2 / 4
第2知 鉛筆のF
しおりを挟む
喉かな田舎の踏み固められた土の歩道を歩くマナビちゃんは元気一杯です。
何故ならお母さんに新しい鉛筆セットを買って貰ったからです。
「おーい尻ー!いますかー?尻ー?」
「だからマナビちゃん尻って玄関で連呼するのは止めて!」
いつもの学校帰り、いつものようにマナビちゃんは尻博士のお家へ寄っていました。
「尻博士!これ!」
「わぉっ!新しい鉛筆セットじゃないか!」
「お母さんが買ってくれたの」
嬉しそうにそれを見せるマナビちゃんを微笑ましく見詰める尻博士、今日はベルトをしているのでズボンは落ちてません。
「そうだ!マナビちゃんはこの鉛筆に書かれているアルファベットが何か知ってるかな?」
「えー?マナビ分かんないー」
「はははっそれじゃ教えてあげるよ、そのHとかBってのは芯の硬さを現しているんだよ」
「へぇーそうなんだー!」
「Bが柔らかくHが固い、後ろの数字が増えるとそれが更に凄くなるんだ」
「尻博士すごーい!」
「覚え方は『Hになると硬くなる』だよってマナビちゃんにはまだ分からないか」ハハハ
「ねぇねぇ、尻博士!一本だけFってのがあるよ?これは?」
マナビちゃんは鉛筆の中から一本だけあるFと書かれた鉛筆を取り出して聞きます。
尻博士はそれを見て顔を真っ青にして目を開きます。
「マナビちゃん…それはね…」
口隠った尻博士は一拍置いて話します。
「Fはね『Fake』の略でそれだけは正確には鉛筆じゃないんだ。黒色の色鉛筆なんだよ」
「へぇ~尻博士は何でも知ってるんだね~」
「はははっ、それじゃそろそろ帰らないとね」
尻博士に言われてマナビちゃんは笑顔で頷きます。
そして、手を振りながら家に向かって走っていきました。
今日も一つ賢くなったマナビちゃんなのでした。
※FはFIRMの略で意味はしっかりした。固さはBとHの中間です。
何故ならお母さんに新しい鉛筆セットを買って貰ったからです。
「おーい尻ー!いますかー?尻ー?」
「だからマナビちゃん尻って玄関で連呼するのは止めて!」
いつもの学校帰り、いつものようにマナビちゃんは尻博士のお家へ寄っていました。
「尻博士!これ!」
「わぉっ!新しい鉛筆セットじゃないか!」
「お母さんが買ってくれたの」
嬉しそうにそれを見せるマナビちゃんを微笑ましく見詰める尻博士、今日はベルトをしているのでズボンは落ちてません。
「そうだ!マナビちゃんはこの鉛筆に書かれているアルファベットが何か知ってるかな?」
「えー?マナビ分かんないー」
「はははっそれじゃ教えてあげるよ、そのHとかBってのは芯の硬さを現しているんだよ」
「へぇーそうなんだー!」
「Bが柔らかくHが固い、後ろの数字が増えるとそれが更に凄くなるんだ」
「尻博士すごーい!」
「覚え方は『Hになると硬くなる』だよってマナビちゃんにはまだ分からないか」ハハハ
「ねぇねぇ、尻博士!一本だけFってのがあるよ?これは?」
マナビちゃんは鉛筆の中から一本だけあるFと書かれた鉛筆を取り出して聞きます。
尻博士はそれを見て顔を真っ青にして目を開きます。
「マナビちゃん…それはね…」
口隠った尻博士は一拍置いて話します。
「Fはね『Fake』の略でそれだけは正確には鉛筆じゃないんだ。黒色の色鉛筆なんだよ」
「へぇ~尻博士は何でも知ってるんだね~」
「はははっ、それじゃそろそろ帰らないとね」
尻博士に言われてマナビちゃんは笑顔で頷きます。
そして、手を振りながら家に向かって走っていきました。
今日も一つ賢くなったマナビちゃんなのでした。
※FはFIRMの略で意味はしっかりした。固さはBとHの中間です。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる