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番外編
因果応報 sideユリ3−③
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目を覚ますと見覚えのある所。
仰向けに寝かされていたのでよく見える、天井の捲れ。
「お前は馬鹿だな、私が一番の温情を掛けてやっていたのに、よりによってヒューリーを選ぶとは。頭噴いてるのか?まぁ犯罪を犯すものはそういうものかもな」
そう言ったのはサウスベックだった。
私は男爵家の領地のあの家に帰って来ていたみたい。
「お前が余計な事をしたからヒューリーがセロー男爵家を継いだ、私も行くところがないだろうって此処で領地の仕事をしろと言われたよ、一生此処からは出られない。逃げても平民になるだけだしな」
「私は?」
「何言ってるんだ、お前は何も変わらない」
「えっ?」
「此処で父上の世話をして暮らすんだよ、あぁそれとお前は愛妾を希望してるんだろう?ヒューリーがそう言って私に寄越した。偶には私の性処理を頼む。私はお前のせいで婚姻は見込めないし」
「それはヒューリーの愛妾にと、それに貴方は私を妻にと」
「だがヒューリーを名指ししていないと聞いてる。それに父上の妻を何故私が娶れると思ったのだ?嘘に決まってる、でも第二夫人位にはしてやったのに頭の悪い女はこれだから、もっとしっかりと監視しとくんだった。あぁそうだ私の子供などいらないからな。子供を身篭って父上の世話が出来なくなると困るしな。なぁに避妊のお茶の良いのがあるんだ、今日から飲んでもらうから」
目の前にメイドがお茶を出してきた。
その茶葉を見ると伯爵夫人にシェルが飲ませていたお茶の葉だ。
「フフ」
私が笑うとサウスベックは気味が悪そうな顔をする。
そして上着を脱ぎだした。
無理やりメイドに羽交い締めにされてお茶を口から入れられる。
そしてサウスベックの部屋へ、湯浴みなどさせてもらえずそのままの格好で向かわされた。
口から溢したお茶の後も、猿ぐつわをされていて流れた涎のあともそのままで、ソファに手をつかされ臀部を顕にされて何かを塗られる。
そしてサウスベックは己の欲望を満たし私は純潔を散らされた。
もう何の感情も浮かばない。
奥様にした事が私に返ってきただけ?
そんな馬鹿な
私は見ていただけ、注意をしなかっただけ。
ただ頭が悪かっただけよ⋯⋯。
仰向けに寝かされていたのでよく見える、天井の捲れ。
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私は男爵家の領地のあの家に帰って来ていたみたい。
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「フフ」
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そしてサウスベックは己の欲望を満たし私は純潔を散らされた。
もう何の感情も浮かばない。
奥様にした事が私に返ってきただけ?
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ただ頭が悪かっただけよ⋯⋯。
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