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第11話 焦らない挿入で慣れさせる

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仮眠用のベットは勿論シングルサイズ。
 当然二人が寝るようには出来ていない。
ヤマトはアスカをそこに寝かせ着ている物を1枚ずつ脱がせていく。
この世界にもブラジャーはちゃんとあるようでマリサがしてなかったのは胸が小さかったからかもしれないと考えるヤマトの前にはアスカの形の整った胸があった。
 下はまだ脱がさず履かせたままだ。
 真っ白のパンツに濡れた後が非常にいやらしいのでワザとそれだけ脱がせなかったのだ。

 「痛かったら言ってな」

ヤマトの言葉にコクンっと頷くアスカは両手で下のシーツを握り締め手に凄い力が入っているのが見て取れた。
 処女に良くある緊張しすぎて力が入りすぎてるってやつだ。
 特に兵士と言う仕事をしているので普段からしっかり鍛えているのだろう。
 引き締まった体は筋肉質なだけでなく少し贅肉も乗っておりそれがまたヤマトの性欲を高める。
 人は相反する二つの感覚を同時に味わうのを好むように出来ているのである。
アイスクリームの天ぷらの熱いと冷たい。
 揚げたこ焼きのカリカリとフワフワ。
チョコレートパフェのバリバリとトロトロもそうだろう。
 硬い筋肉だけでなく柔らかい脂肪が乗ったその肌触りは絶品だ。
ヤマトは全身を優しく撫でながら愛撫を続ける。

 「ふぅ・・・んんっ・・・んんんっ・・・」

 体の弱い部分を指先が通過するたびにアスカは体をビクビクと反応させ小さく声を上げる。
それはまるで楽器を演奏しているかのような気分にさせ高揚感を与えてくれる。

 「ひぃぐぅ!!」

キュッと指先で立ってる乳首を挟んで少し捻ると口からは突然の刺激に声が漏れる。
その開いた口にヤマトは口を合わせて優しいキスをする。
そして、そのまま指先は胸から腹を通り下半身へ移動する。
 一気にではなくゆっくり、たまに止まり弧を描いてまた下へ下へと動くその指の動きに徐々に腰が浮いていく。
 本能で体が求めている証拠だ。

そっと白いパンツの上から指で秘部をなぞる。
アスカは口をキュッと閉めて耐える。
その仕草は可愛いのだがやはり秘部は力が入りこのままでは指すらも入らないだろう。
ヤマトはアスカの体を回転させベットにうつ伏せになるように誘導する。
そして、下半身はベットから降ろし立った状態からベットに抱き付いているような格好にする。
 下着は降ろさず横にずらしてアスカの秘部にセクスカリバーを添えてゆっくりと中へと先端を入れる。

 「このまましちゃってもいいかい?」

ヤマト、ここまでしておいて女性に敢えて聞くのは後々にレイプしたとか言われるのを回避するためではない。
 自ら欲しがったという事を女性に自覚させその行為を求めさせる為である。
アスカは泣きそうな顔を横に向けこちらを見つめ・・・

「おねがい・・・します・・・」
 「痛かったらごめんね」

そう言いヤマトはゆっくりと中へと侵入しようとする。
だがやはり力が入りすぎている為に中へとそれ以上入る事が出来ない。
ヤマトは両手でアスカの脇に手を入れ両手で後ろから胸を包み込むように手を差し込む。
そして背中に体を乗せ体温を相手に感じさせる。

 「リラックスして、俺はアスカが落ち着くまでこうしているよ」

その言葉に安心を覚えたのか徐々にアスカの体から力が抜けていく。
そして、また少し進んだらアスカは力が入るので背中に抱き付いて落ち着かせる。
それを何度か繰り返し少しずつ奥へと侵入すると先に触れる物があった。
 処女膜であろう。

 「大丈夫かい?」

アスカの耳たぶを甘噛みしてからそう質問しアスカに余裕があるかの確認をする。
だがアスカは初めて腹部に異物が入ってきた圧迫感で少し苦しいようだった。
なのでヤマトはそれ以上奥へは行かずそこでゆっくりと腰を下げて抜いていく・・・
自分が受け入れ切れなかったから途中で止められると勘違いしたアスカは少し焦るのだがヤマトは先端が沈んだところまで抜いてから再びゆっくりと奥へと入っていく・・・
 そして、膜に触れたらゆっくりと抜いて先端まで来たらゆっくりと入れるを繰り返して腰を動かす。
 同じ動作を繰り返すというのは性行為に慣れてる女性には動きに慣れて物足りなくなる動きだが処女相手の場合は性行為自体に慣れさせる事が出来るのである。

そして、徐々に入る深さを深くしていき徐々に徐々に処女膜は破れその奥まで挿入に成功するのであった。
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