貴族である僕に魔法を教えに来たのは魔女ではなく痴女であった。

昆布海胆

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中編 ミヒロとの約束

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昨日、僕に魔法を使えるようにする為にやって来たメイドのミヒロ。
彼女の事が気になって悶々としたまま一夜を過ごしやって来た朝。

「眠い・・・朝風呂にでも入るかな・・・」

執事達は既に朝食の支度に取り掛かっており、時間まで朝風呂を満喫することにした僕。
ソファーで寝ていた筈のミヒロの姿も無かったので一緒に朝食を作っている事だろう。

「凄いエッチなんだけど・・・仕事はしっかりしてくれるんだよな・・・」

そう、昨日一日だけだが掃除も魔法の授業もしっかりしていたし、手料理も凄く美味しかったのだ。
あの変態な部分さえなければ凄く良いんだけど・・・

性的な知識は少しだけしか持っていないカーン、それでもミヒロが異常だという事は理解していた。
幼少の頃に両親が自身のベットで愛し合っている姿を見た事があるのだ。
それを思い返しても明らかに異常である。

「はぁ~気持ちいい・・・」

カーンが貴族に生まれて一番良かったと思うのが風呂である。
一般市民は井戸水で濡らしたタオルを使って体を拭いて綺麗にしているという話を聞いたことがある。
だからこそカーンは温水に浸かって安らげる風呂が大好きだった。

「カーン様、いらっしゃいますか?」
「うひゃい!!」

突然風呂の入り口が開かれて声を掛けられた。
完全に油断していた為に変な声が出てしまい恥ずかしくなるカーンであったが、振り返って驚愕する事となった。
ミヒロがそこに珍しい格好で立っていたのだ。
それは錬金術師が水中でしか作成できない物を作る際に装着すると言われている装備。
青いボトム形状のワンピース型の特殊加工がされた水着と呼ばれる物。
日本人がそれを見れば間違いなく『あれはスク水だ!』と呼びたくなる程似た物である。

「な・・・なななな・・・」
「お食事の準備が終わりましたので、お背中流します」

そう言って近づいてきた。
寝ぼけた頭を覚まそうと風呂に入ったが、入浴以上に一気に目が覚めた僕は慌てて湯船から出て逃げようとした。
が・・・

「ひぁっ?!」
「失礼します」

一瞬にしてミヒロはカーンの背後に密着していた。
その体がヌルヌルしおり石鹸が塗られているようで、ミヒロは体を擦り付ける様に動かし始めた・・・

(この硬いの二つって、ちく・・・)
「んっ・・・んっ・・・」

後ろから聞こえるミヒロの甘い吐息交じりの声。
僕の理性は崩壊寸前である。

「い、いや!普通に手を使ってよ!」
「畏まりました。では・・・」

そう言ってミヒロは僕の右腕を股に挟んで摺り始めた。

「ではじゃない!」
「手を使ってと申されましたので・・・あっ♡」

引き抜こうと腕を動かしたらミヒロが小さく喘いだ。
その瞬間、僕のおちんちんが一気に限界まで反り返った!

「次は前を・・・」
「前!?も、もう洗ったから!」

そう言った次の瞬間、抱き着かれたまま僕は押し倒されていた。
不思議な事に床で背中を打つかと思ったのだが、床が柔らかくなっており僕の体は受け止められた。
そのままミヒロは密着したまま体を前後に動かし始める。

「重くありませんか?」
「ていうか顔が近い!離れてよ!」

勃起した僕のおちんちんがミヒロの下腹部に挟まれて気持ち良すぎた。
だがなんとか流されないように必死に抵抗したのだが・・・

「畏まりました。このくらいで?」

両手を地面についてミヒロは上体を浮かせた。
必然的に騎乗位の様な体制になり股だけが密着した状態になっていた。

「ちょまっこの体制腰が余計に!まって擦らないで!」
ぬちゅっぬちゅっぬちゅっズッズッ・・・
「はぁ・・・はぁ・・・はっ♡ はっ♡ んっ♡」
「出ちゃ!はぐっ! ひぁあっ!!」

擦られたミヒロの下腹部に僕のおちんちんから白いおしっこが飛び出した。
高揚したミヒロはそれを湯船のお湯で綺麗に流し出す・・・
射精したばかりの僕のおちんちんはビクンビクンとお湯の温かさに反応を示していた。

「ここは デリケートでございますので丁寧に洗いましょう」はぁ はぁ
「ああっ!」

ミヒロが僕のおちんちんを指で挟み腰を浮かせる・・・

「こちらの方で・・・」

そう言って僕のおちんちんの先端を使って股の布を横にズラし、秘部へ先端が触れて・・・

「出てけー!!!」

僕はミヒロを突き飛ばしていた。






朝食時は何事も無かったかのようにミヒロは普通にしていたが・・・
昼からの魔法の授業が始まる・・・

「ですので魔力と言うのは・・・」

魔法を開設してくれているミヒロは真剣そのものであるが、朝の事もあり物凄く気まずかった。
確かに気持ち良かったし、ミヒロは綺麗で可愛い・・・
出来ればそう言う事をしたいという気持ちはある・・・
だけど・・・

「カーン様、ここまでで分からない事はありませんか?」
「うん、大丈夫。そ、それよりさ・・・今朝の事・・・その、ごめん!」
「???」

ミヒロが首を傾けて不思議そうに僕を見る・・・
その仕草がとても可愛くてドキッとするが・・・

「その、突き飛ばしたりしちゃって・・・」

そう言うとミヒロは優しく微笑み僕の耳元に口を近付けて・・・

「大丈夫ですよ、でもお気になされているのでしたら一つお願いが御座います」
「えっと・・・エッチな事以外でしたら・・・」
「ありがとうございます。では・・・ん”ン”ッ」

意を決したようにミヒロは小さく咳ばらいをしてから僕を見つめて口にした。

「私にオチ〇ポ下さい!!!!!」
「エッチな事以外つったでしょ!?声張って何言ってるの?!却下だよ!僕は魔法に集中したいんだ!」
「お待ちを、続きがございます」

僕の訴えはミヒロに止められた。
目を閉じて手をこちらに向けるミヒロは真剣な声で続けた。

「カーン様は魔法を早く会得したいですよね?」
「そ、そりゃあそうですけど・・・」
「私のお願いを聞いて下されば次の貴族の儀までにマスターさせて差し上げます!」
「えっ?!」

貴族の儀、それは月に1回 14歳以上の子供が貴族として認められるために行われる試験の様なものである。
カーンの二人の兄達も半年以上魔法を学んでから合格を勝ち取った。
本来であれば3年以内であれば何度試験を受けても良いのだが、僅か1ヶ月で貴族の儀を合格したなんて話は聞いた事がないのだ。

「お願いを聞いて下されば、私が絶対に来月カーン様を合格させてみせます!」
「・・・・・・・」

ミヒロの言葉は魅力的である、実際3年と言う猶予があるがその間に魔法がマスター出来ない者も居る。
そうなれば家族から見放されて平民に落とされる、それどころか奴隷落ちすらも珍しい話ではないのだ。
だからこそ僕はミヒロの話に耳を傾けた。
1ヶ月我慢して駄目だったら人を代えて貰えば良いんだ。
そう、これは貴族によくある身を切って財を成すというヤツだ。

僕はミヒロと肉体関係になる理由を自ら作り認めてしまった。
ミヒロを真っすぐに見つめて強く頷いた。
そんな僕の手をミヒロは取って・・・自分の股に持っていき擦りだした。

「あぁ♡ ここに来てからカーン様が欲しくてたまらないのです」
「えーっと・・・約束は守ってもらいますからね」
「約束は守りますのでお願いします。どうか、私にお情けを・・・」

そのまま僕の指を自分の中に誘導しながらミヒロはベットへと僕を連れていく・・・

「ん♡ んぁっ♡ ん♡ んっ♡」
ぬちゅ♡ くちゅ♡ くちゅ♡

ほんの数歩の移動中だけでミヒロの股は僕の指でトロトロになっていた。
そのままミヒロは仰向けにベットに倒れ、両手を伸ばして僕を求める・・・

ガバッ!
「あぁっ・・・♡」

最早本能だけであった。
ズボンを降ろして脱ぎきる前に僕はミヒロに抱き着いていた。
両手をミヒロの横に立てて腰を突き出せば、いつの間にかパンツを脱いでいたミヒロのあそこに僕のおちんちんは吸い込まれた。

「あ”っ♡♡♡」
「ぐぅっ!あっ出っ!!」
びゅっ・・・

挿入した瞬間、この世の物とは思えない程の快楽が全身を貫き、僕は入れた瞬間にまた白いやつを吐き出していた。

「あっ♡ あつ・・・♡」
「ご、ごめ・・・僕・・・」
「これで・・・っショタに種付けの夢が叶いました♡」

突然言い出したミヒロの言葉に僕は固まる・・・

「子供の頃からの夢なんです・・・♡」

トローンとした目で僕を見詰めながら告げるミヒロ。
いまいち理解に苦しんだが、僕の本能が彼女を愛したくて堪らないと訴えていた。

「ですがまだまだ物足りません、カーン様はもう満足されましたか?」
「まだに決まってます」
「流石で御座います」

そう言ってミヒロは僕を引き寄せキスをした。
ファーストキス、口を重ねて優しく彼女に吸い付かれる・・・

「この卑しい家政婦めに、更なる子種をお恵み下さい・・・♡」
「っ・・・よ、よぉーし・・・やってやる!」
「あぁっ♡♡」

僕はミヒロが求めている通りに腰を一度引いて再び突き入れた!
結合部からはグポグポッと包み込みながらも抵抗の無い刺激が連続して襲ってくる。
こうすれば気持ちいいというのが自然と分かり、僕はミヒロの中を何度も往復する・・・

「ミヒロのせいで僕しちゃったよ!」
「ごめ♡ん♡なさいっ・・・♡ カーン様が♡ 私の理想のショタだったものでっ・・・♡」ふぁっ♡ ん”あ♡ あッ♡

ミヒロが本気が感じているのがわかる・・・
今すぐに彼女の中で出てしまいそうになるのを必死に耐えながら僕は腰を動かし続ける!
それを彼女が求めているから・・・

「一目見たらもう・・・カーン様にこうされたくて我慢できませんでしたぁ・・・♡」ん”っ♡ ふぁっ♡ あ~~♡
ズッズッズッズッ・・・
「僕より大人の癖に自制もできないんですか!」
ぢゅぷっぢゅぷっぢゅぷっぢゅぷっ

そう言って僕はミヒロの乳房を吸う。
その刺激にゾクゾクっと快感を感じたミヒロは半目になり、涎を垂れ流す。

「はい♡ 私は♡ 自制のできない淫乱ですっ・・・♡」はっ♡ あんっ♡ はぁっ♡
「そんな淫乱はっ!これでどうですか!」
「はい♡ お恵みください・・・♡」あ”ぁ♡ あ”ん♡ あんっ♡

僕はミヒロの両腕を掴んで逃げられないようにしてから腰を一気に突き入れた!
それと同時に先端からびゅるっと白いアレが出るのを感じた!
それは止まる事無く何度も何度もミヒロの中で脈動し、僕は気が狂いそうになる程の快楽の中、出しながら腰を何度も突き入れた!

「はぁん♡ あぁ♡ あ”ぁ~~~~~♡♡♡」びゅくっびゅくっびゅくっびゅくっびゅく・・・

ドサッと力が抜けてミヒロと繋がったまま僕の体はミヒロの上に倒れ込む。
二人の荒れた息遣いが部屋に響く・・・
ミヒロの顔の横に僕は顔をやって全身でミヒロの体温を感じる・・・
流れる汗から甘い香りがしてミヒロの中で硬さを保ったままのおちんちんが全く萎えなかった。

「カーン様・・・約束は お守りします。ですので、また私に・・・♡」

僕は答えなかった。
口から出るのは大きく吐く息の音だけ・・・
否、知らないうちに僕は眠っていたのだ・・・
そして、この瞬間からミヒロとの肉欲に溺れまくった時間が始まるのであった・・・
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