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lick one's shadow
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人には誰にでも他人に言えない秘密と言うものがある。
俺がそれに気付いたのは幼い時であった。
「ん?あれ・・・なんだか・・・美味しそう・・・」
同い年の従妹が遊びに来ていた時であった。
おままごとをして遊んでいたのだが、彼女の影が美味しそうに見えたのだ。
「どうしたの優君?」
「ううん、なんでもないよ」
子供ながらに意味が分からなかったが、彼女の影が美味しそうで仕方が無かったのだ。
食器の玩具を並べている従妹の影・・・
興味本位であった、自宅の床に写った従妹の影を僕は何故か舐めたのだ。
「ひぅっ!?」
突如聞こえた従妹の声に僕は驚いて振り返った。
そこには口を開けて目をトロンとした状態で震えている彼女が居た。
こんな事、人に言えるわけもなくずっと俺はこの事を内緒にしていた。
ただ、どうしても他人の影が美味しそうに見える事がこの時以降何度もあった。
実際に舐めた所で影に味があるわけではない、だが俺が影を舐めるとその人物は・・・
「よぉ兄ちゃん、ちょっと金貸してくれね?」
「私達遊びに行きたいんだけど持ち合わせがなくてねぇ~」
「次会ったら返すからさ」
高校の帰りに俺は3人の女不良に絡まれていた。
金髪にピアスをした何処から見ても不良の文字が似合う3人組だ。
「すみません、お金持ってないんで行っていいですか?」
「あ~ん?お金持ってないの?仕方ねぇな・・・」
「うげっ?!」
そう言って俺の腹に不良のパンチが打たれた。
突然の衝撃に息が詰まり腹を押さえたまましゃがみ込む・・・
「嘘ついてたらお前分かってんだろうな?」
そう言って不良の一人が俺の髪を掴んで顔面を寄せてくる・・・
なんで不良ってこんなに顔面を近付けるのが好きなのだろうか?
そんな事を考えながら別の不良が俺のポケットを探り始める。
「おっと?こりゃなんだ?」
「そ、それは・・・」
ズボンのポケットに入れていた小銭入れが抜き取られ開かれる。
何かあった時に使える様に1000円だけ入っている小銭入れを開かれて3人の顔がこっちを向く。
「お前、私に嘘ついたんだな?」
「いや・・・そんな・・・」
「じゃあこれなんだよ?あぁん?」
そう言って俺の頬が叩かれる。
なんで俺がこんな目に遭わないとダメなんだ?
怒りが溢れ出し俺は目の前の女不良を睨み返して告げる。
「後悔したくなかったらそれを置いて今すぐ何処かに行け」
「はっ?・・・・・・ぷっはははははは!お前おもしれーよ!やれるもんなら、やってみろよ!」
そう怒鳴られ俺の顔は地面に押し付けられた。
路地から少し入った場所で行われているこの行為に通りすがりの人と目が合った。
だが助ける事もなく我関せずとばかりに素通りしている・・・
誰も助けてくれないのだから仕方ない、これは正当防衛だ。
「さぁどうなるってんだ?あぁん?」
3人に囲まれどうみても絶体絶命の状況、だが実際は違った・・・
俺は地面に押さえ付けられたまま口を開けた。
そして・・・
ペロッ
自分の髪を掴んでいる女の腕の影を・・・舐めた。
直後・・・
「ひぎぃっ?! カッ・・・ァ・・・」
「えっ?ど、どうしたん?チナ?」
「あっ?えっ?」
髪を掴んでいた手が緩みしゃがんでいたチナと呼ばれた不良娘が座り込む。
だが俺は容赦しない、髪を離した腕を掴み返して再び影を・・・舐めた。
「だめっ?!からだがっ?!勝手に?!」
ビクビクっと体を震わせて空いてる手で自身を抱きしめるチナ。
だが俺は容赦しなかった。
ペロッ・・・ペロッ・・・ペロッ・・・
地面を何度も舐めた。
舌に土が付着して不味いが殴られるよりはマシだ。
「あ”ぁ”!ぐぇおっ!?うぁあ”っ!?やっ!!ひぎぃっ!?」
チナの股からシミが広がっていく・・・
漏らしたのか潮を吹いているのか分からないが俺は気にしなかった。
忠告はした、殴られもした、だから容赦する気はなかった。
「な、なんかこれ・・・ヤバくね?」
「ちょっチナどうしたん?!チナ?!」
こいつらもだ、俺に喧嘩売ったことを後悔させてやる!
何度も達して涙や鼻水や涎を垂れ流しになっているチカに近づいた二人の影も俺は舐めた。
「ひがぁう”っ?!」
「イガァッヒッギィィイイイ!!!!」
そう、これが俺の持つ俺だけの能力。
他人の影を舐めるとその相手を強制的にイカせる事が出来る。
それも1舐めで1回、その相手が感じる事が出来る限界の絶頂が徐々にではなくいきなり襲い掛かるのだ。
考えてみて欲しい、スポーツカーで一気に加速した車に乗っている人と徐々に加速していく車に乗っている人、どちらの方が衝撃が強いか・・・
今目の前の3人は一瞬にして人生で体験できる最高レベルの快感を一瞬にして何度も体験しているのだ。
5回も舐めれば3人とも放心し体を震わせながら痙攣していた。
俺は舌に付いた土をペッと吐き出してその場を後にする・・・
あの3人の今後はきっと悲惨な事になるだろう・・・だって・・・
「ただいま~」
「お帰り、優君~」
俺が帰ってきた事に気付いて従妹で彼女の千夏が飛び付いてきた。
抱き着いてそのまま濃厚なキスを交わして俺の体を抱きしめる。
「ねぇ、もう我慢できないよ。部屋行こ?」
「母さんは?」
「買い物に行ってるよ、今夜は私が先の番だからね」
「もぅ、しょうがないな」
俺に影を舐められた者は絶頂する、そしてその快感を覚えてしまえば他の快感では満足出来なくなる。
不思議なのは直接体を舐めてもその効果は現れないという事だ。
「ところで優君、また誰かの影舐めたりしてないよね?」
「えっ?」
千夏の目が全てを見通しているとばかりに俺の目を見る。
ヤンデレっぽいところがあるが可愛い俺の彼女だ。
実際に肉体関係を持っているのは彼女しか居ないのだから・・・
「叔母さんと私以外に求められてもしちゃ駄目だよ」
「あ、あぁ分かってるよ」
ここだけの話、俺に影を舐められて一生性欲が満足できなくなっている人間はそれなりに居る。
それは女だけは無く男もだ。
だけどそんな事は知ったこっちゃない、俺から影を舐めてしまったのは千夏と母さんだけなんだから・・・
「ゴム付けてあげるね」
スカート一枚になった千夏が慣れた手つきでコンドームを装着させてくれる。
そして、覆い被さる様に千夏は俺の上に跨った。
「んっ!あ”ッ♡ あ”あっ♡ うぁ・・・あっ!!」
ベットが軋む、千夏のボーイッシュな髪が揺れて可愛い・・・
「あんっ♡んっ♡」
千夏曰く、俺に影を舐められるだけだと一人だけでイクから寂しい、だから俺が行く時に一緒にイカせてほしいというのだ。
きっと千夏は俺が母さんとも肉体関係にあると勘違いしている・・・
だから俺は毎回伝えている・・・
「千夏、好きだよ千夏」
「優君!好きっ私も大好き!!」
そして、俺は彼女の中で射精すると共に、枕元に置いたタオルを手にして千夏の影を舐める・・・
「あっ!んぎっ!!お♡おっ♡ぎいいっいいぎ ひぃいいいい!!!♡」
千夏の綺麗な顔が悦楽に歪む、今にも意識が飛びそうになっている千夏の体を抱き寄せて俺はキスをする・・・
これからずっと彼女と歩むと決めている俺、母さんと交代という名目で2日に1回こうやって千夏とはSEXしている。
小さい頃から本当に好きだった彼女と恋仲になれた俺は幸せ者である・・・
そして、数日後・・・
学校帰りに俺を取り囲む3人の不良娘・・・
「やっと見つけたよ!」
「あんた!あの日私たちがあの後どんな目に遭ったのかわかってんの!」
「そうよ!ふざけんじゃないわよ!」
1舐めでも失神ものなのに5回も舐めたからあの後大変だったのだろう。
だが自業自得だ。
「だからあんた!私達と付き合いなさい!」
「彼とのHじゃ満足できなくなったから分かれたんだから責任取れ!」
「そうよ!私の彼氏になりなさい!」
「えっ・・・?」
商店街を駆ける俺と、それを追う3人の不良娘・・・
どうしてこうなった?!
完
俺がそれに気付いたのは幼い時であった。
「ん?あれ・・・なんだか・・・美味しそう・・・」
同い年の従妹が遊びに来ていた時であった。
おままごとをして遊んでいたのだが、彼女の影が美味しそうに見えたのだ。
「どうしたの優君?」
「ううん、なんでもないよ」
子供ながらに意味が分からなかったが、彼女の影が美味しそうで仕方が無かったのだ。
食器の玩具を並べている従妹の影・・・
興味本位であった、自宅の床に写った従妹の影を僕は何故か舐めたのだ。
「ひぅっ!?」
突如聞こえた従妹の声に僕は驚いて振り返った。
そこには口を開けて目をトロンとした状態で震えている彼女が居た。
こんな事、人に言えるわけもなくずっと俺はこの事を内緒にしていた。
ただ、どうしても他人の影が美味しそうに見える事がこの時以降何度もあった。
実際に舐めた所で影に味があるわけではない、だが俺が影を舐めるとその人物は・・・
「よぉ兄ちゃん、ちょっと金貸してくれね?」
「私達遊びに行きたいんだけど持ち合わせがなくてねぇ~」
「次会ったら返すからさ」
高校の帰りに俺は3人の女不良に絡まれていた。
金髪にピアスをした何処から見ても不良の文字が似合う3人組だ。
「すみません、お金持ってないんで行っていいですか?」
「あ~ん?お金持ってないの?仕方ねぇな・・・」
「うげっ?!」
そう言って俺の腹に不良のパンチが打たれた。
突然の衝撃に息が詰まり腹を押さえたまましゃがみ込む・・・
「嘘ついてたらお前分かってんだろうな?」
そう言って不良の一人が俺の髪を掴んで顔面を寄せてくる・・・
なんで不良ってこんなに顔面を近付けるのが好きなのだろうか?
そんな事を考えながら別の不良が俺のポケットを探り始める。
「おっと?こりゃなんだ?」
「そ、それは・・・」
ズボンのポケットに入れていた小銭入れが抜き取られ開かれる。
何かあった時に使える様に1000円だけ入っている小銭入れを開かれて3人の顔がこっちを向く。
「お前、私に嘘ついたんだな?」
「いや・・・そんな・・・」
「じゃあこれなんだよ?あぁん?」
そう言って俺の頬が叩かれる。
なんで俺がこんな目に遭わないとダメなんだ?
怒りが溢れ出し俺は目の前の女不良を睨み返して告げる。
「後悔したくなかったらそれを置いて今すぐ何処かに行け」
「はっ?・・・・・・ぷっはははははは!お前おもしれーよ!やれるもんなら、やってみろよ!」
そう怒鳴られ俺の顔は地面に押し付けられた。
路地から少し入った場所で行われているこの行為に通りすがりの人と目が合った。
だが助ける事もなく我関せずとばかりに素通りしている・・・
誰も助けてくれないのだから仕方ない、これは正当防衛だ。
「さぁどうなるってんだ?あぁん?」
3人に囲まれどうみても絶体絶命の状況、だが実際は違った・・・
俺は地面に押さえ付けられたまま口を開けた。
そして・・・
ペロッ
自分の髪を掴んでいる女の腕の影を・・・舐めた。
直後・・・
「ひぎぃっ?! カッ・・・ァ・・・」
「えっ?ど、どうしたん?チナ?」
「あっ?えっ?」
髪を掴んでいた手が緩みしゃがんでいたチナと呼ばれた不良娘が座り込む。
だが俺は容赦しない、髪を離した腕を掴み返して再び影を・・・舐めた。
「だめっ?!からだがっ?!勝手に?!」
ビクビクっと体を震わせて空いてる手で自身を抱きしめるチナ。
だが俺は容赦しなかった。
ペロッ・・・ペロッ・・・ペロッ・・・
地面を何度も舐めた。
舌に土が付着して不味いが殴られるよりはマシだ。
「あ”ぁ”!ぐぇおっ!?うぁあ”っ!?やっ!!ひぎぃっ!?」
チナの股からシミが広がっていく・・・
漏らしたのか潮を吹いているのか分からないが俺は気にしなかった。
忠告はした、殴られもした、だから容赦する気はなかった。
「な、なんかこれ・・・ヤバくね?」
「ちょっチナどうしたん?!チナ?!」
こいつらもだ、俺に喧嘩売ったことを後悔させてやる!
何度も達して涙や鼻水や涎を垂れ流しになっているチカに近づいた二人の影も俺は舐めた。
「ひがぁう”っ?!」
「イガァッヒッギィィイイイ!!!!」
そう、これが俺の持つ俺だけの能力。
他人の影を舐めるとその相手を強制的にイカせる事が出来る。
それも1舐めで1回、その相手が感じる事が出来る限界の絶頂が徐々にではなくいきなり襲い掛かるのだ。
考えてみて欲しい、スポーツカーで一気に加速した車に乗っている人と徐々に加速していく車に乗っている人、どちらの方が衝撃が強いか・・・
今目の前の3人は一瞬にして人生で体験できる最高レベルの快感を一瞬にして何度も体験しているのだ。
5回も舐めれば3人とも放心し体を震わせながら痙攣していた。
俺は舌に付いた土をペッと吐き出してその場を後にする・・・
あの3人の今後はきっと悲惨な事になるだろう・・・だって・・・
「ただいま~」
「お帰り、優君~」
俺が帰ってきた事に気付いて従妹で彼女の千夏が飛び付いてきた。
抱き着いてそのまま濃厚なキスを交わして俺の体を抱きしめる。
「ねぇ、もう我慢できないよ。部屋行こ?」
「母さんは?」
「買い物に行ってるよ、今夜は私が先の番だからね」
「もぅ、しょうがないな」
俺に影を舐められた者は絶頂する、そしてその快感を覚えてしまえば他の快感では満足出来なくなる。
不思議なのは直接体を舐めてもその効果は現れないという事だ。
「ところで優君、また誰かの影舐めたりしてないよね?」
「えっ?」
千夏の目が全てを見通しているとばかりに俺の目を見る。
ヤンデレっぽいところがあるが可愛い俺の彼女だ。
実際に肉体関係を持っているのは彼女しか居ないのだから・・・
「叔母さんと私以外に求められてもしちゃ駄目だよ」
「あ、あぁ分かってるよ」
ここだけの話、俺に影を舐められて一生性欲が満足できなくなっている人間はそれなりに居る。
それは女だけは無く男もだ。
だけどそんな事は知ったこっちゃない、俺から影を舐めてしまったのは千夏と母さんだけなんだから・・・
「ゴム付けてあげるね」
スカート一枚になった千夏が慣れた手つきでコンドームを装着させてくれる。
そして、覆い被さる様に千夏は俺の上に跨った。
「んっ!あ”ッ♡ あ”あっ♡ うぁ・・・あっ!!」
ベットが軋む、千夏のボーイッシュな髪が揺れて可愛い・・・
「あんっ♡んっ♡」
千夏曰く、俺に影を舐められるだけだと一人だけでイクから寂しい、だから俺が行く時に一緒にイカせてほしいというのだ。
きっと千夏は俺が母さんとも肉体関係にあると勘違いしている・・・
だから俺は毎回伝えている・・・
「千夏、好きだよ千夏」
「優君!好きっ私も大好き!!」
そして、俺は彼女の中で射精すると共に、枕元に置いたタオルを手にして千夏の影を舐める・・・
「あっ!んぎっ!!お♡おっ♡ぎいいっいいぎ ひぃいいいい!!!♡」
千夏の綺麗な顔が悦楽に歪む、今にも意識が飛びそうになっている千夏の体を抱き寄せて俺はキスをする・・・
これからずっと彼女と歩むと決めている俺、母さんと交代という名目で2日に1回こうやって千夏とはSEXしている。
小さい頃から本当に好きだった彼女と恋仲になれた俺は幸せ者である・・・
そして、数日後・・・
学校帰りに俺を取り囲む3人の不良娘・・・
「やっと見つけたよ!」
「あんた!あの日私たちがあの後どんな目に遭ったのかわかってんの!」
「そうよ!ふざけんじゃないわよ!」
1舐めでも失神ものなのに5回も舐めたからあの後大変だったのだろう。
だが自業自得だ。
「だからあんた!私達と付き合いなさい!」
「彼とのHじゃ満足できなくなったから分かれたんだから責任取れ!」
「そうよ!私の彼氏になりなさい!」
「えっ・・・?」
商店街を駆ける俺と、それを追う3人の不良娘・・・
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完
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