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現実世界編
第5話 サリアと共に異世界へ旅立った
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「あぐっ?!」
真央の部屋の前でドアをノックしていた警察官が突然胸を押さえて蹲る。
その表情は光悦としておりドアを見詰めながらブルブルと体を震わせる・・・
「おっおい大丈夫か?」
隣に立つ警官が同僚の様子を気にかけるが直ぐにそれに気付いた。
床に液体が流れてきていたのだ。
見て直ぐに理解する・・・
それは尿だ。
「あはぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
直ぐ隣に居た同僚の明らかに異常な様子に後ろに一歩下がる警官。
しかし、直ぐに自分の中に溢れ出す快感に膝を着いた。
「はぅわぁ?!」
一瞬にして快感が体を突き抜け全身の力が抜けたのだ。
その場に座り込み口からだらしなく涎を垂らしながら溢れる快感に身を委ねる。
一瞬にして射精したのと同時に自らも放尿をしたのだ。
「な・・・に・・・が・・・」
まるで心の中を何かに食い荒らされるように思考が快感に塗りつぶされていく・・・
ストーカー、そして強姦容疑でこの部屋に住む求心 真央という男を捕まえに来た筈なのだが・・・
「もう・・・どうでもいいかぁ~」
天井を見上げながらそう呟いた。
今は過去に感じた事の無いほどの快感に身を委ねたい、それだけが2人の警官の脳内を支配していた。
「邪魔が入ったな・・・」
床一面に体液が広がる部屋の中、真央は立ち上がりサリアを抱き上げた。
自らの体にありえない程の力が漲った真央は軽々とその体を抱き上げ朦朧としている彼女の唇にキスをする。
「ん・・・」
ゆっくりと瞳に色が戻り始めたサリア、そして自分が抱き上げられ唇を奪われている事実に驚き暴れようとするが・・・
真央の目を見てその抵抗を止めた。
それは全てを包み込むように自らを受け止める器を持つ漢の瞳。
さっきまでただの人間だった筈のその目にサリアは屈服していたのだ。
そして、真央の中に巡るそれを感じ取り心も体も委ねる・・・
自分の中に彼が居る・・・
何度も何度も精を注がれて彼の色に染まってしまった自分に気付き、彼の中の自分の何かに気付いたのだ。
「貴方は一体・・・?」
「名乗って無かったな、俺は求心 真央ってただの人間だ」
「真央・・・」
ただの人間と言う部分に引っかかりを覚えもしたがそんな事はどうでも良かった。
サリアは本能的に悟ったのだ。
彼こそが自らの全てを捧げて従える主なのだと・・・
だがそれには・・・
「真央・・・貴方にお願いがあるの・・・」
「なんだサリア?」
「私を・・・貰ってくれる?」
婚約?一瞬そう考えた真央であったがサリアの赤く光る瞳から流れ込んでくる感情に気付いた。
それは、崇拝にも似た感情・・・
「でも私はこことは違う世界の魔王、ガランド様の魔物・・・だからお願い、私と一緒に来てガランド様から私の所有権を譲ってもらって」
突然言われたその言葉に混乱する真央、それも仕方ないだろう。
こことは違う世界が存在してそこの魔王から所有権を譲り受けるなんて突然言われても困るのは当たり前である。
そんな真央の気持ちを理解したのかは分からないがサリアは真央の体に抱き付き唇を重ねる。
崇拝、親愛、そして・・・願い・・・
そんな感情が流れ込み真央は体から更なる力があふれ出すのを感じ取った。
「やはりそう・・・真央様は私を取り込んでる・・・」
「取り込む・・・サリアは大丈夫なのか?」
「うん、私も真央様からいっぱい注いでもらったから・・・」
頬を赤く染めてそう呟くサリア。
思い出したからなのかお姫様抱っこされたままのサリアのアソコからコポッと真央の精液が溢れる音がした。
その音を聞いたからか互いに顔を見合わせそのまま2人は互いを再度求め合う・・・
サリアの感情を真央が喰らい力として精を放ちサリアへ注ぎ込む。
まるでメビウスの輪の様に巡回する2人の力は互いに相乗効果を生み高め合い続ける・・・
一体どれ程の時間互いを貪りあったのかは分からないがそれは突然訪れた。
「突入!」
部屋のドアが破られ窓からも武装した人間が何人も飛び込んできた。
そして、それを見て誰もが固まった。
床を満たす体液、その部屋の中央で互いを求め合いながら愛し合う裸の2人の姿・・・
だが女の背から羽の様な物が生えていることを見て手にした銃を構えた!
「ば・・・化け物?!」
だが次の瞬間その者は床へ崩れ去る。
感情を真央に一瞬にして食い尽くされたのだ。
「俺の女になにする気だ?」
真央の言葉、それに繋がったままのサリアは途切れていた意識を引き戻され立ったまま抱かれている真央を抱き締め返す。
2人の股間は結合したまま、だが真央がただの人間ではない事はそれで直ぐに分かったのだろう。
何人もが手にした銃を2人に向けるが・・・
「決めたよ、サリア。俺は君ともっと一緒に居たい、そしてもっと君を抱きたい・・・」
「それでは真央様・・・共に行きましょう」
「あぁ、ここは少しうるさいからな」
そう言い2人はサリアの背中から壁の中へと沈んでいく・・・
そこに描かれた魔法陣が光り2人を飲み込んでいったのだ。
そして、その場に残された武装した人間達は唖然と立ち尽くすしかなかった・・・
そこに残されたのは一度サリアの中へ注がれて流れ出した精液だけ・・・
それが破られたドアから流れ出し水道が溢れるように廊下を流れていくのであった・・・
真央の部屋の前でドアをノックしていた警察官が突然胸を押さえて蹲る。
その表情は光悦としておりドアを見詰めながらブルブルと体を震わせる・・・
「おっおい大丈夫か?」
隣に立つ警官が同僚の様子を気にかけるが直ぐにそれに気付いた。
床に液体が流れてきていたのだ。
見て直ぐに理解する・・・
それは尿だ。
「あはぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
直ぐ隣に居た同僚の明らかに異常な様子に後ろに一歩下がる警官。
しかし、直ぐに自分の中に溢れ出す快感に膝を着いた。
「はぅわぁ?!」
一瞬にして快感が体を突き抜け全身の力が抜けたのだ。
その場に座り込み口からだらしなく涎を垂らしながら溢れる快感に身を委ねる。
一瞬にして射精したのと同時に自らも放尿をしたのだ。
「な・・・に・・・が・・・」
まるで心の中を何かに食い荒らされるように思考が快感に塗りつぶされていく・・・
ストーカー、そして強姦容疑でこの部屋に住む求心 真央という男を捕まえに来た筈なのだが・・・
「もう・・・どうでもいいかぁ~」
天井を見上げながらそう呟いた。
今は過去に感じた事の無いほどの快感に身を委ねたい、それだけが2人の警官の脳内を支配していた。
「邪魔が入ったな・・・」
床一面に体液が広がる部屋の中、真央は立ち上がりサリアを抱き上げた。
自らの体にありえない程の力が漲った真央は軽々とその体を抱き上げ朦朧としている彼女の唇にキスをする。
「ん・・・」
ゆっくりと瞳に色が戻り始めたサリア、そして自分が抱き上げられ唇を奪われている事実に驚き暴れようとするが・・・
真央の目を見てその抵抗を止めた。
それは全てを包み込むように自らを受け止める器を持つ漢の瞳。
さっきまでただの人間だった筈のその目にサリアは屈服していたのだ。
そして、真央の中に巡るそれを感じ取り心も体も委ねる・・・
自分の中に彼が居る・・・
何度も何度も精を注がれて彼の色に染まってしまった自分に気付き、彼の中の自分の何かに気付いたのだ。
「貴方は一体・・・?」
「名乗って無かったな、俺は求心 真央ってただの人間だ」
「真央・・・」
ただの人間と言う部分に引っかかりを覚えもしたがそんな事はどうでも良かった。
サリアは本能的に悟ったのだ。
彼こそが自らの全てを捧げて従える主なのだと・・・
だがそれには・・・
「真央・・・貴方にお願いがあるの・・・」
「なんだサリア?」
「私を・・・貰ってくれる?」
婚約?一瞬そう考えた真央であったがサリアの赤く光る瞳から流れ込んでくる感情に気付いた。
それは、崇拝にも似た感情・・・
「でも私はこことは違う世界の魔王、ガランド様の魔物・・・だからお願い、私と一緒に来てガランド様から私の所有権を譲ってもらって」
突然言われたその言葉に混乱する真央、それも仕方ないだろう。
こことは違う世界が存在してそこの魔王から所有権を譲り受けるなんて突然言われても困るのは当たり前である。
そんな真央の気持ちを理解したのかは分からないがサリアは真央の体に抱き付き唇を重ねる。
崇拝、親愛、そして・・・願い・・・
そんな感情が流れ込み真央は体から更なる力があふれ出すのを感じ取った。
「やはりそう・・・真央様は私を取り込んでる・・・」
「取り込む・・・サリアは大丈夫なのか?」
「うん、私も真央様からいっぱい注いでもらったから・・・」
頬を赤く染めてそう呟くサリア。
思い出したからなのかお姫様抱っこされたままのサリアのアソコからコポッと真央の精液が溢れる音がした。
その音を聞いたからか互いに顔を見合わせそのまま2人は互いを再度求め合う・・・
サリアの感情を真央が喰らい力として精を放ちサリアへ注ぎ込む。
まるでメビウスの輪の様に巡回する2人の力は互いに相乗効果を生み高め合い続ける・・・
一体どれ程の時間互いを貪りあったのかは分からないがそれは突然訪れた。
「突入!」
部屋のドアが破られ窓からも武装した人間が何人も飛び込んできた。
そして、それを見て誰もが固まった。
床を満たす体液、その部屋の中央で互いを求め合いながら愛し合う裸の2人の姿・・・
だが女の背から羽の様な物が生えていることを見て手にした銃を構えた!
「ば・・・化け物?!」
だが次の瞬間その者は床へ崩れ去る。
感情を真央に一瞬にして食い尽くされたのだ。
「俺の女になにする気だ?」
真央の言葉、それに繋がったままのサリアは途切れていた意識を引き戻され立ったまま抱かれている真央を抱き締め返す。
2人の股間は結合したまま、だが真央がただの人間ではない事はそれで直ぐに分かったのだろう。
何人もが手にした銃を2人に向けるが・・・
「決めたよ、サリア。俺は君ともっと一緒に居たい、そしてもっと君を抱きたい・・・」
「それでは真央様・・・共に行きましょう」
「あぁ、ここは少しうるさいからな」
そう言い2人はサリアの背中から壁の中へと沈んでいく・・・
そこに描かれた魔法陣が光り2人を飲み込んでいったのだ。
そして、その場に残された武装した人間達は唖然と立ち尽くすしかなかった・・・
そこに残されたのは一度サリアの中へ注がれて流れ出した精液だけ・・・
それが破られたドアから流れ出し水道が溢れるように廊下を流れていくのであった・・・
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