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15話 3度目の正直
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汽車に乗って3日が経ち、僕たちはようやく地面に降り立った。
【ハールス王国】
そこはもう雪が降っていて、エリミナとは全くの別世界が広がっていた。
その駅から更に北へと進むと小さな村に入り、今夜はそこの宿屋で1泊することとなった。
ヴォルクは初めから3部屋しか取らず、僕は彼と一緒の部屋なんだろうなと悟る。
その村の酒場で北の郷土料理を堪能すると、それぞれが個室へと散っていった。
ヴォルクは当たり前のように僕と同じ部屋に入ってくる。
そして僕に先にシャワーを浴びさせると、自身もシャワーを浴びにいった。
僕はベッドに座ってひとり考えている。
これって、このあと……するってことだよね?
やっと、繋がれるんだ……。
そう思うと僕のお尻がうずいた。
ヴォルクを思いながら、ずっと1人でしてたから、もう準備はバッチリだ。
あとは……。
ヴォルクは浴室から戻ってくると、そのままベッドへ一直線に向かってきて、座っている僕を押し倒した。
「ヴォルク、待って……」
「ぁあ? こっちはどれだけお預けくらったと思ってんだよ。だいたいお前なぁ……」
「僕は!」
僕が強めに言うと、グチグチ文句を言っていたヴォルクも驚いた表情で固まった。
「僕は……ヴォルクのことが好き。大好き。だから、抱いてほしいって、ずっと思ってた。ヴォルクの気持ちもなんとなく分かる。でも……! やっぱり言葉にしてほしいよ……。言葉もほしいよ……!」
僕が涙目でそう言うと、ヴォルクは親指で僕の涙を拭い、僕に軽くキスを落とすと頬を赤らめながら口を開いた。
「1度しか言わねぇからよく聞けよ。俺はお前を……エミルを愛してる」
あれ? “好き”飛び超えてる!
「お前が大切で大切で仕方がねぇ。お前をやらしい目で見てくるあの馬鹿どもが邪魔で仕方がなかったし、お前があいつらと笑い合っていたり、触れられたりすんのを見るのもめちゃくちゃ嫌だ。お前は俺だけのもんだ。その証を……身体に刻ませろ……」
「……うん、いいよ。ヴォルクありがとう……僕も、愛してる……」
「ん……」
ヴォルクは再びキスを落とす。
そして僕はこの日、僕の初めてをヴォルクに捧げた。
次の日着替えて鏡の前で身だしなみを整えようとすると、首元に大量のキスマークを発見する。
「あぁ、ヴォルク! こんなところにこんなたくさん……! これじゃ服で隠れないよ!」
僕が文句を言うとヴォルクは満足そうに笑った。
「隠れるところに付けたって意味ねぇだろ。まぁ、隠れるところにも付けたけどな」
「えっ?」
僕は驚いて服の中を確認してみると、胸元や腰付近にも大量のキスマークを発見した。
「うわぁこんなに……。でもヴォルク……なんかこれじゃぁありすぎて、キスマークって言うより……かぶれとか、蕁麻疹とか……そんな風に見えるよ……」
「なん……だと……!?」
ヴォルクは白目をむいて固まってしまっていた。
【ハールス王国】
そこはもう雪が降っていて、エリミナとは全くの別世界が広がっていた。
その駅から更に北へと進むと小さな村に入り、今夜はそこの宿屋で1泊することとなった。
ヴォルクは初めから3部屋しか取らず、僕は彼と一緒の部屋なんだろうなと悟る。
その村の酒場で北の郷土料理を堪能すると、それぞれが個室へと散っていった。
ヴォルクは当たり前のように僕と同じ部屋に入ってくる。
そして僕に先にシャワーを浴びさせると、自身もシャワーを浴びにいった。
僕はベッドに座ってひとり考えている。
これって、このあと……するってことだよね?
やっと、繋がれるんだ……。
そう思うと僕のお尻がうずいた。
ヴォルクを思いながら、ずっと1人でしてたから、もう準備はバッチリだ。
あとは……。
ヴォルクは浴室から戻ってくると、そのままベッドへ一直線に向かってきて、座っている僕を押し倒した。
「ヴォルク、待って……」
「ぁあ? こっちはどれだけお預けくらったと思ってんだよ。だいたいお前なぁ……」
「僕は!」
僕が強めに言うと、グチグチ文句を言っていたヴォルクも驚いた表情で固まった。
「僕は……ヴォルクのことが好き。大好き。だから、抱いてほしいって、ずっと思ってた。ヴォルクの気持ちもなんとなく分かる。でも……! やっぱり言葉にしてほしいよ……。言葉もほしいよ……!」
僕が涙目でそう言うと、ヴォルクは親指で僕の涙を拭い、僕に軽くキスを落とすと頬を赤らめながら口を開いた。
「1度しか言わねぇからよく聞けよ。俺はお前を……エミルを愛してる」
あれ? “好き”飛び超えてる!
「お前が大切で大切で仕方がねぇ。お前をやらしい目で見てくるあの馬鹿どもが邪魔で仕方がなかったし、お前があいつらと笑い合っていたり、触れられたりすんのを見るのもめちゃくちゃ嫌だ。お前は俺だけのもんだ。その証を……身体に刻ませろ……」
「……うん、いいよ。ヴォルクありがとう……僕も、愛してる……」
「ん……」
ヴォルクは再びキスを落とす。
そして僕はこの日、僕の初めてをヴォルクに捧げた。
次の日着替えて鏡の前で身だしなみを整えようとすると、首元に大量のキスマークを発見する。
「あぁ、ヴォルク! こんなところにこんなたくさん……! これじゃ服で隠れないよ!」
僕が文句を言うとヴォルクは満足そうに笑った。
「隠れるところに付けたって意味ねぇだろ。まぁ、隠れるところにも付けたけどな」
「えっ?」
僕は驚いて服の中を確認してみると、胸元や腰付近にも大量のキスマークを発見した。
「うわぁこんなに……。でもヴォルク……なんかこれじゃぁありすぎて、キスマークって言うより……かぶれとか、蕁麻疹とか……そんな風に見えるよ……」
「なん……だと……!?」
ヴォルクは白目をむいて固まってしまっていた。
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