紙屑、ゴミ屑、粗大ゴミ

野田莉帆

文字の大きさ
上 下
57 / 77

クリスマス

しおりを挟む
 メリークリスマス!
 あと数時間となりましたが、素敵な夜をお過ごしくださいね。

 小説を書くときには「サンタを捕まえた話」とか「サンタの泥棒稼業」とか、ダークなものを想像しがちな野田ですが。

 個人的にはクリスマスが大好きです。
 どれくらい大好きかというと、真夏にジングルベルを口ずさむレベル。

 夏から待ち焦がれていましたよ。
 冬になったら、もう待ちきれませんでした。

 12月5日にシフォンケーキを食べました。
 12月12日に苺のタルトを食べました。
 12月21日にケンタッキーのチキンを食べました。

 いざ、12月24日になってみたら食べるものがありませんでしたよ。
 12月に入ってから、すでに野田のクリスマスは始まっていたのです。

 わくわくしながら過ごしておりました。
 結局、24日もフルーツサンドを買いに行きましてね。

 クリスマスセールをやっていて、安かったのです。
 1歳半の娘ちゃんと一緒に食べました。

 半分コといいますか。
 ちょっぴり生クリームのついたパンと、大量に生クリームのついたフルーツという不思議な分け方でしたが。

 同じもの? を一緒に食べるのは楽しいですね。
 たくさん買ってしまったので、25日の朝もフルーツサンドになってしまったのですけれども。

 いささか、不憫な娘ちゃんです。
 まだわからないであろうことを良いことに、今年は我が家にサンタクロースが来ませんしね。

 クリスマスツリーも買いませんでした。
 部屋の隅に飾ってあるのは、クリスマスツリーの形をしたお菓子なのですよ。

「可哀想に……」と思った実母が、ファーストシューズと1歳からのチャレンジバイクを買ってくれました。
 ちゃっかりクリスマスプレゼントをもらっている娘ちゃんが、本当に不憫であるかは微妙なところですが。

 でも、楽しい記憶は残るものですね。
 寂しいクリスマスを過ごしたことも、人生のなかではあったような気もするのですが。

 毎年、子どもの頃に過ごした楽しいクリスマスの思い出はそう簡単になくなったりしないようです。
 きっと、野田がクリスマスを好きであるのは実母が楽しいクリスマスの思い出を作ってくれたおかげですね。

 来年辺りからは、ちゃんとクリスマスツリーを買って素敵な飾りつけもしたいと思います。
 ちゃんとチキンレッグもクリスマスケーキもシャンメリーも、プレゼントも用意してあげようと思いますよ。

 しかし、1日のわりには準備が大変すぎます……。
 世の中のお父さん、お母さんはすごいですね。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

普通に生きられなかった私への鎮魂歌

植田伊織
エッセイ・ノンフィクション
統合失調症の母にアスペ父 そんな私はadhd 不登校、適応障害、癌化する腫瘍を摘出した先には障害児育児が待っていました。 人生、山少な目 谷多めの作者が、自己肯定感を取り戻すために文章を書くことにしました。 日常の事、乗り越えたい事、昔のことなどなど、雑多に書いてゆくことで、無念が昇華できたらいいなぁと思います。

【完結】初めてアルファポリスのHOTランキング1位になって起きた事

天田れおぽん
エッセイ・ノンフィクション
アルファポリスのHOTランキング一位になった記念のエッセイです。 なかなか経験できないことだろうし、初めてのことなので新鮮な気持ちを書き残しておこうと思って投稿します。 「イケオジ辺境伯に嫁げた私の素敵な婚約破棄」がHOTランキング一位になった2022/12/16の前日からの気持ちをつらつらと書き残してみます。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

「繊細さんの日々のこと」

黒子猫
エッセイ・ノンフィクション
「繊細さん」の私が、日常で感じたことなどを綴ります。 ちなみに私は内向型HSPです✨

道草日記2025【電子書籍作家の日々徒然】

その子四十路
エッセイ・ノンフィクション
原稿が終わらない。電子書籍作家『その子四十路』のまったく丁寧じゃない、道草を食ってばかりの暮らしの記録。 2025年1月〜 ↓昨年の記録はこちら ●混迷日記2024【電子書籍作家の日々徒然】

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

Webコンテンツ大賞の戦い方【模索してみよう!】

橘花やよい
エッセイ・ノンフィクション
アルファポリスのWebコンテンツ大賞。 読者投票もあるし、うまく戦いたいですよね。 ●応募作、いつから投稿をはじめましょう? ●そもそもどうやったら、読んでもらえるかな? ●参加時の心得は? といったことを、ゆるふわっと書きます。皆さまも、ゆるふわっと読んでくださいませ。 30日と31日にかけて公開します。

処理中です...