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現実世界編
第2話 宿主に能力を発動させ住処を手に入れた・・・
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女が降りた駅で遅れて降りて一定の距離を保ちながら後ろを付いて行く。
尾行を行なうのは本来であれば難しいのだろうが俺にはこの性癖があった。
「本当便利な能力だよこれは・・・」
自らに対して感情を向けられると快感を覚える体質。
これにより自分に気付かれそうになった瞬間に快感を感じるのでこちらに気付く前に身を隠す事が可能なのだ。
途中何度か身を隠しつつ女の後を付いていきそこへ辿り着いた。
「悪く無い、うん悪く無いな」
数階建てのマンションではあるが入り口はオートロックではない。
これだけでもかなり助かった。
もしオートロックの場合は誰かが出る時に入れ違いで入る方法を取らなければならなかったからだ。
そして、女がエレベーターに乗ったのを確認しその階を表示で確認する・・・
「6階か」
直ぐに外へ出て6階の部屋の窓を見上げる・・・
そして、タイミング敵に電気が付いたその部屋の位置を確認し中へ戻ってエレベーターに乗り込む。
昔と違い隣人がどんな人間なのかも分からない現代では見知らぬ人間がマンション内に居たとしても誰も気付かないだろう。
6階まで辿り着き俺はその部屋の表札を確認する・・・
「ビンゴだ」
そこには『鈴木 美佐』と表札が上がっており駅員室で警察が鈴木と呼んでいたのを覚えていた俺は内心ガッツポーズを取りながらその部屋の前を素通りする・・・
そして、奥まで行って少し時間を置いてから自然体で歩いてエレベーターへ戻る。
そのまま外へ出てコンビニで立ち読みをして時間を潰すのであった・・・
「そろそろかな?」
コンビニに置かれていた雑誌を一通り立ち読みし尽くした俺は女性店員からの刺さるような感情に興奮しながら何も買わずに店を出て行く・・・
そして、マンションの下から部屋を見上げて口元を歪めた。
部屋の電気が消えていたのだ。
そのまま通り過ぎて約10分ほどしてから再びそこへ戻ってきた。
「よし、行くか」
俺はそのままマンション内に足を踏み入れエレベーターで再度6階まで上がる。
ここまでは順調だ、だが最後の賭けが待っている。
そう、俺があの女を選んだ理由の一つがそれなのだ。
即ち、鍵は掛けてもキーチェーンを掛けないであろうタイプの女を選んだのだ。
他人を見下し自分に根拠の無い妙な自信のある女はこのタイプが多いのだ。
部屋の前で周囲の人影と防犯カメラの有無を再度確認しそこにしゃがみ込んで内ポケットから小道具を取り出す。
少し硬めの2ヶ所が折れ曲がった針金の様な物。
それをドアの隙間から差込んで角度を調整して動かす・・・
一般的にサムターン回しと呼ばれる手法である。
一応郵便受けから差し込むタイプも用意していたが無事にこれで鍵が開いたのにほくそ笑んでドアノブを握り締める。
音が立たないようにゆっくりとドアを開いていく・・・
そこには予想通りキーチェーンが掛けられておらず俺は中への進入を果たした。
そのまま玄関で靴を脱いで部屋へと足を踏み入れ音を立てないように中へ進入していく・・・
部屋のドアをゆっくりと開いてみればそこにはあの女、鈴木 美佐が眠っていた。
最後に用意していたマスクを被って自分が誰なのか分からない様にして横に膝立ちの姿勢になり布団の中へ片腕を進入させていった・・・
そのまま腕を彼女の肌着の中へ差し込んでいきアソコを優しく刺激し始めた。
「んっ・・・んんっ・・・」
突然訪れた快感を感じたのか眠ったまま身悶えしすると同時に俺に流れてくる快感。
夢の中で誰かに愛されているのだろう、だが現実にはその快感を与えているのは俺なのだ。
声が出そうになる程の快感が流れるがそれに耐えながら優しく優しくアソコを刺激していく・・・
「はぁっ・・・んああっ・・・」
徐々に声が出始めたのを確認し中指を割れ目へとなぞって近づけていく・・・
そこで彼女の目が開いた。
「ひっ?!だっだれっんんっ?!」
その口を手で塞いで勢いのまま中指を彼女の中へ一気に突き刺した。
両手で必死に抵抗しようとするが口を塞いでいる手で頬を強く握る。
「声を出すな、抵抗するな、さもないと・・・分かるな?」
まるで片言の様な言い方でそう伝え彼女の目を見つめる・・・
そして、俺はその状態のままズボンを履いたまま射精した。
全ての条件が揃った証であった。
パンパンパンパン・・・
「はあんっんああっああっ」
部屋に美佐の喘ぎ声が響く。
何度も何度も深く突き立てられたチンポから襲い掛かる快感に抑える気の無い喘ぎ声が響き渡る。
「ダメッ・・・イキそぉぉ・・・」
何度目か分からない絶頂が近付いてきたのか美佐は甘えた声で訴える。
だが俺は一切返事せずに腰を叩きつけ続ける。
「あんっあぁんっ・・・あぁああっあッ!!」
膣内がビクビクッと痙攣し締め尽きてきた感覚に慌ててチンポを引き抜いて美佐のお腹の上に2度目の射精をした。
危うく膣内射精しそうになったのを回避した自分を褒めながら被っていたマスクを外す・・・
そう、もうこれは必要ないからだ。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
天井を見詰めながら虚ろな瞳で余韻に浸り続ける美佐の頬に優しくキスをして玄関の鍵をかけに部屋を出て行くのであった・・・
これが俺の真の能力とも言える現象。
聞いたことがあるだろうか、好きの反対は嫌いではなく無関心。
そして、俺は他人の自らへの感情を受ける事で快感を覚える体質。
中学時代に交際をした彼女に対してこの能力が発現した時は本当に驚いたものだ。
その結果分かれる事となったのは仕方ないだろう。
だがその後の実験で様々な事が分かった。
人間には大きく分けて4つの感情が在る、そう・・・喜怒哀楽である。
そして、俺はこの4つの感情を受けた相手から自由に無関心になられる能力が在るのだ。
簡単に言えば、この能力を使えば対象に対して限定で透明人間になる事が可能なのだ。
電車の中で怒りと駅長室で俺から許されて喜び、寝込みを襲われて快楽を味わい強姦されると想像して哀を俺に向けた彼女は俺が故意に能力を解かない限り俺を認識する事はもう出来無いのだ。
なので先程の絶頂もきっと彼女は1人夢の中で愛しい人とSEXする夢で絶頂したと思っているに違いない。
そして、明日から一切俺に気付かずに一緒に同棲する事となるのだ。
「これから宜しくね、俺の宿主さん・・・」
尾行を行なうのは本来であれば難しいのだろうが俺にはこの性癖があった。
「本当便利な能力だよこれは・・・」
自らに対して感情を向けられると快感を覚える体質。
これにより自分に気付かれそうになった瞬間に快感を感じるのでこちらに気付く前に身を隠す事が可能なのだ。
途中何度か身を隠しつつ女の後を付いていきそこへ辿り着いた。
「悪く無い、うん悪く無いな」
数階建てのマンションではあるが入り口はオートロックではない。
これだけでもかなり助かった。
もしオートロックの場合は誰かが出る時に入れ違いで入る方法を取らなければならなかったからだ。
そして、女がエレベーターに乗ったのを確認しその階を表示で確認する・・・
「6階か」
直ぐに外へ出て6階の部屋の窓を見上げる・・・
そして、タイミング敵に電気が付いたその部屋の位置を確認し中へ戻ってエレベーターに乗り込む。
昔と違い隣人がどんな人間なのかも分からない現代では見知らぬ人間がマンション内に居たとしても誰も気付かないだろう。
6階まで辿り着き俺はその部屋の表札を確認する・・・
「ビンゴだ」
そこには『鈴木 美佐』と表札が上がっており駅員室で警察が鈴木と呼んでいたのを覚えていた俺は内心ガッツポーズを取りながらその部屋の前を素通りする・・・
そして、奥まで行って少し時間を置いてから自然体で歩いてエレベーターへ戻る。
そのまま外へ出てコンビニで立ち読みをして時間を潰すのであった・・・
「そろそろかな?」
コンビニに置かれていた雑誌を一通り立ち読みし尽くした俺は女性店員からの刺さるような感情に興奮しながら何も買わずに店を出て行く・・・
そして、マンションの下から部屋を見上げて口元を歪めた。
部屋の電気が消えていたのだ。
そのまま通り過ぎて約10分ほどしてから再びそこへ戻ってきた。
「よし、行くか」
俺はそのままマンション内に足を踏み入れエレベーターで再度6階まで上がる。
ここまでは順調だ、だが最後の賭けが待っている。
そう、俺があの女を選んだ理由の一つがそれなのだ。
即ち、鍵は掛けてもキーチェーンを掛けないであろうタイプの女を選んだのだ。
他人を見下し自分に根拠の無い妙な自信のある女はこのタイプが多いのだ。
部屋の前で周囲の人影と防犯カメラの有無を再度確認しそこにしゃがみ込んで内ポケットから小道具を取り出す。
少し硬めの2ヶ所が折れ曲がった針金の様な物。
それをドアの隙間から差込んで角度を調整して動かす・・・
一般的にサムターン回しと呼ばれる手法である。
一応郵便受けから差し込むタイプも用意していたが無事にこれで鍵が開いたのにほくそ笑んでドアノブを握り締める。
音が立たないようにゆっくりとドアを開いていく・・・
そこには予想通りキーチェーンが掛けられておらず俺は中への進入を果たした。
そのまま玄関で靴を脱いで部屋へと足を踏み入れ音を立てないように中へ進入していく・・・
部屋のドアをゆっくりと開いてみればそこにはあの女、鈴木 美佐が眠っていた。
最後に用意していたマスクを被って自分が誰なのか分からない様にして横に膝立ちの姿勢になり布団の中へ片腕を進入させていった・・・
そのまま腕を彼女の肌着の中へ差し込んでいきアソコを優しく刺激し始めた。
「んっ・・・んんっ・・・」
突然訪れた快感を感じたのか眠ったまま身悶えしすると同時に俺に流れてくる快感。
夢の中で誰かに愛されているのだろう、だが現実にはその快感を与えているのは俺なのだ。
声が出そうになる程の快感が流れるがそれに耐えながら優しく優しくアソコを刺激していく・・・
「はぁっ・・・んああっ・・・」
徐々に声が出始めたのを確認し中指を割れ目へとなぞって近づけていく・・・
そこで彼女の目が開いた。
「ひっ?!だっだれっんんっ?!」
その口を手で塞いで勢いのまま中指を彼女の中へ一気に突き刺した。
両手で必死に抵抗しようとするが口を塞いでいる手で頬を強く握る。
「声を出すな、抵抗するな、さもないと・・・分かるな?」
まるで片言の様な言い方でそう伝え彼女の目を見つめる・・・
そして、俺はその状態のままズボンを履いたまま射精した。
全ての条件が揃った証であった。
パンパンパンパン・・・
「はあんっんああっああっ」
部屋に美佐の喘ぎ声が響く。
何度も何度も深く突き立てられたチンポから襲い掛かる快感に抑える気の無い喘ぎ声が響き渡る。
「ダメッ・・・イキそぉぉ・・・」
何度目か分からない絶頂が近付いてきたのか美佐は甘えた声で訴える。
だが俺は一切返事せずに腰を叩きつけ続ける。
「あんっあぁんっ・・・あぁああっあッ!!」
膣内がビクビクッと痙攣し締め尽きてきた感覚に慌ててチンポを引き抜いて美佐のお腹の上に2度目の射精をした。
危うく膣内射精しそうになったのを回避した自分を褒めながら被っていたマスクを外す・・・
そう、もうこれは必要ないからだ。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
天井を見詰めながら虚ろな瞳で余韻に浸り続ける美佐の頬に優しくキスをして玄関の鍵をかけに部屋を出て行くのであった・・・
これが俺の真の能力とも言える現象。
聞いたことがあるだろうか、好きの反対は嫌いではなく無関心。
そして、俺は他人の自らへの感情を受ける事で快感を覚える体質。
中学時代に交際をした彼女に対してこの能力が発現した時は本当に驚いたものだ。
その結果分かれる事となったのは仕方ないだろう。
だがその後の実験で様々な事が分かった。
人間には大きく分けて4つの感情が在る、そう・・・喜怒哀楽である。
そして、俺はこの4つの感情を受けた相手から自由に無関心になられる能力が在るのだ。
簡単に言えば、この能力を使えば対象に対して限定で透明人間になる事が可能なのだ。
電車の中で怒りと駅長室で俺から許されて喜び、寝込みを襲われて快楽を味わい強姦されると想像して哀を俺に向けた彼女は俺が故意に能力を解かない限り俺を認識する事はもう出来無いのだ。
なので先程の絶頂もきっと彼女は1人夢の中で愛しい人とSEXする夢で絶頂したと思っているに違いない。
そして、明日から一切俺に気付かずに一緒に同棲する事となるのだ。
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