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第10話 明、遂に射精する!
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「ふふふ・・・これでアンタは不能になった。この勝負は私の勝ちだ!」
もう聞き慣れたこの台詞を言い終わると同時にいつもの動きを見せる明。
流れるように手を悪魔の胸に乗せ掴む。
「あんっ」
それは明にとっていつもの光景だった。
姿を消した悪魔、明はようやく元の生活に戻れたのだと安堵した。
「睾丸が爆発して死ぬとしても延々とドラゴンの体内で消化され続けるより全然マシ!」
声高々に死ぬ瞬間を注射針を刺される一瞬と同じだと宣言し明は今日を楽しく行きぬく事に決めたのだった。
ニート生活をしていた時は感じなかった。
パソコンで一日遊んで暮らす日々の幸せを噛み締めながら明は検索サイト「ブーブル」で調べ物をしていた。
「女子高生の脇で握ったおにぎり!いや、もう女子高生の体を使ったおにぎりならなんでもいいや!」
明は壊れていた・・・いや、元からである。
しかし、実際に実食をさせてくれる店は存在せず絶望に沈みかけていた明の目にそれは飛び込んできた!
「全国展開しているコンビニであるエローションで売っている『小女子おにぎり』だと?!」
明は感動した!日本もまだまだ捨てた物ではないと感動した!
こうして明は小女子おにぎりを求めて旅に出るのであった。
そう、小女子であるとは露知らず小さい女子、つまり少女が握ったおにぎりに違いないと明は現実逃避していた。
そして、遂に小女子おにぎりを買いその味に感動しながら満足げに食事を済ませる明。
完全にアホである。
その帰り道、満腹になった明は新たな萌えで当初の目的を達成しようと射精に繋がりそうな萌えを探していた。
だがそうそう新しい萌えに繋がる発見は見つからず自宅に近付いていた明だったがそこで一人の少女と出会うのであった。
私の名前は『九十九 舞』、この町の神社で巫女をやっている家系に産まれた娘である。
私の家系には代々不思議な力を持っている人が度々生まれ私もその一人である。
私が授かった力は他人に触れている間その人が背負っているモノを肩代わりできるのである。
それを使って今まで沢山の人と接してきた。
だが、触れている間しか効果が無いので体の痛みは治す事が出来る訳でもなく実際は一時しのぎにしかならない。
それでも私の力で少しの間でも助かる人が居るのならと今まで頑張ってきた。
だけど、一時しのぎにしかならないという事は離れればその人には再びその何かが戻ってくる。
その為彼女は金を持った権力者に何度も連れ去られそうになっていた。
そんな出来事の連続に絶望し家を飛び出していたのだった。
二人は巡り会うべくして巡り合う。
それは運命の赤い糸が引付け合うように全ては偶然の出会いであった。
本当に偶然交差点を曲がった時にお互いがぶつかったのである。
そして、彼女の力が発動した。
「きゃっ!?ごっごめんなさい」
明の精神状態は既に崩壊寸前だった。
全ては天使が与えた性欲10倍のせいだった。
ムラムラが限界寸前まで来ていた明は彼女に触れた瞬間に覚醒した!
「ぶびゅるびゅるびゅるびゅるびゅぷびゅぷびゅぷびゅぷ!!!!!」
明の息子は遂にその魂を開放したのであった。
もう聞き慣れたこの台詞を言い終わると同時にいつもの動きを見せる明。
流れるように手を悪魔の胸に乗せ掴む。
「あんっ」
それは明にとっていつもの光景だった。
姿を消した悪魔、明はようやく元の生活に戻れたのだと安堵した。
「睾丸が爆発して死ぬとしても延々とドラゴンの体内で消化され続けるより全然マシ!」
声高々に死ぬ瞬間を注射針を刺される一瞬と同じだと宣言し明は今日を楽しく行きぬく事に決めたのだった。
ニート生活をしていた時は感じなかった。
パソコンで一日遊んで暮らす日々の幸せを噛み締めながら明は検索サイト「ブーブル」で調べ物をしていた。
「女子高生の脇で握ったおにぎり!いや、もう女子高生の体を使ったおにぎりならなんでもいいや!」
明は壊れていた・・・いや、元からである。
しかし、実際に実食をさせてくれる店は存在せず絶望に沈みかけていた明の目にそれは飛び込んできた!
「全国展開しているコンビニであるエローションで売っている『小女子おにぎり』だと?!」
明は感動した!日本もまだまだ捨てた物ではないと感動した!
こうして明は小女子おにぎりを求めて旅に出るのであった。
そう、小女子であるとは露知らず小さい女子、つまり少女が握ったおにぎりに違いないと明は現実逃避していた。
そして、遂に小女子おにぎりを買いその味に感動しながら満足げに食事を済ませる明。
完全にアホである。
その帰り道、満腹になった明は新たな萌えで当初の目的を達成しようと射精に繋がりそうな萌えを探していた。
だがそうそう新しい萌えに繋がる発見は見つからず自宅に近付いていた明だったがそこで一人の少女と出会うのであった。
私の名前は『九十九 舞』、この町の神社で巫女をやっている家系に産まれた娘である。
私の家系には代々不思議な力を持っている人が度々生まれ私もその一人である。
私が授かった力は他人に触れている間その人が背負っているモノを肩代わりできるのである。
それを使って今まで沢山の人と接してきた。
だが、触れている間しか効果が無いので体の痛みは治す事が出来る訳でもなく実際は一時しのぎにしかならない。
それでも私の力で少しの間でも助かる人が居るのならと今まで頑張ってきた。
だけど、一時しのぎにしかならないという事は離れればその人には再びその何かが戻ってくる。
その為彼女は金を持った権力者に何度も連れ去られそうになっていた。
そんな出来事の連続に絶望し家を飛び出していたのだった。
二人は巡り会うべくして巡り合う。
それは運命の赤い糸が引付け合うように全ては偶然の出会いであった。
本当に偶然交差点を曲がった時にお互いがぶつかったのである。
そして、彼女の力が発動した。
「きゃっ!?ごっごめんなさい」
明の精神状態は既に崩壊寸前だった。
全ては天使が与えた性欲10倍のせいだった。
ムラムラが限界寸前まで来ていた明は彼女に触れた瞬間に覚醒した!
「ぶびゅるびゅるびゅるびゅるびゅぷびゅぷびゅぷびゅぷ!!!!!」
明の息子は遂にその魂を開放したのであった。
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