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第三章 初仕事は蒼へと向かって
初顔合わせから波乱の予感
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開け放たれた大きな街門を行き交う人々の波を眺めながら、薫は落ち着かない様子で樽の上に腰掛けていた。
眠れない夜が明け、朝食もろくに喉を通らないままギラン達に見送られて拠点を離れた薫達は現在、依頼人と落ち合うために待ち合わせ場所の街門前で待機中であった。
「うう……心臓のドキドキが止まらないよ。どんな人が来るんだろう……」
不安げに呟く薫の背中には、袈裟掛けに背負われた剣の宝玉が太陽の光を反射して輝いている。初めは木剣と同様に腰のベルトに差すつもりだったのだが、右手で剣を抜く癖がついている薫には左右に剣を差すという感覚はどうにも慣れず、そこでアルトが使わなくなった古いベルトを鞘に通して背中に背負えるようにしてくれたのだった。
新たな武器を手に入れて心境以外は準備も万端な薫が待っている依頼人の情報は、アルドゴート商会のステッキンという名前のみ。どんな人物なのかはわからないが、それらしい人物を見掛けたらとりあえず声を掛けてみるつもりであった。
「アルトさん、ステッキンさんってどんな人なんですか?」
「僕も数えるくらいしか会ったことはないけど、まぁ……ちょっと変わった人っていうのが率直な感想かな。ヴァルツさんもそう思いますよね?」
「…………」
「そうだって」
「すみません、全然わかりません……」
隣で腕組みをしながら紙巻き煙草をくわえているヴァルツが口元を動かした様子は無かったはずだが、一体アルトには何が聞こえているのだろう。
もしかしたら、人間には聞こえないくらい小さい声を発しているのかもしれない。それなら優れた聴力を持つ犬人であるアルトがヴァルツの思考を読み取れるのも頷ける。恐らく、それは絶対にあり得ないことなのだろうが。
わからないことと言えば、トレードマークのテンガロンハットに口元を隠すような長いマフラーを巻いた普段通りの服装のヴァルツの足下には、ジュラルミンケースのような四角い大きな金属製の鞄が置かれている。
旅支度に必要な荷物はアルトが背負う大きなリュックの中に詰め込まれているため、それはヴァルツの個人的な荷物になるのだろうが、中身は一体何が入っているのだろうか。
これでヴァルツが黒いスーツにサングラスでも掛けていたのなら、例のブツとでも呼ぶべき禁制品の取引に向かうマフィアのように見えなくもないのだが、今回の依頼は至極全うな護衛任務である。恐らくではあるが、何かしら任務に必要な品が入っているのだろう。
薫も気にはなっていたが、気にする余裕が無いほどに憔悴しきってしまっていた。
「緊張しすぎてお腹痛くなりそう……お仕事が上手くいくと良いんですけど……」
「大丈夫だよ。今回はヴァルツさんも一緒だし、僕もサポートするからさ。何かあったらすぐに頼ってよ」
「は、はい……」
アルトはそう言うものの、薫は全身にまとわりつくような緊張を呑み込めずにいた。ギランはそこまで大変な仕事ではないと言っていたが、それを真に受けて油断した挙げ句失敗しては笑い話にもならない。
とはいえ、今の薫は逆に力が入りすぎだと言うべきか。その時、常に心身共に前のめりになっている薫に顔を向けたヴァルツは、彼に向かって吸い込んだ煙草の煙を吹き付けた。
「わぷっ!?げほっ、げほっ!な、何をするんですかっ!」
「…………」
「そこは無視するところじゃありませんよ!」
「あはははっ、そうそう、そんな感じに力を抜けばいいんだよ」
咳き込みながら抗議する薫を他所に、そっぽを向きながら素知らぬ顔で煙草を吸うヴァルツ。どうやら薫の緊張を解すための行動であったようで、アルトの指摘通り薫の表情に先ほどまでの緊張や不安な様子は見受けられない。
もっとも、それもあくまで一時的なものに過ぎないだろうが、始まる前から固まるよりはずっとマシだ。
「よぉ、そこのアンタら。ちょっとばかりいいか?」
「えっ……?」
一切合切反応しないヴァルツの腕を掴んで揺すっていた薫だったが、声を掛けてきた人物に気付いて顔を向けた。
そこに立っていたのは、頭に緑色のバンダナを巻いた恰幅の良い茶色の毛並みの熊獣人であった。身長はヴァルツと同じくらいだが、その横幅は二倍近い。仕事着と思われる赤色のチョッキからは隠しきれないほどでっぷりと脂の乗った腹が出ているが、決して単なる肥満体ではないことを丸太のような二の腕が証明していた。
薫には見た目から獣人の年齢を判別することは出来ないが、声の雰囲気からして恐らく三十から四十歳代くらいだろうか。少しばかり威圧的な雰囲気を感じさせるその声に、薫は戸惑いながらも座っていた樽から降りて熊獣人へと向き直った。
「な、何でしょうか?僕達、仕事の関係である人を待っているんですけど……」
「おっ!ってことは、もしかしてアンタらが今回付き合ってくれる傭兵さん達か!?」
「ひゃ……っ!?」
いきなり大声を上げて、熊獣人は突然薫の両肩を掴んできた。逃げ場を失った薫に顔を近付け、物珍しそうにまじまじと顔を見つめてくる。
「ほー……今回の護衛はキザな鳥野郎とナヨッちい犬ッコロに人間のチビとは聞いてたけどよ、まさかそのまんまとは思わなかったぜ」
「も、もしかして、貴方が今回の依頼人のステッキンさんですか……?」
薫達の正体をあらかじめ知っているということは、依頼人に間違いない。そう考えてアルト達に先駆けて尋ねた薫だったが、熊獣人は豪快に笑いながら薫から両腕を離した。
「ガハハハハッ!俺があのステッキンさんに見えるってか!おいおい、まだそこまで年食った覚えは無いぜ」
「そうだよカオル。さすがにそれは焦りすぎなんじゃない?」
「えっ?じ、じゃあ貴方は一体……?」
「俺は今回の荷物の運搬の指揮を任されてるモンだ。そもそも考えてもみろ。商会のアタマがわざわざ曲がった腰に鞭打って荷運びなんざするわけねぇだろ?」
「た、確かに……」
よくよく考えてみれば当然のことであった。早とちりから早くも恥を晒すことになってしまった自分の考えの浅さに肩を落とす薫だったが、彼の前に毛むくじゃらな熊人の手が差し出された。
「まぁ、短い間だと思うが仲良くやろうぜ。俺はダリウスってんだ。鳥野郎と犬ッコロはともかく、お前にあんまり期待はしてねぇが、せいぜい場を和ませてくれや」
「む……」
「まぁまぁ……この子、こう見えてうちの団長のお墨付きなんですよ。だから期待してあげて下さい」
あんまりにもあんまりなダリウスの物言いに眉をひそめる薫だったが、依頼人本人ではないとはいえ大事なお客様だ。アルトに宥められながら苛立ちを胸の内へ内へと押し込め、薫は若干頬をひきつらせながら握手を交わした。
「あ、あはは……精一杯、お役に立てるように頑張ります。よろしくお願いしますね」
「おう、よろしくな。なぁに、期待してねぇっていうのはケンカの腕だけだ。別に他のところで役立ってくれりゃ全然構わねぇよ。例えば……こっちでな」
「わ……っ!?」
薫とがっちり力を入れて固く握手を交わしながら、ダリウスはいきなり彼の尻を撫でた。よもやそんな行動に出るとは思わず、触れられた瞬間にビクリと跳ねる薫には御構い無しにダリウスは柔らかな彼の腰を撫で続けた。
「ちょ、ちょっと貴方……!」
「だ、大丈夫ですよ、アルトさん。こんなのスキンシップじゃないですか」
セクハラという言葉が存在しない世界とはいえ、いきなり相手をそういう対象に見るなど失礼極まりない。だが、直接依頼料を支払っているわけではないとはいえダリウスは客である。仕事も始まっていないのに早々に不信を買うべきではないだろう。
手を振り払いたい気持ちを必死に抑え、ぎこちない愛想笑いに務める薫。一気にダリウスに対する不信感が限界を振り切った薫だったが、直接的な被害者である彼以上にダリウスに対して憤る存在がいた。
「あはは……も、もうそろそろ止めてください。こう見えて僕、ダリウスさんが思ってる以上に結構強いかもしれませんよ?」
「へへっ、そう嫌がるなって。どうせステッキンさんから高ェ金貰ってんだろ?その金には多分な、俺達の慰安的なところも含めてーーーがぁああッ!?」
「えっ……!?」
突然悲鳴を上げるダリウスに驚いて薫が振り返る。その視線の先では、ヴァルツが薫の尻を撫でていたダリウスの腕を捻り上げていた。
眠れない夜が明け、朝食もろくに喉を通らないままギラン達に見送られて拠点を離れた薫達は現在、依頼人と落ち合うために待ち合わせ場所の街門前で待機中であった。
「うう……心臓のドキドキが止まらないよ。どんな人が来るんだろう……」
不安げに呟く薫の背中には、袈裟掛けに背負われた剣の宝玉が太陽の光を反射して輝いている。初めは木剣と同様に腰のベルトに差すつもりだったのだが、右手で剣を抜く癖がついている薫には左右に剣を差すという感覚はどうにも慣れず、そこでアルトが使わなくなった古いベルトを鞘に通して背中に背負えるようにしてくれたのだった。
新たな武器を手に入れて心境以外は準備も万端な薫が待っている依頼人の情報は、アルドゴート商会のステッキンという名前のみ。どんな人物なのかはわからないが、それらしい人物を見掛けたらとりあえず声を掛けてみるつもりであった。
「アルトさん、ステッキンさんってどんな人なんですか?」
「僕も数えるくらいしか会ったことはないけど、まぁ……ちょっと変わった人っていうのが率直な感想かな。ヴァルツさんもそう思いますよね?」
「…………」
「そうだって」
「すみません、全然わかりません……」
隣で腕組みをしながら紙巻き煙草をくわえているヴァルツが口元を動かした様子は無かったはずだが、一体アルトには何が聞こえているのだろう。
もしかしたら、人間には聞こえないくらい小さい声を発しているのかもしれない。それなら優れた聴力を持つ犬人であるアルトがヴァルツの思考を読み取れるのも頷ける。恐らく、それは絶対にあり得ないことなのだろうが。
わからないことと言えば、トレードマークのテンガロンハットに口元を隠すような長いマフラーを巻いた普段通りの服装のヴァルツの足下には、ジュラルミンケースのような四角い大きな金属製の鞄が置かれている。
旅支度に必要な荷物はアルトが背負う大きなリュックの中に詰め込まれているため、それはヴァルツの個人的な荷物になるのだろうが、中身は一体何が入っているのだろうか。
これでヴァルツが黒いスーツにサングラスでも掛けていたのなら、例のブツとでも呼ぶべき禁制品の取引に向かうマフィアのように見えなくもないのだが、今回の依頼は至極全うな護衛任務である。恐らくではあるが、何かしら任務に必要な品が入っているのだろう。
薫も気にはなっていたが、気にする余裕が無いほどに憔悴しきってしまっていた。
「緊張しすぎてお腹痛くなりそう……お仕事が上手くいくと良いんですけど……」
「大丈夫だよ。今回はヴァルツさんも一緒だし、僕もサポートするからさ。何かあったらすぐに頼ってよ」
「は、はい……」
アルトはそう言うものの、薫は全身にまとわりつくような緊張を呑み込めずにいた。ギランはそこまで大変な仕事ではないと言っていたが、それを真に受けて油断した挙げ句失敗しては笑い話にもならない。
とはいえ、今の薫は逆に力が入りすぎだと言うべきか。その時、常に心身共に前のめりになっている薫に顔を向けたヴァルツは、彼に向かって吸い込んだ煙草の煙を吹き付けた。
「わぷっ!?げほっ、げほっ!な、何をするんですかっ!」
「…………」
「そこは無視するところじゃありませんよ!」
「あはははっ、そうそう、そんな感じに力を抜けばいいんだよ」
咳き込みながら抗議する薫を他所に、そっぽを向きながら素知らぬ顔で煙草を吸うヴァルツ。どうやら薫の緊張を解すための行動であったようで、アルトの指摘通り薫の表情に先ほどまでの緊張や不安な様子は見受けられない。
もっとも、それもあくまで一時的なものに過ぎないだろうが、始まる前から固まるよりはずっとマシだ。
「よぉ、そこのアンタら。ちょっとばかりいいか?」
「えっ……?」
一切合切反応しないヴァルツの腕を掴んで揺すっていた薫だったが、声を掛けてきた人物に気付いて顔を向けた。
そこに立っていたのは、頭に緑色のバンダナを巻いた恰幅の良い茶色の毛並みの熊獣人であった。身長はヴァルツと同じくらいだが、その横幅は二倍近い。仕事着と思われる赤色のチョッキからは隠しきれないほどでっぷりと脂の乗った腹が出ているが、決して単なる肥満体ではないことを丸太のような二の腕が証明していた。
薫には見た目から獣人の年齢を判別することは出来ないが、声の雰囲気からして恐らく三十から四十歳代くらいだろうか。少しばかり威圧的な雰囲気を感じさせるその声に、薫は戸惑いながらも座っていた樽から降りて熊獣人へと向き直った。
「な、何でしょうか?僕達、仕事の関係である人を待っているんですけど……」
「おっ!ってことは、もしかしてアンタらが今回付き合ってくれる傭兵さん達か!?」
「ひゃ……っ!?」
いきなり大声を上げて、熊獣人は突然薫の両肩を掴んできた。逃げ場を失った薫に顔を近付け、物珍しそうにまじまじと顔を見つめてくる。
「ほー……今回の護衛はキザな鳥野郎とナヨッちい犬ッコロに人間のチビとは聞いてたけどよ、まさかそのまんまとは思わなかったぜ」
「も、もしかして、貴方が今回の依頼人のステッキンさんですか……?」
薫達の正体をあらかじめ知っているということは、依頼人に間違いない。そう考えてアルト達に先駆けて尋ねた薫だったが、熊獣人は豪快に笑いながら薫から両腕を離した。
「ガハハハハッ!俺があのステッキンさんに見えるってか!おいおい、まだそこまで年食った覚えは無いぜ」
「そうだよカオル。さすがにそれは焦りすぎなんじゃない?」
「えっ?じ、じゃあ貴方は一体……?」
「俺は今回の荷物の運搬の指揮を任されてるモンだ。そもそも考えてもみろ。商会のアタマがわざわざ曲がった腰に鞭打って荷運びなんざするわけねぇだろ?」
「た、確かに……」
よくよく考えてみれば当然のことであった。早とちりから早くも恥を晒すことになってしまった自分の考えの浅さに肩を落とす薫だったが、彼の前に毛むくじゃらな熊人の手が差し出された。
「まぁ、短い間だと思うが仲良くやろうぜ。俺はダリウスってんだ。鳥野郎と犬ッコロはともかく、お前にあんまり期待はしてねぇが、せいぜい場を和ませてくれや」
「む……」
「まぁまぁ……この子、こう見えてうちの団長のお墨付きなんですよ。だから期待してあげて下さい」
あんまりにもあんまりなダリウスの物言いに眉をひそめる薫だったが、依頼人本人ではないとはいえ大事なお客様だ。アルトに宥められながら苛立ちを胸の内へ内へと押し込め、薫は若干頬をひきつらせながら握手を交わした。
「あ、あはは……精一杯、お役に立てるように頑張ります。よろしくお願いしますね」
「おう、よろしくな。なぁに、期待してねぇっていうのはケンカの腕だけだ。別に他のところで役立ってくれりゃ全然構わねぇよ。例えば……こっちでな」
「わ……っ!?」
薫とがっちり力を入れて固く握手を交わしながら、ダリウスはいきなり彼の尻を撫でた。よもやそんな行動に出るとは思わず、触れられた瞬間にビクリと跳ねる薫には御構い無しにダリウスは柔らかな彼の腰を撫で続けた。
「ちょ、ちょっと貴方……!」
「だ、大丈夫ですよ、アルトさん。こんなのスキンシップじゃないですか」
セクハラという言葉が存在しない世界とはいえ、いきなり相手をそういう対象に見るなど失礼極まりない。だが、直接依頼料を支払っているわけではないとはいえダリウスは客である。仕事も始まっていないのに早々に不信を買うべきではないだろう。
手を振り払いたい気持ちを必死に抑え、ぎこちない愛想笑いに務める薫。一気にダリウスに対する不信感が限界を振り切った薫だったが、直接的な被害者である彼以上にダリウスに対して憤る存在がいた。
「あはは……も、もうそろそろ止めてください。こう見えて僕、ダリウスさんが思ってる以上に結構強いかもしれませんよ?」
「へへっ、そう嫌がるなって。どうせステッキンさんから高ェ金貰ってんだろ?その金には多分な、俺達の慰安的なところも含めてーーーがぁああッ!?」
「えっ……!?」
突然悲鳴を上げるダリウスに驚いて薫が振り返る。その視線の先では、ヴァルツが薫の尻を撫でていたダリウスの腕を捻り上げていた。
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