っちゃ何だが、昼飯は腹一杯食ってくれ」
「気にしなくてもいいですよ。お気持ちだけはありがたく受け取っておきますから」
「ははっ、ますます傭兵らしくねぇや。んじゃ、俺は用意しなくちゃならねぇから、また後でな」
テクトが馬車から離れた後、薫も最後に集めた塵を外に捨てて箒を置いた。匂いばかりはどうしようもないが、最初の頃に比べたら断然マシだ。口元の布を取り去り、薫は御者台のヴァルツに顔を出した。
「すみません、ヴァルツさん。簡単に掃除するつもりだったんですけど興が乗ってしまって……とりあえず終わりましーーーわぷ」
「…………」
ヴァルツは無言で薫の頭を撫でて、颯爽と馬車から降りた。
追い掛けようとした薫だったが、ダウンしているアルトの存在を思い出して荷台に戻った。
「アルトさん、ご飯ですって。動けそう……にありませんね」
「ご、ごめん、先に行ってて。少し落ち着いたら行くから……あう」
薫ですら辛い環境だったのだ。犬人のアルトにはさぞかし辛い旅路だっただろう。とはいえ、まだ始まったばかりなのだけれど。
「ごめんね、カオル。僕、先輩なのに頼りないところ見せちゃって……」
「そんなことありませんよ。ゆっくり休んでて下さい。動けないようなら持ってきますから」
申し訳なさそうなアルトの眼差しを感じながらヴァルツから少し遅れて薫も馬車から降りて辺りを見回してみると、小川の近くでは運び人達が馬の世話をしており、その傍ではテクトが石を積んだ釜戸に火を起こそうと悪戦苦闘していた。
「何だが忙しそうですね……だけど、僕達はここで周りを警戒すればいいんですよね?」
「…………」
ヴァルツからの回答は無し。しかし、テンガロンハットに隠れて目元は見えないものの、彼が周囲に気を張っているところを見る限りそれが答えであることは明らかだった。薫も背中に担いでいた剣を手に握りしめ、ヴァルツの隣でキョロキョロとしきりに辺りを見回した。
とはいえ、そう都合良くトラブルが起こるわけもない。最初の十数分は気を張っていた薫だったが、それ以降は集中が途切れてしまった。心地良い微風に癒されながら、大空を横切っていく渡り鳥の群れを見上げていた。
「別に何か起こって欲しいというわけじゃないんですけど……結構暇ですね」
「…………」
護衛の傭兵が何か起きて欲しいと願うのは不謹慎極まりない。しかし、そう思ってしまうほどに薫は暇だった。こんなことなら、この世界の文字の勉強に使っている本でも持ってくれば良かったと思う薫だったが、ふと手元の剣を見下ろした。
「そういえば、ギランさんから貰ったこの剣、なんだか不思議なんですよねぇ。普通の剣じゃないというか……」
剣に施された精巧な装飾を見ると、実戦用な剣というよりは儀礼用とも言うべき印象を受ける。しかも、材質は一応金属なのだが、そうとは思えないほど軽かった。少なくとも鉄じゃない。もっと何か、言うなればファンタジー的なテイストを感じられた。
「まだ真新しいみたいですし、僕って貧乏性ですから何だが使うのが勿体無くなっちゃうんですよね。早く使ってみたいって気持ちもあるんですけど」
「…………」
「でもまぁ、何も起きなければそれに越したことはないですよね。このまま無事に仕事が終わってくれればーーー」
「まだ出来ねぇのかテクトォッ!」
薫がヴァルツと会話(?)をしているところへ響き渡る怒号。見れば、食事の用意をしているテクトがダリウスからお叱りを受けているところであった。
「休暇でピクニックに来てるわけじゃねぇんだぞ!俺達が馬のメシを用意してる間にさっさとやっちまわねぇか!」
「わ、わかってますよ!ちょっと火を着けるのに手間取っちまったんですが、すぐに出来ます!」
ダリウスに急かされながらテクトが取り掛かっているのは野菜の皮剥きだった。しかし、取り掛かるのが遅れてしまったというのは本当らしく、彼の前にはまだまだ大量の野菜が残されている。
ここに居るのは全員で十二人。しかも、薫達を差し引いても運び人達はテクトを除いて全員大柄の獣人達で構成されており、エンゲル係数も相当なものになる模様。そんな全員の腹を満たすだけの食事をたった一人で用意するのは容易ではないだろう。あの様子ではまだまだ時間が掛かりそうだ。
「あれだけの量を一人でなんて……」
あまり慣れていないのか、テクトの皮剥きの手付きもどことなく危なっかしい。急かされるあまり、今にも指を切ってしまいそうだ。
食事を用意してもらう手前、薫も手伝いたいと思ったが、今の彼の仕事は商隊の護衛だ。ここでその役割を放り出してテクトの手伝いをすることは仕事放棄になってしまうのかもしれない。
そんな思考の狭間で揺れる薫。手伝いたいけど、こっちはこっちで仕事がある。思い悩みながら苦戦しているテクトを見つめていた薫だったが、その背中が軽く押し出された。
「わっ……ヴァルツさん?」
「…………」
薫の背中を押したのはヴァルツであった。一歩進んだ位置から振り返る薫からヴァルツは明後日の方向へと視線を向ける。
仮に薫が手伝いに行ったとしても何も見ていないから咎めない、という意思表示だろうか。いや、それしか考えられなかった。
「え、えっと……ごめんなさい、ヴァルツさん。何かあったらすぐに戻りますから!」
薫はヴァルツにペコリと頭を下げて、小走りにテクトの元へと向かっていった。
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