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すれ違い多種多様
モルトワ子爵の失態 ②
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ソフィアの体が完全ではないがだいぶ回復してマリナに会いに行くと言っていた。
そのまま自分は領地で暮らしたい、そう言っていたので、前もってアニスにその旨を手紙に出した。
するとアニスが王都のタウンハウスまで私を訪ねてきた。
その頃、私はバトラーに家督を譲り領地へ帰ろうと色々と手続き等の準備をしていた所だった。
バトラーは24歳になって子供も一人授かっていた。
応接室でアニスに会ったが妹は私の顔を見た途端泣き崩れた。
理由を聞くと「ごめんなさい私のせいです」としか言わない。
何度も何度も聞いてやっと教えてくれた事に私はアニスに申し訳ない気持ちが湧いた。
マリナが私達家族となど暮らしたくないと言い出したそうだ。
自分は捨てられたのだからと言って私達の手紙も渡すが見向きもしないという。
私達が領地に帰ってくるなら家出すると言い出して、実際に一度家出したそうだ。
直ぐに見つけたが、これは私に相談しないといけないと態々王都まで知らせに来てくれた。
ソフィアの心臓は完全に良くなったわけではない。
前に比べれば良いというだけだ、今そんなマリナに会ってショックを受けたら死んでしまうかもしれない。
私はソフィアに領地へ帰らずに王都に来るように手紙を書いた。
だが、ソフィアは納得しなかったのだろう。
私にもアニスにも告げずに領地へ行ってしまった。
そこで案の定マリナの仕打ちに倒れたのだ。
私達はマリナに怒りが湧いてきた。
確かに仕事と病で私達夫婦はマリナをアニスに預けた。
だが何不自由ない暮らしをしていながら、とんでもない我侭ムスメに育ったと憤慨していた。
ソフィアは折角回復していたのにそれでまた2年ほど療養する事になった。
私はこれ以上離れているのも辛かったのでソフィアは実家に帰さず王都に滞在させた。
マリナに出て行けと言う訳には行かないからバトラーと嫁のセシリアにマリナの件を話した。
するとセシリアが無理に家督を譲らずに王都にそのまま一緒に住もうと提案してくれた。
彼女はとても優しい人だった。
マリナにも心を配って手紙を書いてくれたが一度も返事は来なかった。
私達には蟠りがあるから返事を書かないのだろうと思ったが、セシリアにまでその仕打ちをするマリナに腹がたった。
マリナが学園に入る年になる時も王都に出てきたら必要になると直ぐに部屋も用意して中の家具なども聞いたが返事がないからと、セシリアとソフィアが色々と考えて配置していた。
それも手紙に書いたがやはり返事がないので私が会いに行ったがマリナは部屋からも出ず声をかけても返事もしなかった。
アニスに聞くといつもこうだと言ってそしてマリナは隣の領地のルダン学園に行くと言っていると聞いた。
もうその頃には私の中でマリナは厄介な娘でしかなかった。
ソフィアが命を削って産んだのに、幼い頃からアニスに預けた分、不憫に思って金に糸目を付けずに家庭教師度の手配も、食事も衣服も何もかも一級品を貰っているにも関わらずこんなに我侭な傍若無人に育ったと憤慨していた。
だからソフィアにもバトラーにもセシリアにもマリナには構うなと言って聞かせた。
手紙も返事が来ないのだから無理に書く必要もないと伝えた。
それでもマリナが学園を卒業したらどうするのか行く末を案じて、婚約の釣書をいくつか送ったがこちらは一つ一つの釣書に何癖をつけたメモが添えられて送り返されてきた。
中には直接相手に送り返すという暴挙にまで出たので怒り狂った私はそれ以降釣書も送らなかった。
もうその頃には正直マリナは見限っていた。
騎士団から採用通知が子爵家に来た時には何の相談もなく就職したマリナに腹が立って領地に会いに行ったらマリナは王都に遊びに行ったと言う。
王都に出てきているのに私達の所に訪ねてこないマリナにまたまた怒りが湧いた。
だから結婚の挨拶に来た時に相手がどうのというよりもマリナの勝手さに憤って態と反対した。
幼稚な嫌がらせをしたのだ。
私達にはもう構うなと言って結婚式にも出ない勝手にしろと突き放した。
まさか全てがアニスの画策だったなんて。
何処からなのだろうか?
何処からアニスの策に嵌ってしまったのだろうか。
私には解らない。
マリナにはもう過去のことだから聞きたくないと言われた。
だから⋯⋯解らない。
͝͝͝ ꒦ ͝ ꒷ ͝ ͝͝͝ ꒦ ͝ ꒷ ͝ ꒦ ͝ ꒷ ͝ ͝͝͝ ꒦ ͝ ꒷ ͝
✱この父の告白はマリナは聞かないので補足します。
○父達が領地でマリナに会えなかったのはマリナの部屋が特殊だったからです。
マリナに構えない父はマリナの部屋をとても広い豪華な部屋にしていました。
一般的な下位貴族の娘の部屋にはない侍女部屋が存在していて普段マリナはそこで生活していました。
そして父や母が来た時は侍女部屋に押し込まれて鍵をかけられていましたので出られなかったのです。
○マリナが見た書類は卒業時のものではありません。
ドレスと装飾品の記載があったのでマリナはその時と勘違いしましたが、アニスは自分が買ったものを毎月マリナの名前で記載していました。
それは彼女が子供の頃からずっとです。
○学園の支払い等もアニスが全てしていたので(父任せすぎ)学園が違う事にお互い気付けていませんでした。
○学園に届けられた釣書にメモをつけたりしたのはマリナですが、アニスはそのまま王都の兄に送りました。
何故メモをつけたか⋯気に入らないなら理由をかけと言われたからです。勿論アニスに手紙で。
この時釣書を直接相手に返したのもアニスです。
知らぬ存ぜぬをカノジョは兄に貫きましたのでこれもマリナがした事になってます。
○そしてマリナの方にもアニスは両親も兄も領地に帰ってきてると言ったのでマリナも勘違いをしています。
何故マリナは信じたのか⋯信じたというよりその頃はもうどうでも良かったからです。
父が途中マリナを見限ったのと同じような事かなと思います。
この父娘実はそっくりかもしれません。
そして⋯⋯凄い妹(叔母)ですね。
その辺の話しも後に投稿しますが先に宣言しておきます
きっと読者の皆様の想像通りだと思いますが超胸糞見勝手女です。
※補足が長すぎる。。。ごめんなさい🙏
○父の最後の疑問
何処からか⋯叔母を家に入れた時からです。誰でもわかる!
作者も怒ってます!!
今後もマリナとロイドの応援よろしくお願いします
( ᴗ ᴗ)⁾⁾
○お詫び
とんでもない失態をしておりました。
マリナの元夫カイルの名をカインと間違えていましたので訂正しました。
申し訳ありませんでした_|\○_
そのまま自分は領地で暮らしたい、そう言っていたので、前もってアニスにその旨を手紙に出した。
するとアニスが王都のタウンハウスまで私を訪ねてきた。
その頃、私はバトラーに家督を譲り領地へ帰ろうと色々と手続き等の準備をしていた所だった。
バトラーは24歳になって子供も一人授かっていた。
応接室でアニスに会ったが妹は私の顔を見た途端泣き崩れた。
理由を聞くと「ごめんなさい私のせいです」としか言わない。
何度も何度も聞いてやっと教えてくれた事に私はアニスに申し訳ない気持ちが湧いた。
マリナが私達家族となど暮らしたくないと言い出したそうだ。
自分は捨てられたのだからと言って私達の手紙も渡すが見向きもしないという。
私達が領地に帰ってくるなら家出すると言い出して、実際に一度家出したそうだ。
直ぐに見つけたが、これは私に相談しないといけないと態々王都まで知らせに来てくれた。
ソフィアの心臓は完全に良くなったわけではない。
前に比べれば良いというだけだ、今そんなマリナに会ってショックを受けたら死んでしまうかもしれない。
私はソフィアに領地へ帰らずに王都に来るように手紙を書いた。
だが、ソフィアは納得しなかったのだろう。
私にもアニスにも告げずに領地へ行ってしまった。
そこで案の定マリナの仕打ちに倒れたのだ。
私達はマリナに怒りが湧いてきた。
確かに仕事と病で私達夫婦はマリナをアニスに預けた。
だが何不自由ない暮らしをしていながら、とんでもない我侭ムスメに育ったと憤慨していた。
ソフィアは折角回復していたのにそれでまた2年ほど療養する事になった。
私はこれ以上離れているのも辛かったのでソフィアは実家に帰さず王都に滞在させた。
マリナに出て行けと言う訳には行かないからバトラーと嫁のセシリアにマリナの件を話した。
するとセシリアが無理に家督を譲らずに王都にそのまま一緒に住もうと提案してくれた。
彼女はとても優しい人だった。
マリナにも心を配って手紙を書いてくれたが一度も返事は来なかった。
私達には蟠りがあるから返事を書かないのだろうと思ったが、セシリアにまでその仕打ちをするマリナに腹がたった。
マリナが学園に入る年になる時も王都に出てきたら必要になると直ぐに部屋も用意して中の家具なども聞いたが返事がないからと、セシリアとソフィアが色々と考えて配置していた。
それも手紙に書いたがやはり返事がないので私が会いに行ったがマリナは部屋からも出ず声をかけても返事もしなかった。
アニスに聞くといつもこうだと言ってそしてマリナは隣の領地のルダン学園に行くと言っていると聞いた。
もうその頃には私の中でマリナは厄介な娘でしかなかった。
ソフィアが命を削って産んだのに、幼い頃からアニスに預けた分、不憫に思って金に糸目を付けずに家庭教師度の手配も、食事も衣服も何もかも一級品を貰っているにも関わらずこんなに我侭な傍若無人に育ったと憤慨していた。
だからソフィアにもバトラーにもセシリアにもマリナには構うなと言って聞かせた。
手紙も返事が来ないのだから無理に書く必要もないと伝えた。
それでもマリナが学園を卒業したらどうするのか行く末を案じて、婚約の釣書をいくつか送ったがこちらは一つ一つの釣書に何癖をつけたメモが添えられて送り返されてきた。
中には直接相手に送り返すという暴挙にまで出たので怒り狂った私はそれ以降釣書も送らなかった。
もうその頃には正直マリナは見限っていた。
騎士団から採用通知が子爵家に来た時には何の相談もなく就職したマリナに腹が立って領地に会いに行ったらマリナは王都に遊びに行ったと言う。
王都に出てきているのに私達の所に訪ねてこないマリナにまたまた怒りが湧いた。
だから結婚の挨拶に来た時に相手がどうのというよりもマリナの勝手さに憤って態と反対した。
幼稚な嫌がらせをしたのだ。
私達にはもう構うなと言って結婚式にも出ない勝手にしろと突き放した。
まさか全てがアニスの画策だったなんて。
何処からなのだろうか?
何処からアニスの策に嵌ってしまったのだろうか。
私には解らない。
マリナにはもう過去のことだから聞きたくないと言われた。
だから⋯⋯解らない。
͝͝͝ ꒦ ͝ ꒷ ͝ ͝͝͝ ꒦ ͝ ꒷ ͝ ꒦ ͝ ꒷ ͝ ͝͝͝ ꒦ ͝ ꒷ ͝
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○父達が領地でマリナに会えなかったのはマリナの部屋が特殊だったからです。
マリナに構えない父はマリナの部屋をとても広い豪華な部屋にしていました。
一般的な下位貴族の娘の部屋にはない侍女部屋が存在していて普段マリナはそこで生活していました。
そして父や母が来た時は侍女部屋に押し込まれて鍵をかけられていましたので出られなかったのです。
○マリナが見た書類は卒業時のものではありません。
ドレスと装飾品の記載があったのでマリナはその時と勘違いしましたが、アニスは自分が買ったものを毎月マリナの名前で記載していました。
それは彼女が子供の頃からずっとです。
○学園の支払い等もアニスが全てしていたので(父任せすぎ)学園が違う事にお互い気付けていませんでした。
○学園に届けられた釣書にメモをつけたりしたのはマリナですが、アニスはそのまま王都の兄に送りました。
何故メモをつけたか⋯気に入らないなら理由をかけと言われたからです。勿論アニスに手紙で。
この時釣書を直接相手に返したのもアニスです。
知らぬ存ぜぬをカノジョは兄に貫きましたのでこれもマリナがした事になってます。
○そしてマリナの方にもアニスは両親も兄も領地に帰ってきてると言ったのでマリナも勘違いをしています。
何故マリナは信じたのか⋯信じたというよりその頃はもうどうでも良かったからです。
父が途中マリナを見限ったのと同じような事かなと思います。
この父娘実はそっくりかもしれません。
そして⋯⋯凄い妹(叔母)ですね。
その辺の話しも後に投稿しますが先に宣言しておきます
きっと読者の皆様の想像通りだと思いますが超胸糞見勝手女です。
※補足が長すぎる。。。ごめんなさい🙏
○父の最後の疑問
何処からか⋯叔母を家に入れた時からです。誰でもわかる!
作者も怒ってます!!
今後もマリナとロイドの応援よろしくお願いします
( ᴗ ᴗ)⁾⁾
○お詫び
とんでもない失態をしておりました。
マリナの元夫カイルの名をカインと間違えていましたので訂正しました。
申し訳ありませんでした_|\○_
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