隠れるしか能の無い荷物持ちは要らねぇ!そう言って追放されたんだけど嫌なので勝手に付いて行く事にしました。

昆布海胆

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前編 追放されたけど付いて行く事にしました。

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ここは異世界、元の世界で事故に巻き込まれて死んでしまった俺はこの世界に転生した。
前世では平和な日本と言う国で生きていた事もあり争いには酷く臆病な性格をしている。
その為、中世の様なこの世界では生きる為に冒険者となったが戦いに関してはからっきしだ。
だからこそ俺は転生した時に女神様から貰った能力を使ってパーティで仲間を助けていたのだが・・・

「えっ?今なんて・・・」
「だから隠れるしか能が無い荷物持ちのお前とはここでお別れだって言ってんだよ」

こいつは俺の所属しているパーティのリーダー『ハンス』。
武器全般を使いこなす戦闘のプロだ。
そのすぐ横で腕を組んでこちらを睨みつけている女性二人、彼女達もパーティの仲間だ。

「だ、だからってこんなダンジョンの深い場所で・・・」
「だって、アンタを連れて戻ったら保険金私達に入らないでしょ?」

彼女はセーラ、索敵や罠を解除したりするプロフェッショナルだ。
彼女が俺を嫌う理由は簡単だ。
彼女にすら隠れた俺を発見する事が出来ないからだ。

「食費も1人分浮くと考えれば潔く身を引いてもらいたいものですわ」

彼女はジュリア、裁縫から魔物の解体、料理やパーティ財布の管理、武器防具の手入れまでを行う器用な女性だ。
彼女も俺を嫌っている、その理由は俺の現代知識が優れているからだろう。
料理や道具の利便性に関しては俺の住んでいた日本の方が遥かに凄かったから。
前にトマトソースを作って見せてから以前にも増して毛嫌いされるようになってしまった。

「そういう訳だからその荷物は貰っていくぜ」

そう言ってハンスにナイフを首筋に当てられて、俺は背負っていた荷物をジュリアに奪われた。
ここまで協力してきた俺に対する仕打ちがこれなのだから納得できない。
しかもここで死んだ事にして俺に掛かっていた保険金まで帰って受け取ろうとしているのだ。

「はぁ・・・全く・・・」

ここはダンジョン地下34層。
ハッキリ言ってここから外に出るには一人では不可能だ。
特に食料も無く魔物と戦う武器すら無い状態、その上ダンジョンの秘宝が所持していないのだから・・・

ダンジョンと言うモノは入る度に内部が変化する、その為共に入らないと一緒に行動する事は出来ないとされている。
そして、特殊なのが階層毎に1つだけある秘宝、これを回収しないとそのから上へは階層を戻れないのだ。
パーティの誰か一人がこの秘宝を所持していないと上の階への階段が出現しないというのだから摩訶不思議とはこの事である。
つまり、ここで一人残されれば帰る為にはもう1層下へ降りて秘宝を手に入れてくるしかないのだ。
だから俺は・・・

「仕方ない、追放されたけど・・・一緒に帰るとするか~」

そう言って転生した時に女神さまから授かったスキルを使用する。
そのスキルの名は・・・『バニシュ』
これは前世のゲームにあったバグ技が有名なRPGの魔法である。
この世界には魔法が存在しない、つまりそれがどういう事かと言うと・・・

「さーてと、待ってくれぇ~」

俺はハンス達を追いかけた。
荷物を持っていないので体は軽く、そのまま先を行くハンス達に追いつくのは直ぐであった。

「しっかし、アイツの顔見た?本当笑えたよね」
「正直、私は彼の事嫌いじゃなかったのですわよ」
「ジュリアは本当優しいなぁ~」

今さっき仲間を追放して殺したとは思えない3人の会話にイラっと来るのは当然である。
だが3人は知らない、追放した筈の俺『エド』が一緒に行動しているなどと。
これが俺のチートスキル『バニシュ』の効果である。
バニシュは使用者の肉体を透明にするスキルなのだ。
俺が隠れるのが得意と言うのは本当はこのスキルを使用しているからなのである。
そして、ご存じの通りこのバニシュには他にもいくつかの効果がある・・・
例えば・・・

「ん? ・・・・・??」
「どうした?セーラ?」
「う、ううん?なんでもない・・・」(なんかお尻が生暖かい??)
(すぅ~~♡ はぁ~~♡ ふん・・・♡ いい匂い・・・♡)

今俺は歩いているセーラのお尻に顔面をくっつけてその匂いを堪能していた。
これがこのスキルの最大の利点と言っても良いだろう、俺はまさしく文字通り透明人間に今なっているのだ。
だからこんな事をしても・・・

「きゃっ!?」
「えっ?今度はジュリアか?」
「えっ?なに・・・?んっ・・・くすぐった・・・?」(乳首までコリコリされてるような・・・??)
(おっぱいやわらけぇ~)

おっぱいを揉もうが乳首を指先でコリコリしようが誰にもバレる事は無いのだ。
だが今は移動中、あまり無茶な事をして妨害して万が一が在っては困る。
だから今は我慢する事にした・・・





「今日はここで体を休めるとするか」
「了解~」

ダンジョン23層まで上がってきた。
流石に魔物と戦いながら戻っているので外に出るまで数日掛かるのは仕方ない。
しかも俺が居ない事で荷物持ちが居ないのだから。
しかし、これは俺にとって好都合でしかないのである。

「あたしちょっと・・・」
「あいよ」

セーラが野営地から少し離れた木陰にやって来た。
俺はそれにニヤニヤしながら付いて行く・・・
そう、生物なら誰でもするトイレである。

「ふぅ~」

しゃがんでおしっこをするセーラの斜め後ろで俺は待機する・・・
流石にスカトロ趣味は無いので今は手を出さない。
全てはそれが終わってからである。

「早くお布団で寝たいわ~」

そう言って使い捨ての布で拭いて立ち上がろうとしたセーラのアソコに俺は指を挿入した。

にゅぷぷぷぷ・・・
「!?えっ・・・? ひっ・・・!?」
ぐにゅぅぅぅ・・・ぐちゅ・・・ぐちゅ・・・
「えっ?あっ?な・・・何コレっ? ひゃ♡」
ぐちゅぬぢぃずちゅくちゅくちゅ・・・

中腰のままセーラはアソコの中を俺の指で解されていく・・・
俺の右手人差し指が中を刺激し愛液が溢れ出てきた。
彼女もこのダンジョン生活で溜まっていたのだろうか?

「? な・・・中で何か動いて・・・? んあ・・・」
にゅるる・・・ぐぢゅ・・・ぐぢゅ・・・むぷっ・・・
「ううっ・・・や・・・あっ・・・なん・・・なの・・・アソコが・・・ヘンだよぉっ・・・」

耐えられず四つん這いになったセーラはお尻をこちらに突き出したまま俺の愛撫を拒絶する事無く感じていた。
その様子から大丈夫だろうと俺はズボンを下ろした。
ゆっくりと引き抜いた指から愛液が糸を引き、それを自身のチンポに少し付けてセーラにゆっくりと挿入していく・・・

「!?なに!?な・・・ あ”ッ ッあ”!?」ビクッビククッ!!
ズブブッ・・・ヌルルウゥゥッ・・・
「あぅ♡ あ”ッ ひぃ!? 何!? うああっ・・・熱ッ・・・!?」
(うぁぁ・・・出ちゃった・・・)

この世界に転生して初めての初体験、今まで何度も考えていた事だけにその興奮は凄かった。
モラルの問題もあるし、何より嫌われていても仲間だと考えていたから実行に移す気はなかったのだが・・・
その感情が更に俺の高ぶらせ、僅か3秒で中に射精してしまっていた。
しかし、今まで我慢し続けていたのもあるが、転生してから初めてのSEX、しかも前世では考えられない程の美女が相手である。
たった1回で終わる筈が無かった。

(うぉっナカに射精した精液で滑りが良くて凄い!?)
「ひっ」ゾゾゾッ!
(すげーヌルヌルできもちい~~~)
「あぅ!? あ”!? な!? また動っ・・・ぇ!? なに!? なに!?」ぞわぞわっぞわぞわっ

腰を動かすたびに結合部から洩れる卑猥な音。
徐々にセーラも自ら腰を動かし始めているのが感じ取れた。

「ぅあっああ♡ 何コレ・・・おかしいよっ」

音が聞こえないようにハンス達から離れたの良かった。
今の喘ぎ声も届いていないの様である。

「私のっ・・・アソコ・・・が・・・ん”あ”ッ あああ~~~っ!?」

何度も絶頂しているのかセーラの息遣いが甘く切ない、人は分からない事に対して恐怖を覚えると言うがそれがまた快感を呼び起こしているのかもしれない。

「ああっ・・・!? なん・・・なのこれぇ・・・? 拡がって・・・ううっ・・・ナニカ 動いているよぉ・・・」

セーラもきっとSEXは経験したことがあるのだろう。
だがバニシュを使っている相手とSEXした事は無いだろうからこの感覚に違和感しか感じていないに違いなかった。

「アソコ・・・が・・・はぁっ熱っ♡」ぞくっ♡ ぞくっ♡
(ほらっ一番奥まで味わいな!)どんっ!!
「んぎィィ♡」ビクビクビクゥ♡♡

セーラの高ぶりが達したのか、彼女の目が蕩けた。

「へぁっ はぁっ♡」ぞく♡ ぞく♡ ぞくっ♡
(ほらっラストスパートだ!)ズチュズチュズチュズジュ!

何度も何度も激しくピストンされ蹂躙されるセーラ。
全身を震わせ今まで感じた事の無い絶頂が絶え間なく彼女を襲う!

「う”あ”あ”ッあ”ぐっ♡♡ ひゃああっ♡ お”あ”ッ・・・♡」

中全てを犯される感覚、それがセーラを襲っていた。
これがバニシュの効果である、バニシュは透明になるだけではなく、物理攻撃を一切受け付けないようになるのである。
前世のゲームの中では魔法攻撃が必中する欠点があったが、この世界では魔法が存在しないのでまさにチートであった。
そしてなにより、物理攻撃を受け付けない透明の体なので、腰がぶつかって奥まで挿入できないという事が無いのだ。
つまり、今セーラの子宮口いっぱいに俺のチンポが押し込まれている状態なのだ。

「あ”あ”ッ♡ あ”っあ♡ あ”ああ~~~っ♡♡」ビクッビクッビクッビクッ♡
(そら!イケ!イッちまえ!)
「ふああっ♡ らめっ♡♡ やあっ♡」ガクッガクッガクッガクッ
(出すぞ!また中に出すぞ!)
「あひっ♡ああっいあああっ♡ あ”ッ♡」

ズゴッと投入したついでに尻をパチンっと一叩きし痛みと言うスパイスを加え腰を叩きつけた!
味覚の中でも辛みと言うのは痛みであるとされている、それを美味の一つと感じられる人間だからこそSEXの最中の痛みも快感に変わるのだろう。

「あひ☆ あ”ッああッ♡ あ”ぎっ♡ あ”ゎあ”ぁ”あ”♡♡」
(出っ射精る!!!)
「ひぐっ♡ あ”あ”あ”♡あ”あ”あ”♡あ”ッ!!!!」ビクビクビクビクビクッ♡♡♡

勢いよく噴き出す精液がセーラの一番奥深くへ注ぎ込まれていく・・・
セーラの子宮口に密着させたまま、どくっどくっと注がれる精液に合わせ、びくっびくっと体を痙攣させるセーラ。

「あ”っ♡ あ”ぅ♡ あ”っ・・・♡」

余韻が心地良いのだろう、地面にくっぷして痙攣するセーラの中に最後の一滴まで注ぎきってから俺はチンポを抜きさった。
痙攣する彼女に俺は近づき耳元でささやく・・・

「これからも宜しくね、セーラ♡」
「はひぃ♡」

一瞬だけスキルを解除して告げた言葉は彼女に伝わったのだろう。
絶頂痙攣しながら答えた彼女の頬に優しいキスをして俺は二人の元へ戻る。
そう、俺のパーティの元へ・・・
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