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後編 絶倫冒険者、全力を出す!
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「あら?いらっしゃい。今日がメリッサの最終日ですもんね」
俺は再び淫獄の魔女の館に来ていた。
店内に入り、オーナーであるメルシーが出迎えてくれる。
その顔はまさに営業スマイルと言うしかない一点の曇りもない笑顔。
自然過ぎて違和感があるその笑みが俺を見上げる形で向けられていた。
「いや、今日は違うんだ」
噂では350歳と言うエルフのメルシーは見た目はまさしく少女。
その小さい体には尋常ではない程の魔力が渦巻いていた。
数日前の俺には分からなかったが、今ならそれを感じ取る事が出来た。
そもそもエルフと言う種族は妊娠しにくい事で有名である。
その理由は簡単、尋常でない魔力のせいで中に出した精子が死滅してしまうのだ。
そして、目の前のメルシーはエルフの中でも更に飛びぬけた魔力を持っているのだ。
俺はそんなメルシーの方を指差して告げた。
「君を・・・抱きに来た」
いつもとは違う個室に案内されメルシーは束ねていた髪を解いた。
綺麗な金髪がハラリと広がって腰まで降りた。
「先日言った通り私、高いですわよ?」
「あぁ、今日はたっぷり楽しめる様に用意してきたから安心してくれ」
そう言い俺は右手を前に差し出す。
これは収納内の通貨を相手と繋げて金銭の取引を行う『トレード』と呼ばれる魔法。
最初に定めたルールに乗っ取って契約を行う魔法でもあり、双方が了承した以外の金銭の移動は一切行われない魔法である。
「私の相手をしたいなんて男は本当久々だから楽しみだわ~」
「お手柔らかにお願いします」
少し緊張した面持ちで俺は脳内に流れてきたメルシーの料金表の通りの金額を一通り確認していく・・・
柔らかい彼女の手が俺と握手している間、ゆっくりと確認作業を行い、全てに了承したら俺が彼女の手の甲にキスをして契約成立である。
俺は最後の一項目をしっかりと確認して彼女の手の甲にキスをした。
「はい、それじゃあたっぷりと楽しませて貰うわよ。ところで姿はこのままが良いかしら?」
「いえ、出来れば俺と同じくらいの身長で・・・」
そう言うとメルシーは魔法を使い自身の体を大人の姿へと変化させた。
白い肌に長い金髪から見える尖った耳、幼さの残る少女から成人を迎えた女性に変身した彼女は微笑みながら俺に抱き着いてきた。
この姿を変えるという事だけで10万ゴルドと言うのだから、この時点で開始の1時間分と合わせて15万ゴルドが俺の収納から支払われた。
「それじゃあ楽しませてね」
そう言って俺の口が彼女の唇に塞がれた。
甘い香りに包まれてそのままベットに押し倒される。
変身した時に白いネグリジェに変わっていたメルシーの体温が肌に感じられた。
そのまま濃密なキスを楽しみながらお互いの手が全身を愛撫し合う。
「はぁ・・・んっ・・・んはぁ・・・」
柔らかい彼女の肌は張りがあり、俺の指に反応してビクビクっと体を震わせる。
演技なのか本気なのかは分からない、ただ分かるのは収納内の残高が何かをするたびに減っているという事・・・
女性の体の部位に触れるだけで一定金額が取られるのだ、と言っても徴収されるのは最初の1回だけではあるが・・・
「んふふ・・・本当にしっかりお金を用意してきてくれた様ね、嬉しいわ♡」
「勿論さ、君を抱くのだからね」
そう言って俺は彼女と上下を入れ替えて再び濃厚なキスを行う。
ネグリジェの中に手を入れ胸を優しく揉んだ。
「あんっ♡」
「随分敏感なんだね?」
「それはそうよ、久しぶりだもの♡」
まだキスをして体を手で愛撫して胸を揉んだだけ。
にも関わらずメルシーが発情しているのが直ぐに分かった。
そもそもこの淫獄の魔女の館のオーナーをやっているのだからHが嫌いな訳が無いのだ。
「今日は沢山搾り取ってあげるわ♡」
「それは俺の精液か?それとも金か?」
「どっちも♡」
そう言ってメルシーの手が俺の下腹部に伸びた。
既に勃起していた俺のアソコを彼女の手が捕らえた。
「あら?うふふ・・・ここは喜んでいる様ね♡」
「そりゃそうさ、今から君にたっぷりと味わって貰うんだから」
「あぁ・・・楽しみだわ♡」
そう言いメルシーは俺の顔から舌を這わせて首、胸、腹と移動してく・・・
何時の間にか横に寝かされていた俺の体を、彼女の舌が流れる様に移動していくのだ。
とんでもない快感であった。
「うふふっまだ出しちゃ駄目よ♡」
「うぉっ?!」
キュッと俺のアソコが握られた。
まだ射精する程では無かったのだが、突然の刺激に逆にイキそうになってしまった。
だがそれを阻止するかのようにメルシーが根元をしっかりと握り・・・先端を口に咥えた。
「んふふ・・・♡」
舌先が先端を舐めこちらを見上げる形で見つめてきた。
何と言う魔性の色気、これが350年の力か?!
だが、まだ出すわけにはいかない!
料金表によれば、口内射精&精飲で30万ゴルドなのだ。
「ん~ぱっ♡ 本当に元気ね、もしかしたら私を初めて妊娠させられるかもしれないわね♡」
そう言って俺の勃起したアソコに頬擦りをするメルシー。
俺のを味わう彼女に好き勝手させていたら駄目だと俺も動く事にした。
「あら?私にもしてくれるの?嬉しいわ♡」
料金表によればクンニも5万ゴルド、だが俺は迷わず行為に及んだ。
その間メルシーも俺のアソコを舐めて扱き上げる。
俗に言う69と言う体位で互いの性器を舐め合う、メルシーが上に居る事で俺の方が不利な体勢なのは仕方ないが、それでも彼女のフェラチオは凄かった。
だが・・・
「イイ♡ アッアッ♡」ビクッビクビクッ
俺の方も負けてはいなかった。
メルシーの腰と尻にやって手に力を入れて俺の体に密着させアソコの味をたっぷりと堪能する。
ただ舐めるのではなく、部分部分に強弱を付けて時には甘噛みや吸うと言った変化も加えて!
その結果、段々とメルシーの口が俺のアソコを舐めるのよりも喘ぐ声を出す方が多くなってきた。
「待って・・・待って! ・・・くるっ!!」
そして、いきなりの絶頂。だがこれもメルシーの作戦なのだろう。
クンニで絶頂させたら追加料金なのだから・・・
これ程金のかかる相手なのだから今まで相手が居なかったのかもしれない。
もしかしたらこのまま最後までするのを何とかやめさせようとしていないか?
「ぅぁ・・・ぁぁあ♡」ブルブル・・・
絶頂の余韻に浸って俺の性器から手が離れた。
それを見て予想は確信へと変化していく・・・
こんな風俗店を営業しているオーナーだというのにもしかして・・・
俺はヒクヒクと痙攣を繰り返す彼女に覆いかぶさった。
「ちょっ・・・ちょっと待って!分かってるの?!私に挿入するという事は・・・」
「生SEXは30万ゴルド・・・だろ?」
そこまで言って俺は性器を一気に挿入した!
突然の行動に目に涙を浮かべ目を見開くメルシー。
そして、何かが破れて突き抜ける感触が下半身に走った。
そう・・・彼女は・・・
「うあッ はっ んんっ・・・ い・・・痛・・・った」
「やっぱりか・・・メルシーは350歳だというのに処女だったんだね?」
「ひぐぅ・・・ぅぅ・・・ち・・・違・・・ぅぅぅ・・・」
ミチミチとアソコが広がる音が小さく響き、俺の性器が徐々に奥へと侵入していく・・・
顔を歪ませるメルシーは俺の肩に手をやって物凄い力で爪が肩に食い込んできていた。
そして、俺の収納内で金がどんどん移動していく・・・
「さて、時間も勿体ないし続けるよ」
「うぁっ・・・な・・・なんで・・・」
「変な追加契約させられたら困るから・・・ねっ!」
「あっ♡ あ”―――ッ♡ あっぴっ♡」
ぱちゅっぱちゅっと腰が奥へ行くたびに玉がメルシーのお尻に当たる音が響く。
最初は痛がっていたメルシーだったが、直ぐに喘ぎだした事で俺の予想が外れていたのが証明される・・・
「んぁっ♡ ぁぁぁっ♡ しょ・・・処女膜は変身する時に・・・あぁっ♡ 任意で付けられる・・・ んんっ♡ んはぁ♡」
「なーんだ。だったら・・・手加減する必要はない・・・よね!」
「ひあっ♡ だめぇっー!!」ズプッズチュッ!
俺は一番奥への挿入手前で腰を動かしていたのを一気に奥まで挿入するように変えた!
処女相手にやり過ぎると辛いだろうと思っての事だったのだが、そんな気遣いは無用だったようである。
「もっと・・・強く! もっと早く突いてっ♡」
最初の痛がっていた様子はどこへやら、何処か余裕すらも見せる彼女に俺は容赦なく腰を突き動かす!
「あ”あっ♡ あ”っ♡ ぅあッ♡ 気持ちいいの!」
気付けばメルシーの足が俺の腰の後ろでしっかりと組まれ、俺の腰の逃げ場を無くし抜かせないようにしていた。
どうしても中出しさせて俺から更に金を搾り取ろうとしているのだろう。
だが・・・それがどうした!
そう考え俺は抜く気が無いと、中に注ぐと伝える為に口に出した言ってやった!
「メルシー締めすぎ!もっもう・・・っ」
「ダメ・・・我慢して・・・」
「もう射精るッ・・・」
「うぁっん♡ 射精してもいいよ♡ でも・・・んっはぁっ♡ 抜いちゃやだ! あ”っ♡」
また予想外の言葉、そしてそれに俺の興奮は掻き立てられ予想外のタイミングで精を放ってしまった!
「うぁっ?!」どぎゅっ!
「イ”ッ♡ あ”あっ♡ びっ・・・♡」ドク・・・ドク・・・ドク・・・
お互い同時に何かを言いそうになったのだが、突然思い立ったように互いの唇を繋がったまま重ねた!
上と下が共に一つに繋がった状態、そこで互いに体液を上下両方で交換していく・・・
メルシーの中に予想以上の精液が注がれ、それを感じているのかメルシーは俺の射精のタイミングに合わせて全身を引くつかせる。
ほんの少しの間、俺達は本当に一つになったかのような感覚に陥った。
それが心地よかったのか、メルシーは甘えた様に告げる・・・
「まだ足りないよ♡ もっと・・・イかせて♡ ね? もう一回♡」
「あぁ、俺も今日は残高が空になるまで頑張ってやるよ!」
「嬉しい♡ 中に注いでくれたのが漏れないようにしっかり塞いでね♡」
再びのキス、そしてそのまま俺達は2回戦に突入した。
勿論、制限時間が1時間ごとに1時間の料金が増えていくのと同じように、SEXの回数でも料金は増加していく・・・
俺の金が尽きた時、魔法の結界で俺達は無理やり引き離される、だからそれまで搾り取ろうとメルシーは考えているのだろう。
だったら、俺はそれに付き合ってやるまで・・・だっ!
ぱぢゅっと言う音と共に再び奥まで挿入した俺、それに反応しメルシーはびくッと反応を示した。
今度は胸をギュウッと握り、揉み、こねくり回しながら腰を突き動かし続ける!
「あぁっ♡ こんなの♡ クセに♡ なっちゃう♡」
「漏れないように俺の精液を奥に押し込んで・・・やるっ!」
「あふっ♡ 太いっ♡ 奥まで届くっ♡」
精液と愛液、それに破瓜の血が混じって滑る結合部から響く音よりも互いの息遣いと喘ぎが大きくなっていく・・・
互いに全身に汗をかき、満たされていく快感に腰を激しく動かし続ける!
「あ”―――~~~♡ いく♡ またイく♡ もーイってるぅぅ♡」
「お、俺もまた・・・でそ・・・」
「お願いっ♡ 一緒・・・一緒にイっくぅ・・・ッ♡」
2度目の射精、それも再び中出し。
お互いに抱き合いながら体を密着させ注がれる精液、メルシーは2度目の中出しだというのに俺の腰から足を離さない。
だから俺も出し切る前に続ける事にした!
「おおおっ?! う、うそっ♡ ま、まだこんなに大きくなって♡」
「おおおおおおお!!!!」
「ああああっ♡ 凄いっ♡ ちゃんと妊娠するまでメルシーの子宮を君の子種でいっぱい満たしてぇぇ♡」
3回目の連続SEX、しかしメルシーの発言にはやはりどこか演技めいたものが感じられた。
そう、まだ彼女は余力を残しているのだ。
だから、俺は少し本気を出す事に・・・した!
「きゃふっ?!えっ?!また射精?!」
「まだまだぁぁ!!」どぴゅっどぴゅっ
「子宮もいっぱいになってるのに止まらないの?!」
続けて3回目の射精をいきなり行った。
既に俺の精液が子宮内に押し込まれているのだろう、少しメルシーの下腹がポッコリしてきたのが分かった。
だが、俺はそんな事お構いなしに腰を突き動かし続ける!
「ああっ!?嘘!出しながらパコってる!?」
「おらおらおらおらー!!!」
「ひゃうっ?! んぁっ あっ はひぃぃ♡」
先程までの喘ぎとは違う少し裏返った声、これが、これこそがメルシーの生喘ぎなのだ!
俺はそのまま止まらず腰を突き動かし続ける!
そして、彼女はやっとそこで気付く・・・
「や”ぁっ♡ なっなんでっ?! あ♡あ”♡ あおあ♡ おっイグ・・・♡ イ・・・♡」
「うぉぉぉおおおおお!!」
「まだイ・・・♡ イクイク♡ イ・・・グ・・・♡」
だが、その思考も直ぐに定まらなくなり喘ぐだけの雌に戻る。
当然この頃には俺の腰を固定していた足も外れている、だが俺は休む事無く続ける!
「ん”おびあ”ぁあ♡ あぁあああ」ドプドプドプドプ
「まだだぁああああ!!!」
優しさなんて皆無で暴力的なまでの性欲を叩きつける獣の様な男の塊みたいなセックス!
しかもメルシーも気付いたであろうが、徐々に精液を注ぎ込むたびにその精液に魔力を混入していっているのだ!
「んお♡ あ”っ♡ あ”あ”あ”ぁぁ♡」ドクンドクンドクドクン
そして、何より射精が始まっても腰を止めず、射精が終わる頃には次の射精が始まる!
延々と続く中出しによって子宮内に入りきらなかった精液が溢れるかと彼女も思ったのだろう。
だが彼女と俺の魔力が彼女の子宮内で相殺されて消える際に魔力の薄い精液は消滅する。
だから延々と彼女の中には徐々に魔力が濃くなった精液が注がれ続けるのである!
「あっ♡ あっあ”っあぁぁ♡ こ、こんなの・・・こんなの知らない♡」
「まだまだいくぞぉおおお!!」
(もう・・・っ♡ こんなの体験したら・・・♡ 戻れない・・・♡)
遂に言葉が出なくなるメルシー、彼女も絶頂が終わる前に次の絶頂が始まりだしたのであろう。
口を開けて、何かを叫ぼうとするのだが声にならない、ただただ腰の動きに合わせて喘ぐ声だけが口から洩れていた。
「ん”おおおおお♡♡♡♡」
そして、ついに彼女の魔力が俺の精子を殺しきれなくなり出した。
そこからは簡単なお仕事である、気が狂ったように彼女をヨガらせ続ければいいのである!
「ん”ひぃィッ♡ お”お”ぉんっ♡♡ あ”っ♡ お”ぴぁっ♡」
何度も、何度も射精しながらのピストンを続け既に白目を剥いて絶頂するだけになっているメルシーの中へ注ぎ続けた。
「い”く・・・っ♡ い”・・・ぐッ♡ ウ”・・・♡ッ ん”ッ♡ あ”・・・♡はッ あ”ウ・・・ッ♡」
どれ程の回数、どれ程の時間メルシーとSEXをしていたのかはもう分からない。
ただ一ついえる事は・・・
「あ”・・・ッ♡ はっ・・・♡」ビクビクンビクビクン
既にメルシーは完全に堕ちて、多分孕んでいるという事である。
魔力を徐々に込め続け、気が付けば彼女の総魔力量の10倍ほどの魔力を込めて中に注いでいたのだから。
そして、ここまで俺が彼女に対してSEXし続けれた理由、それが・・・カジノで手に入れた人体強化薬のお陰である。
カジノが全て魔動機相手にコイン取引も景品交換取引も行えた為に俺はとんでもない量の人体強化薬を手に入れ使用していたのだ。
「能力測定は行ってないけど、確実にSランクは余裕で超えているよなこれ・・・」
既にメリッサ相手に何度もSEXした疲労は完全に完治していた。
冒険者ギルドの窓口で交換を行う場合は購入者はチェックされるものだが、カジノではそれが無かったのも幸いした。
お陰で、1ゴルドで手に入れたコインを使い、景品と交換してそれを転売する。
これを数日間繰り返し行った結果、今の俺となったわけである。
「あははっ所持金残高78億6031万200ゴルドか・・・」
これだけあれば余裕である、なので俺は未だ痙攣しながら意識の無いメリッサに近づきに右手を握る・・・
「メルシーを出してくれ」
メリッサがここのオーナーであるから行為を行う相手をこうやって簡略的に選べるようにしてくれていたのも幸いした。
俺の子を宿したであろう彼女をゆっくりと休ませる事が出来るからだ。
俺との契約が終わり、所持金からメルシーの分の金額が差し引かれ彼女が呼び出される。
俺はそれを全裸のまま待つ事にした。
「えっ?貴方もしかして・・・?」
「迎えに来たよメルシー、今から君にも俺の子を宿してもらう」
「う・・・そ・・・」
魔女として選ばれた者は魔力が子を宿しにくくするのを知っている。
だが、自分よりも遥かに高い魔力を持つはずのメリッサがそこで絶頂痙攣している様を見ればすぐに理解した。
俺がこの短時間にそれほどの力をどうやってか手に入れたという事を。
「で、でも私・・・もう汚れた体になっちゃって・・・」
「大丈夫、俺がこれから綺麗にしてやるから」
そう言って彼女の手を引いた。
金銭は既に支払い済み、だから俺達を拒むものは何もない。
そのままベットに彼女を押し倒し・・・
「ふっぐっんんっっう♡ こんなのだめぇ・・・っ♡ だめぇ・・う♡」
そのまま行為を始めた。
優しく彼女を決して傷つけず壊さないように、愛を最大まで込めたSEX。
「は・・・っく♡」
しかし決して手は抜かない、俺は彼女の為にここまでしたのだから・・・
「あっ♡ あ♡ いっ・・・く♡」
手で口で何度も何度も彼女の体とアソコをほぐしていく・・・
連続で何度も絶頂しているメルシーに決して無理はさせないよう休ませながらゆっくりとゆっくりと愛していく・・・
やがて顔も体もアソコも蕩けた頃合いを見計らい、俺は彼女に告げた。
「メリッサ、俺は今から君を孕ませる。もし俺と一緒に生きたくないんだったら断ってくれ」
その言葉にメリッサは虚ろなままこちらを見詰める・・・
自分が侯爵家に買われ、子を産む道具として飼われる人生が決まっている彼女・・・
その人生を選ぶか、俺を選ぶかを彼女自身に決めさせるのだ。
そう告げて見詰めた俺に対してメリッサは・・・
「私は貴方の事を信じていたのよ」
そう言って抱き着き口づけを交わしてきた。
そして、そのまま俺はメリッサの中に自分のを挿入した。
既にメルシーと何時間も行為に及んだのにも関わらず勃起しているそれはすんなり彼女の中に入り・・・
「あっひ♡ あっあっんっ♡ んぁ♡」
小刻みの良いリズムと共に喘ぎ声が漏れ出した。
メルシーとはまた違った快感が駆け巡り俺の性欲が爆発する!
「あっっ♡ ふぁあっ♡」
「メリッサ、イクっ!」
「はぁぁう♡ あっ・・・ん・・・♡ ん♡ あっ♡ あ♡」ドクッドクッドクッドクッ
抱き合ったままメリッサの中に精液を注ぎ込む。
超回復により既に補充された精液は一気にメリッサの子宮へと到達し彼女の卵子を責め立てる。
だが・・・
「染み込んでくるぅ♡・・・で、でも・・・もっと、お願い・・・私を・・・オーナーと同じだけ・・・愛して♡」
それは彼女なりの我儘だったのだろう、自分が一番だと俺に伝えたかったのだ。
だから俺は・・・
「あっ!! あっ!!! うあッ!! いっ♡♡」
「まだまだぁ!!!」
メリッサの中から抜くことなく何度も何度も彼女の中に射精を繰り返す。
「あッ♡ あぁ♡ らぁ―――♡♡♡」ドクン・・・ドクン・・・ドクン・・・ドクン・・・
彼女の望む通り延々と・・・延々と・・・メルシーよりも多く長い時間続ける為に俺は腰を動かし続ける・・・
「ハッ♡ハッ♡ハッ♡ハッ♡」パン!パン!パン!パン!
二人の呼吸が体が混ざり合い一つになっていくような快感の中、何度も何度も彼女の中に精を放つ。
気付けば優しさなどどこへやら、お互いを貪り喰らう如く愛し合い続けていた。
「あ”っ♡ んひぃ♡ んはぁん♡」
それでも意識が飛ぶような強さでは犯しはしなかった。
そうして再びセックスをし続けて・・・
「あれ?」
ベットで寝ていた筈のメルシーが居ない事に気が付いた。
それと共にメリッサが精魂尽き果てたのか、安らかな寝息を喘ぎながら立てているのに気が付く・・・
「犯り過ぎた・・・な」
「全くよ!」
後ろから声が聞こえ振り返るとそこには子供の姿に戻ったメルシーが居た。
「全く、私にあんな世界を見せてくれちゃって・・・責任とっても貰うからね!」
「あっあぁ・・・それは別にいいけど・・・」
当然金には余裕もあるしと思ったのだが・・・
「そこのメリッサと一緒に3人で結婚するって言質取ったからね!」
そう言い残して何処かへ駆けていくメルシー。
俺は一つ大きくため息を吐いてから体液でドロドロになった愛する人の頭を撫でて額にキスをする。
「彼女は取り戻したんだ、もう何も怖い物は無いさ」
孕ませた上に、メリッサから買い取り妻にする許可も貰ったという事で俺は愛する人に微笑みかける。
だが、俺はまだ知らなかった・・・
冒険者ギルドにて・・・
「なにっ?!詐欺を働いてカジノのコインを不当に入手した者が居るだと?!しかも景品もごっそりやられたのか?!」
自分がやった事件の犯人を探す依頼が張り出された事と・・・
エルフの村にて・・・
「街に我々の同胞を容易く孕ませる程の魔力を持つ人間の男が見つかったそうだ!」
子孫を残す為にあらゆる手を尽くそうと考えるエルフ達に狙われ始める事を・・・
完
俺は再び淫獄の魔女の館に来ていた。
店内に入り、オーナーであるメルシーが出迎えてくれる。
その顔はまさに営業スマイルと言うしかない一点の曇りもない笑顔。
自然過ぎて違和感があるその笑みが俺を見上げる形で向けられていた。
「いや、今日は違うんだ」
噂では350歳と言うエルフのメルシーは見た目はまさしく少女。
その小さい体には尋常ではない程の魔力が渦巻いていた。
数日前の俺には分からなかったが、今ならそれを感じ取る事が出来た。
そもそもエルフと言う種族は妊娠しにくい事で有名である。
その理由は簡単、尋常でない魔力のせいで中に出した精子が死滅してしまうのだ。
そして、目の前のメルシーはエルフの中でも更に飛びぬけた魔力を持っているのだ。
俺はそんなメルシーの方を指差して告げた。
「君を・・・抱きに来た」
いつもとは違う個室に案内されメルシーは束ねていた髪を解いた。
綺麗な金髪がハラリと広がって腰まで降りた。
「先日言った通り私、高いですわよ?」
「あぁ、今日はたっぷり楽しめる様に用意してきたから安心してくれ」
そう言い俺は右手を前に差し出す。
これは収納内の通貨を相手と繋げて金銭の取引を行う『トレード』と呼ばれる魔法。
最初に定めたルールに乗っ取って契約を行う魔法でもあり、双方が了承した以外の金銭の移動は一切行われない魔法である。
「私の相手をしたいなんて男は本当久々だから楽しみだわ~」
「お手柔らかにお願いします」
少し緊張した面持ちで俺は脳内に流れてきたメルシーの料金表の通りの金額を一通り確認していく・・・
柔らかい彼女の手が俺と握手している間、ゆっくりと確認作業を行い、全てに了承したら俺が彼女の手の甲にキスをして契約成立である。
俺は最後の一項目をしっかりと確認して彼女の手の甲にキスをした。
「はい、それじゃあたっぷりと楽しませて貰うわよ。ところで姿はこのままが良いかしら?」
「いえ、出来れば俺と同じくらいの身長で・・・」
そう言うとメルシーは魔法を使い自身の体を大人の姿へと変化させた。
白い肌に長い金髪から見える尖った耳、幼さの残る少女から成人を迎えた女性に変身した彼女は微笑みながら俺に抱き着いてきた。
この姿を変えるという事だけで10万ゴルドと言うのだから、この時点で開始の1時間分と合わせて15万ゴルドが俺の収納から支払われた。
「それじゃあ楽しませてね」
そう言って俺の口が彼女の唇に塞がれた。
甘い香りに包まれてそのままベットに押し倒される。
変身した時に白いネグリジェに変わっていたメルシーの体温が肌に感じられた。
そのまま濃密なキスを楽しみながらお互いの手が全身を愛撫し合う。
「はぁ・・・んっ・・・んはぁ・・・」
柔らかい彼女の肌は張りがあり、俺の指に反応してビクビクっと体を震わせる。
演技なのか本気なのかは分からない、ただ分かるのは収納内の残高が何かをするたびに減っているという事・・・
女性の体の部位に触れるだけで一定金額が取られるのだ、と言っても徴収されるのは最初の1回だけではあるが・・・
「んふふ・・・本当にしっかりお金を用意してきてくれた様ね、嬉しいわ♡」
「勿論さ、君を抱くのだからね」
そう言って俺は彼女と上下を入れ替えて再び濃厚なキスを行う。
ネグリジェの中に手を入れ胸を優しく揉んだ。
「あんっ♡」
「随分敏感なんだね?」
「それはそうよ、久しぶりだもの♡」
まだキスをして体を手で愛撫して胸を揉んだだけ。
にも関わらずメルシーが発情しているのが直ぐに分かった。
そもそもこの淫獄の魔女の館のオーナーをやっているのだからHが嫌いな訳が無いのだ。
「今日は沢山搾り取ってあげるわ♡」
「それは俺の精液か?それとも金か?」
「どっちも♡」
そう言ってメルシーの手が俺の下腹部に伸びた。
既に勃起していた俺のアソコを彼女の手が捕らえた。
「あら?うふふ・・・ここは喜んでいる様ね♡」
「そりゃそうさ、今から君にたっぷりと味わって貰うんだから」
「あぁ・・・楽しみだわ♡」
そう言いメルシーは俺の顔から舌を這わせて首、胸、腹と移動してく・・・
何時の間にか横に寝かされていた俺の体を、彼女の舌が流れる様に移動していくのだ。
とんでもない快感であった。
「うふふっまだ出しちゃ駄目よ♡」
「うぉっ?!」
キュッと俺のアソコが握られた。
まだ射精する程では無かったのだが、突然の刺激に逆にイキそうになってしまった。
だがそれを阻止するかのようにメルシーが根元をしっかりと握り・・・先端を口に咥えた。
「んふふ・・・♡」
舌先が先端を舐めこちらを見上げる形で見つめてきた。
何と言う魔性の色気、これが350年の力か?!
だが、まだ出すわけにはいかない!
料金表によれば、口内射精&精飲で30万ゴルドなのだ。
「ん~ぱっ♡ 本当に元気ね、もしかしたら私を初めて妊娠させられるかもしれないわね♡」
そう言って俺の勃起したアソコに頬擦りをするメルシー。
俺のを味わう彼女に好き勝手させていたら駄目だと俺も動く事にした。
「あら?私にもしてくれるの?嬉しいわ♡」
料金表によればクンニも5万ゴルド、だが俺は迷わず行為に及んだ。
その間メルシーも俺のアソコを舐めて扱き上げる。
俗に言う69と言う体位で互いの性器を舐め合う、メルシーが上に居る事で俺の方が不利な体勢なのは仕方ないが、それでも彼女のフェラチオは凄かった。
だが・・・
「イイ♡ アッアッ♡」ビクッビクビクッ
俺の方も負けてはいなかった。
メルシーの腰と尻にやって手に力を入れて俺の体に密着させアソコの味をたっぷりと堪能する。
ただ舐めるのではなく、部分部分に強弱を付けて時には甘噛みや吸うと言った変化も加えて!
その結果、段々とメルシーの口が俺のアソコを舐めるのよりも喘ぐ声を出す方が多くなってきた。
「待って・・・待って! ・・・くるっ!!」
そして、いきなりの絶頂。だがこれもメルシーの作戦なのだろう。
クンニで絶頂させたら追加料金なのだから・・・
これ程金のかかる相手なのだから今まで相手が居なかったのかもしれない。
もしかしたらこのまま最後までするのを何とかやめさせようとしていないか?
「ぅぁ・・・ぁぁあ♡」ブルブル・・・
絶頂の余韻に浸って俺の性器から手が離れた。
それを見て予想は確信へと変化していく・・・
こんな風俗店を営業しているオーナーだというのにもしかして・・・
俺はヒクヒクと痙攣を繰り返す彼女に覆いかぶさった。
「ちょっ・・・ちょっと待って!分かってるの?!私に挿入するという事は・・・」
「生SEXは30万ゴルド・・・だろ?」
そこまで言って俺は性器を一気に挿入した!
突然の行動に目に涙を浮かべ目を見開くメルシー。
そして、何かが破れて突き抜ける感触が下半身に走った。
そう・・・彼女は・・・
「うあッ はっ んんっ・・・ い・・・痛・・・った」
「やっぱりか・・・メルシーは350歳だというのに処女だったんだね?」
「ひぐぅ・・・ぅぅ・・・ち・・・違・・・ぅぅぅ・・・」
ミチミチとアソコが広がる音が小さく響き、俺の性器が徐々に奥へと侵入していく・・・
顔を歪ませるメルシーは俺の肩に手をやって物凄い力で爪が肩に食い込んできていた。
そして、俺の収納内で金がどんどん移動していく・・・
「さて、時間も勿体ないし続けるよ」
「うぁっ・・・な・・・なんで・・・」
「変な追加契約させられたら困るから・・・ねっ!」
「あっ♡ あ”―――ッ♡ あっぴっ♡」
ぱちゅっぱちゅっと腰が奥へ行くたびに玉がメルシーのお尻に当たる音が響く。
最初は痛がっていたメルシーだったが、直ぐに喘ぎだした事で俺の予想が外れていたのが証明される・・・
「んぁっ♡ ぁぁぁっ♡ しょ・・・処女膜は変身する時に・・・あぁっ♡ 任意で付けられる・・・ んんっ♡ んはぁ♡」
「なーんだ。だったら・・・手加減する必要はない・・・よね!」
「ひあっ♡ だめぇっー!!」ズプッズチュッ!
俺は一番奥への挿入手前で腰を動かしていたのを一気に奥まで挿入するように変えた!
処女相手にやり過ぎると辛いだろうと思っての事だったのだが、そんな気遣いは無用だったようである。
「もっと・・・強く! もっと早く突いてっ♡」
最初の痛がっていた様子はどこへやら、何処か余裕すらも見せる彼女に俺は容赦なく腰を突き動かす!
「あ”あっ♡ あ”っ♡ ぅあッ♡ 気持ちいいの!」
気付けばメルシーの足が俺の腰の後ろでしっかりと組まれ、俺の腰の逃げ場を無くし抜かせないようにしていた。
どうしても中出しさせて俺から更に金を搾り取ろうとしているのだろう。
だが・・・それがどうした!
そう考え俺は抜く気が無いと、中に注ぐと伝える為に口に出した言ってやった!
「メルシー締めすぎ!もっもう・・・っ」
「ダメ・・・我慢して・・・」
「もう射精るッ・・・」
「うぁっん♡ 射精してもいいよ♡ でも・・・んっはぁっ♡ 抜いちゃやだ! あ”っ♡」
また予想外の言葉、そしてそれに俺の興奮は掻き立てられ予想外のタイミングで精を放ってしまった!
「うぁっ?!」どぎゅっ!
「イ”ッ♡ あ”あっ♡ びっ・・・♡」ドク・・・ドク・・・ドク・・・
お互い同時に何かを言いそうになったのだが、突然思い立ったように互いの唇を繋がったまま重ねた!
上と下が共に一つに繋がった状態、そこで互いに体液を上下両方で交換していく・・・
メルシーの中に予想以上の精液が注がれ、それを感じているのかメルシーは俺の射精のタイミングに合わせて全身を引くつかせる。
ほんの少しの間、俺達は本当に一つになったかのような感覚に陥った。
それが心地よかったのか、メルシーは甘えた様に告げる・・・
「まだ足りないよ♡ もっと・・・イかせて♡ ね? もう一回♡」
「あぁ、俺も今日は残高が空になるまで頑張ってやるよ!」
「嬉しい♡ 中に注いでくれたのが漏れないようにしっかり塞いでね♡」
再びのキス、そしてそのまま俺達は2回戦に突入した。
勿論、制限時間が1時間ごとに1時間の料金が増えていくのと同じように、SEXの回数でも料金は増加していく・・・
俺の金が尽きた時、魔法の結界で俺達は無理やり引き離される、だからそれまで搾り取ろうとメルシーは考えているのだろう。
だったら、俺はそれに付き合ってやるまで・・・だっ!
ぱぢゅっと言う音と共に再び奥まで挿入した俺、それに反応しメルシーはびくッと反応を示した。
今度は胸をギュウッと握り、揉み、こねくり回しながら腰を突き動かし続ける!
「あぁっ♡ こんなの♡ クセに♡ なっちゃう♡」
「漏れないように俺の精液を奥に押し込んで・・・やるっ!」
「あふっ♡ 太いっ♡ 奥まで届くっ♡」
精液と愛液、それに破瓜の血が混じって滑る結合部から響く音よりも互いの息遣いと喘ぎが大きくなっていく・・・
互いに全身に汗をかき、満たされていく快感に腰を激しく動かし続ける!
「あ”―――~~~♡ いく♡ またイく♡ もーイってるぅぅ♡」
「お、俺もまた・・・でそ・・・」
「お願いっ♡ 一緒・・・一緒にイっくぅ・・・ッ♡」
2度目の射精、それも再び中出し。
お互いに抱き合いながら体を密着させ注がれる精液、メルシーは2度目の中出しだというのに俺の腰から足を離さない。
だから俺も出し切る前に続ける事にした!
「おおおっ?! う、うそっ♡ ま、まだこんなに大きくなって♡」
「おおおおおおお!!!!」
「ああああっ♡ 凄いっ♡ ちゃんと妊娠するまでメルシーの子宮を君の子種でいっぱい満たしてぇぇ♡」
3回目の連続SEX、しかしメルシーの発言にはやはりどこか演技めいたものが感じられた。
そう、まだ彼女は余力を残しているのだ。
だから、俺は少し本気を出す事に・・・した!
「きゃふっ?!えっ?!また射精?!」
「まだまだぁぁ!!」どぴゅっどぴゅっ
「子宮もいっぱいになってるのに止まらないの?!」
続けて3回目の射精をいきなり行った。
既に俺の精液が子宮内に押し込まれているのだろう、少しメルシーの下腹がポッコリしてきたのが分かった。
だが、俺はそんな事お構いなしに腰を突き動かし続ける!
「ああっ!?嘘!出しながらパコってる!?」
「おらおらおらおらー!!!」
「ひゃうっ?! んぁっ あっ はひぃぃ♡」
先程までの喘ぎとは違う少し裏返った声、これが、これこそがメルシーの生喘ぎなのだ!
俺はそのまま止まらず腰を突き動かし続ける!
そして、彼女はやっとそこで気付く・・・
「や”ぁっ♡ なっなんでっ?! あ♡あ”♡ あおあ♡ おっイグ・・・♡ イ・・・♡」
「うぉぉぉおおおおお!!」
「まだイ・・・♡ イクイク♡ イ・・・グ・・・♡」
だが、その思考も直ぐに定まらなくなり喘ぐだけの雌に戻る。
当然この頃には俺の腰を固定していた足も外れている、だが俺は休む事無く続ける!
「ん”おびあ”ぁあ♡ あぁあああ」ドプドプドプドプ
「まだだぁああああ!!!」
優しさなんて皆無で暴力的なまでの性欲を叩きつける獣の様な男の塊みたいなセックス!
しかもメルシーも気付いたであろうが、徐々に精液を注ぎ込むたびにその精液に魔力を混入していっているのだ!
「んお♡ あ”っ♡ あ”あ”あ”ぁぁ♡」ドクンドクンドクドクン
そして、何より射精が始まっても腰を止めず、射精が終わる頃には次の射精が始まる!
延々と続く中出しによって子宮内に入りきらなかった精液が溢れるかと彼女も思ったのだろう。
だが彼女と俺の魔力が彼女の子宮内で相殺されて消える際に魔力の薄い精液は消滅する。
だから延々と彼女の中には徐々に魔力が濃くなった精液が注がれ続けるのである!
「あっ♡ あっあ”っあぁぁ♡ こ、こんなの・・・こんなの知らない♡」
「まだまだいくぞぉおおお!!」
(もう・・・っ♡ こんなの体験したら・・・♡ 戻れない・・・♡)
遂に言葉が出なくなるメルシー、彼女も絶頂が終わる前に次の絶頂が始まりだしたのであろう。
口を開けて、何かを叫ぼうとするのだが声にならない、ただただ腰の動きに合わせて喘ぐ声だけが口から洩れていた。
「ん”おおおおお♡♡♡♡」
そして、ついに彼女の魔力が俺の精子を殺しきれなくなり出した。
そこからは簡単なお仕事である、気が狂ったように彼女をヨガらせ続ければいいのである!
「ん”ひぃィッ♡ お”お”ぉんっ♡♡ あ”っ♡ お”ぴぁっ♡」
何度も、何度も射精しながらのピストンを続け既に白目を剥いて絶頂するだけになっているメルシーの中へ注ぎ続けた。
「い”く・・・っ♡ い”・・・ぐッ♡ ウ”・・・♡ッ ん”ッ♡ あ”・・・♡はッ あ”ウ・・・ッ♡」
どれ程の回数、どれ程の時間メルシーとSEXをしていたのかはもう分からない。
ただ一ついえる事は・・・
「あ”・・・ッ♡ はっ・・・♡」ビクビクンビクビクン
既にメルシーは完全に堕ちて、多分孕んでいるという事である。
魔力を徐々に込め続け、気が付けば彼女の総魔力量の10倍ほどの魔力を込めて中に注いでいたのだから。
そして、ここまで俺が彼女に対してSEXし続けれた理由、それが・・・カジノで手に入れた人体強化薬のお陰である。
カジノが全て魔動機相手にコイン取引も景品交換取引も行えた為に俺はとんでもない量の人体強化薬を手に入れ使用していたのだ。
「能力測定は行ってないけど、確実にSランクは余裕で超えているよなこれ・・・」
既にメリッサ相手に何度もSEXした疲労は完全に完治していた。
冒険者ギルドの窓口で交換を行う場合は購入者はチェックされるものだが、カジノではそれが無かったのも幸いした。
お陰で、1ゴルドで手に入れたコインを使い、景品と交換してそれを転売する。
これを数日間繰り返し行った結果、今の俺となったわけである。
「あははっ所持金残高78億6031万200ゴルドか・・・」
これだけあれば余裕である、なので俺は未だ痙攣しながら意識の無いメリッサに近づきに右手を握る・・・
「メルシーを出してくれ」
メリッサがここのオーナーであるから行為を行う相手をこうやって簡略的に選べるようにしてくれていたのも幸いした。
俺の子を宿したであろう彼女をゆっくりと休ませる事が出来るからだ。
俺との契約が終わり、所持金からメルシーの分の金額が差し引かれ彼女が呼び出される。
俺はそれを全裸のまま待つ事にした。
「えっ?貴方もしかして・・・?」
「迎えに来たよメルシー、今から君にも俺の子を宿してもらう」
「う・・・そ・・・」
魔女として選ばれた者は魔力が子を宿しにくくするのを知っている。
だが、自分よりも遥かに高い魔力を持つはずのメリッサがそこで絶頂痙攣している様を見ればすぐに理解した。
俺がこの短時間にそれほどの力をどうやってか手に入れたという事を。
「で、でも私・・・もう汚れた体になっちゃって・・・」
「大丈夫、俺がこれから綺麗にしてやるから」
そう言って彼女の手を引いた。
金銭は既に支払い済み、だから俺達を拒むものは何もない。
そのままベットに彼女を押し倒し・・・
「ふっぐっんんっっう♡ こんなのだめぇ・・・っ♡ だめぇ・・う♡」
そのまま行為を始めた。
優しく彼女を決して傷つけず壊さないように、愛を最大まで込めたSEX。
「は・・・っく♡」
しかし決して手は抜かない、俺は彼女の為にここまでしたのだから・・・
「あっ♡ あ♡ いっ・・・く♡」
手で口で何度も何度も彼女の体とアソコをほぐしていく・・・
連続で何度も絶頂しているメルシーに決して無理はさせないよう休ませながらゆっくりとゆっくりと愛していく・・・
やがて顔も体もアソコも蕩けた頃合いを見計らい、俺は彼女に告げた。
「メリッサ、俺は今から君を孕ませる。もし俺と一緒に生きたくないんだったら断ってくれ」
その言葉にメリッサは虚ろなままこちらを見詰める・・・
自分が侯爵家に買われ、子を産む道具として飼われる人生が決まっている彼女・・・
その人生を選ぶか、俺を選ぶかを彼女自身に決めさせるのだ。
そう告げて見詰めた俺に対してメリッサは・・・
「私は貴方の事を信じていたのよ」
そう言って抱き着き口づけを交わしてきた。
そして、そのまま俺はメリッサの中に自分のを挿入した。
既にメルシーと何時間も行為に及んだのにも関わらず勃起しているそれはすんなり彼女の中に入り・・・
「あっひ♡ あっあっんっ♡ んぁ♡」
小刻みの良いリズムと共に喘ぎ声が漏れ出した。
メルシーとはまた違った快感が駆け巡り俺の性欲が爆発する!
「あっっ♡ ふぁあっ♡」
「メリッサ、イクっ!」
「はぁぁう♡ あっ・・・ん・・・♡ ん♡ あっ♡ あ♡」ドクッドクッドクッドクッ
抱き合ったままメリッサの中に精液を注ぎ込む。
超回復により既に補充された精液は一気にメリッサの子宮へと到達し彼女の卵子を責め立てる。
だが・・・
「染み込んでくるぅ♡・・・で、でも・・・もっと、お願い・・・私を・・・オーナーと同じだけ・・・愛して♡」
それは彼女なりの我儘だったのだろう、自分が一番だと俺に伝えたかったのだ。
だから俺は・・・
「あっ!! あっ!!! うあッ!! いっ♡♡」
「まだまだぁ!!!」
メリッサの中から抜くことなく何度も何度も彼女の中に射精を繰り返す。
「あッ♡ あぁ♡ らぁ―――♡♡♡」ドクン・・・ドクン・・・ドクン・・・ドクン・・・
彼女の望む通り延々と・・・延々と・・・メルシーよりも多く長い時間続ける為に俺は腰を動かし続ける・・・
「ハッ♡ハッ♡ハッ♡ハッ♡」パン!パン!パン!パン!
二人の呼吸が体が混ざり合い一つになっていくような快感の中、何度も何度も彼女の中に精を放つ。
気付けば優しさなどどこへやら、お互いを貪り喰らう如く愛し合い続けていた。
「あ”っ♡ んひぃ♡ んはぁん♡」
それでも意識が飛ぶような強さでは犯しはしなかった。
そうして再びセックスをし続けて・・・
「あれ?」
ベットで寝ていた筈のメルシーが居ない事に気が付いた。
それと共にメリッサが精魂尽き果てたのか、安らかな寝息を喘ぎながら立てているのに気が付く・・・
「犯り過ぎた・・・な」
「全くよ!」
後ろから声が聞こえ振り返るとそこには子供の姿に戻ったメルシーが居た。
「全く、私にあんな世界を見せてくれちゃって・・・責任とっても貰うからね!」
「あっあぁ・・・それは別にいいけど・・・」
当然金には余裕もあるしと思ったのだが・・・
「そこのメリッサと一緒に3人で結婚するって言質取ったからね!」
そう言い残して何処かへ駆けていくメルシー。
俺は一つ大きくため息を吐いてから体液でドロドロになった愛する人の頭を撫でて額にキスをする。
「彼女は取り戻したんだ、もう何も怖い物は無いさ」
孕ませた上に、メリッサから買い取り妻にする許可も貰ったという事で俺は愛する人に微笑みかける。
だが、俺はまだ知らなかった・・・
冒険者ギルドにて・・・
「なにっ?!詐欺を働いてカジノのコインを不当に入手した者が居るだと?!しかも景品もごっそりやられたのか?!」
自分がやった事件の犯人を探す依頼が張り出された事と・・・
エルフの村にて・・・
「街に我々の同胞を容易く孕ませる程の魔力を持つ人間の男が見つかったそうだ!」
子孫を残す為にあらゆる手を尽くそうと考えるエルフ達に狙われ始める事を・・・
完
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