205 / 206
第205話 イングリモングリ登場!
しおりを挟む
「暗黒雷雲放電没!」
悪魔が斧を手に持つ戦士と戦いながら呪文を唱える!
空一面に黒い雲が悪魔の呪文と共に広がる!
屋内にも拘らず空は雷雲に覆われたのだ!
「勝負あったわね、降参しなさい。今なら楽に気絶させてあげるわよ」
「ここまで防戦一方だったお前が何を抜かすか?!」
事実先程まで悪魔が一方的に押されていた。
天使に引き続き悪魔が対峙している戦士は明らかに悪魔の技量を上回っていたのだ。
だがそれも全ては悪魔のこの魔法の為の布石であった。
空一面に雷雲が覆った現状悪魔の勝利は揺るがないのだがそれを目の前の斧の戦士は知らない。
「そう、ならこの世の地獄と言うものを見せてあげるわ」
悪魔のその言葉と共に地球に映し出されていた映像が途絶えた。
地球の命運を賭けた戦いの最中突然映像が消えた事に見ていた全ての人が文句を言うが現場はそれどころではなかった。
「が・・・がはぁ・・・」
「あら?まだ生きてたの?」
全身を輝かせ空の雷雲から常時落雷を受け続けている悪魔はその電気を自身に纏い放電していた。
最初の落雷と共に悪魔の体から周囲に電撃が飽和状にその場を覆いつくして一瞬にしてその場はこげていたのだ。
「わたしは・・・イングリモングリ様の・・・戦士・・・」
「ふふふっ貴方の魂は本当に美味しそうだけど明に怒られるから助けてあげるわ」
そう言って悪魔は指先から1枚のコインを弾く。
電撃とコインと言えば御存知皆さん大好きなアレである。
そう・・・
「拡散メガ粒子砲!」
「なにぃいいいいいいい!!!!」
その戦場を別室にて観戦していたイングリモングリは叫び声を上げる。
悪魔が使用するのは間違い無く超電磁砲のレールガンであると予想していたのだ。
だが実際には悪魔が指先のコインを弾きそれに超圧縮された電撃をビームにして発射した!
コインには悪魔の電気により磁力が備わっておりそれがそのビームを乱反射させて試合会場は滅茶苦茶にビームが暴れまわる。
何故弾幕シューティングゲームのボスキャラは全く関係ない真横や真後ろにも弾を発射するのか?
その方が見た目が格好いいからである!
それを体現したのだ!
乱反射したビームは試合会場を滅茶苦茶に壊し既に斧の戦士は感電して気を失っていた。
煙が風に流されその場に立っている悪魔が片腕を上げて勝利を表していた。
何故悪魔は感電しなかったのかと言う疑問もあるだろう。
それは・・・
「う~ん・・・いつか明相手に使うかもしれないと思って持っていたスキンが役に立つとはね」
そう、悪魔はコンドームを所持していたので電気をその身に受けても無事だったのだ。
ヘルメットを装備していれば高層ビルから落下してもダメージは少なく押さえられる原理と同じである。
「しょ・・・勝者、地球代表『大和ナデナデシコシコジャパン 悪魔!』」
会場にいた審判は感電してイッて気絶していたので別室の代理人が勝利宣言を行なう。
感電した審判はどうやらMだったようでその表情は物凄く嬉しそうであった・・・
「次は・・・私ね・・・」
「問題ないと思うけど負けないでよ」
「当たり前、私を舐めないで。舐めるのは私だから・・・」
真っ黒の前髪を垂らして白いワンピースを着た女性が瞬時に修復された試合会場へ上がる。
試合会場が修復されたと同時にモニター映像も修復され悪魔の勝利が報道されていた。
地球では2連勝と言う事実に歓喜の声が上がるがそんな事を全く気にしていない明ハーレムのメンバーはただ次の試合に意識を向ける。
そして、直ぐに解説で第3試合が始まるとの報道がされた。
帰ってきた悪魔とすれ違いざま一言二言会話を交わして歩くその姿に誰もが目を疑った。
先程の二人はまさに見た目から天使と悪魔と人外を表した容姿をしていたにも関わらず3人目に出てきたのはどう見ても普通の人間である。
真っ白の肌から美しく若い女性だと言う事が一目で分かるその容姿に誰もが息を飲む。
勝ち負けではない、あんな綺麗な女性が戦うという姿が想像できないのだ。
試合会場に上がったその足は裸足という事も勿論あった。
「お前が次の対戦相手か?随分戦いとは無縁な感じがするが手加減はしないぞ」
長い棒を手にした戦士はその棒を振り回して構える。
宇宙人なのに武術をマスタークラスまで鍛え上げているのが一目で分かるそいつは強者との戦いにのみ喜びを得る性格だと一目で分かった。
「あなた・・・死ぬわ・・・」
貞子が放った言葉はその一言だけであった。
そして、棒の戦士が最後に聞いた言葉もそれであった・・・
試合開始の合図と共に棒を持った戦士はそのまま前のめりに倒れたのだ。
それを見ていた誰もがその光景に言葉が出なかった。
一瞬である、一瞬で試合会場は血まみれの地獄と化していたのだ。
勿論貞子でも棒の戦士の血でもない、コレは貞子が作り出した呪いのフィールド。
現在も棒の戦士は貞子の作り出した心の迷宮で這い寄る無敵の幽霊として追いかけられ続けているのだろう。
「話にもならないわ・・・」
その言葉に司会者が宣言をする・・・
「しょ・・・勝者、地球代表『大和ナデナデシコシコジャパン 貞子!』」
歓声がその場を包み込む。
そう、これで5試合のうち3勝を勝ち取ったのだ。
これで地球は救われた。
誰もがそう考えていたのだが・・・
「全く、嘆かわしい・・・我の配下ともあろう者が情けないな」
貞子の正面に気が付いたらそいつは立っていた。
茶色い髪をした少女である。
全身を黒いローブで包み手には1本の杖を持っていた。
「私がこの宇宙を統べるイングリモングリである!」
その言葉と同時に試合会場の血塗れだった床が一瞬で元通りになったのだ。
それは貞子が作り出した呪いのフィールドを消し飛ばしたと言う事である。
ガギギギギンッ!
フィールドを消されたのを察知した貞子は一瞬でイングリモングリへと飛び掛り振り上げた右手を振り下ろす。
まるでミュータントの様に貞子の手先は突然鋭い爪が伸びておりそれで切り裂こうと襲い掛かったのだ。
だがイングリモングリの周囲に存在するバリアがそれを弾き返す。
「無駄だよ、この世のあらゆる事象にもこのバリアは絶える」
貞子の歯痒い顔を嬉しそうに見詰めたイングリモングリに向かって控え室から4人が飛び出して一斉に攻撃を仕掛けた!
天使と悪魔、そしてまだ試合を行っていなかったヘレシングと斉藤である!
「ホーリーノバ!」
「ダークデスボール!」
「血液針千本!」
「スクリューブロー!」
4人の一斉攻撃がイングリモングリに襲い掛かる!
だが、やはりイングリモングリのバリアは貫けず一歩も動かずにその全てを無効化する。
「無駄だ、お前達に勝ち目は無い。大人しく、跪け!」
その言葉はその場に射た5人に物凄い重力を掛けた!
言葉も出せず地面に屈する5人・・・
言葉も発する余裕が無いくらいだがそれも長くは続かない・・・
「終わりだ。どれだけ試合に勝とうと私に勝てないのでは話しにならな・・・?!」
そこまで話したイングリモングリは突然目を押さえて仰け反る!
それと共に重力から介抱され5人は一度距離を取る。
イングリモングリが何故仰け反ったのかが直ぐに分かったのだ。
「明さん・・・」
「明・・・」
「あーくん」
「明さん・・・」
「明・・・」
一斉に明の仕業だと理解した5人はそのままその場を逃げ出す。
明が介入したのならこの場に居る必要は無いと判断したのだ。
「き・・・きさまらぁあああぎゃあああああああ!!!おっおぇええええええ!!!!」
イングリモングリが悶絶し苦しそうに悶える。
目から口に手が移動した事でその部分がどうなっているのかモニターに映し出された。
そして誰もが驚に包まれる・・・
少女姿のイングリモングリの顔面には白い液体が大量に掛かっていたのであった。
悪魔が斧を手に持つ戦士と戦いながら呪文を唱える!
空一面に黒い雲が悪魔の呪文と共に広がる!
屋内にも拘らず空は雷雲に覆われたのだ!
「勝負あったわね、降参しなさい。今なら楽に気絶させてあげるわよ」
「ここまで防戦一方だったお前が何を抜かすか?!」
事実先程まで悪魔が一方的に押されていた。
天使に引き続き悪魔が対峙している戦士は明らかに悪魔の技量を上回っていたのだ。
だがそれも全ては悪魔のこの魔法の為の布石であった。
空一面に雷雲が覆った現状悪魔の勝利は揺るがないのだがそれを目の前の斧の戦士は知らない。
「そう、ならこの世の地獄と言うものを見せてあげるわ」
悪魔のその言葉と共に地球に映し出されていた映像が途絶えた。
地球の命運を賭けた戦いの最中突然映像が消えた事に見ていた全ての人が文句を言うが現場はそれどころではなかった。
「が・・・がはぁ・・・」
「あら?まだ生きてたの?」
全身を輝かせ空の雷雲から常時落雷を受け続けている悪魔はその電気を自身に纏い放電していた。
最初の落雷と共に悪魔の体から周囲に電撃が飽和状にその場を覆いつくして一瞬にしてその場はこげていたのだ。
「わたしは・・・イングリモングリ様の・・・戦士・・・」
「ふふふっ貴方の魂は本当に美味しそうだけど明に怒られるから助けてあげるわ」
そう言って悪魔は指先から1枚のコインを弾く。
電撃とコインと言えば御存知皆さん大好きなアレである。
そう・・・
「拡散メガ粒子砲!」
「なにぃいいいいいいい!!!!」
その戦場を別室にて観戦していたイングリモングリは叫び声を上げる。
悪魔が使用するのは間違い無く超電磁砲のレールガンであると予想していたのだ。
だが実際には悪魔が指先のコインを弾きそれに超圧縮された電撃をビームにして発射した!
コインには悪魔の電気により磁力が備わっておりそれがそのビームを乱反射させて試合会場は滅茶苦茶にビームが暴れまわる。
何故弾幕シューティングゲームのボスキャラは全く関係ない真横や真後ろにも弾を発射するのか?
その方が見た目が格好いいからである!
それを体現したのだ!
乱反射したビームは試合会場を滅茶苦茶に壊し既に斧の戦士は感電して気を失っていた。
煙が風に流されその場に立っている悪魔が片腕を上げて勝利を表していた。
何故悪魔は感電しなかったのかと言う疑問もあるだろう。
それは・・・
「う~ん・・・いつか明相手に使うかもしれないと思って持っていたスキンが役に立つとはね」
そう、悪魔はコンドームを所持していたので電気をその身に受けても無事だったのだ。
ヘルメットを装備していれば高層ビルから落下してもダメージは少なく押さえられる原理と同じである。
「しょ・・・勝者、地球代表『大和ナデナデシコシコジャパン 悪魔!』」
会場にいた審判は感電してイッて気絶していたので別室の代理人が勝利宣言を行なう。
感電した審判はどうやらMだったようでその表情は物凄く嬉しそうであった・・・
「次は・・・私ね・・・」
「問題ないと思うけど負けないでよ」
「当たり前、私を舐めないで。舐めるのは私だから・・・」
真っ黒の前髪を垂らして白いワンピースを着た女性が瞬時に修復された試合会場へ上がる。
試合会場が修復されたと同時にモニター映像も修復され悪魔の勝利が報道されていた。
地球では2連勝と言う事実に歓喜の声が上がるがそんな事を全く気にしていない明ハーレムのメンバーはただ次の試合に意識を向ける。
そして、直ぐに解説で第3試合が始まるとの報道がされた。
帰ってきた悪魔とすれ違いざま一言二言会話を交わして歩くその姿に誰もが目を疑った。
先程の二人はまさに見た目から天使と悪魔と人外を表した容姿をしていたにも関わらず3人目に出てきたのはどう見ても普通の人間である。
真っ白の肌から美しく若い女性だと言う事が一目で分かるその容姿に誰もが息を飲む。
勝ち負けではない、あんな綺麗な女性が戦うという姿が想像できないのだ。
試合会場に上がったその足は裸足という事も勿論あった。
「お前が次の対戦相手か?随分戦いとは無縁な感じがするが手加減はしないぞ」
長い棒を手にした戦士はその棒を振り回して構える。
宇宙人なのに武術をマスタークラスまで鍛え上げているのが一目で分かるそいつは強者との戦いにのみ喜びを得る性格だと一目で分かった。
「あなた・・・死ぬわ・・・」
貞子が放った言葉はその一言だけであった。
そして、棒の戦士が最後に聞いた言葉もそれであった・・・
試合開始の合図と共に棒を持った戦士はそのまま前のめりに倒れたのだ。
それを見ていた誰もがその光景に言葉が出なかった。
一瞬である、一瞬で試合会場は血まみれの地獄と化していたのだ。
勿論貞子でも棒の戦士の血でもない、コレは貞子が作り出した呪いのフィールド。
現在も棒の戦士は貞子の作り出した心の迷宮で這い寄る無敵の幽霊として追いかけられ続けているのだろう。
「話にもならないわ・・・」
その言葉に司会者が宣言をする・・・
「しょ・・・勝者、地球代表『大和ナデナデシコシコジャパン 貞子!』」
歓声がその場を包み込む。
そう、これで5試合のうち3勝を勝ち取ったのだ。
これで地球は救われた。
誰もがそう考えていたのだが・・・
「全く、嘆かわしい・・・我の配下ともあろう者が情けないな」
貞子の正面に気が付いたらそいつは立っていた。
茶色い髪をした少女である。
全身を黒いローブで包み手には1本の杖を持っていた。
「私がこの宇宙を統べるイングリモングリである!」
その言葉と同時に試合会場の血塗れだった床が一瞬で元通りになったのだ。
それは貞子が作り出した呪いのフィールドを消し飛ばしたと言う事である。
ガギギギギンッ!
フィールドを消されたのを察知した貞子は一瞬でイングリモングリへと飛び掛り振り上げた右手を振り下ろす。
まるでミュータントの様に貞子の手先は突然鋭い爪が伸びておりそれで切り裂こうと襲い掛かったのだ。
だがイングリモングリの周囲に存在するバリアがそれを弾き返す。
「無駄だよ、この世のあらゆる事象にもこのバリアは絶える」
貞子の歯痒い顔を嬉しそうに見詰めたイングリモングリに向かって控え室から4人が飛び出して一斉に攻撃を仕掛けた!
天使と悪魔、そしてまだ試合を行っていなかったヘレシングと斉藤である!
「ホーリーノバ!」
「ダークデスボール!」
「血液針千本!」
「スクリューブロー!」
4人の一斉攻撃がイングリモングリに襲い掛かる!
だが、やはりイングリモングリのバリアは貫けず一歩も動かずにその全てを無効化する。
「無駄だ、お前達に勝ち目は無い。大人しく、跪け!」
その言葉はその場に射た5人に物凄い重力を掛けた!
言葉も出せず地面に屈する5人・・・
言葉も発する余裕が無いくらいだがそれも長くは続かない・・・
「終わりだ。どれだけ試合に勝とうと私に勝てないのでは話しにならな・・・?!」
そこまで話したイングリモングリは突然目を押さえて仰け反る!
それと共に重力から介抱され5人は一度距離を取る。
イングリモングリが何故仰け反ったのかが直ぐに分かったのだ。
「明さん・・・」
「明・・・」
「あーくん」
「明さん・・・」
「明・・・」
一斉に明の仕業だと理解した5人はそのままその場を逃げ出す。
明が介入したのならこの場に居る必要は無いと判断したのだ。
「き・・・きさまらぁあああぎゃあああああああ!!!おっおぇええええええ!!!!」
イングリモングリが悶絶し苦しそうに悶える。
目から口に手が移動した事でその部分がどうなっているのかモニターに映し出された。
そして誰もが驚に包まれる・・・
少女姿のイングリモングリの顔面には白い液体が大量に掛かっていたのであった。
0
お気に入りに追加
256
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢にざまぁされた王子のその後
柚木崎 史乃
ファンタジー
王子アルフレッドは、婚約者である侯爵令嬢レティシアに窃盗の濡れ衣を着せ陥れようとした罪で父王から廃嫡を言い渡され、国外に追放された。
その後、炭鉱の町で鉱夫として働くアルフレッドは反省するどころかレティシアや彼女の味方をした弟への恨みを募らせていく。
そんなある日、アルフレッドは行く当てのない訳ありの少女マリエルを拾う。
マリエルを養子として迎え、共に生活するうちにアルフレッドはやがて自身の過去の過ちを猛省するようになり改心していった。
人生がいい方向に変わったように見えたが……平穏な生活は長く続かず、事態は思わぬ方向へ動き出したのだった。
公爵令嬢アナスタシアの華麗なる鉄槌
招杜羅147
ファンタジー
「婚約は破棄だ!」
毒殺容疑の冤罪で、婚約者の手によって投獄された公爵令嬢・アナスタシア。
彼女は獄中死し、それによって3年前に巻き戻る。
そして…。
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
【完結】王女様の暇つぶしに私を巻き込まないでください
むとうみつき
ファンタジー
暇を持て余した王女殿下が、自らの婚約者候補達にゲームの提案。
「勉強しか興味のない、あのガリ勉女を恋に落としなさい!」
それって私のことだよね?!
そんな王女様の話しをうっかり聞いてしまっていた、ガリ勉女シェリル。
でもシェリルには必死で勉強する理由があって…。
長編です。
よろしくお願いします。
カクヨムにも投稿しています。
いっとう愚かで、惨めで、哀れな末路を辿るはずだった令嬢の矜持
空月
ファンタジー
古くからの名家、貴き血を継ぐローゼンベルグ家――その末子、一人娘として生まれたカトレア・ローゼンベルグは、幼い頃からの婚約者に婚約破棄され、遠方の別荘へと療養の名目で送られた。
その道中に惨めに死ぬはずだった未来を、突然現れた『バグ』によって回避して、ただの『カトレア』として生きていく話。
※悪役令嬢で婚約破棄物ですが、ざまぁもスッキリもありません。
※以前投稿していた「いっとう愚かで惨めで哀れだった令嬢の果て」改稿版です。文章量が1.5倍くらいに増えています。
悪役令嬢は処刑されました
菜花
ファンタジー
王家の命で王太子と婚約したペネロペ。しかしそれは不幸な婚約と言う他なく、最終的にペネロペは冤罪で処刑される。彼女の処刑後の話と、転生後の話。カクヨム様でも投稿しています。
皇太子の子を妊娠した悪役令嬢は逃げることにした
葉柚
恋愛
皇太子の子を妊娠した悪役令嬢のレイチェルは幸せいっぱいに暮らしていました。
でも、妊娠を切っ掛けに前世の記憶がよみがえり、悪役令嬢だということに気づいたレイチェルは皇太子の前から逃げ出すことにしました。
本編完結済みです。時々番外編を追加します。
【完結】義妹とやらが現れましたが認めません。〜断罪劇の次世代たち〜
福田 杜季
ファンタジー
侯爵令嬢のセシリアのもとに、ある日突然、義妹だという少女が現れた。
彼女はメリル。父親の友人であった彼女の父が不幸に見舞われ、親族に虐げられていたところを父が引き取ったらしい。
だがこの女、セシリアの父に欲しいものを買わせまくったり、人の婚約者に媚を打ったり、夜会で非常識な言動をくり返して顰蹙を買ったりと、どうしようもない。
「お義姉さま!」 . .
「姉などと呼ばないでください、メリルさん」
しかし、今はまだ辛抱のとき。
セシリアは来たるべき時へ向け、画策する。
──これは、20年前の断罪劇の続き。
喜劇がくり返されたとき、いま一度鉄槌は振り下ろされるのだ。
※ご指摘を受けて題名を変更しました。作者の見通しが甘くてご迷惑をおかけいたします。
旧題『義妹ができましたが大嫌いです。〜断罪劇の次世代たち〜』
※初投稿です。話に粗やご都合主義的な部分があるかもしれません。生あたたかい目で見守ってください。
※本編完結済みで、毎日1話ずつ投稿していきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる