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第81話 丸呑み触手モンスター
しおりを挟むヤマトは銀色ののっぺらぼうの後を追いかける。
森の中を駈けているのだが、まるでヤマトが通る為に道が出来ているように木々が横へ避けている。
しかし、ヤマトは気付かない。
追いかける時に置いて行くのは駄目だと判断し掴んだ相手もリーゼではなくレイラだった事も。
そして、レイラは身長がヤマトより低いとは言え小脇に抱えて移動できるほど小さくも軽くも無いと言う事実、更に先程から一言も言葉を発さなくなっているのに・・・
「はぁ・・・はぁ・・・一体何処行った?」
流石のヤマトも息が切れてきて森の中で足を止める。
途中まで確かに銀色のアレの後を追い掛けていた筈なのだがヤマトの視界に既にその姿はない。
そして、落ち着いてヤマトは脇に抱えたそれを見て驚きの声を上げる!
「なっなんだ?!」
ヤマトが脇に抱えていたそれは卵であった。
そして、その卵に切れ目が入りそれが開いて目となった。
恐ろしい・・・良く分からないが凄く恐ろしい・・・
卵の目に見詰められたヤマトは吐き気を覚えながらそれを捨てようとするが体が動かない・・・
そして、徐々に意識が薄くなっていくのを感じる・・・
「ち・・・ちがう・・・これは・・・なにかヤバイ・・・」
閉じそうになる瞼に力を入れて意思をしっかり持とうと踏ん張るがヤマトの体は全く動かず瞼の重さに力が徐々に抜けていく・・・
このまま眠りに付けば楽になれる・・・
そんな甘い囁きが脳内に響きヤマトの意識がどんどん薄らいでいく・・・
このまま眠ると永遠に起きれない気がする・・・
だが・・・もう・・・げんか・・・い・・・
ヤマトの意識は闇の中へ沈んだ。
「ぶわっぶへっ?!」
突然顔面に何か生暖かい液体がかけられヤマトは意識を取り戻した!
そして、目を疑う。
そこは森の中ではなかった。
ヤマトは床から出ている肉の塊にセクスカリバーを差込んだまま眠っていたのだ。
「うぁぁぁあああ」
挿入しているそこが蠢いて中へ射精するヤマト。
そして上を見上げて気付いた!
「ヤ・・・ヤマト・・・さん・・・意識・・・戻りました・・・か?」
そこにはマリサが居た。
壁から生えた触手に体を縛られ天井近くで触手によって交互に二つの穴を犯されているのだ。
胸も包み込むように触手が巻きつきヌルヌルした液体を分泌しながら擦りあげている。
マリサの胸は小さく触手も愛撫するのを苦戦しているようだった。
「ち・・・ちがう・・・ちいさく・・・ない・・・」
否定するポイントがそこかと突っ込みを入れそうになるヤマトだったが口の中に残っていた液体を飲み込む。
しょっぱい・・・まさか!?
「マリサ、お前・・・」
「あんたを起こす為に・・・それしか方法が無かったんだから・・・」
「いや、おかげで目が覚めたありがとよ!」
しかし、ヤマトも体を肉に固められ動くことが出来ない。
ここが一体何処でどうしてこうなったのか理解できないが今はここから何とかして脱出をしなければ・・・
そう考えたヤマトは魔法を使う!
『ミニマラ!』
セクスカリバーが小さくなり肉穴と隙間が出来て腰を捻ってヤマトはなんとかそこから抜け出ようともがく!
「くそぉおおお!!!だせぇええええ!!!はなせぇええええ!!!」
ヤマトは目の前の肉を叩く!
するとそこから赤色の数字で『1』という数字が出た!
それが示すのは一つしか無い。
ここは・・・魔物の腹の中だ!
そうなればやる事は一つ!
ヤマトは目の前の肉の塊を叩く!叩く!叩く!叩く!
自らの手が痛み出して来た頃に魔法を使う!
『リジェネ』
手の怪我が徐々に治ると同時に再び肉を叩く!叩く!叩く!叩く!
常時回復する手を武器に叩き続ける事数分・・・
「あひぇ・・・あへぇええ・・・・」
マリサが限界が近い、急がなくては・・・
既にヤマトがこの中に入る前からマリサは取り込まれていたと考えると一体どれ程の時間犯され続けていたのか分からない。
ヤマトは力の限り目の前の肉をたたき続けた!
そして、数分後・・・
「GYUGAAAAAAAAAAA!!!」
ヤマトの体を固定していた肉が少し動き体を引き抜けた!
それと共にマリサを吊り上げていた触手も力を失ったのかその体を落としヤマトはそれを受け止める。
「こひゅーこひゅー」
目が虚ろとなりアヘリながら今の状況も認識できないマリサをおんぶし先程からチラチラ見える肉の隙間へ向かって頭から突っ込む!
肉壁自体がヌルヌルで逆に抵抗が少なくヤマトはその隙間に手を突っ込んで無理やり広げた!
「外だ!」
そして、そこからマリサをおんぶしたまま飛び出す!
地面に転がりヤマトが見上げるとそこには緑色の巨体に巨大な口、全身が触手で出来ている魔物『モルボル』が居た!
そう、ヤマトはリーゼと手を繋いで戻って来た時に既にモルボルの幻覚吐息によって幻覚を見せられてレイラの元へ戻っていたと思わされていたのだ!
そして、気付く・・・全身ヌルヌルになって口とアソコとアナルから緑色の液体を垂れ流して意識を失っているリーゼとレイラが倒れて痙攣しているのを・・・
「こいつは妊娠させる対象ではなく魔物と認識した!」
ヤマトは構える!
その姿にモルボルは困惑したのか威嚇するわけでもなく体を捻りながら後ろへ下がる。
その様子に何かを感じたヤマトは叫ぶ!
「チンコーベル来い!」
「はいはーい!」
人間サイズで出現した妖精チンコーベルが1本の剣を持って出現した!
それをヤマトに渡す。
「お前、見てたのなら助けろよ・・・」
「ごめん、でも私戦闘能力皆無なんだもん・・・」
「まぁいい、っでコレは?」
「精剣『ディルソードー』だよ!精液掛ける度に攻撃力が上がる剣!」
「・・・また酷いものを出して来たな・・・」
二人が会話している間もモルボルはこちらを向いたまま後ろへ下がっていく・・・
だが体が6メートルは在る巨体なのでまるで遠くに行った様な気がしない中、ヤマトは精権ディルソードーを構えて走り出す!
そして、ヤマトはディルソードーを上に構えてモルボルへ向けて飛ぶのだった!
森の中を駈けているのだが、まるでヤマトが通る為に道が出来ているように木々が横へ避けている。
しかし、ヤマトは気付かない。
追いかける時に置いて行くのは駄目だと判断し掴んだ相手もリーゼではなくレイラだった事も。
そして、レイラは身長がヤマトより低いとは言え小脇に抱えて移動できるほど小さくも軽くも無いと言う事実、更に先程から一言も言葉を発さなくなっているのに・・・
「はぁ・・・はぁ・・・一体何処行った?」
流石のヤマトも息が切れてきて森の中で足を止める。
途中まで確かに銀色のアレの後を追い掛けていた筈なのだがヤマトの視界に既にその姿はない。
そして、落ち着いてヤマトは脇に抱えたそれを見て驚きの声を上げる!
「なっなんだ?!」
ヤマトが脇に抱えていたそれは卵であった。
そして、その卵に切れ目が入りそれが開いて目となった。
恐ろしい・・・良く分からないが凄く恐ろしい・・・
卵の目に見詰められたヤマトは吐き気を覚えながらそれを捨てようとするが体が動かない・・・
そして、徐々に意識が薄くなっていくのを感じる・・・
「ち・・・ちがう・・・これは・・・なにかヤバイ・・・」
閉じそうになる瞼に力を入れて意思をしっかり持とうと踏ん張るがヤマトの体は全く動かず瞼の重さに力が徐々に抜けていく・・・
このまま眠りに付けば楽になれる・・・
そんな甘い囁きが脳内に響きヤマトの意識がどんどん薄らいでいく・・・
このまま眠ると永遠に起きれない気がする・・・
だが・・・もう・・・げんか・・・い・・・
ヤマトの意識は闇の中へ沈んだ。
「ぶわっぶへっ?!」
突然顔面に何か生暖かい液体がかけられヤマトは意識を取り戻した!
そして、目を疑う。
そこは森の中ではなかった。
ヤマトは床から出ている肉の塊にセクスカリバーを差込んだまま眠っていたのだ。
「うぁぁぁあああ」
挿入しているそこが蠢いて中へ射精するヤマト。
そして上を見上げて気付いた!
「ヤ・・・ヤマト・・・さん・・・意識・・・戻りました・・・か?」
そこにはマリサが居た。
壁から生えた触手に体を縛られ天井近くで触手によって交互に二つの穴を犯されているのだ。
胸も包み込むように触手が巻きつきヌルヌルした液体を分泌しながら擦りあげている。
マリサの胸は小さく触手も愛撫するのを苦戦しているようだった。
「ち・・・ちがう・・・ちいさく・・・ない・・・」
否定するポイントがそこかと突っ込みを入れそうになるヤマトだったが口の中に残っていた液体を飲み込む。
しょっぱい・・・まさか!?
「マリサ、お前・・・」
「あんたを起こす為に・・・それしか方法が無かったんだから・・・」
「いや、おかげで目が覚めたありがとよ!」
しかし、ヤマトも体を肉に固められ動くことが出来ない。
ここが一体何処でどうしてこうなったのか理解できないが今はここから何とかして脱出をしなければ・・・
そう考えたヤマトは魔法を使う!
『ミニマラ!』
セクスカリバーが小さくなり肉穴と隙間が出来て腰を捻ってヤマトはなんとかそこから抜け出ようともがく!
「くそぉおおお!!!だせぇええええ!!!はなせぇええええ!!!」
ヤマトは目の前の肉を叩く!
するとそこから赤色の数字で『1』という数字が出た!
それが示すのは一つしか無い。
ここは・・・魔物の腹の中だ!
そうなればやる事は一つ!
ヤマトは目の前の肉の塊を叩く!叩く!叩く!叩く!
自らの手が痛み出して来た頃に魔法を使う!
『リジェネ』
手の怪我が徐々に治ると同時に再び肉を叩く!叩く!叩く!叩く!
常時回復する手を武器に叩き続ける事数分・・・
「あひぇ・・・あへぇええ・・・・」
マリサが限界が近い、急がなくては・・・
既にヤマトがこの中に入る前からマリサは取り込まれていたと考えると一体どれ程の時間犯され続けていたのか分からない。
ヤマトは力の限り目の前の肉をたたき続けた!
そして、数分後・・・
「GYUGAAAAAAAAAAA!!!」
ヤマトの体を固定していた肉が少し動き体を引き抜けた!
それと共にマリサを吊り上げていた触手も力を失ったのかその体を落としヤマトはそれを受け止める。
「こひゅーこひゅー」
目が虚ろとなりアヘリながら今の状況も認識できないマリサをおんぶし先程からチラチラ見える肉の隙間へ向かって頭から突っ込む!
肉壁自体がヌルヌルで逆に抵抗が少なくヤマトはその隙間に手を突っ込んで無理やり広げた!
「外だ!」
そして、そこからマリサをおんぶしたまま飛び出す!
地面に転がりヤマトが見上げるとそこには緑色の巨体に巨大な口、全身が触手で出来ている魔物『モルボル』が居た!
そう、ヤマトはリーゼと手を繋いで戻って来た時に既にモルボルの幻覚吐息によって幻覚を見せられてレイラの元へ戻っていたと思わされていたのだ!
そして、気付く・・・全身ヌルヌルになって口とアソコとアナルから緑色の液体を垂れ流して意識を失っているリーゼとレイラが倒れて痙攣しているのを・・・
「こいつは妊娠させる対象ではなく魔物と認識した!」
ヤマトは構える!
その姿にモルボルは困惑したのか威嚇するわけでもなく体を捻りながら後ろへ下がる。
その様子に何かを感じたヤマトは叫ぶ!
「チンコーベル来い!」
「はいはーい!」
人間サイズで出現した妖精チンコーベルが1本の剣を持って出現した!
それをヤマトに渡す。
「お前、見てたのなら助けろよ・・・」
「ごめん、でも私戦闘能力皆無なんだもん・・・」
「まぁいい、っでコレは?」
「精剣『ディルソードー』だよ!精液掛ける度に攻撃力が上がる剣!」
「・・・また酷いものを出して来たな・・・」
二人が会話している間もモルボルはこちらを向いたまま後ろへ下がっていく・・・
だが体が6メートルは在る巨体なのでまるで遠くに行った様な気がしない中、ヤマトは精権ディルソードーを構えて走り出す!
そして、ヤマトはディルソードーを上に構えてモルボルへ向けて飛ぶのだった!
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