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第5話 理解を超えた異次元の戦い
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星々を飲み込んで一瞬にして蒸発させたレーザーの様な巨大な光線が落ち着いたそこには完全な無が広がっていた。
デビルバハムートは口を閉じて周囲に気を配る・・・
『やはり当たらなかったか』
そう念話で全方位に言葉を発信されヒロシは溜め息を吐きながら言葉を返す。
「お前何処に居るのか分からないからってズルイぞ」
ヒロシが立っていたのは月の様な小さな惑星であった。
デビルバハムートは念話を全方位に発信しその念話が拾われるポイントをソナーを使うようにヒロシの位置を確かめたのだ。
そこに立つヒロシに視線を向けるとヒロシは空に手を翳す。
『強き者よ、お前のそれも十分反則なのだがな・・・』
そうデビルバハムートが口にする。
それと同時に空中に幾つもの瓶が現れその場で割れる。
すると空中に飛散した中身の効果でデビルバハムートのギガフレアで消滅させられたはずのバハムート達が生き返る。
死者ですら死んでから10分以内であれば完全回復させて生き返らせるラストエリクサーであった。
「でもまぁ少しはダメージ与えられたみたいだからな」
そう言ってヒロシは空に浮かぶ数千にも及ぶバハムート達を元の世界へ送る。
そして、この空間にヒロシとデビルバハムートだけになった。
『強き者よ、我を滅ぼしてくれると述べていたがその程度ではまだまだ無理そうだな』
「そうでもないさ、少なくともお前が世界を食い尽くしたせいもあって受けたダメージを回復する統べはないんだろう?」
『やはり気付いていたか・・・』
そう、この世界の生きとし生きるモノ全ては目の前のデビルバハムートによって全て滅ぼされている。
その為、受けたダメージを回復する方法をデビルバハムートは持っていないのだ。
『それでもお前達人間は地を這う虫、そうである以上我にはどうあがいても永遠に届かん』
「あまり人間を舐めるなよ!」
そう言ってヒロシはデビルバハムートを見上げる。
だがそう告げられるのも無理は無い、実際問題ヒロシは星の上に立って宇宙を飛び回るデビルバハムートに直接攻撃を行なう事は通常なら無理なのだ。
アホウを使う事で宇宙空間でも何事も無く動けるヒロシではあるが空を飛ぶ事は出来ないのである。
その筈のヒロシの言葉にデビルバハムートは顔を歪める。
そう、ヒロシが取り出したのは黄色いとても小さな物体であった。
ヒロシはそれを頭に装着しスイッチを入れる。
すると不思議な事にヒロシの頭上でそれは回転してヒロシの体は宙に浮かび上がった。
「どうだ、これが人間の科学の力ってやつだ」
そう、これこそがヒロシが別世界から取り寄せたアイテム『タケ■プター』である。
帽子の上に装着したのにも関わらず体ごと空に浮かび上がる理由は不明だが実際問題ヒロシは空に浮かび上がっていた。
『ククク・・・全く、強き者よ・・・お前を見ていると世界を滅ぼしたのを後悔するぞ』
ヒロシはこれで対等だとデビルバハムートの正面に立つ、それでもその体の比較は象と蟻以上の差があり到底相手になるはずが無いは一目了見である。
『それに、そろそろ時間の様だからな』
「なら最後にこれを喰らって行くといいさ」
そう口にしたヒロシはアホウを使用して何も無い空間から1本の紅い槍を取り出した。
『それが今回お前が我を滅ぼす為に用意した物か?面白い』
「とりあえずこれでも喰らってろ!」
ヒロシとデビルバハムートの間に物凄い数の魔方陣が宙に浮かんだ状態で出現しヒロシはその紅い槍を構えて一つの魔方陣の中へ飛び込む!
その場から消えたと思われたヒロシは離れた場所の魔方陣から出現し再び別の魔方陣の中へ飛び込む。
『出現先を撹乱して我に意識外からの攻撃を仕掛けるつもりか?だがそうはいかんぞ』
そう全方位に念話を送ったデビルバハムートは両翼を再び広げる。
そして、その翼に放電現象の様な物が発生し中心にブラックホールを備えた魔球を幾つも出現させる。
『インパルス』
数々の魔球は瞬時に周囲へ飛び散り空中に浮かんだ魔法陣に触れると共にその周囲の空間ごと中心に粉砕しながら吸収され消滅する。
ヒロシの出現させた魔法陣の殆どがデビルバハムートのインパルスで消滅したその時であった。
デビルバハムートから遥か離れた場所に現れたヒロシは自身を一つの恒星によりその姿を隠していた。
そして、その恒星へ向けて手にしていた紅い槍を投げつける!
「もういっちょ!」
再びヒロシは別の場所へ移動して恒星へ向けてもう一本出した紅い槍を投げつける。
ヒロシの投げた槍は恒星、つまり太陽に飲み込まれるがその太陽自体を槍が吸収し中心に宿った槍の進行方向へ動かす。
ヒロシが同じ要領で紅い槍を使用して太陽を4つデビルバハムートへ向けて動かしたのだ!
『ぬっ?!面白い!』
自身に4方向から迫る4つの太陽に気付いたデビルバハムートは両翼で自身を包み込むように防御の姿勢をとった。
そして、4つの太陽はデビルバハムートに衝突し物凄い熱量が互いに互いを焼き尽くそうと燃え上がり大爆発を起こす!
その爆発の中心を飛び続けていた4本の槍が熱の壁を突き破りデビルバハムートの翼を貫通して皮膚に届いた!
『ぐぉぉぉぉぉぉおおおお!!!』
デビルバハムートの痛みに耐える声が念話で響き渡る。
体に小さな、本当に小さな傷ではあるが体内にまで届いた4本の槍が通過した場所を4つの太陽の熱が焼いていく。
しかし、それすらも単なる時間稼ぎであった。
デビルバハムートから遥か離れたその場所にいつの間にか巨大な戦艦の様な生き物が出現していた。
そいつは近くに在った一つの星そのものに魔法陣を浮かび上がらせて星を一つの魔法陣とした。
そして、そいつから宇宙空間を焼くほどの熱を持ったレーザーが放たれた。
そのレーザーは魔法陣と化した星そのものを飲み込んで増幅されてそのまま4つの太陽に焼かれてながら体内を槍によって傷つけられているデビルバハムートへと襲い掛かった!
まるで一つの宇宙がそこから誕生しそうなくらいのエネルギーが発生し4つの太陽が臨界点を突破して大爆発を引き起こす。
その爆発は一つの銀河を一瞬で燃やす様な勢いで発生して中心に居たデビルバハムートの軽々と飲み込む。
「これで止めだ!」
ヒロシがそう叫んで振り被ったのは5本目の紅い槍であった。
その槍の名前はロンギヌスの槍!
大爆発の中に飛び込んだ槍は爆発毎デビルバハムートを動かして吹き飛ばす。
だがその爆発が急に小さくなり爆発内を通過した紅い5本の槍が慣性を失って宙に浮かぶ。
「くそっこれでも駄目だったか・・・」
ヒロシは今回も仕留める事が出来なかった事を悔やみ手元へ5本の紅い槍を引き戻す。
そして、槍が消えると共にヒロシの姿もその場から消え去る。
この日、滅びた世界で一つの銀河にある半分以上の星がヒロシとデビルバハムートの戦いで消滅したのであった。
デビルバハムートは口を閉じて周囲に気を配る・・・
『やはり当たらなかったか』
そう念話で全方位に言葉を発信されヒロシは溜め息を吐きながら言葉を返す。
「お前何処に居るのか分からないからってズルイぞ」
ヒロシが立っていたのは月の様な小さな惑星であった。
デビルバハムートは念話を全方位に発信しその念話が拾われるポイントをソナーを使うようにヒロシの位置を確かめたのだ。
そこに立つヒロシに視線を向けるとヒロシは空に手を翳す。
『強き者よ、お前のそれも十分反則なのだがな・・・』
そうデビルバハムートが口にする。
それと同時に空中に幾つもの瓶が現れその場で割れる。
すると空中に飛散した中身の効果でデビルバハムートのギガフレアで消滅させられたはずのバハムート達が生き返る。
死者ですら死んでから10分以内であれば完全回復させて生き返らせるラストエリクサーであった。
「でもまぁ少しはダメージ与えられたみたいだからな」
そう言ってヒロシは空に浮かぶ数千にも及ぶバハムート達を元の世界へ送る。
そして、この空間にヒロシとデビルバハムートだけになった。
『強き者よ、我を滅ぼしてくれると述べていたがその程度ではまだまだ無理そうだな』
「そうでもないさ、少なくともお前が世界を食い尽くしたせいもあって受けたダメージを回復する統べはないんだろう?」
『やはり気付いていたか・・・』
そう、この世界の生きとし生きるモノ全ては目の前のデビルバハムートによって全て滅ぼされている。
その為、受けたダメージを回復する方法をデビルバハムートは持っていないのだ。
『それでもお前達人間は地を這う虫、そうである以上我にはどうあがいても永遠に届かん』
「あまり人間を舐めるなよ!」
そう言ってヒロシはデビルバハムートを見上げる。
だがそう告げられるのも無理は無い、実際問題ヒロシは星の上に立って宇宙を飛び回るデビルバハムートに直接攻撃を行なう事は通常なら無理なのだ。
アホウを使う事で宇宙空間でも何事も無く動けるヒロシではあるが空を飛ぶ事は出来ないのである。
その筈のヒロシの言葉にデビルバハムートは顔を歪める。
そう、ヒロシが取り出したのは黄色いとても小さな物体であった。
ヒロシはそれを頭に装着しスイッチを入れる。
すると不思議な事にヒロシの頭上でそれは回転してヒロシの体は宙に浮かび上がった。
「どうだ、これが人間の科学の力ってやつだ」
そう、これこそがヒロシが別世界から取り寄せたアイテム『タケ■プター』である。
帽子の上に装着したのにも関わらず体ごと空に浮かび上がる理由は不明だが実際問題ヒロシは空に浮かび上がっていた。
『ククク・・・全く、強き者よ・・・お前を見ていると世界を滅ぼしたのを後悔するぞ』
ヒロシはこれで対等だとデビルバハムートの正面に立つ、それでもその体の比較は象と蟻以上の差があり到底相手になるはずが無いは一目了見である。
『それに、そろそろ時間の様だからな』
「なら最後にこれを喰らって行くといいさ」
そう口にしたヒロシはアホウを使用して何も無い空間から1本の紅い槍を取り出した。
『それが今回お前が我を滅ぼす為に用意した物か?面白い』
「とりあえずこれでも喰らってろ!」
ヒロシとデビルバハムートの間に物凄い数の魔方陣が宙に浮かんだ状態で出現しヒロシはその紅い槍を構えて一つの魔方陣の中へ飛び込む!
その場から消えたと思われたヒロシは離れた場所の魔方陣から出現し再び別の魔方陣の中へ飛び込む。
『出現先を撹乱して我に意識外からの攻撃を仕掛けるつもりか?だがそうはいかんぞ』
そう全方位に念話を送ったデビルバハムートは両翼を再び広げる。
そして、その翼に放電現象の様な物が発生し中心にブラックホールを備えた魔球を幾つも出現させる。
『インパルス』
数々の魔球は瞬時に周囲へ飛び散り空中に浮かんだ魔法陣に触れると共にその周囲の空間ごと中心に粉砕しながら吸収され消滅する。
ヒロシの出現させた魔法陣の殆どがデビルバハムートのインパルスで消滅したその時であった。
デビルバハムートから遥か離れた場所に現れたヒロシは自身を一つの恒星によりその姿を隠していた。
そして、その恒星へ向けて手にしていた紅い槍を投げつける!
「もういっちょ!」
再びヒロシは別の場所へ移動して恒星へ向けてもう一本出した紅い槍を投げつける。
ヒロシの投げた槍は恒星、つまり太陽に飲み込まれるがその太陽自体を槍が吸収し中心に宿った槍の進行方向へ動かす。
ヒロシが同じ要領で紅い槍を使用して太陽を4つデビルバハムートへ向けて動かしたのだ!
『ぬっ?!面白い!』
自身に4方向から迫る4つの太陽に気付いたデビルバハムートは両翼で自身を包み込むように防御の姿勢をとった。
そして、4つの太陽はデビルバハムートに衝突し物凄い熱量が互いに互いを焼き尽くそうと燃え上がり大爆発を起こす!
その爆発の中心を飛び続けていた4本の槍が熱の壁を突き破りデビルバハムートの翼を貫通して皮膚に届いた!
『ぐぉぉぉぉぉぉおおおお!!!』
デビルバハムートの痛みに耐える声が念話で響き渡る。
体に小さな、本当に小さな傷ではあるが体内にまで届いた4本の槍が通過した場所を4つの太陽の熱が焼いていく。
しかし、それすらも単なる時間稼ぎであった。
デビルバハムートから遥か離れたその場所にいつの間にか巨大な戦艦の様な生き物が出現していた。
そいつは近くに在った一つの星そのものに魔法陣を浮かび上がらせて星を一つの魔法陣とした。
そして、そいつから宇宙空間を焼くほどの熱を持ったレーザーが放たれた。
そのレーザーは魔法陣と化した星そのものを飲み込んで増幅されてそのまま4つの太陽に焼かれてながら体内を槍によって傷つけられているデビルバハムートへと襲い掛かった!
まるで一つの宇宙がそこから誕生しそうなくらいのエネルギーが発生し4つの太陽が臨界点を突破して大爆発を引き起こす。
その爆発は一つの銀河を一瞬で燃やす様な勢いで発生して中心に居たデビルバハムートの軽々と飲み込む。
「これで止めだ!」
ヒロシがそう叫んで振り被ったのは5本目の紅い槍であった。
その槍の名前はロンギヌスの槍!
大爆発の中に飛び込んだ槍は爆発毎デビルバハムートを動かして吹き飛ばす。
だがその爆発が急に小さくなり爆発内を通過した紅い5本の槍が慣性を失って宙に浮かぶ。
「くそっこれでも駄目だったか・・・」
ヒロシは今回も仕留める事が出来なかった事を悔やみ手元へ5本の紅い槍を引き戻す。
そして、槍が消えると共にヒロシの姿もその場から消え去る。
この日、滅びた世界で一つの銀河にある半分以上の星がヒロシとデビルバハムートの戦いで消滅したのであった。
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