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第二章 彼の期待と僕の覚悟
目覚めは賛辞と共に
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「う……ん……?」
柔らかな温もりに包まれる中、薫は意識を取り戻した。目の前には、なんとなく見覚えのある天井。視界の端で開け放たれた窓からは暖かな陽光が射し込み、雲一つ無い澄みきった大空を鳥達が群れを為して飛び去っていく。
どうやら、ここは自室らしい。体を起き上がらせようとする薫だったが、そこへ視界の外側からコーラルが顔を出し、覗き込んできた。
「良かった、目が覚めたか。気分はどうだ?」
「やっと起きたか。心配したぜ、カオルぅ」
「…………」
続けて、コーラルの隣にギランとヴァルツが顔を出す。ギランが手を伸ばし、くしゃくしゃと薫の頭を撫でた。
「あの、僕は一体……?」
ギランの手が離れたところで、薫は体を起こした。コーラルと模擬戦をしていたことは覚えているのだが、どの時点で気を失ってしまったのかが曖昧だった。体に残る疲労による気怠さから相当激しい試合だったと思うのだが、ほとんど感覚的に動いていたせいか大部分の記憶が無い。
そう言って薫が考え込んでいると、コーラルは非常に申し訳なさそうな表情を見せた。
「いや……その、だな……」
「こいつ、お前の脳天におもいっきり踵キメやがったんだよ。ったく、ひどいことするよなぁ、カオル?」
「なっ……!?だ、団長が何でもやれと言ったんだろう!?」
「誰もそこまでやれとは言ってねぇだろうが。人聞きの悪いことを言うんじゃねぇよ」
「ああ、なるほど……」
言われてみれば、そのような気がしないでもない。頭の奥底まで残る鈍痛を考えれば、ギランの言葉は紛れもない事実なのだろう。
実りのない責任の擦り付け合いを始めたギランとコーラルから視線を外すと、薫は自身を注視するヴァルツと目が合った。
相変わらず交わされる会話は一つも無いのだが、ヴァルツはおもむろに手を伸ばし、怪我の具合を確かめるように薫の頭を撫でた。
「あっ……もう怪我は大丈夫みたいです。痛みもありませんし、ありがとうございます」
「…………」
薫がそう言うと、ヴァルツは手を離した。いつもと同じ無表情だが、心なしか表情が安堵しているように見えたのは薫の気のせいだったかもしれない。
「それはさておき……カオル、冗談抜きになかなか良かったぜ。正直、想像以上だった。まぁ、この最強無敵の俺様には遠く及ばねぇが、そのへんのチンピラよか断然良い動きをしてたと思うぜ」
「何故隠していたんだ?あれだけ出来るんだ。もっと誇っても良いと思うぞ」
「そこまででは……でも、わかりましたよね?僕、自分の身を守るばっかりで、攻めるとなると足が縺れてしまって……」
小動物の防衛本能と呼ぶべきだろうか。薫は相手の攻撃を直感的に察知することが出来た。
これは指導とは名ばかりの祖父による厳しい修練が悪い方向に作用した賜物であり、その甲斐あって薫は身を守る技術ばかりが目覚ましい速度で向上した。今となっては、攻撃を捨てて防御に徹すれば熟練者である祖父ですら彼から一本を取ることも出来ないほどの腕前であった。
しかし、逆に攻撃面は優しい性格が災いしてか、素人同然。試合でもまともに動けないというのに、こんな調子では場合によっては命のやり取りすら行われる実戦で役に立てるとは思えなかった。
武道の経験を隠していたことに後ろめたさはあるのだが、薫の中では過度な期待をさせてギラン達に幻滅されたくなかったという面が大きい。がっかりさせるくらいならば、いっそのこと素人として振る舞った方がいい。そう考えていたのだが、ギランによって見抜かれた挙げ句、今回の模擬戦でその事実が露呈してしまった。
肩を落とし、項垂れる薫。その肩に、ギランは手を置いた。
「ギランさん……?」
「バカ、何を一人で落ち込んでんだよ。俺様達の仕事が盗賊や魔物退治ばっかやってると思うなよ?」
「行商人の護衛に荷物の搬送、どちらかと言えば何かを守る仕事の方が多いんだ。そう考えると、キミの技術はとても貴重だ。そうだろう?」
「そう……なんでしょうか」
薫の言葉にギランとコーラルが頷き、ヴァルツも肯定するようにジッと薫を見つめている。
あれだけ攻撃時の動作の未熟さを祖父から叱責され続けていたというのに、目の前の人達はそれを全て受け入れてくれている。自然と弛んでしまう頬を隠すように口元を両手で覆いながら、薫は感激に体を震わせた。
「だから、そう言ってんだろうが。もっと胸張れ。それだけ出来りゃ、俺達が背中を預ける資格は十分だ」
「あ、ははっ……そっか……そう言って頂けるのなら……少しだけ嬉しいかもしれません」
遂に笑みを抑えきれずに笑い声を洩らす薫。初めて認められた、その気持ちが心地よく彼の胸中を満たしていった。
「だが、これからはこの俺様が直々にビシバシ鍛えてやるからな。何処に出しても恥ずかしくねぇ一人前の傭兵にしてやる」
「あはは……ま、まぁお手柔らかにお願いしますね?」
あの武道に関しては鬼と化す祖父による修練よりも辛いものは無いと思いたいが、荒唐無稽が服を着て歩いているようなギランのことだ。とんでもない訓練を課される可能性も十分に考えられた。
「しかし、弱ったな。今日は斡旋屋にカオルの顔見せに行くつもりだったのだろう?今日はもう取り止めて明日にするか?」
「何言ってんだ。このくらい全然平気だろ。なっ、カオル?」
「はい?え、ええ、体は全く問題無いんですけど……斡旋屋さんって何ですか?」
「聞いて字の如く、我々に仕事の斡旋をしている者だ。常連ならばともかく、ほとんどの客は傭兵団の実力などわからないからな。そんな客の依頼内容に応じて傭兵団の紹介を行っている。少々癖のある人物だがな」
要は、傭兵の仕事を一手に引き受けて分配する元締めのようなものだろうか。このギランが率いる傭兵団のように一癖も二癖もある傭兵達を纏め上げる人物だ。もしかしたらギランすら及ばないほどの体格と実力を誇るような人物なのかもしれない。
「最近あいつ全然俺達に仕事寄越さねぇからな。今日はカオルの顔見せついでに一言言ってやるつもりだ。ったく、こちとら酒場のツケすら払えねぇってのに、困ったもんだぜ」
「…うーん……」
その仕事が回って来ない理由については、薫はなんとなくわかったような気がした。ギラン自身がその事に気付くのはいつの日のことやらと思うのだが、灯台もと暗しという言葉もある。その時が来るのは果てしなく遠そうだ。
「…カオル、俺様に何か言いたげだな?怒らねぇから正直に言ってみろよ。ああん?」
「い、いひゃ、いひゃいれふギランふぁんっ」
そんな薫の思考を読んだか、ギランの指が薫の頬を摘まむ。もちもちの柔らかい感触を堪能し、気が済んだところでようやく指を離した。
「とにかく、本人が行けるって言ってんのなら問題ねぇだろ。昼飯食ったら行くからな。それまで体休めとけよ」
「いたた……は、はーい」
「何事も無ければ良いが……また後でな、カオル」
「…………」
ギランに続いて、コーラルとヴァルツも部屋を後にする。三人を見送り、一人部屋に取り残された薫は起き上がるでもなくベッドに横たわった。
「…ふふっ」
天井を見上げながらギランとコーラルによる賛辞の言葉を思い出し、薫は弛みきった笑みを浮かべる。
褒めてくれた。認めてくれた。まだまだ実力はギラン達に遥か及ばないだろうが、今だけはその喜びを噛み締めていたい。
結局、昼食の時間になっても部屋から出て来ないことを心配したアルトが呼びに部屋を訪れるまで、薫は一人、感激の余韻に浸っていたのだった。
柔らかな温もりに包まれる中、薫は意識を取り戻した。目の前には、なんとなく見覚えのある天井。視界の端で開け放たれた窓からは暖かな陽光が射し込み、雲一つ無い澄みきった大空を鳥達が群れを為して飛び去っていく。
どうやら、ここは自室らしい。体を起き上がらせようとする薫だったが、そこへ視界の外側からコーラルが顔を出し、覗き込んできた。
「良かった、目が覚めたか。気分はどうだ?」
「やっと起きたか。心配したぜ、カオルぅ」
「…………」
続けて、コーラルの隣にギランとヴァルツが顔を出す。ギランが手を伸ばし、くしゃくしゃと薫の頭を撫でた。
「あの、僕は一体……?」
ギランの手が離れたところで、薫は体を起こした。コーラルと模擬戦をしていたことは覚えているのだが、どの時点で気を失ってしまったのかが曖昧だった。体に残る疲労による気怠さから相当激しい試合だったと思うのだが、ほとんど感覚的に動いていたせいか大部分の記憶が無い。
そう言って薫が考え込んでいると、コーラルは非常に申し訳なさそうな表情を見せた。
「いや……その、だな……」
「こいつ、お前の脳天におもいっきり踵キメやがったんだよ。ったく、ひどいことするよなぁ、カオル?」
「なっ……!?だ、団長が何でもやれと言ったんだろう!?」
「誰もそこまでやれとは言ってねぇだろうが。人聞きの悪いことを言うんじゃねぇよ」
「ああ、なるほど……」
言われてみれば、そのような気がしないでもない。頭の奥底まで残る鈍痛を考えれば、ギランの言葉は紛れもない事実なのだろう。
実りのない責任の擦り付け合いを始めたギランとコーラルから視線を外すと、薫は自身を注視するヴァルツと目が合った。
相変わらず交わされる会話は一つも無いのだが、ヴァルツはおもむろに手を伸ばし、怪我の具合を確かめるように薫の頭を撫でた。
「あっ……もう怪我は大丈夫みたいです。痛みもありませんし、ありがとうございます」
「…………」
薫がそう言うと、ヴァルツは手を離した。いつもと同じ無表情だが、心なしか表情が安堵しているように見えたのは薫の気のせいだったかもしれない。
「それはさておき……カオル、冗談抜きになかなか良かったぜ。正直、想像以上だった。まぁ、この最強無敵の俺様には遠く及ばねぇが、そのへんのチンピラよか断然良い動きをしてたと思うぜ」
「何故隠していたんだ?あれだけ出来るんだ。もっと誇っても良いと思うぞ」
「そこまででは……でも、わかりましたよね?僕、自分の身を守るばっかりで、攻めるとなると足が縺れてしまって……」
小動物の防衛本能と呼ぶべきだろうか。薫は相手の攻撃を直感的に察知することが出来た。
これは指導とは名ばかりの祖父による厳しい修練が悪い方向に作用した賜物であり、その甲斐あって薫は身を守る技術ばかりが目覚ましい速度で向上した。今となっては、攻撃を捨てて防御に徹すれば熟練者である祖父ですら彼から一本を取ることも出来ないほどの腕前であった。
しかし、逆に攻撃面は優しい性格が災いしてか、素人同然。試合でもまともに動けないというのに、こんな調子では場合によっては命のやり取りすら行われる実戦で役に立てるとは思えなかった。
武道の経験を隠していたことに後ろめたさはあるのだが、薫の中では過度な期待をさせてギラン達に幻滅されたくなかったという面が大きい。がっかりさせるくらいならば、いっそのこと素人として振る舞った方がいい。そう考えていたのだが、ギランによって見抜かれた挙げ句、今回の模擬戦でその事実が露呈してしまった。
肩を落とし、項垂れる薫。その肩に、ギランは手を置いた。
「ギランさん……?」
「バカ、何を一人で落ち込んでんだよ。俺様達の仕事が盗賊や魔物退治ばっかやってると思うなよ?」
「行商人の護衛に荷物の搬送、どちらかと言えば何かを守る仕事の方が多いんだ。そう考えると、キミの技術はとても貴重だ。そうだろう?」
「そう……なんでしょうか」
薫の言葉にギランとコーラルが頷き、ヴァルツも肯定するようにジッと薫を見つめている。
あれだけ攻撃時の動作の未熟さを祖父から叱責され続けていたというのに、目の前の人達はそれを全て受け入れてくれている。自然と弛んでしまう頬を隠すように口元を両手で覆いながら、薫は感激に体を震わせた。
「だから、そう言ってんだろうが。もっと胸張れ。それだけ出来りゃ、俺達が背中を預ける資格は十分だ」
「あ、ははっ……そっか……そう言って頂けるのなら……少しだけ嬉しいかもしれません」
遂に笑みを抑えきれずに笑い声を洩らす薫。初めて認められた、その気持ちが心地よく彼の胸中を満たしていった。
「だが、これからはこの俺様が直々にビシバシ鍛えてやるからな。何処に出しても恥ずかしくねぇ一人前の傭兵にしてやる」
「あはは……ま、まぁお手柔らかにお願いしますね?」
あの武道に関しては鬼と化す祖父による修練よりも辛いものは無いと思いたいが、荒唐無稽が服を着て歩いているようなギランのことだ。とんでもない訓練を課される可能性も十分に考えられた。
「しかし、弱ったな。今日は斡旋屋にカオルの顔見せに行くつもりだったのだろう?今日はもう取り止めて明日にするか?」
「何言ってんだ。このくらい全然平気だろ。なっ、カオル?」
「はい?え、ええ、体は全く問題無いんですけど……斡旋屋さんって何ですか?」
「聞いて字の如く、我々に仕事の斡旋をしている者だ。常連ならばともかく、ほとんどの客は傭兵団の実力などわからないからな。そんな客の依頼内容に応じて傭兵団の紹介を行っている。少々癖のある人物だがな」
要は、傭兵の仕事を一手に引き受けて分配する元締めのようなものだろうか。このギランが率いる傭兵団のように一癖も二癖もある傭兵達を纏め上げる人物だ。もしかしたらギランすら及ばないほどの体格と実力を誇るような人物なのかもしれない。
「最近あいつ全然俺達に仕事寄越さねぇからな。今日はカオルの顔見せついでに一言言ってやるつもりだ。ったく、こちとら酒場のツケすら払えねぇってのに、困ったもんだぜ」
「…うーん……」
その仕事が回って来ない理由については、薫はなんとなくわかったような気がした。ギラン自身がその事に気付くのはいつの日のことやらと思うのだが、灯台もと暗しという言葉もある。その時が来るのは果てしなく遠そうだ。
「…カオル、俺様に何か言いたげだな?怒らねぇから正直に言ってみろよ。ああん?」
「い、いひゃ、いひゃいれふギランふぁんっ」
そんな薫の思考を読んだか、ギランの指が薫の頬を摘まむ。もちもちの柔らかい感触を堪能し、気が済んだところでようやく指を離した。
「とにかく、本人が行けるって言ってんのなら問題ねぇだろ。昼飯食ったら行くからな。それまで体休めとけよ」
「いたた……は、はーい」
「何事も無ければ良いが……また後でな、カオル」
「…………」
ギランに続いて、コーラルとヴァルツも部屋を後にする。三人を見送り、一人部屋に取り残された薫は起き上がるでもなくベッドに横たわった。
「…ふふっ」
天井を見上げながらギランとコーラルによる賛辞の言葉を思い出し、薫は弛みきった笑みを浮かべる。
褒めてくれた。認めてくれた。まだまだ実力はギラン達に遥か及ばないだろうが、今だけはその喜びを噛み締めていたい。
結局、昼食の時間になっても部屋から出て来ないことを心配したアルトが呼びに部屋を訪れるまで、薫は一人、感激の余韻に浸っていたのだった。
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