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逃げられぬ痴漢地獄 前編
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街中のビルとビルの間にある裏路地の奥で性犯罪が繰り広げられていた。
「ぅぅぅ・・・」
服を無理矢理剥ぎ取られた女学生に3人の男が手を伸ばす。
頬を何度も叩かれ涙を流しながら抵抗を止めた女学生は体内に侵入してきた異物から与えられる痛みに呻き声を漏らす・・・
「おいっ早く代われよ!」
「うるせぇ!こいつ中々俺好みなんだよ、少し待ってろ!」
生々しい肉と肉がぶつかる音が響き体を揺さぶられる女学生は虚ろな瞳でそこに立つ女を見つめる・・・
こっちをニヤニヤと嬉しそうに眺めるその女は同じクラスの『早乙女 涼子』だ。
何故こんな事になったのか、事の発端は彼女早乙女が惚れている男から女学生が告白を受けた事から始まった。
しかし、女学生は知らない男からの告白だった為もありその謝って逃げ出した。
自分が惚れている相手を侮辱されたと勘違いした早乙女は適当な男を金で雇って襲わせていたのだ。
「どう?涼宮 雫さん?痛い?もしかして気持ち良い?」
「っ!?」
歯を食いしばりながら痛みに耐える雫は早乙女の言葉に怒りを露にする。
だがその唇を別の男が無理矢理キスで奪い去った。
「へへっ中々犯し甲斐のある女じゃねぇか」
「こいつの中かなり良いぜ」
両足を押さえている男は舌舐め摺りしながら自分の番が回ってくるのを待っていた。
そして・・・
「おらっ出すぜ!しっかり受け止めろよ!」
雫は中へ入れていた男の言葉に必死に最後の抵抗を行なうが男3人に押さえられている体は抵抗むなしく解放されることはなかった。
自分の体内でビクンビクンッと脈打つそれに中に出されたと絶望の表情を浮かべる雫。
「あぁ、良い気味だわ。それじゃあとはごゆっくり~」
早乙女はそう言い残しその場を立ち去っていった。
その後、代わる代わる男に凌辱され続け雫が解放されたのは数時間後の夜であった。
男が最後に犯し終わって言い残した言葉・・・
「こんな可愛い女犯して金貰えるなんてラッキーだったな」
「なーに、こいつの写メはしっかり残したからまた好きな時に相手してもらえば良いさ」
「俺、今度は一番最初が良いな」
もう元の日常には戻れない・・・そう考えた雫は枯れ果てた涙を拭おうとして体を起こす・・・
体中男の体液の匂いが染み付き股からは男性のアレが流れ出ていた。
電車通学をしている雫はここからどうやって帰ろうかと考えて立ち上がろうとするが・・・
「あっ・・・」
足腰に力が入らずその場に倒れこんでしまう。
眠い・・・とてつもなく眠い・・・
ベタベタな体が自分の物ではないような気持ちになりながら雫はそのまま瞳を閉じる・・・
秋が近付き気温も下がり始めていた季節、殆ど裸のまま眠りに付いた雫の体は寒さからか痛みからか震えが止まることは無かった・・・
『復讐したい?』
それは突然頭の中へ聞こえてきた。
男とも女とも判別の付かない不思議な声・・・
だがとても今の雫には安心できる声であった。
『あの女に復讐したい?』
再度聞かれたその言葉に雫は仰向けになり空を見上げながら答える・・・
「もう私はどうなってもいい・・・だからあの女に地獄を・・・」
『了解、君の想いは呪いとなって必ず彼女に届くよ・・・』
そして、雫はそのまま意識を失う様に眠りに付いた・・・
『3番ホームに電車が参ります。危険ですので白線の内側までお下がり下さい』
駅のホームに聞こえる音声に続き電車がやって来た。
早乙女はコンパクトミラーで自分の顔を何度も確認してやって来た電車に乗り込んだ。
学校へ向かう彼女は昨日雫に行なった事を思い出しながら凶悪な表情で笑っていた。
「あの女、今日は人数を増やしてもっと犯して犯して犯しまくらせてやるわ」
昨日は急ぎだった事から3人しか用意できなかった事を思い出しその時が楽しみだと考える早乙女。
そんな彼女は次の駅が近付くに連れてその表情を押さえて開くドアの方を見る。
『黄麻、黄麻、各駅停車にお乗換えの方はここで御降り下さいませ』
ドアが開き雫が入ってくるのを確認した早乙女は雫に近付こうとするが一斉に入ってきた乗客達で遮られてしまう。
(くそっ・・・まぁいいわ、今日もちゃんと登校して来たみたいだからタップリ楽しめそうね)
満員電車の隅っこでそこに居ると思われる雫に向けて頭の中でそう告げた。
次の駅まで15分は停まらない満員の快速電車、何か面白い事は無いものかと思考を巡らせているとそれはやって来た。
さわっさわっ・・・
早乙女の尻を撫でる大きな手。
触られた瞬間に早乙女は表情を崩して笑みを浮かべる。
そして、その手を直ぐに掴んで捻り上げた!
「この人!痴漢です!!!」
「えぇっ?!ちょっと待ってくれ!!違う!!!俺じゃない!!!!」
そこに居たのは冴えないサラリーマンであった。
早乙女によって腕を捻り上げられ周囲の乗客は少し距離を取っていた。
「あら?私の可愛いお尻を撫でておいて知らないとか言うんじゃ無いわよ!この変態!!」
パチーンっとサラリーマンの頬を叩く早乙女の手。
「次の駅で駅員に突き出しますわ!誰かこの人が逃げないように手伝ってくださいませ!」
「おおっ!」
周囲の乗客の数名がサラリーマンの男を拘束し捕まえる。
そのサラリーマンを見下す早乙女は勝ち誇ったようにチラリと視線を向ける。
人ごみの中の少し離れたそこには雫が冷たい瞳で早乙女を見詰めていた。
その視線が負け犬の目だと判断した早乙女は嬉しそうに抑えられている男に視線を落として告げる。
(そうだわ、こいつを許す代わりに雫を降りた駅のトイレとかで限界まで犯させようかしら。そうよ!それが良いわ!)
とてつもない事を考えた早乙女が全く被害者とは思えない感じだったのに周囲の乗客は違和感を覚えるが、その時にアナウンスが聞こえた。
「まもなく、丑の刻、丑の刻に到着いたします」
駅に到着するアナウンスが聞こえ喚く男を連行して数名が降りて早乙女もそれに続いて電車を降りるのであった・・・
『黄麻、黄麻、各駅停車にお乗換えの方はここで御降り下さいませ』
「えっ?」
早乙女は聞こえたその言葉に声を上げた。
今電車を降りた筈なのに今も電車内に自分は居て立っているのだ。
しかも聞こえてきた駅名は雫が乗ってくる駅の名であった。
「あれっ?えっと・・・疲れてるのかしら?」
早乙女はそんな独り言を言いつつ視線を向けると先程と同じように電車に乗り込んでくる雫の姿が目に入った。
見覚えのある光景に違和感を感じつつ同じように多くの人が電車に乗り込んできて一気に乗客で一杯になる電車。
そして、そのまま走りだした時にそれはやってきた。
揉みッ・・・揉みっ・・・
後ろから伸びてきた手が早乙女の右胸を揉みだしたのだ。
直ぐに早乙女はその手を捻り上げて叫んだ!
「この人!痴漢です!!!」
「はぁぁぁああ?!違う!!!俺は揉んで無いぞ!!!!」
「なんで痴漢としか言ってないのに揉んだとか知ってるんですか・・・」
「ぐっ?!」
その言葉が決め手で近くに居た男がそいつを取り押さえた。
良く見るとその男はサラリーマン風の・・・記憶では早乙女が痴漢として捕まえた男であった。
「大丈夫ですか?」
「えっ・・・えぇ、私は大丈夫・・・よ・・・」
頭の中でグルグルと訳が分からない光景に混乱している早乙女。
その姿を痴漢にあって怖かったのだろうと周りの乗客は勘違いしていた。
そして、あのアナウンスが聞こえてきた。
「まもなく、丑の刻、丑の刻に到着いたします」
アナウンスに続いて駅に到着し連衡される男と一緒にドアへ向かう早乙女は視線を感じてチラリと見る。
そこには冷たい瞳で早乙女を見詰める雫の姿があった。
その視線と目が合った時にドアが閉まる放送が聞こえ慌てて外へ足を踏み出したのだが・・・
『黄麻、黄麻、各駅停車にお乗換えの方はここで御降り下さいませ』
再び聞こえたのはあのアナウンスで降りたはずの自分は同じく電車内に立っているのであった・・・
「ぅぅぅ・・・」
服を無理矢理剥ぎ取られた女学生に3人の男が手を伸ばす。
頬を何度も叩かれ涙を流しながら抵抗を止めた女学生は体内に侵入してきた異物から与えられる痛みに呻き声を漏らす・・・
「おいっ早く代われよ!」
「うるせぇ!こいつ中々俺好みなんだよ、少し待ってろ!」
生々しい肉と肉がぶつかる音が響き体を揺さぶられる女学生は虚ろな瞳でそこに立つ女を見つめる・・・
こっちをニヤニヤと嬉しそうに眺めるその女は同じクラスの『早乙女 涼子』だ。
何故こんな事になったのか、事の発端は彼女早乙女が惚れている男から女学生が告白を受けた事から始まった。
しかし、女学生は知らない男からの告白だった為もありその謝って逃げ出した。
自分が惚れている相手を侮辱されたと勘違いした早乙女は適当な男を金で雇って襲わせていたのだ。
「どう?涼宮 雫さん?痛い?もしかして気持ち良い?」
「っ!?」
歯を食いしばりながら痛みに耐える雫は早乙女の言葉に怒りを露にする。
だがその唇を別の男が無理矢理キスで奪い去った。
「へへっ中々犯し甲斐のある女じゃねぇか」
「こいつの中かなり良いぜ」
両足を押さえている男は舌舐め摺りしながら自分の番が回ってくるのを待っていた。
そして・・・
「おらっ出すぜ!しっかり受け止めろよ!」
雫は中へ入れていた男の言葉に必死に最後の抵抗を行なうが男3人に押さえられている体は抵抗むなしく解放されることはなかった。
自分の体内でビクンビクンッと脈打つそれに中に出されたと絶望の表情を浮かべる雫。
「あぁ、良い気味だわ。それじゃあとはごゆっくり~」
早乙女はそう言い残しその場を立ち去っていった。
その後、代わる代わる男に凌辱され続け雫が解放されたのは数時間後の夜であった。
男が最後に犯し終わって言い残した言葉・・・
「こんな可愛い女犯して金貰えるなんてラッキーだったな」
「なーに、こいつの写メはしっかり残したからまた好きな時に相手してもらえば良いさ」
「俺、今度は一番最初が良いな」
もう元の日常には戻れない・・・そう考えた雫は枯れ果てた涙を拭おうとして体を起こす・・・
体中男の体液の匂いが染み付き股からは男性のアレが流れ出ていた。
電車通学をしている雫はここからどうやって帰ろうかと考えて立ち上がろうとするが・・・
「あっ・・・」
足腰に力が入らずその場に倒れこんでしまう。
眠い・・・とてつもなく眠い・・・
ベタベタな体が自分の物ではないような気持ちになりながら雫はそのまま瞳を閉じる・・・
秋が近付き気温も下がり始めていた季節、殆ど裸のまま眠りに付いた雫の体は寒さからか痛みからか震えが止まることは無かった・・・
『復讐したい?』
それは突然頭の中へ聞こえてきた。
男とも女とも判別の付かない不思議な声・・・
だがとても今の雫には安心できる声であった。
『あの女に復讐したい?』
再度聞かれたその言葉に雫は仰向けになり空を見上げながら答える・・・
「もう私はどうなってもいい・・・だからあの女に地獄を・・・」
『了解、君の想いは呪いとなって必ず彼女に届くよ・・・』
そして、雫はそのまま意識を失う様に眠りに付いた・・・
『3番ホームに電車が参ります。危険ですので白線の内側までお下がり下さい』
駅のホームに聞こえる音声に続き電車がやって来た。
早乙女はコンパクトミラーで自分の顔を何度も確認してやって来た電車に乗り込んだ。
学校へ向かう彼女は昨日雫に行なった事を思い出しながら凶悪な表情で笑っていた。
「あの女、今日は人数を増やしてもっと犯して犯して犯しまくらせてやるわ」
昨日は急ぎだった事から3人しか用意できなかった事を思い出しその時が楽しみだと考える早乙女。
そんな彼女は次の駅が近付くに連れてその表情を押さえて開くドアの方を見る。
『黄麻、黄麻、各駅停車にお乗換えの方はここで御降り下さいませ』
ドアが開き雫が入ってくるのを確認した早乙女は雫に近付こうとするが一斉に入ってきた乗客達で遮られてしまう。
(くそっ・・・まぁいいわ、今日もちゃんと登校して来たみたいだからタップリ楽しめそうね)
満員電車の隅っこでそこに居ると思われる雫に向けて頭の中でそう告げた。
次の駅まで15分は停まらない満員の快速電車、何か面白い事は無いものかと思考を巡らせているとそれはやって来た。
さわっさわっ・・・
早乙女の尻を撫でる大きな手。
触られた瞬間に早乙女は表情を崩して笑みを浮かべる。
そして、その手を直ぐに掴んで捻り上げた!
「この人!痴漢です!!!」
「えぇっ?!ちょっと待ってくれ!!違う!!!俺じゃない!!!!」
そこに居たのは冴えないサラリーマンであった。
早乙女によって腕を捻り上げられ周囲の乗客は少し距離を取っていた。
「あら?私の可愛いお尻を撫でておいて知らないとか言うんじゃ無いわよ!この変態!!」
パチーンっとサラリーマンの頬を叩く早乙女の手。
「次の駅で駅員に突き出しますわ!誰かこの人が逃げないように手伝ってくださいませ!」
「おおっ!」
周囲の乗客の数名がサラリーマンの男を拘束し捕まえる。
そのサラリーマンを見下す早乙女は勝ち誇ったようにチラリと視線を向ける。
人ごみの中の少し離れたそこには雫が冷たい瞳で早乙女を見詰めていた。
その視線が負け犬の目だと判断した早乙女は嬉しそうに抑えられている男に視線を落として告げる。
(そうだわ、こいつを許す代わりに雫を降りた駅のトイレとかで限界まで犯させようかしら。そうよ!それが良いわ!)
とてつもない事を考えた早乙女が全く被害者とは思えない感じだったのに周囲の乗客は違和感を覚えるが、その時にアナウンスが聞こえた。
「まもなく、丑の刻、丑の刻に到着いたします」
駅に到着するアナウンスが聞こえ喚く男を連行して数名が降りて早乙女もそれに続いて電車を降りるのであった・・・
『黄麻、黄麻、各駅停車にお乗換えの方はここで御降り下さいませ』
「えっ?」
早乙女は聞こえたその言葉に声を上げた。
今電車を降りた筈なのに今も電車内に自分は居て立っているのだ。
しかも聞こえてきた駅名は雫が乗ってくる駅の名であった。
「あれっ?えっと・・・疲れてるのかしら?」
早乙女はそんな独り言を言いつつ視線を向けると先程と同じように電車に乗り込んでくる雫の姿が目に入った。
見覚えのある光景に違和感を感じつつ同じように多くの人が電車に乗り込んできて一気に乗客で一杯になる電車。
そして、そのまま走りだした時にそれはやってきた。
揉みッ・・・揉みっ・・・
後ろから伸びてきた手が早乙女の右胸を揉みだしたのだ。
直ぐに早乙女はその手を捻り上げて叫んだ!
「この人!痴漢です!!!」
「はぁぁぁああ?!違う!!!俺は揉んで無いぞ!!!!」
「なんで痴漢としか言ってないのに揉んだとか知ってるんですか・・・」
「ぐっ?!」
その言葉が決め手で近くに居た男がそいつを取り押さえた。
良く見るとその男はサラリーマン風の・・・記憶では早乙女が痴漢として捕まえた男であった。
「大丈夫ですか?」
「えっ・・・えぇ、私は大丈夫・・・よ・・・」
頭の中でグルグルと訳が分からない光景に混乱している早乙女。
その姿を痴漢にあって怖かったのだろうと周りの乗客は勘違いしていた。
そして、あのアナウンスが聞こえてきた。
「まもなく、丑の刻、丑の刻に到着いたします」
アナウンスに続いて駅に到着し連衡される男と一緒にドアへ向かう早乙女は視線を感じてチラリと見る。
そこには冷たい瞳で早乙女を見詰める雫の姿があった。
その視線と目が合った時にドアが閉まる放送が聞こえ慌てて外へ足を踏み出したのだが・・・
『黄麻、黄麻、各駅停車にお乗換えの方はここで御降り下さいませ』
再び聞こえたのはあのアナウンスで降りたはずの自分は同じく電車内に立っているのであった・・・
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