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ダヴィチンコード
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芸術…
少年は驚いていた。
目の前に大々的に飾られた絵にはモザイクがかかってなかったのだ。
どう見てもコンビニの18禁コーナーよりもモロである。
なのに堂々と飾られた老若男女だれもがそれを見詰めているのだ。
「この人が露出狂なら大興奮だろうな…」
布のような物を流すように肩からかけているだけのその姿は堂々としており銭湯で同性ばかりがいる空間での自分よりも立派であった。
勿論おっぱいも立派であった。
少年は前屈みになりながら芸術と言う世界に魅了された。
そんな少年の耳を疑う話が上がってきた。
あれから絵に目覚めた少年が学んだ中にも在った有名な絵が後から描き足されていたと言うのである。
宗教的なこと、組織的なこと色々な話が上がっていたが少年の耳に入ったのは描き足されていたという話だけであった。
そこに存在しない物を描き足すことで全く別の印象を与える作品に仕上げることが出来る。
その事実は奇跡を起こすかのように少年を新たな存在へと引き上げた、
少年は青年へと成長する過程で神と崇められる作品を仕上げた。
それは何気ない女子高生がベンチに並んで座っている絵であった。
無名の画家、いやむしろ勉強中の素人が過去に描いた一枚の絵が突如注目を集め一躍時の人となったのだ。
「どうして今頃この作品が?」
描いた本人も不思議に思いながら噂の出所を探ってネットに流れる一枚の画像に行き着いた。
そして、その画像を目にして画家は乾いた笑い声を出すのであった。
「はははっなんだこれ?」
その画像はセーラー服姿の並んで座っている画像なのだが一ヶ所描き足されていたモノがあった。
その絵のセンターに座る美少女の膝下にブリーフが描かれていたのだ。
それにより美少女はノーパンなのか?更に男の娘なのか?
そんな議論が延々と行われ、女よりも男の娘は美しいという話で巨大掲示板は盛り上がり大注目を集めていたのだ。
だがそれのお陰で元々実力の在ったその画家の絵が星の数ほどある絵の中から発掘され彼は有名になったのも事実…
複雑な気持ちで青年の事を神と崇める人間がまた増えるのであった…
完
少年は驚いていた。
目の前に大々的に飾られた絵にはモザイクがかかってなかったのだ。
どう見てもコンビニの18禁コーナーよりもモロである。
なのに堂々と飾られた老若男女だれもがそれを見詰めているのだ。
「この人が露出狂なら大興奮だろうな…」
布のような物を流すように肩からかけているだけのその姿は堂々としており銭湯で同性ばかりがいる空間での自分よりも立派であった。
勿論おっぱいも立派であった。
少年は前屈みになりながら芸術と言う世界に魅了された。
そんな少年の耳を疑う話が上がってきた。
あれから絵に目覚めた少年が学んだ中にも在った有名な絵が後から描き足されていたと言うのである。
宗教的なこと、組織的なこと色々な話が上がっていたが少年の耳に入ったのは描き足されていたという話だけであった。
そこに存在しない物を描き足すことで全く別の印象を与える作品に仕上げることが出来る。
その事実は奇跡を起こすかのように少年を新たな存在へと引き上げた、
少年は青年へと成長する過程で神と崇められる作品を仕上げた。
それは何気ない女子高生がベンチに並んで座っている絵であった。
無名の画家、いやむしろ勉強中の素人が過去に描いた一枚の絵が突如注目を集め一躍時の人となったのだ。
「どうして今頃この作品が?」
描いた本人も不思議に思いながら噂の出所を探ってネットに流れる一枚の画像に行き着いた。
そして、その画像を目にして画家は乾いた笑い声を出すのであった。
「はははっなんだこれ?」
その画像はセーラー服姿の並んで座っている画像なのだが一ヶ所描き足されていたモノがあった。
その絵のセンターに座る美少女の膝下にブリーフが描かれていたのだ。
それにより美少女はノーパンなのか?更に男の娘なのか?
そんな議論が延々と行われ、女よりも男の娘は美しいという話で巨大掲示板は盛り上がり大注目を集めていたのだ。
だがそれのお陰で元々実力の在ったその画家の絵が星の数ほどある絵の中から発掘され彼は有名になったのも事実…
複雑な気持ちで青年の事を神と崇める人間がまた増えるのであった…
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